犬が排泄後に地面を蹴るのはどんな意味がある?やめさせるべき?

愛犬がトイレをした後に、地面を蹴るようなしぐさをするのを見たことはありますか?犬によってはトイレのたびに行う子もいれば、たまにしか行わない子、まったく行わない子もいるでしょう。

では、この行為は一体何のために行われるのでしょうか?また、犬が頻繁に行っている場合はやめさせるべきなのでしょうか。

この記事では、トイレの後に犬が地面を蹴るようなしぐさをする理由について解説していきます。

犬がトイレ後に地面を蹴る理由

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トイレを済ませた後、犬が地面を蹴る行為は、多くの犬の飼い主が目撃したことがあるでしょう。では、この行為は一体何のために行われるのでしょうか。

犬の祖先であるオオカミは、自分の縄張りを示すために地面を蹴る行動をします。これには、視覚的に目で見てわかる跡を残す意味と、においによる嗅覚的な意味があると考えられています。

後ろ足で土を蹴り上げることによって、排泄物のにおいを周囲に広げる効果があります。さらに、肉球に存在する汗腺から分泌液が出ており、土を蹴り上げると同時に自分のにおいをより強く拡散し、縄張りを主張しています。

排泄物に土などをかけていることから、「自身のにおいを隠すため」だと誤解されることもありますが、実際には自分の縄張りを示すために行われています。犬やオオカミに限らず、同様の行動はライオンやコヨーテなどでも見られるようです。

よく行うのはどんな犬?

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犬のこのような行動を目撃したことがない方もいるでしょう。犬によって毎回必ず行う子もいれば、特定の場所でのみ行ったり、まったく行わない子もいます。

去勢していないオス

この行動は縄張り意識の強い犬がよく行う傾向があり、メスよりもオスの方がよく行うようです。さらに、去勢していない犬の方が去勢している犬よりも、より頻繁にこの行動をするとされています。

もちろん、メスでもよく行う子もいれば、オスでもまったく行わない子もいます。

神経質な犬

神経質な性格をしている犬や他の犬が苦手な犬は、地面を蹴る行動をよく行う傾向があります。この行動をとる全ての子が不安を感じているというわけではありませんが、普段から神経質であったり不安になりがちな子は、自分のテリトリーを確保しようとして行っている可能性があります。

飼い主が気をつけたいこと

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犬が地面を蹴る行動は去勢の有無や犬の性格が大きく影響しますが、基本的にはやっていてもやらなくても特に問題はありません。本能による行動でもあるため、特別なことがない限りは気にする必要はないでしょう。

ただし、トラブルを防ぐためにも、以下の点に注意する必要があります。

周りの人や犬に迷惑をかけない

犬の健康にとっては問題がなくても、場合によっては他人に迷惑をかけてしまうこともあります。

例えば、土や草などを蹴り上げてしまうと、周囲にいる人や犬にかかってしまうかもしれません。また、地面に穴が空いてしまうこともあるでしょう。このようなことが何度も続くとご近所トラブルにも進展しがちですので、飼い主が気をつけるようにしましょう。

また、余計なトラブルを防止するためにも、土が飛び散ったり穴ができたりした場合は、できる限り元に戻しておきましょう。

ケガにも注意

あまりに激しく地面を蹴ってしまう場合、ケガの原因となる可能性もあります。散歩から帰宅したら、足の裏や爪にケガや割れなどがないか確認しましょう。硬い地面やアスファルトで行った際はよくチェックしてあげてください。

肉球や爪がやわらかい子犬や、乾燥しやすいシニア犬は特に注意しましょう。

肉球のお手入れについては以下の記事も参考にしてください。

【検証】ガサガサの肉球におすすめ!肉球クリーム6つを徹底比較
https://cheriee.jp/dogs/24777/

不安があれば地面を蹴る行為をやめさせる

もし、事情があったり、犬の体に負担がかかるようであれば、トイレ後の地面ひっかきをやめさせる必要があるかもしれません。その際は以下の要領で少しずつ改善していきましょう。

  • 排泄物を片付けている間に地面ひっかき行為をしないように、排泄が終わったらすぐにおやつなどで誘導し、「マテ」や「オスワリ」の指示を出して待っていてもらう
  • 排泄物を片付けたらすぐにその場から立ち去る

習慣になっていることをやめさせるのはなかなか難しいですが、愛犬のためにも根気良く続けてください。

まとめ

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犬がトイレ後に行う地面を蹴る行動は、マーキングの一環とされており、土や草を蹴り上げることで自身のにおいを広め、縄張りを主張する意味があると考えられています。

縄張り意識の強い犬の方が地面を蹴る行動をよく行う傾向があり、メスよりもオス、去勢済みのオスより未去勢のオスの方がより行いやすい傾向が見られます。

この行動自体に大きな問題はありませんが、他人に迷惑をかける可能性や、爪が傷つくおそれがある場合は、地面を蹴る行動を抑制するようにしつけることが望ましいでしょう。

【クイズ】実は全然違う!?3つの観点から犬と猫の習性を比較

犬と猫はどちらも飼い主に癒やしや喜びを与え、多くの人々に家族の一員として大切にされています。ただし、彼らの習性は全く異なるため、犬と猫の飼い方には大きな違いがあります。

今回は、犬と猫の習性の違いをクイズ形式でご紹介します。

それではさっそく、犬と猫の違いのクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 犬と猫の「体臭」について、正しいのは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「犬には定期的なシャンプーが必要」です。
犬は猫のようにセルフグルーミングをせず、散歩で外に出る機会も多いため、定期的なシャンプーが必要です。

獲物を待ち伏せして狩りをする猫は、獲物に気づかれないように体臭を消す必要があり、常にセルフグルーミングをして体臭を消しています。

犬は自分の体臭を他の犬との重要なコミュニケーションツールとして活用しています。

猫たちは起きている時間の約3割を「毛づくろい」に費やし、体を清潔に保っています。
Q.2 犬と猫の「食事」について、正しいのは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「猫は新鮮な食事を好む」です。
野生の猫は小動物を獲物としているため、一度の食事量が少なく、頻繁に狩りをして常に新鮮な獲物を食べています。そのため、飼い猫たちも新鮮な食事を好む傾向があります。

猫は肉食動物ですが、犬は肉食寄りの雑食動物です。

犬と猫では食性が異なるため、犬にキャットフードばかり与えていると栄養バランスが崩れ、体に悪影響を及ぼす可能性があります

早食いの傾向は犬の方がより強いです。野生の犬は獲物を獲得できないこともしばしばあったため、食べられる時に可能な限り食べる習性があります。

Q.3 犬と猫の「トイレと排泄物」について、正しいのは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「猫は縄張り内の決まった場所でトイレをする」です。
猫は決まった場所でトイレをし、排泄物には砂をかける習性があります。これは自身の存在を獲物や外敵に知られないようにするためだという説があります。

野生の犬は猫ほどトイレの場所にこだわりがなく、巣穴以外ならどこでも排泄します。そのため、一般的に犬のトイレトレーニングは猫よりも時間がかかると言われています。

犬と猫を比較すると、排泄物のニオイは猫の方が強くなります。猫は肉食動物であるため、ウンチが臭く、また濃縮したおしっこをするため、ニオイが強くなります。

猫は神経質な性格であるため、トイレのこだわりが強く、形状や設置場所、砂の種類や清掃の頻度などに気に入らない点があると、トイレで排泄をしてくれない場合があります。
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今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
犬と猫はどっちがクサイ?それぞれの習性の違いを比較
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犬と猫はどっちがクサイ?それぞれの習性の違いを比較

人間にとって最も身近な動物の犬と猫ですが、彼らの習性には大きな違いがあります。その習性の違いから、犬派か猫派かなどと議論になることもありますが、どっちも好きだったり両方飼ったことがある方もいらっしゃるでしょう。 本記事では、そんな犬と猫の習性の違いについて比較してみました。

群れと単独行動

セルフグルーミング,トイレ,単独行動,犬,猫,群れ,習性,食事 野生の犬は通常群れを作って行動します。群れでコミュニケーションを取りながら獲物を獲得し、互いに身を守り合いながら暮らしています。そのため、他者から認められることに喜びを感じたり、群れの協調を重視したりします。この点では人間と近いと言えます。 一方で猫は単独で行動する動物です。自分の経験に基づいた判断で狩りをし、自分で自分の身を守ります。そのため、他者からの評価には関心がなく、指示に従う習慣もありません。 一般家庭の犬は家族を群れに見立て、絆を築きます。仲間同士での争いを避けようとする本能があるため、家族がケンカをしていれば仲裁するような振る舞いをします。また、泣いている家族がいれば慰めるような仕草をする犬もいます。 飼い猫の場合も、犬ほど家族という群れを重要視する姿勢は見せませんが、飼い主との間に深い絆を築くことができます。ただし、猫は本来気分屋なので、飼い主の呼びかけに応えたければ応え、気が乗らなければ完全に無視する場合もあります。

セルフグルーミング

セルフグルーミング,トイレ,単独行動,犬,猫,群れ,習性,食事 単独で獲物を待ち伏せするスタイルで狩りをする猫は、獲物に気づかれないよう体臭を消す必要があります。そのため、常にセルフグルーミングをして体臭をしっかりと消しています。猫たちは起きている時間の約3割を「毛づくろい」にあてて、体を清潔に保っているため、室内飼いをしている場合はシャンプーする必要がほぼありません。 一方、犬にとっては自らの体臭も群れの中での重要なコミュニケーションツールとなります。特に肛門には肛門腺という器官があり、ここから出る分泌物は、犬ごとに異なるニオイがし、相手がどのような犬で、どのような状態なのかを確認しあっています。猫のようにセルフグルーミングをせず、散歩で外に出る機会も多いため、飼い犬には定期的なシャンプーが必要になります。

食事のスタイル

セルフグルーミング,トイレ,単独行動,犬,猫,群れ,習性,食事 犬は大きな獲物を狙って集団で狩りをしていましたが、頻繁に獲物にありつけるわけではありませんでした。そのため、食べられる時に可能な限り食べるという習性があり、飼い犬になってからも与えられた食事は全て食べる傾向があります。食べ物に対して貪欲な犬も多く、早食いや一気食いをする犬も多く見られます。 一方、単独で狩りをしていた猫の獲物は、鳥やネズミなどの小動物が中心でした。獲物が小さいため一度の食事量が少なく、頻繁に狩りをしておなかを満たしていました。飼い猫たちも、犬と比較すると少しずつ食事をする傾向が見られます。また、野生の猫は常に新鮮な獲物を食べていたため、人間に飼われるようになってからも新鮮な食事を好む傾向があるとされています。

食事内容と排泄物

セルフグルーミング,トイレ,単独行動,犬,猫,群れ,習性,食事 犬はもともと肉食動物でしたが、人と密接に生活する中で野菜や穀物も消化できる、肉食寄りの雑食動物に進化しました。しかし、本来肉食動物だった犬にとってキャットフードは味が濃く、魅力的に感じる場合があります。そのため、一度キャットフードの味を覚えてしまうと、ドッグフードを食べなくなる可能性もあり、栄養バランスが崩れ体に悪影響を及ぼします。 一方で、猫は完全な肉食動物で、犬と比較しても食事からより多くのタンパク質を取り入れる必要があります。腸も犬に比べて短く、野菜や穀物の消化は苦手です。加えて、犬は体内で栄養素のタウリンを合成できるため、特別に摂取する必要はありませんが、猫は食べ物から摂取する必要があります。また、猫がドッグフードを食べ続けるとビタミンやミネラルが足りなくなり、病気を引き起こす可能性が高くなります。 ニオイの点では、一般的に体臭は犬の方がありますが、排泄物のニオイは猫の方が強くなります。人間でも肉をよく食べる人のウンチは臭いと言われますが、犬と猫では、より肉食性の強い猫の方がウンチは臭くなります。 また、猫はもともと砂漠で暮らしていた動物ですので、水分をたくさん取らなくてもいいよう、おしっこが濃縮されています。濃いためにニオイもかなり強いおしっこをします。

トイレの習性

セルフグルーミング,トイレ,単独行動,犬,猫,群れ,習性,食事 猫は自分の縄張り内でトイレの場所を決め、排泄物には基本的に砂をかける習性があります。一説によると、これは自分の存在を獲物や外敵に知られないようにするためだと言われています。 犬も外敵から狙われることを避けるため、巣穴に自分のニオイが残らないよう、排泄物は巣穴の外で行いますが、猫ほどしっかり場所が決まっているわけではなく、巣穴以外ならどこでも排泄します。 そのため、飼い猫のトイレトレーニングは犬に比べると簡単ですが、神経質な性質のためトイレの形状や設置場所、砂の種類や清掃の頻度などに気に入らない点があると、トイレで排泄をしてくれない場合があります。 飼い犬も決まった場所でトイレをするようにしつけられますが、猫に比べると習慣づけるまでに根気強いトレーニングが必要です。

最後に

セルフグルーミング,トイレ,単独行動,犬,猫,群れ,習性,食事 海外には「犬は人間に対して、『彼らはエサをくれて、撫でて愛してくれる。彼らは神に違いない』と考え、猫は『彼らはエサをくれて、撫でて愛してくれる。私は神に違いない』と考える」という犬と猫の違いを表したジョークがあります。犬と猫は人間にとって最も身近な動物ですが、性格や特徴には大きな違いがあり、そこがそれぞれの魅力なのかもしれません。 どちらも飼い主にとっては癒やしや生活の楽しみを与えてくれる存在です。ペットたちがより幸せで豊かな生涯を送れるように考えながら、楽しい日々を送ってくださいね。

猫はどんな動物?習性や行動に合った飼い方をしているか確認しよう

猫は単独で狩りをする肉食動物で、縄張り意識や警戒心が強い動物でもあります。しかし、「一匹で寂しい?」「一緒にお出かけしたい」など、猫本来の習性を忘れて接してしまうときがあるのではないでしょうか。 飼い主さんがよかれと思った行動も、もしかしたら猫にとってストレスになっているかもしれません。 今回は、猫本来の習性や行動、飼い主さんとよりよい関係になれる飼い方の注意点を解説します。

猫は完全肉食動物「食事内容に注意」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫は、ネズミなど小さな哺乳動物や小鳥などを狩って食べる完全肉食動物です。家で飼っている猫は狩りをしないので、猫専用の総合栄養食を与えます。総合栄養食は、猫の健康が維持できるために必要な栄養素が、バランスよく配合されているフードです。 野菜や果物などをわざわざフードに混ぜて、無理に与える必要はありません。白菜やキャベツを食べたがる猫もいますが、その場合はフードに少量混ぜる程度にします。貧血など中毒症状を起こす恐れがあるため、ネギ類やニンニクなどは絶対に与えないでください。 猫というと「魚好き」のイメージがありますが、食べ過ぎには注意が必要です。魚ばかり与えていると、黄色脂肪症などの病気になるリスクが高まります。特に、生の魚介類にはビタミンBの吸収を阻害する「チアミナーゼ」が含まれているので、お刺身を与えすぎないようにしましょう。

本来は単独行動をする動物「べったりに注意」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 狩りをする際、猫は単独で行動します。群れや仲間で協力し合うこともないため、社会性はほとんどないのです。自立心が強く一匹での留守番もあまり負担になりません。 しかし、飼い主さんと離れることがストレスになる「分離不安」の猫もいます。かまい過ぎや加齢などさまざまなことが原因になるようです。コロナ禍で在宅勤務が増えたなど、飼い主さんのライフスタイルが変化したのも一因かもしれません。 分離不安になるとトイレでもお風呂でも常に飼い主さんにべったり付きまとい、留守番中は粗相などをしてしまうのです。そのような猫の様子に飼い主さんも不安が強くなり、外出できないなど悪循環に陥る恐れもあります。「猫が分離不安かも」と思ったら、まずは動物病院を受診しましょう。

警戒心が強い「環境の変化に配慮」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫のような単独行動をする動物は、自分だけで身を守らなくてはいけないため、未知の環境や知らない人を警戒します。 そのため動物病院を怖がりますし、引っ越しやお出かけは猫にとってストレスです。動物病院に行く際は、普段からクレートに慣れさせる、外の景色を見せないなど配慮が必要です。 引っ越しも、新居に猫が慣れ親しんだものを持って行く、猫の匂いを付けておくなど対策を行いましょう。旅行に同伴させる必要はありません。留守番をさせてシッターさんに来てもらうか、慣れたペットホテルか動物病院に預けます。

縄張り意識がある「多頭飼いは慎重に」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 単独行動をする猫は、強い縄張り意識があるのも特徴です。ほかの猫が縄張りに侵入するのを大変嫌がります。自分で自分の身を守る猫にとって、安心してくつろげて快適な縄張りは非常に大切な場所なのです。家で暮らす猫は、家の中が縄張りになっています。 それなのに、「一匹で寂しいだろう」と飼い主さんが知らない猫や犬をいきなり連れてきたら、困惑するのも当然です。多頭飼いがうまくいっているのは、それぞれの縄張りが確保されていてご飯の奪い合いなどがないケースでしょう。 また、親子や兄弟猫、子猫のころから一緒にいる猫(犬)などは、一緒にいてもそれほど負担にならないようです。 うまくいっているように見えても、強い猫にご飯を取られたり、お気に入りの場所を奪われたりしてストレスがたまっている猫がいることがあります。多頭飼いの猫の中に粗相など問題行動を起こす子がいる場合は、縄張りがちゃんとあるかチェックしましょう。ない場合は、キャットタワーなどを利用して縄張りを作ってあげてください。

きれい好き「シニアになったら飼い主さんがチェックを」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫は大変きれい好きな動物です。毎日丁寧に舌でグルーミングをして、被毛の汚れやほこりをとっています。ただし、シニアになると首を曲げて舐めるのが苦痛になったり面倒になったりするようです。 毛が汚れたままでボサボサになるので、こまめにブラッシングをしてあげましょう。軽くマッサージをすると、血行も良くなって皮膚の異常や腫瘍なども見つけやすくなります

トイレにこだわり「大きなトイレを用意してこまめに掃除を」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫はトイレにもこだわりがあります。特に清潔さは重要で、トイレが汚れたままでニオイが強いと排泄を我慢してしまうほどです。下部尿路疾患を防ぐためにも、こまめに掃除をしましょう。留守中や就寝中など、すぐに掃除できない場合に備え一匹あたりトイレは2個用意します。 小さなトイレも苦手です。猫の体長の1.5倍以上ある大きさのトイレを選びましょう。

高いところが好き「周囲を見渡したい」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫は高い場所で過ごすのも大好き。高いところから周囲を見渡していれば、敵に襲われる危険も減るので安心して過ごせます。キャットタワーを用意して、高いところが好きな猫の欲求を満たしてあげましょう。

聴覚がすぐれている「大きな音に注意」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫の聴覚は犬の2倍と非常に優れています。猫は単独行動で狩りをするため、小動物の小さな足音やかすかな鳴き声を聞き取れます。さまざまな方向からの音を聞き取るため、左右の耳それぞれで別の動きができるほど、耳の周囲の筋肉も発達しています。 そのため猫は、雷や花火の音など大きな物音が苦手です。洗濯機や掃除機、ドライヤーの音も怖がります。大声を出す人、ドスドス音を立てて歩く人もあまり好きではないでしょう。 猫のベッドはテレビや洗濯機のそばから離し、大声を出したり、手を叩いたりするのは控えましょう。

嗅覚も鋭い「変な顔はニオイを嗅いでいるだけ」

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫は嗅覚も鋭い動物です。人が嗅ぎ取れないニオイも、第二の嗅覚と言われる鋤鼻(じょび)器官(ヤコブソン器官)で感じ取れます。口を開けて変な顔をするのは「フレーメン反応」と呼ばれます。ニオイを分析、確認するため口を開けて鋤鼻(じょび)器官にニオイを取り込もうとしています。 人間の足などを嗅いだあとにフレーメン反応があると「足が臭すぎて変な顔をしているんだ」と思われがちですが、単にニオイを取り込んでいるだけなのです。 嗅覚の鋭い猫はアロマや香水などを好みません。それだけでなく、アロマのような植物由来の精油は肝臓でうまく代謝できないので、注意が必要です。部屋でアロマを焚くのはやめましょう。

まとめ

猫,習性,肉食動物,フード,ストレス,トイレ,縄張り,多頭飼い,グルーミング,フレーメン反応 猫は単独行動をする完全肉食動物です。さらに、縄張り意識があり警戒心も強いという特徴があります。かわいいしぐさや表情だけをみていると、猫がどんな動物だったか忘れがちですが、良かれと思った飼い主さんの行動が、猫にとって大きな負担になることもあります。 普段の生活の中で何かストレスになっていることはないか、定期的に猫の様子をチェックしてみてください。

家の中で猫の好きな場所は?習性を理解してくつろぎポイントを作ろう

猫の好きな場所を知るには、「高いところが好き」「狭いところが好き」など猫の習性を理解することが大切です。 「猫のために寝床やくつろぐ場所を用意したのになぜか使わない」は、猫を飼っているとよくあることですよね。もしかしたらその場所は、愛猫の好みの場所ではなかったのかもしれません。 猫の習性を理解し、家の中で愛猫がリラックスできるくつろぎポイントを作ってあげましょう。

猫は高いところが好き

キャットタワー,キャットウォーク,おもちゃ,習性,ストレス,リラックス,騒音 猫は本能で高いところを好みます。高いところは周囲を見渡せるため、敵の襲来など危険を察知するのに適しているからです。 そのため、野生だったころの猫は、鋭い爪を使って器用に木の上に登っていました。街中で野良猫が塀の上などで寝ているのも、高くて安心できるからでしょう。

高いところに行けるようにキャットタワーを置く

猫を飼っているお家では、高いところで猫がくつろげるようにしましょう。おすすめは上下運動もできる「キャットタワー」の設置です。外が見渡せる窓辺に置くと、日向ぼっこもできます。 キャットタワーにベッドや隠れ家になる小部屋、ハンモックなどが付いていると、猫もいろいろな楽しみ方ができるでしょう。

キャットタワー選びの注意点

キャットタワーは天井に突っ張り棒で固定するタイプを選ぶなど、猫が飛び乗っても倒れない頑丈なものを選んでください。平らな場所に設置することも大切です。グラグラする不安定な場所に設置すると、危険ですし猫も怖がります。 シニアの猫も高いところにのぼりたい気持ちがありますので、その欲求を満たしてあげましょう。筋力の低下などから落下の危険があるため、タワーは低めのタイプを選ぶと安心です。

猫用ケージもおすすめ

棚板が複数付いていて、高さがある猫用ケージを設置するのもおすすめです。寝床としても、キャットタワーとしても使えます。食事スペースと離してトイレを置くスペースもある広いタイプは、お留守番にも安心です。 来客時も、ケージに猫を入れて布をかけておけば落ち着いて過ごせます。高さのある猫用ケージは、転倒防止チェーンをしっかり取り付けてください。
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キャットウォークを作るのもおすすめ

室内の壁にキャットウォークを設置するのもおすすめです。さまざまなタイプのステップやベッドが販売されています。 取り付け方をしっかり確認して、落下などの危険のないようにしてください。賃貸住宅の場合は、事前に大家さんに確認してトラブルのないようにしましょう。

猫は狭くて暗いところが好き

キャットタワー,キャットウォーク,おもちゃ,習性,ストレス,リラックス,騒音 猫の先祖たちは、休むときは外敵に見つからないように狭くて暗い穴のような場所に身を隠していました。そのため、今も狭くて暗いところを好みます

トンネルタイプのおもちゃやベッドを用意する

市販のトンネルタイプのベッドを置いてあげると、中に隠れて遊んだりリラックスできます。
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しかし、せっかく買っても商品が入っていた段ボールに入りたがることもありますよね。 段ボールも、猫の落ち着けるグッズとして敷物を入れて置いておくのもおすすめです。部屋のあちこちに置いておくと、喜んで入るでしょう。 段ボールは傷んできたら気楽に捨てられるのもメリットです。あまりに汚れた段ボールは、虫害の恐れもあるので使わないようにしてください。

押し入れに入りたがることも

押し入れは狭く、ふかふかした布団も入っているので猫が好んで入りたがります。おそらく落ち着ける場所なのでしょう。なるべくなら、そのままくつろげる環境を作ってあげることをおすすめします。

押し入れに入ってもOK

押し入れに猫がくつろげるベッドを置いておきます。粗相などで汚れる恐れがあるので、大切な布団などはカバーをかけておくと安心です。 ふすまはいつも猫が通れるように開けておきます。閉じ込めてしまわないよう注意してください。一戸建てでは、押し入れに点検用の天井板がついていて外れる仕様になっている場合もあります。雷や地震など、災害時は猫が驚いて入り込んでなかなか出てこない場合があるので注意が必要です。

押し入れに入るのはNG

猫に入ってほしくない場合は、「ふすまを開けたままにしない」「押し入れを開けるときは猫を別の部屋に連れていく」が基本です。猫がふすまを開けてしまう場合は、引き戸ロックなどを取り付けましょう。

日当たりのよい窓辺・暖かいところ

キャットタワー,キャットウォーク,おもちゃ,習性,ストレス,リラックス,騒音 日差しが降り注ぐ窓辺や部屋も猫が好きなところです。窓から外の風景が見えるのも刺激的で退屈しません。

窓辺にベッドを置いてみる

日当たりのよい窓があれば、そこを猫のくつろぎ場にするのもおすすめです。猫用ベッドを置いてみてください。出窓は高さもあるので、猫が喜ぶでしょう。 ただし、日差しが強い窓辺では、夏場は熱中症になる恐れがあります。すだれなど日差しを遮るものをかけておくといいでしょう。特に白毛の猫は日に当たり過ぎると「日光皮膚炎」になる恐れがあるので注意してください。体に白毛の部分がある猫も、同様に気を配ってあげましょう。

猫がいつも過ごしている場所がある場合

キャットタワー,キャットウォーク,おもちゃ,習性,ストレス,リラックス,騒音 猫を観察していると、いつも寝ている場所やくつろいでいる場所があるはずです。そこは猫が好きな場所といえます。 まずは、その場所にベッドや段ボールを置いてみてください。周囲には猫の匂いが付いているので、拭き掃除で匂いを消さないようにしましょう。

苦手な場所も知っておく

キャットタワー,キャットウォーク,おもちゃ,習性,ストレス,リラックス,騒音 家の中でも猫が苦手な場所があります。せっかく購入したベッドやグッズを使わない場合、「場所が苦手」であるのが原因かもしれません。

騒がしいところ

猫は耳がいいため、大きな音が苦手です。洗濯機の音やドライヤーの音が騒がしい洗面所などは好みません。 家族が集まるリビングも注意が必要です。猫は基本的に家族がいる場所を好みますが、大声で話したり騒いだりする人はあまり好きではありません。リビングに設置したキャットタワーやベッドをあまり使わないケースでは、「騒がしくて落ち着けない」こともあるのです。

人の出入りが多いところ

ほとんどの猫は、知らない人が苦手です。お客さんが頻繁に来る家は、人の出入りが少ない部屋にケージを設置するなどして猫が落ち着ける場所を作ってあげましょう。

強いニオイのある場所

猫は嗅覚も鋭い動物ですので、香水や柔軟剤などの使用は控えましょう。アロマの中には中毒を起こす恐れがある種類もあるため、焚かないようにしてください。

まとめ

キャットタワー,キャットウォーク,おもちゃ,習性,ストレス,リラックス,騒音 猫の習性である「高いところが好き」「狭くて暗いところが好き」「日の当たる暖かいところが好き」を基本に、家の中にくつろげる場所を作ってあげましょう。 ただし、騒がしい場所や人の出入りが多いところ、ニオイの強い場所は苦手なので注意してください。猫の好きな場所を見つけてあげると、ストレスがなくなりリラックスして暮らせるようになりますよ。

モルモットのポップコーンジャンプって何?どんなときにするの?

モルモットの「ポップコーンジャンプ」を知っていますか?モルモットの飼い主であれば、ポップコーンジャンプという言葉自体は知らなくても、動画を見れば「ああ、これね」と思う方が多いでしょう。 一体、ポップコーンジャンプとはどのようなもので、なぜこのようなジャンプをするのでしょうか。 この記事では、モルモットのポップコーンジャンプについて解説していきます。

ポップコーンジャンプとは?

モルモットは唐突に体を捻りながらジャンプをすることがあります。この様子がまるでフライパンの上で弾けるポップコーンのように見えることから「ポップコーンジャンプ」と呼ばれるそうです。 一回だけのこともあれば、連続して何度もジャンプしたり、走り回ってジャンプしたりすることもあります。 体を俊敏に動かすため、初めて見ると「何かに怯えているのではないか」「何かの病気ではないか」と少しびっくりしてしまうかもしれません。しかし、モルモットを飼っていればよく見る行動ですので心配する必要はありません。 ちなみに、こちらのスローの映像を見ると、モルモットがどのように体を動かしてジャンプしているかよくわかります。

ポップコーンジャンプを行う理由

モルモット,ポップコーンジャンプ,ジャンプ,習性 モルモットは、どんなときにポップコーンジャンプを行うのでしょうか?その理由は2つ考えられます。

1. うれしい

一般的には、モルモットがポップコーンジャンプをした場合、うれしくてテンションが上がっていると考えられます。 好きな食べ物をもらったり、撫でられてうれしいときにポップコーンジャンプをすることが多いため、このタイミングでモルモットがポップコーンジャンプをしたら喜んでいると考えていいでしょう。

2. 嫌なことがあった

一方で、ポップコーンジャンプはマイナスな感情を意味することもあります。 触られたり抱っこされるのが苦手なモルモットは、触れたときに嫌がってポップコーンジャンプをすることがあります。 この場合、うれしいのか嫌なのか判断が難しいかもしれませんが、ポップコーンジャンプ以外にも、鳴き声を出したり、体をねじって逃げようとする素振りを見せることが多いです。もし嫌がっているようならやめてあげてください。

どんなモルモットでも見られる?

モルモット,ポップコーンジャンプ,ジャンプ,習性 ポップコーンジャンプは若いモルモットで特によく見られ、高齢になると減っていきます。 理由ははっきりわかっていませんが、大きくなると体が重くなりジャンプできなくなるという説や、年を重ねるごとに徐々に穏やかな性格になり過度に感情を表現しなくなるという説もあるそうです。 どちらにせよ、ポップコーンジャンプをよくするモルモットは若い証拠ということですね。

モルモット以外もポップコーンジャンプをする!

ポップコーンジャンプはモルモット特有の行動ではなく、ウサギ、チンチラ、デグーなどの動物でも見られます。どの動物も身軽で、モルモットよりも高く垂直にジャンプすることが多いです。

ウサギのポップコーンジャンプ

2匹のウサギが向かい合って何度もポップコーンジャンプをしているのがとても微笑ましいですね。 よっぽど楽しいのでしょうか。

チンチラのポップコーンジャンプ

ご機嫌なチンチラのポップコーンジャンプです。飼い主と遊ぶのがとても楽しいのでしょう。見ているこちらまで楽しい気分になりますね。

デグーのポップコーンジャンプ

大好きなおもちゃで遊んでいるデグーのポップコーンジャンプ。こちらも楽しく遊んでいる様子が見てとれます。 このように、ポップコーンジャンプは基本的には「うれしい」「楽しい」といった、プラスの感情を表すことが多いようです。

モルモットはジャンプできる?

モルモット,ポップコーンジャンプ,ジャンプ,習性 ここまで、ポップコーンジャンプについて解説してきましたが、モルモットはウサギやチンチラなどと比べるとジャンプはあまり得意ではありません。では、ポップコーンジャンプではない普通のジャンプはできるのでしょうか? 正解はこちらの動画の中にあります。
胴長短足で、体が重そうに見えるモルモットも、上手にバーを飛び越えていますね。 やはりウサギと比べると高さには限界がありますが、精一杯ジャンプしている姿はとてもかわいらしいです。

最後に

モルモット,ポップコーンジャンプ,ジャンプ,習性 当然ながらモルモットは、人と同じように感情や愛情を明確に表現することはできません。しかし、このような行動からモルモットのうれしい様子が読み取れると、飼い主としてもうれしくなるでしょう。 一方で、マイナスな感情でもポップコーンジャンプを行う場合もあります。どのような状況でジャンプしているのかをしっかり見極め、嫌がっていたり機嫌が悪いようでしたらその原因を取り除いてあげてください。 モルモットの感情を行動やその時の状況から読み取ることで、今まで以上にモルモットと良い関係を築いていきましょう。

5階から飛び降りても無事だった!?猫が高所を好む理由と注意点

5月中旬、アメリカで発生した火災現場で、ビルの5階の窓から猫が飛び降りる様子を撮影した動画が話題になりました。 猫は高いところから飛び降りるのが得意とされていますが、一体どのくらいの高さまでなら無事に飛び降りられるのでしょうか。 そもそも、猫はどうして高所を好むのでしょうか。 今回の記事では、猫が高いところを得意とする理由や、飼育する上で注意したいポイントをご紹介します。

火事で5階から飛び降りた猫

YouTube動画 “Cat jumps from fifth-floor of burning Chicago building and survives unharmed” Guardian News https://youtu.be/W01240u1P_c
アメリカ・シカゴで5月13日、火災が発生したビルの5階から、1匹の黒猫が飛び降りる様子が撮影されました。 火災があった部屋の住人はすでに外に避難しており、飼い猫だけが部屋に取り残されていたといいます。 猫はしばらく窓際から外を眺めていましたが、「このままここにいては危険だ」と思ったのか、覚悟を決めて窓から飛び降りました。そして様子を見守っていた人々の悲鳴が響く中、猫は芝生の上に華麗に着地を決め、何事もなかったかのように立ち去ったのです。 猫はその後、しばらく車の下に隠れてから再び建物の中に戻ったと、シカゴ消防局は伝えています。 猫は高いところから飛び降りるのが得意とはいえ、5階もの高さから飛び降りることは珍しく、動画を見た人々からは驚きの声があがっています。

猫は高いところから飛び降りても大丈夫?

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秘密は「三半規管」にあり!

猫は、体の平衡感覚をつかさどる「三半規管」がとても発達しています。 高いところから飛び降りる際、この三半規管が地面に着地するまでの距離を脳に伝えてくれるため、猫は手足を開いて落下速度を調整し、最後は肉球で衝撃を吸収しながら上手に着地ができるのです。

どのくらいの高さまでなら飛び降りられる?

猫にもよりますが、一般的に6〜7メートル(建物の2階程度)の高さであれば、猫は無傷で飛び降りられると言われています。 それ以上の高さから飛び降りると、骨折をしたり、死亡してしまう可能性も高くなります。

意図的に飛び降りたかどうかも重要

意図的に飛び降りる場合、高さをしっかり計算した上で、筋肉の使い方も工夫しながら地面に着地するため、ケガのリスクが低くなります。 5階から飛び降りたシカゴの黒猫も、意を決して自分から飛び降りたために、ケガをしないで済んだのだと考えられます。ただし、それほどの高さであれば、意図的であっても失敗する可能性は十分にあったことは確かでしょう。 一方で、たとえ2階の高さであっても、ベランダでくつろいでいたときに間違って落ちてしまったなど、思いもよらず不意に落ちてしまった場合には、ケガをすることは珍しくないようです。

そもそも猫が高いところを好む理由

猫,高いところ,飛び降り,高所 猫が高所を好むのは、野性時代に身につけた生きるための術が関係しています。

1. 危険を回避するため

飼い猫にはあまり馴染みがないかもしれませんが、外で暮らす猫は、猛禽類やヘビ、コヨーテなどの外敵から身を守る必要があります。 猫はなるべく地面から離れた木の上などに登ることで、地面で暮らす肉食動物から身を守ります。 そのほか、高いところにいることで、ノミやマダニなどの害虫・寄生虫からの回避もできると考えられています。

2. 広い視野を得るため

高いところに登ると、視野が広くなり、外敵や獲物を見つけやすくなります。 外敵を見つければすぐに安全なところへ逃げられますし、ネズミの巣穴位置などにも目を光らせておくことで食べ物も確保しやすくなって、まさに一石二鳥です。

3. ほかの猫よりも優位に立つため

ほとんどの猫は木の上などに登れますが、中でもより優れた筋肉やバランス感覚を持つ猫は、ほかの猫よりもさらに高いところに登ることができます。 つまり、高いところにいる猫ほど強いという認識が生まれ、上にいる猫は下の猫よりも優位に立てるのです。

高いところが好きな猫を飼う際の注意点

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1. 棚の上に危険なものを置かない

高いところが好きな猫は、棚の上やピアノの上など、家の中のあらゆる高いところに登りたがります。 そのため、骨董品やフィギュアなど、壊れやすいものを棚に置いておくと、猫が通った際に落ちて壊れてしまうことがあります。 また、好奇心が旺盛な子猫や拾い食い癖のある猫を飼っている場合は特に、薬や殺虫剤、プラスチック片などを誤飲してしまう危険性が高いため、なるべく置かないようにしましょう。

2. ベランダからの落下事故に注意

先述した通り、高いところが得意な猫でも、不意に落ちてしまうとバランスを取りきれずに着地に失敗することがあります。 ベランダの手すりにネットを張ったり、ベランダに出られないようにすることで、猫が落ちてケガをすることがないように気をつけてあげましょう。

まとめ

猫,高いところ,飛び降り,高所 今回は、猫が高いところを好む理由や、飛び降りても大丈夫な体の仕組みのほか、高所好きの猫だからこそ注意すべきポイントをご紹介しました。 猫は、野生の世界で生き残るために、高いところに登って生活ができるようになりました。 シカゴの火災で5階飛び降りた猫は無事でしたが、通常、猫が飛び降りられるのは2階くらいの高さまでです。 猫を飼っている場合は、室内の高い位置を常に安全に保っておくことはもちろんのこと、ベランダからの落下などにも注意してあげましょう。

【猫クイズ】猫がふみふみするのはなぜ?気になる猫の習性の理由

猫を飼っている方は、猫の何気ない行動に対し、ふと「なぜ猫はこんな行動するんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?飼い主をメロメロにする猫のさまざまな行動には、実は深い理由があるのです。

この記事では、猫という動物の習性から、何気ない行動の理由をクイズを通して紹介していきます。

それではさっそく、猫の習性クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 猫が毛布や人のお腹をふみふみするのはもともと何のため?
正解です!
不正解です!
正解は「母猫の母乳を出しやすくするため」です。
生まれたばかりの子猫は、母猫の母乳の出をよくするために前足でふみふみ揉みながら乳を吸います。成長して大きくなった後でも、毛布などの温かくて柔らかいものに触れると、その時の名残でふみふみすることがあるようです。

ふみふみしている時の猫はとてもリラックスしており、至福のひとときだと感じているようですので、静かに見守ってあげましょう。
Q.2 猫が顔をスリスリしてくるのはなぜ?
正解です!
不正解です!
正解は「自分の匂いをつけるため」です。
猫が人に体を擦り付ける行為は、愛情表現だと思われがちですが、猫がスリスリするこの行為は自分の匂いをつけるために行っているものです。

飼い主が帰ってきたときや、見知らぬ人が家に上がってきたときなどによくこの行動が見られますが、それは他の匂いを自分の匂いで消して、不安を取り除こうとするためといえるでしょう。
Q.3 猫の甘噛みについて「適切でない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「甘噛みしたら叩いてしつける」です。
子猫の甘噛みは遊びの延長、愛情表現、撫で過ぎ、歯が痒い、刺激不足などが理由として考えられます。 甘噛みしてくる子猫の様子はとても愛らしいものですが、放っておくと噛み癖がついてしまうかもしれません。噛まれた時は、遊びを中断して無視するのがしつけの原則です。

叩いたりするなど暴力的な手段を取るのは、猫を怖がらせるだけですし、動物愛護の観点からも看過できない行為です。行動を直すきっかけとはならないので絶対にしないでください。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
【前編】猫を飼う前に知っておこう。猫の主な10の習性を紹介
結果発表
問正解/ 問中
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