犬による咬傷事故のこと、ちゃんと知ってますか?咬傷事故クイズ
お互いに加害者、被害者にならないためにも咬傷事故について知っておきましょう! それではさっそく、問題にチャレンジしてみましょう!
Q.1 平成28年度に起こった咬傷事故の件数は何件でしょう?
正解です!
不正解です!
正解は「約4,000件」です。
平成28年度は咬傷事故の件数は4,341件でした。同年の咬傷犬数は4,353頭で、その内訳は、飼い主判明4,038頭、飼い主不明271頭、野犬44頭です。ほとんどの場合は飼い主が判明していますが、飼い主が不明であったり野犬による被害も少なくありません。
Q.2 犬による咬傷事故の被害者のうち、最も多いのはどれでしょう?
正解です!
不正解です!
正解は「飼い主・家族以外の人」です。
犬による咬傷事故の被害者のほとんどは「飼い主・家族以外の人」の人でした。自分や家族ならまだよかったのに、と考える方も多いかもしれませんが、残念ながら多くの場合は他人をケガさせてしまったという結果です。外出の際、人と関わるような場面があったときは気を引き締めなければいけませんね。
Q.3 咬傷事故発生時における犬の状況について、最も多いのはどれでしょう?
正解です!
不正解です!
正解は「けい留して運動中」です。
咬傷事故発生時における犬の状況は、「けい留して運動中」に起こる咬傷事故が最も多いことが分かりました。
けい留とは、リードなどにつなぎとめておくことを指します。日本ではノーリードで散歩等をすることは禁止されています。そのため、外出時には自然と「けい留」します。運動中の詳細はわかりませんが、日本での犬の飼い方から判断すると、「散歩中」に咬傷事故を起こしている可能性が最も高いと言えるでしょう。
けい留とは、リードなどにつなぎとめておくことを指します。日本ではノーリードで散歩等をすることは禁止されています。そのため、外出時には自然と「けい留」します。運動中の詳細はわかりませんが、日本での犬の飼い方から判断すると、「散歩中」に咬傷事故を起こしている可能性が最も高いと言えるでしょう。
Q.4 咬傷事故発生時における被害者の状況について、最も多いのはどれでしょう?
正解です!
不正解です!
正解は「通行中」です。
咬傷事故発生時における被害者の状況を見てみると、「通行中」が圧倒的に多いことが分かります。被害者側は特に犬に刺激を与えるようなことをしていなくても、何らかの外的要因により咬傷事故を起こしているということです。
トラブルを避けるためにも、なるべく人の多いところは避け、愛犬がのびのびできる場所で散歩させてあげてください。止むを得ず人の多い場所に行く必要がある場合は、手綱を短く強く持ち、常にコントロールできる状況にしておきましょう。
トラブルを避けるためにも、なるべく人の多いところは避け、愛犬がのびのびできる場所で散歩させてあげてください。止むを得ず人の多い場所に行く必要がある場合は、手綱を短く強く持ち、常にコントロールできる状況にしておきましょう。
Q.5 咬傷事故発生場所について、最も多いのはどれでしょう?
正解です!
不正解です!
正解は「公共の場所」です。
咬傷事故発生場所は、犬舎等の周辺と比べて公共の場所が二倍近い数値を示しました。やはり、普段とは異なる環境であり、刺激になるものが多い公共の場所は犬にとってもストレスなのでしょう。一方で、犬は縄張り意識もあるため、犬舎周辺での事故も決して少なくありません。咬傷事故の可能性は常につきまとっていると考えておいたほうがいいでしょう。
問正解/
問中
愛犬が人にかみついてしまった!咬傷事故を起こさないために知っておきたいこと
結果発表
問正解/
問中
愛犬が人にかみついてしまった!咬傷事故を起こさないために知っておきたいこと
統計から見る犬による咬傷事故

被害者数

咬傷事故発生時における犬の状況

咬傷事故発生時における被害者の状況

咬傷事故発生場所

咬傷事故が起きてしまったら

東京都動物の愛護及び管理に関する条例 第二十九条 飼い主は、その飼養し、又は保管する動物が人の生命又は身体に危害を加えたときは、適切な応急処置及び新たな事故の発生を防止する措置をとるとともに、その事故及びその後の措置について、事故発生の時から二十四時間以内に、知事に届け出なければならない。 2 犬の飼い主は、その犬が人をかんだときは、事故発生の時から四十八時間以内に、その犬の狂犬病の疑いの有無について獣医師に検診させなければならない。要約すると以下の通りです。
- 被害者の救護と新たな事故を防止する措置を行う
- 24時間以内に事故発生届出書を提出する
- 48時間以内に狂犬病の疑いがないか、獣医師に検診してもらう
咬傷事故を起こさないために

- 放し飼い(あるいは逃走中)
- 犬にさわろうとした
- 犬のけんかを止めようとして、飼い犬をかばった
- 誤って犬に接触した
- 散歩中に犬を制御できなくなった
- 引き綱が長すぎた
- 食事中の犬に手を出した
- 玄関近くにつないでいた
- 出産後の警戒状態であった
- 引き綱をつけないで散歩
咬傷事故に遭わないために

- 急にかけださない
- 食事中や犬舎の中には手を出さない
- 見知らぬ犬には手を出さない
- 仔犬がいるところに近寄らない
- しっぽを持ったり、いたずらをしない
- 目を合わせない
- 大声を出したり、いじめない
最後に
