老犬ホームってどんなところ?メリットとデメリットからオススメの施設までを一気にご紹介!

先日、動物愛護管理法が改正されたばかりですが、2013年の動物愛護管理法改正で、ペットの終身飼養が明文化されています。これに伴い、最近ではペット向けの介護ホームの需要が高まっています。

終身飼養とは、飼っているペットが命を終えるまで飼育を続けることを指します。ですが、ペットも歳をとると介護が必要になることもあります。ペットの体が大きいほど、介護には手間と体力が必要になります。そういった背景もあってか、飼い主が高齢になったり、病気などの諸事情によりお世話をすることが難しくなってしまった方々を中心に、ペット向け介護ホームの需要が高まっているのです。

今回の記事では、犬向けの介護ホームである「老犬ホーム」にスポットをあて、メリットとデメリット、そしてオススメの老犬ホームをご紹介します。また、犬の介護の専門家である、老犬介護士という職業については、下記の記事でご紹介しています。こちらも併せてご覧ください。

老犬介護士という仕事。これからは愛犬の老後も考える時代に

犬の老化について


老犬ホームについて見ていく前に、まずは犬の老化について学んでいきましょう。

犬は7歳で人間の44~46歳に相当すると言われています。つまり、彼らは約7歳でいわゆる「中高年層」に入るのです。それに従い、以下のような老化のサインが現れ始めると言われています。

  • ごはんをあまり食べなくなる
  • 下痢をする
  • 睡眠時間が増える
  • 白髪が増えた、目が白っぽくなった、口臭、太った、痩せたなどの体の変化
  • 無意味な夜鳴きをする

これは消化機能や体温調節機能など、体内の機能の衰えによって引き起こされるものです。また、無意味な夜鳴きは認知症の疑いがあります。

しかし、このような変化は必ずしも老化のサインとは限らず、病気の可能性もあります。「老化によるものだ」と決めつけず、体や行動に変化が現れたら、まずは獣医さんに相談しましょう。また、歳をとると、かかりやすくなる病気が増えます。そのため、シニア犬は半年に1度、健康診断を受けると良いとされています。こまめに健康診断を受けさせることで、病気の予防・進行の防止をしましょう。

健康診断については、以下の記事も併せてご覧ください。

10月13日はペットの健康診断の日!キャンペーンも?診断内容や詳しい情報をご紹介

愛犬の老化がどんどん進んでいくと寝たきりになってしまうこともあり、その介護は飼い主の体力面・精神面ともに大きな負担となるでしょう。そんな方々のためにも老犬ホームは存在しています。

老犬ホームってどんなところ?

老犬ホームとは、老化が進んだペットを自分たちだけでは手に負えなくなってしまった飼い主さんに代わって、その犬の世話・介護をする、またはそれをサポートする施設のことです。犬版の老人ホームと考えていただくと、想像しやすいかと思います。

食事や排泄の補助だけでなく、マッサージやリハビリをしてくれる施設も多数あり、専門家による介護を受けさせることができます。

老犬ホームにも、人間と同じように、デイサービスから終身まで面倒を見るプランまで様々なプランがあります。まだあまり馴染みのない老犬ホームに対し、ペットホテルはよく聞きますが、ペットホテルは一時的なお預かりが前提とされており、長期のお預けができなかったり、介護の専門家がいることは少ないといった点が老犬ホームとの違いです。

老犬ホームのメリット・デメリット

老犬ホームに犬を預け、犬の家族ではない人にお世話をお任せすることに対しては、賛否両論あると思います。

そこで、老犬ホームを利用することのメリット・デメリットを調査しました。メリット・デメリットの両面から老犬ホームについて検討し、後悔のないように老犬ホームを利用しましょう。

老犬ホームのメリット

  • 止むを得ず飼うことができなくなってしまった犬の面倒をみてもらうことができる
  • 預けた後もいつでも会いに行くことができる
  • 犬の介護の専門家による正しい介護を受けさせることができる
  • 短期のプランの場合、適切な介護方法を専門家に教えてもらうことができる
  • 短期で預けることによって、飼い主さんの気分転換ができる
  • 郊外の老犬ホームは屋外のドッグランがあるところも多く、のびのびと過ごさせることができる

老犬ホームのデメリット

  • 長年親しんだ家族や家と引き離すことになり、犬にストレスがかかる
  • 家族と過ごしていた時のように多くの時間、スタッフが相手をすることはできない
  • 介護費や治療費がかかるため、料金が高額になる
  • まだまだ新しい業界のため、施設によって対応やサービスに差がある
  • 施設によっては入所審査がある

老犬ホームのオススメ3選

ここからは、そんなオススメの老犬ホームをご紹介します。一匹一匹、その設備やその老犬ホームのスタッフに合う・合わないがあるため、実際に見学に行って、スタッフの方のお話を聞いたり、相談しながら預ける施設を決めると良いでしょう。

老犬ホーム&ペットホテル THE ケネルズ東京

大変人気の老犬ホームです。新しい施設のため、とてもきれいで設備も充実しています。

ライブカメラがついているため、いつでも愛犬の様子をウェブやスマホを使って見ることができますし、洗足駅から徒歩1分のところにあるため気軽に会いにいくことができます。「THE ケネルズ東京」は、愛犬を近くに感じることができる老犬ホームと言えるでしょう。

THE ケネルズ東京
https://the-kennels.tokyo/

老犬・老猫ホーム 東京ペットホーム

ご主人、奥様、そしてスタッフさんがとても親切で愛情深いと口コミでも評判が高い「東京ペットホーム」。

おためしステイというプランがあり、本格的に預けるか決める前にお試しで預け、施設との相性を判断することができます。そのため、ペットのストレスが少なくお預けすることができそうです。

東京ペットホーム
http://www.tokyo-cathome.com/

老犬ホーム&ペットホテル 九十九里パーク

東京から車で1時間ほどの好立地にも関わらず、敷地面積はなんと2200坪もあるそうです。周りが自然に囲まれているため空気もきれいで、外で遊ぶことが大好きな犬にぴったりの施設です。

老犬ホーム&ペットホテル 九十九里パーク
https://roukenhome.jp/

最後に


今は若くて元気な愛犬も、私たちが思っているよりも早く歳をとっていくものです。

自宅で愛犬を最後の時まで世話をすることが理想的かもしれませんが、飼い主の生活の状況によってはそれが難しい場合もあります。また、正しい知識がなければ、愛犬の変化にきちんと対応しきれず、かえって愛犬を苦しめてしまうこともあるかもしれません。

そんな時は、ひとりで抱え込まずに愛犬のため、自分のためにも介護の専門家がいる老犬ホームという選択肢を考えてみることも良いかもしれませんね。愛犬にとって最後の時はどこにいるのが1番良いのか、幸せなのか、飼い主として“最善の道”を考えることも大切なのではないでしょうか。

老犬ホームってどうなの?サービス内容や費用、選び方をご紹介!

「老犬ホーム」という場所をご存知でしょうか。簡単に言うならば老人ホームの犬版ですが、「詳しくはよくわからない」と言う方もいるのではないでしょうか。

犬も寿命が長くなり、人間と同じように痴呆などの症状も見られるようになってきました。今記事では、老犬ホームについて解説し、そのサービス内容や費用など、知っておきたい情報をご紹介いたします。

老犬ホームとは


老人ホームの犬版と言える「老犬ホーム」は、様々な事情で愛犬を施設に預けたい場合に、飼い主さんの代わりに面倒を見てくれる施設です。

老犬ケアに詳しいプロの方が、愛犬の毎日のお世話(食事、排泄、散歩、ケア)をしてくれます。

期間やプランは様々で、施設によっては、出張面会や往診などを行ってくれるところもあります。

また、犬だけに限らず、老猫の受け入れを行っているところもあります。

犬の長寿化、需要の高まり


医療技術の進歩やドッグフードの改良などの結果、平均寿命がこの30年で約2倍にも伸びたとも言われています。

このように、近年犬が長生きをするようになった結果、介護が必要な犬も増えたと言うことができます。

老犬ホームのサービスの登場は比較的最近ですが、年々その需要が増えていると言っても過言ではありません。

老犬ホームの利用理由


「飼うと決めたからには最後まで自分で面倒を見る」「やっぱり最期まで一緒にいたい」と思っているけれど、「現状、どうやってもこのまま面倒を見るのは難しい…」と言う方がいることも事実。

では、どんな理由で老犬ホームを利用される方が多いのでしょうか。

  • 自分が高齢で面倒が見れない、最後を看取れるか不安
  • 自分が入院をすることになり、世話が難しい
  • 老犬介護による疲れや限界を迎えている
  • 痴呆による夜泣き等があり、近隣住民からの苦情が来ている
  • 愛犬が寝たきりになり、自分の仕事の都合上、愛犬の介護が難しい

このように、様々な事情により、老犬ホームが利用されています。

愛犬が老化を迎え、そして自分の手に負えそうにないと思った時、一度、老犬ホームに相談をするのも選択肢の1つでしょう。なにか解決の糸口が見つかるかもしれません。

サービス内容とは


長期だけでなく、短期での利用も可能な施設があります。また、デイサービスや訪問介護、介護に関するサポートやレクチャーなど、様々なプランがある施設もあります。

食事や排泄の介助や、ドッグランでの運動など、愛犬がのびのびと自由に生活が出来るように手厚くサポートしてくれます。

但し、これも愛護団体等と同様、悪徳業者も存在しますので、事前に下見をしたり、評判をチェックするなど、よく調べてから利用するようにしたいところです。

費用はいくらぐらい?


施設によって費用は異なって来ます。サービス内容やプランによっても変わりますし、老犬ホームの立地によっても値段が変わってきます。

料金は本当にマチマチで、入居するのに30万円代から入れるところもあれば、100万円以上かかる施設もあるなど、様々です。

なお、東京23区内でアクセスしやすい場所にある施設は、高額になる傾向にあります。

老犬ホームの選び方3つ

1.事前見学

老犬ホームがある場所は郊外から都内と様々ですが、全国的に増えてきています。愛犬の入る老犬ホームを決める際には、複数箇所を事前に見学することをオススメします。

今の時代、ネットで見て決めることもできますが、やはり自分の目で見て決めた方が良いでしょう。

また、そこで働く人たちと話すことで、「ここは安心して愛犬を任せられるのか」などの疑問を払拭することが出来るはずです。

2.愛犬に適しているのか

値段やサービスも施設によって様々ですので、複数の候補からきちんと吟味して選びましょう。

安さだけで決めるのではなく、愛犬に最適なサービス・環境であるのか等、検討しましょう。

自分で面倒が見られない以上、愛犬の幸せを考え、一番楽しく過ごせる施設を選びたいですよね。

3.老犬ホームの立地・場所

老犬ホームは、郊外と都市のどちらにあるのかで値段が変わってきます。

「愛犬と面会をしたい」「頻繁に会いに行きたい」という場合には、アクセスのしやすさが重要になってきます。

自分の家や勤務先の場所、交通の便などを考慮し、先のことまで考えて決めるようにしましょう。

最後に


人間の介護と同様、愛犬の介護も、社会問題になりつつあります。また、「最後まで一緒にいると決めたから」という強い気持ちにより、老犬ホームの利用を考えたことがない人も多くいるそうです。

動物を飼うということは、命を預かるわけですから、最後まで責任を持って飼うべきです。しかしながら、無理に老犬の介護を続けて、自らの体調を崩してしまうような結果は、愛犬も悲しむのではないでしょうか。

家庭ごとに事情は違いますし、できることなら自分で面倒を見てあげたほうが良いとは思います。非常に難しい判断を迫られることになりますが、ケースによっては老犬ホームという選択肢がベストな場合もあるかと思います。

これを機に、ご家庭の問題が解決され、少しでも飼い主さんとわんちゃんにとって、日々の生活が豊かになることを願っています。