【犬図鑑】実は穏やかでやさしい!ブルドッグの特徴と抱える問題とは

ブルドッグは、一見怖そうな印象もありますが、その見た目に反して実はとても穏やかな性格をしていることをご存知でしょうか?

イギリスの国の犬にも指定されており、日本でも人気のある犬種ですが、ブルドッグ特有の問題も抱えています。

この記事では、ブルドッグの歴史や特徴、飼い方のポイントについてご紹介していきます。これから飼おうと思っている方だけでなく、現在飼っている方も、改めて飼育環境等の確認をしましょう。

ブルドッグの歴史

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ブルドッグはもともと、イギリスで行われていた牛と犬を戦わせる「ブルベインティング」という競技のために、マスティフ系の犬を改良して誕生しました。

その後、さらに改良が重ねられると、シワのある顔と大きな頭の特徴が目立つ犬種になりました。当時は体重が60kgもあったそうです。

1835年にイギリスで動物虐待法が成立すると、ブルベインティングは禁止されました。
愛好家たちにより、体は小さく改良され、攻撃的な性格が取り除かれると、現在のような温和で穏やかなブルドッグになり、多くの人に愛されるようになりました。

日本のソースブランドにも

ブルドッグといえば、「ブルドックソース」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。これは1900年頃に日本でブルドッグブームが起こり、「ブルドッグのように可愛がってもらいたい」という意味を込めて命名したそうです。

なお、ブルドックソース株式会社の英語表記は「Bull-Dog」ですが、創業者が濁音が続くのを避けたため、日本語では「ブルドック」と表記します。

ブルドッグの特徴

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身体的特徴

ブルドッグの体高は31〜36cm、体重はオスで25kg、メスで23kgほどです。

大きな頭、広い肩幅、大きく飛び出た目、がっしりとした四肢が特徴的で、小さな耳はバラの花のように広がっていることから、「ローズイヤー」と呼ばれています。

被毛

被毛はダブルコートで、換毛期には多くの毛が抜けます。
毛色は、ブリンドル(地色に黒や茶などの色が縞模様になったもの)、レッド、フォーン(金色)、ファロー(淡い黄色)などの単色か、これらの色とホワイトを組み合わせたパイドがあります。

ブルドッグの性格

やさしく穏やかで、他の犬や子どもとも仲良くできます。我慢強く、誰からも愛される犬種です。
一方で、マイペースで頑固な一面もあり、嫌なことや口に合わないご飯は頑なに拒否したり、散歩中に動かなくなったりしてしまうこともあるため、小さい頃からしつけをしておくことが重要です。

ブルドッグの好発疾患

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ブルドッグは、深いシワ短頭犬種という特徴から、いくつかかかりやすい病気があります。特に、以下の疾患は注意しましょう。

  • 皮膚病…シワの間に汚れがたまり、雑菌が繁殖して皮膚に炎症が起こる。
  • チェリーアイ…目頭にある瞬膜が赤く腫れて、目の外に飛び出してしまう。
  • 呼吸器障害…気道が狭くなり呼吸が困難になる。いびきや呼吸音が気になったら要注意。
  • 熱中症…体温が上昇し、呼吸が速くなったり意識が混濁したりする。

ブルドッグが抱える問題

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人工的に品種改良されてきたブルドッグは、いくつかの深刻な問題を抱えています。

遺伝的な多様性が低い

人間にとって理想的な見た目にするために少ない集団で交配が行われたことから、ブルドッグは遺伝的な多様性が低くなってしまいました

2016年に報告された研究によると、北米、ヨーロッパ、アルゼンチンで暮らす計139匹のブルドッグのゲノム構造がほぼ同じであったことがわかっています。

遺伝的多様性が低いと、遺伝病を発症しやすくることから、ブルドッグの疾患は今後急増する可能性が示唆されました。

自然分娩ができない

ブルドッグの8割は帝王切開により生まれています

これは、ブルドッグの胎児の頭が大きい一方で、親の骨盤が小さいことから、自然分娩はほぼ不可能なためです。

ブルドッグの飼い方のポイント

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ブルドッグが健康的に生活していく上で、押さえておきたいポイントがいくつかあります。

過度な運動を

ブルドッグはあまり運動が得意ではありません。20〜30分程度の散歩を1日2回行えば十分ですので、過度な運動をさせないように気をつけましょう。
体が重いため、激しい運動をしすぎると足や関節に負担がかかってしまいます。

シワの間を清潔に保つ

シワの部分は蒸れやすく、細菌が繁殖しやすいことから、放置してしまうと皮膚病の原因になります。
濡れたタオルでしっかり汚れを落とし、キレイにしたあとは水分を拭き取ってあげましょう

夏場は室温に気をつける

短頭犬種であるブルドッグは、熱中症になりやすいため、室内で飼いましょう。その際、室温だけでなく湿度にも注意することが大切です。

また、夏の散歩は暑い日中を避けて、なるべく早朝か夜の涼しい時間帯にするようにしましょう。

まとめ

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特徴的な見た目をしているブルドッグに魅力を感じ、愛してやまない人も多くいます。一方で、その特徴を維持するために遺伝的な多様性が低下し、遺伝病を抱えていたり、自然分娩ができなかったりと、目を背けてはいけない問題もあります。

ブルドッグを飼うことを決めたら、それらの問題を理解した上で、愛犬が幸せに過ごせるような環境を整えてあげてください。

その方法は間違っているかも!正しいドッグフードの与え方とは?

毎日愛犬に与えているドッグフード、正しく与えられているでしょうか?誤った与え方をすると、思うように食べてくれなかったり、肥満に繋がってしまったりすることもあります。

この記事では、ドッグフードの正しい与え方についてご紹介します。あまり深く考えてこなかった方も、ちゃんと考えているという方も、ぜひご一読ください。

ドッグフードの種類

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ドッグフードを目的別に分類すると、以下の4つに分けられます。

・総合栄養食:毎日の主要な食事として与えることを目的とし、これと水だけで健康を維持できるようなバランスのとれたフード
・間食:おやつなど、限られた量を与えるフード
・療養食:栄養的な補助が必要な犬に合わせて、栄養成分の量や比率が調整され、治療を補助する目的で用いられるフード
・その他:上3つに該当せず、特定の栄養の調整やカロリー補給、嗜好性増進を目的に与えるフード

今回は、この中でも「総合栄養食」「間食」についてお伝えします。

ドッグフードを与えるときの8つのポイント

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普段何気なく与えている毎日の食事。誤った与え方をしてしまうと、犬に負担をかけてしまいます。

ここでは、ドッグフードを与える際に気をつけたいポイントを解説していきます。

1. 1日の給餌量を守る

愛犬が欲しがるからと、1日の給餌量を超えて与えてしまうと肥満の原因になってしまいます。肥満は万病の元ですので、犬の健康のためにも多く与えることはやめましょう。

その分、一緒に遊んだりマッサージをしたりするなどして、別の部分で欲求を満たしてあげましょう。

2. 1日に2回以上に分けて与える

犬種やライフステージにもよりますが、一般的には1日に2回以上に分けて与えるのが望ましいとされています。

一度にたくさんのフードを摂取すると、胃腸に負担がかかってしまいます。また、犬にとって食事は楽しみな時間ですので、1日に複数回あったほうが喜んでくれるでしょう。

3. なるべくバラバラの時間に与える

食事の時間が毎日きっちり決まっていると、仕事などで帰宅が遅くなりいつもの時間に食事が摂れないと犬はストレスを感じます。
また、時間が決まっていると、その時間の前からそわそわし始めてしまいます。そうなると、例えば朝起きて餌を要求する時間がどんどん早くなって飼い主さんが寝不足になってしまうこともあります。
意識的に時間をバラすように心がけましょう。

4. 置きエサはしない

いつでも食べられるようにと、ドッグフードをお皿に入れっぱなしにするのはよくありません。
置きエサをすると、犬はいつでもご飯を食べられると思い、思ったように食べなくなってしまうことがあります。また、ずっと置いておくことでフードが酸化し、劣化してしまいます。

食べ残していても、30分ほどしたら片付けましょう。その際、残したフードの量をチェックしておき、次の食事の時にいつもより多く与えて一日の摂取量を変えないようにしてください。

5. ライフステージに合わせたフードを

犬は、成長過程によって必要な栄養やエネルギーが異なります。現在飼育している犬のライフステージに合わせてフードを選択してあげてください。

また、食事を与える回数も重要です。胃が小さく少しずつしか食べられない子犬は1日4回〜5回成犬は2回、消化機能が衰えてきたシニア犬は3〜4回を目安に、食事回数を調整してあげてください。

6. フードを変更するときは時間をかけて

先ほど、ライフステージに合わせてフードを選択するとお伝えしましたが、食べ慣れたフードを突然変えてしまうと、犬が食べてくれなくなったり、消化器系に負担がかかったりする場合があります。

フードを切り替える場合は、前のフードに新しいフードを混ぜて、少しずつ新しいフードの割合を増やしていきましょう。犬にもよりますが、完全に新しいフードに切り替えるには一週間ほどかけてゆっくりと慣らしてあげることをおすすめします。

7. 運動の直前・直後は避ける

犬は腸拡張や腸捻転を起こしやすいため、運動の前後1時間は食事を避けましょう

8. おやつをあげすぎない

おやつは、1日の総摂取カロリーの20%を超えないように気をつけましょう。

おやつをあげすぎると、ドッグフードを食べなくなり栄養も偏りますので、おやつはあくまでおやつとして与えて下さい。1日分のおやつをタッパーなどにいれて保管しておくと与えすぎを防げます。

こんなときはどうする?

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犬が太ってきた/痩せてきた

ドッグフードのパッケージの裏などに書かれている給餌量を目安に与えましょう。しかし、あくまで参考値のため個体差はあります。

体重が増えた、もしくは減った場合は、給餌量が適切ではない可能性があるため、獣医師に相談しましょう。また、病気が原因で体重が増減した可能性もあります。

早食いをしてしまう

食欲があるのはいいことですが、早食いは食べ過ぎて肥満に繋がったり、消化不良を引き起こしたりするなど、良いことはありません。

常習的に早食いをしてしまう場合は、ドライフードをふやかして与える、一日の給餌回数を増やす、フードの粒を小さくするなどして対策しましょう。

また、中に凹凸がある餌入れを活用することで早食いを防止できる上、トレーニングにもおすすめです。

今まで食べていたフードを食べなくなった

原因は以下が考えられます。

  • 季節の変化に追いついていない
  • ストレスで食欲がない
  • 口の中が痛い
  • 食べなければもっと美味しいエサが出てくると思っている
  • 歯が弱り、フードが噛めない

急に食べなくなった場合は、体調不良が疑われますので、動物病院に連れて行きましょう。

食べないからといって頻繁にフードの種類を変えてしまうと、「食べなければもっと美味しいご飯を食べられる」と犬が学習してしまいます。フードの変更は慎重に行いましょう。

まとめ

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食事は犬が健康的に生きていくためにもっとも大切なことです。しかし、飼い主の不注意や不適切な管理でストレスを与えてしまったり、肥満になってしまったりすることもあります。

愛犬の成長過程に合わせて、適切なフード、量、回数を考慮し、健康でいられるようしっかり管理してあげてください。

ハムスターにひまわりの種を与え過ぎないで!適量や与え方をご紹介

アニメ『とっとこハム太郎』の影響などもあって、「ハムスターといえばひまわりの種が好き」というイメージがある方も多いでしょう。

確かに、多くのハムスターはひまわりの種を好みますが、実は与えて良い適量は意外と少ないことをご存知でしょうか?
ひまわりの種を与えすぎてしまうと、肥満や病気の原因となってしまいます。

今回の記事では、ハムスターにひまわりの種を与える際の目安量や、与え方などをご紹介します。

ひまわりの種の栄養

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ひまわりの種のカロリー 

ひまわりの種1粒を0.2gとすると1粒あたりのカロリーは約1.2kcal、10g(50粒)あたりのカロリーは61kcalです。一度に大量に食べることはあまりないでしょうが、かなり高カロリーのナッツで、グラム換算ではチーズの約2倍、お米の4倍ほどのカロリーがあります。

また、脂質もかなり高く、100gあたり約56.3gの脂質が含まれています。これは、豚肉の脂質量の約1.5倍です。

ひまわりの種の栄養素

高カロリーなひまわりの種ですが、血液や肌を健康に保つために重要な栄養素が多く含まれています。

・ビオチン
健康な皮膚や粘膜、爪、髪を保つ役割がある。
・リノール酸
血圧を下げ、動脈硬化の予防に役立つ。不飽和脂肪酸の一種で、体内で合成できない必須脂肪酸。
・ビタミンE
抗酸化作用があり、老化を防ぐ。
・葉酸
貧血予防や免疫力の向上に役立つ。
・銅
赤血球を作って鉄の吸収を助ける。貧血予防に役立つ。

ハムスターにひまわりの種を与える際の目安量

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ハムスターにひまわりの種を与える際は、1度に1粒、1週間に1〜2回程度を目安にしましょう。

目安はハムスターのサイズにもよりますが、特にサイズの小さいロボロフスキーなどに対しては、1週間に1粒より多いと与え過ぎです。

逆に、サイズの大きいゴールデン・ハムスターなどに対しては、少し多めに与えても大丈夫ですが、それでも2日に1回程度にしておきましょう。

ハムスターにひまわりの種を与えすぎるとどうなる?

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ハムスターはひまわりの種が大好きなので、もらった分だけ喜んで食べてしまいます。
しかし、かわいいからといってひまわりの種を与えすぎてしまうと、肥満や病気の原因になるので注意が必要です。

1. 肥満の原因になる

ハムスターはもともと、肥満になりやすい体質です。
ハムスターの肥満体型はかわいいと感じるかもしれませんが、肥満は様々な病気のもととなるので、ハムスターの健康を考えれば決して軽視してはいけません。

2. 脂肪肝・肝硬変の原因になる

ひまわりの種には重要な栄養が含まれていますが、それだけを与えすぎると、栄養が偏ってしまいます。
偏食を続けると、脂肪肝、皮膚病、肝硬変などの病気になり、寿命が著しく短くなるので注意が必要です。

3. 中毒になる

多くのハムスターは、おそらくペレットなどの主食よりも、ひまわりの種を好みます。
そのため、飼い主さんがきちんとコントロールしないと、ひまわりの種だけでお腹を満たそうとしてしまい、ほかの食べ物を食べない「ひまわりの種中毒」になりかねません。

ひまわりの種の与え方

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殻は取り除くべき?

ひまわりの種には殻がありますが、ハムスターは自分で殻を剥くことができるので、飼い主さんが剥いてあげる必要はありません

たまに、ハムスターが殻ごと口に入れていることがあるかもしれませんが、それはもらった種を小屋に持ち帰るために一時的に口に入れているだけであって、殻を食べているわけではないので大丈夫です。

しばらくしてからよく見ると、殻は残骸として残っているでしょう。

しつけの補助に使うと便利

ひまわりの種のように、ハムスターにとって嗜好性の高いものを上手に使うと、しつけやコミュニケーションをスムーズに行うことができます。

例えば、正しいところでトイレができたらひまわりの種をあげる、手のひらに乗ってくれたらあげる、というような使い方をしてみましょう。
ただし、しつけに夢中になりすぎて、ひまわりの種を与えすぎることがないように注意してくださいね。

ひまわりの種を食べないハムスターもいる?

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多くのハムスターはひまわりの種を喜んで食べますが、中には全く食べないハムスターもいます。
どのような理由があるのでしょうか?

1. そもそも好きではない

ハムスターだからと言って、全個体がひまわりの種を好んで食べるとは限りません。
ハムスターによっては、ひまわりの種が好きではない場合もあるでしょう。
また、以前ひまわりの種を食べて体調を崩したことがあるなど、嫌な思い出と結びついていると食べなくなることがあります。

2. 歯にトラブルがある

前はひまわりの種が好きだったのに、急に食べなくなった場合は、歯に問題がある可能性があります。
特に、高齢のハムスターで多くみられます
ほかの食べ物を食べるのにも問題がある場合は、なるべく早めに動物病院を受診しましょう。

3. 食べ方がわからない

これまでにひまわりの種を食べた経験が一度もないと、殻の剥き方がわからず、食べられないものだと判断することがあります。
一度、目の前で殻を剥いてあげることで、自分でも殻を剥けるようになるでしょう。

まとめ

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ハムスターはひまわりの種が大好きですが、与え過ぎてしまうと肥満や病気の原因になったり、ほかの食べ物を食べなくなってしまうことがあります。

あくまでも主食はペレットなどにし、ひまわりの種は週に1〜2回の特別なおやつとして与えるようにしましょう。
その分ハムスターにとってのありがたみも増すので、上手に活用すればしつけや飼い主さんとのコミュニケーションにも大いに役に立ちます。

猫のタプタプお腹はおデブではない⁉︎猫の「ルーズスキン」の役割とは

猫を飼っている方は、愛猫のお腹を見て、「タプタプだなあ」「おデブだなあ」と思ったことがありませんか?

しかし、もしかしたらそのタプタプお腹、太っているわけではなく、「ルーズスキン」と呼ばれる猫の皮膚の特徴かもしれません。

今回の記事では、猫のお腹をタプタプに見せる「ルーズスキン」について詳しく解説します。

ルーズスキンとは

ルーズスキンの写真

(写真提供:@Shee様

ルーズスキンは、「後ろ足の付け根からお腹の真ん中あたりまでタプっとしている皮膚」のことを言います。

ルーズスキンの「ルーズ(loose)」は、英語で「しまりがない様子」を表します。
ただし、「ルーズスキン」という言葉は和製英語で、正式な英語では「プライモディアル・ポーチ(primordial pouch)」と呼ばれます。primordialは「原始的な」という意味で、pouchは「袋」という意味です。

猫以外でも、ライオンなどのネコ科動物によく見られる特徴で、猫の中でも特に野生に近い猫ほどルーズスキンを持ちやすいとされています。

ルーズスキンの役割①腹部の安全を守るため

猫のお腹にルーズスキンがある理由は諸説ありますが、一番有力なのは「致命傷を避けるため」というものです。
例えば、喧嘩の時に噛まれても、ルーズスキンのおかげで内臓までは届きにくいのではないかと言われています。

ルーズスキンの役割②足を動きやすくするため

猫は、高いところへ飛び上がったり、体をひねったりと、アクロバティックな動きをする動物です。
ジャンプする時に皮膚が引っ張られないようにして、足を動きやすくするためとも考えられています。

ルーズスキンの役割③食いだめするため

野生の世界では、いつでも必ず食料が手に入るとは限りません。狩りに失敗すれば、1日中ごはんが食べられないこともよくあります。
そのため、獲物が手に入ったときには、食べられるときにできるだけたくさん食べておけるように、お腹の皮膚にゆとりができたのではないかという説もあります。

脂肪なの?ルーズスキンなの?

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タプっとしている部分をつまんでみた時に、脂肪なのか皮膚なのかが感触としてわかるはずです。
肉が詰まっていれば、それは脂肪。つまり、太っているということになり、食事量や運動量が適切でない可能性があります。

中身がなくて皮膚だけが伸びるようであれば、ルーズスキンだと考えられます。

見分けられないと危険!

ルーズスキンなのか、脂肪なのかをきちんと見分けられないと、猫に合わせた適切な飼育ができない可能性があります。

例えば、本当は脂肪なのにルーズスキンだと勘違いして生活を見直さないままだと、肥満が進行して様々な病気の原因となります。
逆に、本当はルーズスキンなのに太っているのだと勘違いしてしまうと、食事量を不必要に減らしてしまうなど、不適切な対処をしてしまう恐れがあります。

よくわからない場合は、無理に自分で判断しようとせず、獣医師さんに相談してみましょう。

避妊手術後のたるみの可能性も

メス猫は、避妊手術の際にお腹を開いた後、同じようにお腹がダボっとすることがあります。また、ホルモンバランスの影響でお腹がたるむこともあるようです。

これらは、ゆっくりと作られていくルーズスキンとは違って、短期間でできるようです。

思わぬ病気に気付けるかも!?

ルーズスキンなのか、脂肪なのかを見分けるためにお腹を触ることで、お腹に水が溜まってしまう「腹水」や、しこりなどの存在に気づけることがあります。

猫のお腹を定期的に触ってみて、簡単な健康チェックをしてあげましょう。
少しでも気になることがあれば、なるべく早く動物病院に連れていくことをおすすめします。

ルーズスキンが発達しやすい猫種

寝てる猫

先述した通り、ルーズスキンは野生に近い猫ほど発達しやすいと言われています。

特に、ベンガル、ピクシーボブ、エジプシャンマウ、アメリカンショートヘアなどは、ルーズスキンがあるのが普通とされる猫種で、ルーズスキンの大きさがキャットショーで評価基準になることもあります。

子猫だと目立たない

子猫の場合は、まだはっきりとルーズスキンがお腹に現れることは少ないようです。しかし、体が成長するにつれ、ルーズスキンがだんだんと目立つようになってきます。

性別差はある?

オス猫の方が体が大きいため、ルーズスキンも目立ちやすい場合が多いですが、ルーズスキンの有無に性別差はありません
メス猫であっても、ルーズスキンがかなり目立つ猫もいるようです。

まとめ

ランと猫

今回は、猫のお腹にある「ルーズスキン」についてご紹介しました。

知らないと太っているのかと勘違いしてしまいそうですが、ルーズスキンは猫が野生生活の中で手に入れた重要な特徴だということがわかっていただけたのではないでしょうか。

自分の飼っている猫のお腹を触ってみて、脂肪なのか、ルーズスキンなのか、適切に見極めることが猫の健康を保つ上で重要でしょう。

【デブ猫対策】ご飯は適切?6つのチェック項目で太った体を改善!

猫は、人間のように自分で生活をコントロールすることはできません。「最近太り気味だし、最寄りの一駅で降りて、ちょっと歩いて帰ろう」なんてことは出来ないのです。

飼い主さんのお世話の仕方次第で、あなたの愛猫は健康的な猫にもおデブな猫にもなります。もし、少し太っているかも?と気になるようでしたら、これ以上太ってしまわないように、6つのチェック項目を確認し改善していきましょう。

猫の肥満は、病気のもと

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どんな病気になるの?

人間と同じで、猫も太り過ぎはさまざまな病気の原因になります。肥満の猫に特に多い病気には次のようなものがあります。

  • 糖尿病
  • 関節炎(体重が増加するため)
  • 皮膚病(グルーミングできなくなるため)
  • 尿路疾患(トイレに行く回数が減るため)

猫が長生きをするには、飼い主さんによる健康管理が欠かせません。確かに太った猫もかわいいですが、太り過ぎには注意をして、肥満から生じる病気は防ぐようにしましょう。

猫が太る原因を考える

猫が太る主な原因は、「カロリーの摂取しすぎ」と「運動不足」です。この記事では、その中でも「カロリーの摂取しすぎ」について考えます。

愛猫が最近太ってきたなぁという場合には、心当たりがあるものはないか探してみてください。

【デブ猫対策 その1】 パッケージの裏側を読もう

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猫を太らせないためには、年齢に合わせてキャットフードの量や回数を調節していく必要があります。キャットフードのパッケージの裏側に、分量などが記載されているのですが、しっかりと読んでいるでしょうか。

なお、そこに書かれている数字もあくまで一般的に言われている目安です。人間でも太りやすい人や太りにくい人がいるように、個体によって適切な量はまちまちです。猫の様子や体重の増減を見ながらフードの量を調整していくと良いでしょう。

【デブ猫対策 その2】 目分量であげない

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猫にキャットフードをあげる時、どのように分量を決めていますか?適切な分量を食べていないと、すぐに太ったり痩せたりします。猫は体が小さいため、ご飯の影響がとても大きいのです。

しっかりと計りを使って、毎回決まった分量をあげることが大切です。目分量であげていると、だんだん適量からずれていってしまうので、「いつの間にか太ってきた」、少ない場合は「猫が急に痩せてきたかも?」なんてことになりかねません。

【デブ猫対策 その3】 おやつをあげすぎない

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人間と同じで、消費カロリー < 摂取カロリーとなれば、自然と太っていきます。

おやつをあげると喜ぶからと、ついつい何度もあげてしまいがちですが、おやつのカロリーを考慮しないと猫が太る原因になってしまいます。「摂取カロリー = キャットフードのカロリー + おやつのカロリー」という公式を忘れないようにしましょう。

複数の家族がおやつをあげる場合は、タッパーなどに1日分のおやつを入れておき、与えすぎを防ぎましょう。

【デブ猫対策 その4】 回数は適切か?

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猫を太らせないようにするためには、成長に合わせて餌をあげる回数を調整する必要があります。子猫やシニア猫は、一度にたくさんの食べ物を消化するのが難しく、少ない分量を数回に分けて与えると良いとされています。

一般的な目安は次の通りです。

  • 子猫 3回
  • 成猫 2回
  • シニア猫 3回

ただし、上記はあくまで目安です。猫はもともと1日に何度も狩りをする生き物で、犬などと比べると胃が小さく、1度に少量しか食べることができません。場合によっては1日の食事量を5回に分けて与えることを推奨されることもあります。

適切な回数は猫によるところが多いため、ぜひ愛猫との生活の中で、一番ストレスがない回数を模索してみてください。

【デブ猫対策 その5】 食事は決まった時間に

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いつも猫に餌をあげるのは、何時ごろでしょうか?時間帯は決まっていますか?不規則な食生活は、太る原因にもなります。

特別な理由がない限りは、猫も人間と同様、規則正しい生活をしたほうが良いとされています。猫の体調把握のためにも、時間を決めてあげるようにしましょう。これにより、いつもお腹が空かない時間に求めるのはなぜか?など推測ができるようにもなります。

【デブ猫対策 その6】 置き餌はしない

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キャットフードを、決まった時間に出したり片付けたりせずに、ずっと出しっ放しにしておくことを「置き餌」といいます。

置き餌をしていると、食べすぎてしまったり、いつどれぐらい食べているかを把握することができず食生活が不規則になってしまいます

特に、多頭飼いをしている場合、「ある猫だけが太りだす」というケースをよく聞きます。多くの猫がいる状態で餌を置きっ放しにしていると、どの猫がいつ、どれぐらい食べたのかを把握することが難しくなるため、その点からも良くない習慣と言えます。

また、長時間、キャットフードを放置しておくと酸化してしまうので、健康にもあまり良くありません。

適切な食事あってこその、健康体!

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愛する猫が甘えた声で要求すると、餌やおやつを与えたくなってしまうでしょう。しかし、甘やかすことでデブ猫になってしまったら、苦しむのは愛する猫です。毎日あげる餌だからこそ、しっかりと管理し、肥満にならないように気をつけましょう。

特に、キャットフードを変えた時はいつも以上に注意が必要です。キャットフードにより、カロリーも違いますし、吸収される栄養素の量も異なります。愛猫の観察をしっかり行い、体重や体型の変化にいち早く気づけるといいですね。

改訂履歴
2021/08/27 情報を更新
2020/05/08 情報を更新
2017/11/01 初版公開

元野良猫の食欲が旺盛すぎる!その理由と4つの対処法をご紹介

野良猫を保護して飼い始めたばかりの方は、猫の食欲の旺盛さに驚くかもしれません。

ご飯をしっかり食べるのは良いことですが、あまりにもがっついて食べていると、「どうしてこんなに食欲がすごいの?うちの猫、大丈夫?」と心配になってしまいますよね。

今回の記事では、元野良猫を飼育している筆者の実体験をもとに、元野良猫の食欲が強すぎる原因や対処法をご紹介します。
猫の食欲が旺盛すぎて悩んでいる飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてください。

元野良猫の食欲が強い3つの理由

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元野良猫の食欲が強すぎる原因は、病気以外には主に3つの原因が考えられます。

1. 野良猫時代の習性が残っているから

野良猫の世界は、いつご飯を食べられるかも分からない過酷な環境で、満足に食べられないことも多いです。そのため、食べられる時にできるだけ多く食べようという習慣がついている可能性があります。

実際に筆者が飼っている元野良猫も、飼い始めてすぐは、急いで掻き込むようにキャットフードを食べていました

2. 冬に備えて栄養を蓄えようとしているから

猫は、冬の寒さの中で体温を維持するために、体に脂肪をつけたり、冬毛を維持したりと、あらかじめ備えをしておきます。
そのために多くのエネルギーを必要とすることから、冬前は猫の食欲が強くなりやすい時期です。

外の寒い環境で生きてきた元野良猫なら、なおさらその傾向が強いかもしれません。

3. 去勢・避妊手術によるホルモンバランスの変化

去勢・避妊手術をすると、ホルモンバランスが変化して食欲が旺盛になることがあります。

実際に、筆者が飼育しているオス猫も、去勢手術をした後から食欲が増え始めました。
一方、手術によって発情期がなくなると、活動に必要なエネルギーが減り、その分太りやすい体質になるので注意が必要です。

猫の肥満に要注意!

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元野良猫に求められるがままにご飯を与え過ぎてしまうと、肥満になってしまいます。
肥満になると、糖尿病や高血圧などの様々な病気のリスクが高まり、結果的に猫が苦しむことになります

飼い主さんは、猫の体重や年齢に合ったご飯の量をきちんと把握し、給餌量をコントロールできるようにしましょう。

次の章では、元野良猫の食欲が強すぎる時の具体的な対処法を4つご紹介します。

元野良猫の食欲が強すぎる場合の4つの対処法

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1. 毎日必ずご飯を与える

先述した通り、野良猫として暮らしてきた猫は、「食べられるうちにたくさん食べておこう」という習性が備わっている可能性があります。

筆者の猫も始めはそうでしたが、毎日ご飯を十分もらえるのに慣れていくうちに、食欲や食べ方も変わっていきました。
逆に、日によってご飯を少ししか与えなかったり、食事をスキップしてしまうと、野良猫時代の習性がなかなか直らないかもしれません

毎日適当な量のご飯をきちんと与える習慣をつけ、猫が「急いで食べなくても、ご飯を食べられるんだ」と理解できるようにしてあげましょう。

2. 冬前は、部屋を暖かくする

猫が冬の寒さに備えてたくさん食べようとしている場合には、家の中を暖かく保つことで、「そんなにエネルギーを蓄えなくてもここでは大丈夫だよ」と教えてあげましょう。

毛布や裏起毛のベッドなど、猫用の温かいスペースを整えてあげるのも有効です。

3. ご飯の回数を増やす

1日のご飯を数回に小分けにして与えることで、空腹になる時間が減り、食べ過ぎを防げます

しかし、ご飯の回数を増やしたり、ご飯を常に置いておくことについては、胃に負担がかかるなど、賛否両論があります。猫の様子を見ながら試してみるようにしましょう。

筆者の場合は、朝と夜のご飯に加えて夜食を少し置いています。深夜になるとお腹が減って猫が鳴いてしまっていたのですが、ご飯の回数を調整することで落ち着きました。

4. フードのカロリーを下げる

ご飯の量を急に減らすと猫にストレスを与えてしまうため、カロリーを抑えたフードを選ぶことも視野に入れましょう。

筆者の場合は、去勢手術によって食欲が強まった愛猫に対し、去勢・避妊後用のキャットフード「避妊・去勢した猫の体重ケア(ピュリナワン)」を与えることで、太らないように気をつけています。

なお、それぞれの猫に適したキャットフードは、体質や持病の有無によって異なります。自分の猫に合うフードがよく分からない場合には、一度獣医師に相談してみることをおすすめします。

まとめ

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今回は、飼い始めた元野良猫の食欲が強すぎる原因や対処法についてご紹介しました。

元保護猫の食欲が野良猫時代の名残や季節的な問題が原因である場合は、徐々に落ち着いていくでしょう。しかし、猫の食欲が落ち着く様子がなかったり、少しでもおかしいと感じたら動物病院に相談してください。

初めて元野良猫を飼い始めた飼い主さんは不安なことがたくさんあると思いますが、心配しすぎずに様子をみてあげましょう。

【犬図鑑】ビーグルの性格や特徴、飼い方のポイントをご紹介!

スヌーピーのモデルとなった犬種として有名な「ビーグル」。
ビーグルは小型犬にしては大きく、垂れ耳やくりっとした目、ぶちのような模様が特徴の犬種です。

今回の記事では、ビーグルを飼おうと思っている方、飼い始めた方のために、ビーグルの性格や特徴、かかりやすい病気と、飼う上で気をつけたいポイントをご紹介します。

ビーグルの歴史

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古代ギリシャでウサギ狩りをしていた?

ビーグルの祖先は、もともとは「嗅覚ハウンド」に分類される犬種で、古代ギリシャ時代に優れた嗅覚を使ってウサギ狩りの手伝いをしていました。

その後、ヨーロッパ中で広まり、イギリスを中心に品種改良が進んで現在のビーグルの形に至ったとされるため、原産国はイギリスだと言われています。

「ビーグル」の名前の由来

アメリカン・フォックスハウンドやダルメシアンなど、ほかの嗅覚ハウンドに比べて体が小さめのビーグル。名前の由来も、フランス語で「小さい」を意味する言葉から来たという説があります。

また、数頭で吠えながら獲物を追い込む狩猟スタイルから、「森のトランペッター」「草原の声楽隊」などの愛称を持ち、ビーグルという名前も「大声で鳴く」という意味の言葉が由来ではないかとも言われています。

スヌーピーの犬種として有名

アメリカのチャールズ・モンロー・シュルツが描いたコミック『ピーナッツ』に登場する「スヌーピー」は、ビーグルのオスだとされています。
世界中で愛されている人気のキャラクターであり、「スヌーピーが好きだからビーグルを飼い始めた」という方も多いでしょう。

ビーグルの特徴

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体の大きさ

体の大きさはオス・メスともに、体高33~40cm、体重7~14kg程度で、小型犬に分類されることが多い犬種です。

ただし、もとは猟犬ということもあり、筋肉質でがっしりとした体格をしているので、他の小型犬に比べるとやや大きく、重たく感じるでしょう。

被毛の特徴

ビーグルの被毛で最も一般的なのは、白色、褐色、黒色の3色が組み合わさった「ハウンドカラー」または「トライカラー」と呼ばれる色です。このような目立つ模様をしているのは、野原や山でキツネと見分けがつきやすいようにするためだと言われています。

ドッグショーでは、しっぽの先が白色のものが好まれます。

被毛は短めですが、しっかり密集して生えているため、悪天候への耐性も強いと言われています。

性格の特徴

ビーグルはもともと群れで狩りをしていたので、協調性があってフレンドリーな性格が特徴です。
人にも懐きやすく、子供や他の犬とも良い友達になれるでしょう。逆に、ひとりで過ごすのは苦手なので、仕事などで家を空ける時間が長い場合には向かないかもしれません。

また、探究心が強くて少し頑固な面もあるので、散歩の際にはしっかりとペースをコントロールをする必要があります。
子犬の頃から「マテ」などを教え、しっかりとしつけをしておくことが重要です。

ビーグルがかかりやすい病気など

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椎間板ヘルニア

椎間板の変形で脊髄神経が圧迫され、歩行障害や排尿障害を引き起こす病気です。
遺伝による可能性が大きいですが、ビーグルはよく走ったり跳ねたりする活発な犬種なので、足腰に負担がかかりやすいと考えられます。

椎間板ヘルニアになると、軽度の場合は内科療法や安静にすることで治りますが、重症の場合は手術が必要になることもあります。

外耳炎

細菌やカビによって外耳に炎症が起こる病気です。
垂れ耳の犬は耳の中が蒸れやすいために、外耳炎になりやすいとされます。

白内障

若くても発症しますが、高齢で発症する場合が多いです。
黒目が白く濁ってきて、進行すると次第に視力が失われていき、慣れないところで物にぶつかってしまうようになります。

白内障の予防は難しいですが、点眼薬などで進行を抑えることが可能なので、濁ってきたら早めに獣医師さんに相談しましょう。

ビーグルの飼い方のポイント

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1. たくさん運動させてあげよう

ビーグルは、小さい割にとてもスタミナの強い犬種です。

運動量も多いので、毎日30分の散歩を2回するようにしましょう。
できれば時々ドッグランに連れて行き、雨の日にはおもちゃなどを使って室内でも運動ができるようにしましょう。

運動不足は、ストレスや肥満の原因となります。

2. 肥満に注意!

ビーグルは肥満になりやすい体質の犬種です。肥満になると、ヘルニアなど様々な病気になりやすくなります。十分な運動に加え、食事にも気を使いましょう

成長に合わせ、獣医師さんと相談しながら給餌量をしっかり管理することが重要です。
また、おやつのあげすぎを防ぐため、1日に与えて良いおやつの量をあらかじめ決めておくようにしましょう。

3. 嗅覚を使わせてあげよう

もともと、強い嗅覚を活かして狩りを手伝ってきたビーグル。
散歩中には適度ににおいを嗅がせてあげたり、隠したおやつを探させる「ノーズワークゲーム」で遊んであげるなど、できるだけ嗅覚を使わせてあげましょう。

犬の本能をくすぐる遊び「ノーズワークゲーム」で脳トレをしよう!

4. 耳のお手入れを忘れずに

垂れ耳のビーグルは外耳炎になりやすいため、適切な耳のお手入れが必要です。
綿棒で強く擦ってしまうと耳が傷ついてしまうので、湿らせたコットンなどで優しく拭くようにしましょう。

5. 腰への負担を極力減らそう

椎間板ヘルニアになりやすい犬種は、日常生活の中での足腰への負担を軽減してあげる必要があります。

具体的には、滑りやすいフローリングにはマットを敷く、ソファなどの段差には犬用のステップを設置する、抱きかかえるときは縦にせず、地面と平行になるようにするなどの対策をしましょう。

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6.無駄吠え対策をしよう

もともとは吠えながら獲物を追い込んでいたため、ビーグルの声は大きく、よく吠えます。そのため、子犬のうちから無駄吠えをしないようにしつけをしましょう。

無駄吠えをやめさせる方法は、以下の記事をご参照ください。

問題行動ワースト1!吠えをやめさせる3つの方法

まとめ

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今回は、ビーグルの特徴や飼い方のポイントをご紹介しました。

小型犬に分類されるため、広い家でなくても室内飼いが可能なビーグルですが、運動量は多いためたくさん散歩をさせる必要があります。

また、ビーグルは一般的にフレンドリーな性格だと言われており、子供や他の犬がいるご家庭でも家族の素晴らしいパートナーとなってくれることでしょう。

スヌーピーが好きな方や、家にいる時間が長くて犬とたくさん遊びたい方、犬と一緒にアウトドアスポーツを楽しみたい方は、ビーグルを家族に迎えることを検討してみてはいかがでしょうか。

【獣医師監修】猫飼いさんが猫との生活で気を付けるべき6つのこと

皆さんは猫と一緒に生活する上で、何か気を付けていることはありますか?

食事や運動など、気にかけることはたくさんあります。
今回は猫との生活の中で気を付けてほしいことをまとめました。

「体重管理」「異物・中毒物」「運動」「排泄」「ストレス」「爪切り」の6項目に分けて詳しくご紹介していきます。

より良い猫との生活の参考にして頂ければと思います。

体重管理

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健康の維持のためには、体重管理が一番重要と言っても過言ではありません。
肥満は糖尿病などの様々な内臓疾患の素因となるだけでなく、関節炎の原因にもなります。

そして、一度増えてしまった体重を落とすことは非常に困難です。そのため体重を増やさないこと、適正な体重を維持することが大切です。

食事管理の重要性

体重管理における最重要ポイントは食事です。
普段から栄養バランスの良いフードを食べさせること、塩分脂肪分に配慮することが必要です。

特に塩分は、腎臓ケアの意味でも制限することが望まれます。人間の食べるもの(カツオ節やカマボコなど)は、猫にとっては塩分過多になります。

また、避妊/去勢をした子は体内のエネルギー代謝に変化が生じるため、太りやすくなります。
カロリーを抑えた食事に変更する必要がありますが、栄養不足にならないように避妊/去勢した子用のフードに変更しましょう。

肥満で関節炎になる

人間には体を動かさなくても、楽しめる娯楽があります。

しかし、猫にとって運動すること、動くことはとても大きな楽しみです。
関節が痛むことで、この楽しみを奪うことがあってはなりません。

病気予防の観点はもちろんですが、猫のQOLを保つためにも肥満は予防しましょう。

異物・中毒物に注意

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人間の使うもの・食べ物を飲み込まないように

猫は、基本的に好奇心旺盛です。
人間の動きをよく観察しているため、学習して人間の使う物や食べ物に興味を持ちます。

プラスチックは噛み応えが面白いですし、紐も楽しいオモチャになるでしょう。しかし、プラスチックや紐は喉や胃に刺さったり、腸に詰まったりする危険があります。

また、人間の食べ物を魅力的に感じる猫もいるかもしれません。しかし、人間の食べ物は猫の健康を損ねることがあります。

猫がこれらの異物や中毒物を誤って飲み込まないよう、飼い主側が常に気を付けてあげる必要があります。

高いところも油断禁物!

高い棚の上を置いておけば安心だと思っている方もいると思いますが、猫の運動能力を侮ってはいけません。

高いところへも余裕で登るのが猫です。

食べ物や、猫の遊びそうなものはに猫の手の届かない場所(引き出しの中など)にしまっておきましょう。

運動量の確保

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室内で飼育する場合は、猫に運動の機会を与えましょう。
猫用のオモチャで遊んであげるのも一つの運動です。

猫は横方向の運動だけでなく、ジャンプによる縦方向の運動を好む傾向にあります。
場合によってはキャットタワーなどを利用してみるのもいいかもしれません。

肥満の予防のためにも運動は大事

運動は筋肉量と基礎代謝を増やすため、肥満の予防にも繋がります。
いくら食事に気を使っていても、適度な運動が行えなければ健康な生活とは言えません。

室内でも体が動かせる環境を整えてあげることが非常に大切です。

排泄物から身体の異常を知る

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尿や便などの排泄物には、猫の健康状態を知るための情報が詰まっています。
特に猫は腎臓病のリスクが高い動物ですので、毎日の尿の観察は重要です。

出来ることなら、毎日の尿量、尿色、においの変化はチェックしておきましょう。

尿検査や便検査を利用する

排泄物に異常が見られた際に、その排泄物から原因を精査することが出来ます。

いつもと違うな、と感じた時には動物病院受診の際に排泄物を持参するとスムーズな診療ができます。
その際、排泄物は出来るだけ新しいものを用意してください。

また、猫は連れて来なくても排便の検査のみ受けることも出来ますので、お気軽に申し付けください。

ストレス発散法を確保する

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生きていればストレスが溜まるのは人間も猫も同じです。

猫は人間よりも体が小さい分、大きな音なども人間よりも強い刺激として受け取っているかもしれません。
そしてストレスは病気の原因となったりもします。

動き回れる環境を用意する

猫がうまくストレスを発散できるような環境づくりを心がけましょう。

一例を挙げると、体を動かせるような家具キャットタワーの設置留守中にも一人で遊べるオモチャの工夫などです。
その子の好みもあるので、色々と試してみましょう。

隠れる場所を用意する

可愛い我が子は、常に目の届くところに置いておきたいものです。
しかし、猫側からしたら、常に人の目に晒されているのはストレスかもしれません。

嫌なことがあった時や怖いことが起きている時に、身を隠せる場所を用意してあげると優しいかもしれません。
一人になれるリラックス空間を作ってあげましょう。

爪切りなどの日常的な処置

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爪が伸びていると、布や家具に引っかかって危険です。

また、人や同居動物にケガを負わせる危険性もあります。定期的に爪は切るようにしましょう。

しかし、家での爪切りは嫌がる子もいます。
その場合は猫との関係を悪化させないためにも、無理をせずに動物病院で切るようにしてください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

これを読んで、少しでも猫との生活が快適になればと思います。
初めて猫を飼う方は、まずはこれらの事柄を気にしてみてください。

他にも、その子に合わせた生活スタイルを提案できると思いますので、動物病院まで気軽にご相談ください。