犬が食べてはいけないNG食材リスト【魚介類・肉類・飲料編】

健康で充実した日々を過ごすために、食事は大切な要素の一つです。それは私たちと共に暮らす犬にとっても同様です。しかし、普段私たちが口にする食材の中には、犬にとって害となる物があることをご存じでしょうか。

この記事では、犬にとって有害な魚介類や肉類、飲料について解説します。犬に与えてはいけない食材を学び、大切な愛犬の健康を守ってあげましょう。

犬が食べてはいけない魚介類

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魚介類には良質なタンパク質やDHAなどが含まれ、好んで食べる犬も多いでしょう。しかし、食材によっては犬の健康を害する恐れがあります。特に、生食に関しては十分な注意が必要です。

イカ

生のイカには「チアミナーゼ」という酵素が含まれ、ビタミンB1を破壊する可能性があります。また、寄生虫の「アニサキス」が寄生していることもあります。そのため、犬に与えてはいけません。

また、加熱したイカも消化しづらく、嘔吐や下痢の原因になるため、あまりおすすめできません。

タコ

イカと同じく生のタコも「チアミナーゼ」によるビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。

加熱したタコも消化に悪く、身の硬さから大きさによっては喉に詰まらせて窒息する恐れがあるため、注意が必要です。

エビ

生のエビも同じくビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。

加熱したエビも消化しづらいため、与えすぎないようにしましょう。また、甲殻類アレルギーを持つ犬には、絶対に与えてはいけません。

カニ

生のカニも同様にビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。また、エビと同じく甲殻類アレルギーを持つ犬には与えてはいけません。

さらに、落ちた甲羅を犬が食べてしまうケースもあります。硬い甲羅は、口や消化器官を傷つけるため、人間の食事中や調理中も注意しましょう。

貝類

生の貝類も「チアミナーゼ」を含んでいるため、大量に摂取するとビタミンB1欠乏症に陥る可能性があります。

また、春の時期である2月から5月にかけて、貝が毒素成分を体内に溜め込むため、毒性が高まります。この時期に摂取すると、皮膚炎などを引き起こす「光線過敏症」のリスクが増大します。そのため、未加熱・加熱済みに関わらず、犬には与えないようにしましょう。

ウニ

ウニもビタミンB1欠乏症を引き起こす可能性があります。また、犬の腎臓に負担がかかる「リン」を多く含んでいるため、犬に与えてはいけません。

犬が食べてはいけない肉類・卵

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犬は人との暮らしの中で肉食から雑食へ進化しました。とはいえ、人間よりもはるかに肉食傾向が強い動物ですので、多くの犬は肉類を好んで食べます。しかし、中には注意が必要な肉類や卵もあります

生の肉

サルモネラ菌や大腸菌などの食中毒を引き起こす原因となる菌が付着しているため、新鮮かつ安全が保障されているもの以外は、加熱してから与えましょう。特にサルモネラ菌は人間にも感染する可能性があるため、注意が必要です。

生の卵白

「アビジン」という成分が含まれ、ビタミンB群の一種である「ビオチン」の吸収を妨げることによって、ビオチン欠乏症が引き起こされ、皮膚炎や脱毛などの症状が現れる可能性があります。

ただし、アビジンは熱に弱いため、加熱すれば与えても問題ありません。

鶏の骨

成分的には全く問題はありませんが、鶏の骨は折れる際に縦に割け、折れ口が鋭くなります。それを犬が食べてしまうと、内臓が傷つく可能性があり、非常に危険です。

犬が飲んではいけない飲料

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犬の飲み物といえば、基本的に水でしょう。水以外の飲み物を常飲することはあまりないと思われますが、次のような飲み物は犬にとっては危険なので、誤って飲まないように気をつけましょう

アルコール

犬はアルコールに含まれる「エタノール」を分解する酵素を持っていません。そのため、ごく少量でもアルコールを摂取すると、急性アルコール中毒を発症し、命に関わる危険性があります。犬の体格により摂取量に差がありますが、小型犬であれば少量でも中毒になることがあります。

アルコール飲料に加え、アルコールを含むウエットティッシュや除菌スプレー、加工食品などの扱いにも注意しましょう。

※アルコールの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

お正月に死の危険!?犬がアルコールを摂取したときの危険性
https://cheriee.jp/dogs/5300/

コーヒー・緑茶・紅茶

「カフェイン」を含む飲み物を摂ると、中毒により興奮などの神経症状が現れ、心臓に異常を引き起こす可能性があります。

犬は人間よりもカフェインに対する感受性が非常に高いため、わずかな量でも危険な状態に陥ります。最悪の場合、死に至る可能性もあるので、絶対に与えてはいけません。

また、飲み物以外にも、コーヒーや紅茶が使われているお菓子や茶葉にもカフェインが含まれているため、十分な注意が必要です。

※緑茶の危険性については、こちらの記事をご覧ください。

ペットが緑茶を飲んでしまった!その危険性とは?
https://cheriee.jp/cats/14618/

ココア

ココアの原料であるカカオに含まれる成分の「テオブロミン」が、中毒症状を引き起こす可能性があります。最悪の場合は死に至ることもありますので、犬には与えないようにしましょう。

牛乳

犬は牛乳に含まれる「乳糖(ラクトース)」を分解する酵素が少ないため、人間用の牛乳を飲むと下痢や嘔吐といった消化器官のトラブルを起こすことがあります。

与える場合は、あらかじめ乳糖が分解された犬用の牛乳を選ぶようにしましょう。

犬に与えていい食材でも注意が必要

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ここまで、犬に与えてはいけない食べ物をご紹介しましたが、犬が食べても大丈夫な食材でも注意が必要です。

食材の大きさ

犬に食材を与える場合は、細かくカットするようにしましょう。

例えば、りんごは犬が食べても大丈夫な食材ですが、大きさによっては犬が丸呑みして喉に詰まらせ、窒息してしまう事例も多く報告されています。食いしん坊や早食いの癖がある犬の場合は、特に注意が必要です。

与える量

いくら食べても大丈夫な食材であっても、そればかり食べていては栄養バランスが崩れたり、肥満になったりする可能性があります。

栄養のバランスを考えた手作りの食事を与えるのであれば別ですが、おやつや食事のトッピングとして与える場合は全体の食事量の1割程度にとどめておくようにしましょう。

まとめ

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今回は、犬が食べてはいけない魚介類や肉類、飲料について解説しました。

愛犬の健康を守るために、食事は重要な要素の一つです。正しい知識を身につけておきましょう。

犬が食べてはいけないNG食材リスト【野菜・果物・菓子編】

犬は今や家族の一員として深く愛されていますが、ヒトとイヌという異なる種族であるため、その食性も異なります。人間が食べても問題ない食材でも、犬にとっては危険なものが存在します。

この記事では、犬にとって有害な野菜や果物、菓子類について解説します。正しい知識を身につけ、愛犬の食の安全と健康を守るために、学んでいきましょう。

犬が食べてはいけない野菜

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犬は基本的に肉が好きな動物であり、その食性は肉食性が強いと言えますが、野菜が好きな犬も世の中にはたくさんいます。ただし、野菜の中には犬にとって毒になる成分が含まれるものがあるため、注意が必要です。

玉ねぎ・ネギ・にら・にんにく

血液中の赤血球を破壊して、溶血性貧血を引き起こす「アリルプロピルジスルフィド」が含まれています。食べた量にもよりますが、最悪の場合は死に至ることもあります。

アボカド

果肉や皮に含まれる「ペルシン」という成分は、人間が食べても問題はありませんが、犬が食べると中毒症状を引き起こすことがあります。また、アボカドの種を丸呑みすると、のどに詰まらせて窒息する危険性もあります。

※アボカドの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

犬にアボカドを与えてはダメ?丸呑みやアレルギーにも注意しよう!
https://cheriee.jp/dogs/37299/

ぎんなん

ぎんなんには、犬が中毒を起こす可能性のある「メチルピリドキシン」が含まれており、これが原因で痙攣や意識障害に陥る可能性があります。また、台所や食卓だけでなく、道端に落ちているぎんなんにも注意が必要です。散歩中などに拾い食いしないように気をつけましょう。

ゆり根

ネギ類のようなユリ科の植物は、犬が中毒症状を引き起こす有毒な植物ですが、その球根であるゆり根も犬が食べると危険な食材です。

ふきのとう

アクに含まれる「ペタシテニン」は、肝障害などを引き起こす可能性のある物質です。地域によっては自生している場所もありますので、拾い食いにも注意が必要です。

わさび・唐辛子・山椒

刺激が強い食材のため、嘔吐や下痢、胃のけいれんなどの症状を引き起こす可能性があります。

長いも・山芋

粘り気のあるいも類には、「シュウ酸カルシウム」が含まれています。この成分の結晶がかゆみやかぶれの原因となるため、与えないようにしましょう。

犬が食べてはいけない果物

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猫は甘味を感じませんが、犬は感じるため、甘いものが好きな犬も多くいます。フルーツを好む犬もいますが、次のような食材が犬にとって有害ですので、与えないようにしましょう。

ぶどう・干しぶどう

中毒の原因物質は解明されていませんが、腎臓に何らかの障害をきたす可能性が知られています。腎臓に持病がある犬の場合、重篤な症状を引き起こすこともあります。

プルーン

カリウムを豊富に含むため、「高カリウム血症」につながる恐れがあります。また、プルーンの毒性は乾燥する過程でより強くなるため、特にドライフルーツは危険です。

いちじく

皮や葉、果肉に中毒性のある「ソラレン」や「フィシン」といった成分を含んでいます。これらの成分は口内の炎症や嘔吐を引き起こす可能性があります。

柑橘類の外皮

グレープフルーツやオレンジなどの柑橘類の外皮部分には、嘔吐や下痢の原因となる成分が含まれています。

※犬に柑橘類を食べさせる際の注意点は、こちらの記事をご覧ください。

犬はみかんを食べられる!ただし6つの注意点を絶対に守ろう
https://cheriee.jp/dogs/23578/

ドライフルーツ

糖度が高く、豊富な食物繊維により軟便や下痢の原因となる可能性があるため、食べても大丈夫なフルーツであっても、ドライフルーツになっている場合は与えない方がよいでしょう。

マカダミアナッツ

中毒の原因物質は解明されていませんが、マカダミアナッツを摂取した犬が中毒症状を起こしたという報告は多数あります。万が一のことを考え、与えない方が安心です。

菓子類

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人間用の菓子類で犬に与えて良いものはありません。おねだりされても与えないようにしましょう。その中でも次の食材は命にかかわる危険性があるため、盗み食いなどには特に注意が必要です

チョコレート・ココア

チョコレートやココアに含まれる「テオブロミン」という成分は中毒性があります。死を招く危険があるため、絶対に与えてはいけません。

※チョコレートの危険性については、こちらの記事をご覧ください。

ペットがチョコレートを食べてしまった!致死量と対処法について
https://cheriee.jp/column/18951/

キシリトール

急激な低血糖を発症し、意識の低下やけいれん、肝障害を起こす可能性があります。最悪の場合は、死に至ることもあります。

だんご・もち

上新粉や白玉粉などの原材料に中毒性はありませんが、のどに詰まりやすいため、与えない方がよいでしょう。

盗み食いや誤食してしまったら

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上記のような食材を犬に与えないように気を付けていても、盗み食いされたり、間違って与えてしまったりすることもあるかもしれません。そんな時は、まずかかりつけの動物病院に連絡しましょう。

その際、慌てずに「いつ」「何を」「どのくらい」食べたのか伝え、獣医師に判断を仰ぐようにしてください。

中毒症状が出てから病院へ行くというのでは、遅い場合があります。自己判断で様子見をせず、専門家に相談しましょう。

最後に

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読者の中には、「これまで愛犬に与えていた!」という食材があったという方もいらっしゃるかもしれません。しかし、「これまで食べていたから大丈夫!」と食べさせ続けるのは避けましょう

その犬の体質や体格、食べた量などで症状が出ていなくても、今後中毒症状などが現れる可能性もあります。また、犬は体調が悪くても、それを隠す習性があるため、実際には具合が悪いのを飼い主が見落としているかもしれません。

基本的に飼い犬は飼い主が与えたものしか食べられません。大切な家族の一員である犬の健康は、飼い主が守る責任があることを心に留めておきましょう。

【クイズ】愛犬をキケンから守ろう!家庭内の事故やケガを防ぐには

現代の家庭犬の約86%は室内で飼われていると言われています。そのため、愛犬が家庭内で事故に遭わないように十分な注意が必要です。

今回は、家庭内で起こりやすい犬の事故事例をクイズ形式でご紹介します。

クイズを解きながら、事故やケガを防ぐための対策を学んでいきましょう!
Q.1 フローリングの床が犬にとって良くないと言われる理由は?
正解です!
不正解です!
正解は「足が滑りやすくケガの原因になる」です。
フローリングは犬にとって滑りやすい素材のため、ねんざなどのケガの心配があります。

また、日々の歩行では目立った症状が出ていなくても、長期的に何回も滑ったり、転んだりを繰り返すことで膝や腰を痛める原因にもなります。

すぐに症状が出ないため飼い主が気づきにくい点も、非常に厄介です。
Q.2 冬に暖房を使う際の対策として正しいのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「暑くなったら涼しい場所に移動できるようにしておく」です。
暖房器具を使用する場合に気を付けたいポイントとして、暖房器具の近くで長時間過ごすことによる低温やけどや、犬には暑すぎる部屋の温度による熱中症があります。

犬にとって快適な室温は21~25℃程度とされています。人間にとって快適な室温に設定してしまうと、犬には暑く感じたり、場合によっては熱中症を引き起こしたりする可能性があります。犬が暑いと感じた時に、窓際や部屋の隅などの涼しい場所に移動できるように、レイアウトを見直してみましょう。

ただし、シニア犬や短毛種など寒さに弱い子の場合には、その子にあった適切な温度設定にすることが大切です。

また、低温やけどの防止策として、暖房器具に犬が近づきすぎないよう注意したり、留守番させる場合にはエアコンのような直接体に触れない暖房を使うことも有効です。
Q.3 犬の誤食や盗み食いの防止策、その傾向として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
誤りは「冬は他の季節に比べると誤食や盗み食いの確率が低い」です。
冬はクリスマスや年末年始など、家に人が集まる機会が増えます。そのため、パーティなどの普段と違う食事スタイルからくる誤食や盗み食いが起きやすく注意が必要です。

誤食や盗み食いを防止するために、「調理中や人間の食事中は犬をクレートやサークルに入れる」「人間の食事を犬にお裾分けしない」「人間が食事している間はフセで待たせる」などの対策を取りましょう。

問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
家の中はキケンがいっぱい?!本当にあった犬の事故事例と対策
結果発表
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犬にアボカドを与えてはダメ?丸呑みやアレルギーにも注意しよう!

栄養価が高く「森のバター」とも呼ばれるアボカドは、美容にも効果的で、サラダや食事などにもよく用いられる人気の食材です。 しかし、このアボカドを犬に与えると健康に害を及ぼす可能性があることをご存じでしょうか? この記事では、犬にアボカドを与えてはいけないとされる理由についてご紹介します。

犬にとってアボカドは毒?

犬,アボカド,中毒,誤食,アレルギー,窒息,症状,膵炎 アボカドの危険性が言われるようになったのはここ十数年ほどです。かつて日本では人もアボカド自体を食べる習慣がなく、ペットに与える機会もほとんどなかったことから、犬にアボカドを与えてはいけないということを知らない飼い主も少なくありません。 アボカドの毒性については疑問視するする声もありますが、実際にアボカドが原因で犬が体調不良になることもあるため、愛犬の健康を考えるのであれば与えない方が良いでしょう。 また、アボカド入りのドッグフードやおやつ、オイルなども販売されています。これらは問題ないとされていますが、心配ならば極力避け、免疫力の高くない子犬やシニア犬には与えない方が安心です。

犬にアボカドを与えてはいけない4つの理由

犬,アボカド,中毒,誤食,アレルギー,窒息,症状,膵炎 犬にアボカドを与えてはいけない理由はいくつか考えられます。「うちの子には毎日少量のアボカドを与えているけど、特に問題ないから大丈夫」と考える飼い主もいるかもしれません。 しかし、アボカドの何か良くないかをしっかり把握し、愛犬の健康を害することのないように気をつけてあげる必要があります。

1. アボカドに危険な物質が含まれている

アボカドにはペルシンという成分が含まれており、犬が摂取すると中毒症状を引き起こす可能性があります。ペルシンは、アボカドの葉や果肉、種に多く含まれています。

ペルシン中毒の症状

ペルシンは消化器系や心臓に悪影響を及ぼす可能性があり、以下の症状が見られます。
  • 嘔吐
  • 下痢
ペルシン中毒の症状はすぐには出ず、摂取してから1日〜3日後に出ることが多いようです。悪化すると呼吸困難やけいれんを引き起こすこともあります。

2. 窒息の危険がある

アボカドの種は大きくて固いため、犬が誤って飲み込むと窒息する危険があります。特に小型犬や口の小さい犬では注意が必要です。

窒息の症状

  • 何かを吐き出そうとする
  • 苦しそうにしている
  • 舌が白くなる
犬がアボカドの種を飲み込んでしまった場合、ただちに動物病院に連絡して処置をしてもらわないと命に関わります。愛犬が苦しそうにしていると飼い主もパニックになってしまうかもしれませんが、そんな時こそ冷静かつ迅速に対応しましょう。

3. アレルギーを起こす危険がある

アボカドはアレルギーを起こす可能性がある植物です。リスクを回避する意味でも与えない方が良いといえるでしょう。

アレルギーの症状

  • 皮膚の強いかゆみ
  • 皮膚炎や湿疹
  • 嘔吐
  • 軟便や下痢
  • 元気がなくなる
アレルギー体質の子は特に注意が必要です。

4. 高脂肪、高カロリー

人間にとって栄養価が高いものであっても、体が小さい犬にとっては栄養が過剰になってしまう可能性があります。 過剰な栄養は肥満の原因となったり、消化器官に負担をかけてしまい、下痢や膵炎を引き起こす原因にもなってしまいます。

膵炎の症状

  • 食欲不振
  • 嘔吐
  • 下痢
膵炎が起こると、膵臓の消化液が膵臓や他の臓器を損傷し、強い痛みが生じます。重症化すると多臓器不全などを引き起こし、命に関わる場合もあります。

犬の誤飲を防ぐためには

犬,アボカド,中毒,誤食,アレルギー,窒息,症状,膵炎 いくら飼い主がアボカドを与えないようにしていても、ちょっとした不注意で、愛犬がアボカドを口にしてしまう危険があります。愛犬の安全のために、以下の点に注意しましょう。
  • ゴミ箱を漁らせない
  • 犬の手が届くところに放置しない
  • キッチンに入らせない
普段から、ゴミを漁らせない、食卓に上らせないなど、しっかりとトレーニングを行い、誤食をさせないように気をつけましょう。

犬がアボカドを食べてしまったら

犬,アボカド,中毒,誤食,アレルギー,窒息,症状,膵炎 どんなに注意を払っていても、飼い主の目を盗んで犬がアボカドを食べてしまうこともあるかもしれません。アボカドに含まれるペルシンによる中毒の場合、食べて3日後に症状が現れる場合もありますので、油断せずに動物病院へ連れて行くことをおすすめします。

食べた量を確認する

まずは、犬がどのくらいのアボカドを食べたのか確認しましょう。床に落ちた切れ端を食べたのか、丸ごと食べたのかで対処法も異なってきます。 特に、種を飲み込んでしまった場合は、早急に取り出さないと命に関わります。まずは、冷静に周りの状況を確認しましょう。

動物病院に連れて行く

犬によっては少量のアボカドを食べたくらいでは問題ない子もいます。実際、おやつ感覚でアボカドを与えている飼い主もいるそうです。しかし、少量だから大丈夫だと自己判断してしまうのはよくありません。 まずは動物病院へ連絡し、なるべく早く獣医師に処置してもらいましょう。

最後に

犬,アボカド,中毒,誤食,アレルギー,窒息,症状,膵炎 人にとってはおいしくて健康にも良いとされるアボカドですが、犬や他の動物にとっては毒性があり与えるべきではありません。 アボカド以外にも、人には無害であっても動物にとっては有毒なものがたくさんあるため、「人が食べても問題ないから」と安易な気持ちで与えるのはやめましょう。 ドッグフードは栄養も十分摂れ、特別なアレルギーがない限りは安心して与えられます。その上で、愛犬に美味しいものを食べてもらいたいと手作りご飯を与える場合は、しっかりと知識をつけて安心して食べられるものを作ってあげましょう。

初めての猫!家の準備や用意するグッズ、心構えを解説

猫を初めて飼うときは、「家の中をどうすればいいのだろう」「何を用意すればいいの」と悩みますよね。今は情報が多い分、迷ってしまうでしょう。 今回は、猫を飼うときに準備することや用意したいグッズ、心構えについて解説します。準備や心構えは、子猫も大人の猫も基本的には同じですので、猫を飼う前によく確認しておきましょう。

家の中を整える

猫,初めて,グッズ,おもちゃ,キャットタワー,誤飲,誤食,クレート,サークル,首輪,フード 猫はひも類や小さなものに興味を示します。高いところも大好きなので誤飲やケガをしないように、家の中を「猫仕様」にします。

誤飲の危険があるものは片付ける

ひも類、糸、ヘアゴム、ボタンなど小さなものは誤飲の危険性がありますので、猫が届かない場所にしまってください。大人の猫でも油断できません。 猫は器用なので、ちょっとした扉や引き出しなどは開けてしまいます。頑丈な箱や引き出しに入れましょう。

観葉植物やお花は別の部屋に

観葉植物の種類によっては、猫が齧ると中毒を起こす恐れがあるものがあります。猫が過ごす部屋には飾らないでください。ユリの花は、活けた水を舐めただけでも危険です。お花も飾らないようにしましょう。

電気コード類にはカバーを

電気コード類を噛んで感電などしないようにカバーを付けておきます。

押し入れやクローゼット、洗濯機の扉に注意

猫は狭いところが好きなので押し入れやクローゼット、洗濯機などに入りたがります。飼い主が気付かないまま、閉め切ったり、洗濯機を動かしたりすると大変危険です。 扉は開けたままにしない、洗濯機のふたは必ず閉めるなどをしっかり心がけてください。

お風呂の水は捨てる

夏は涼しく、冬は残り湯があれば温もりがあるためお風呂が好きな猫がいます。 ふたの上で暖を取る姿はかわいいですが、滑って落ちるとおぼれてしまいます。残り湯は捨てるほうが安全です。

外には出さない

猫は外に出さず家の中で飼います。散歩は必要ありません。特に家に来たばかりの猫は、外に出ると戻れなくなる恐れがあるので十分注意してください。

身を隠す場所を作る

猫が入れるような段ボールに敷物を入れていくつか置いておくと、猫は身を隠せるので安心します。狭いところにいたいという欲求も満たせるのでおすすめです。

買っておきたい猫のためのグッズ

猫,初めて,グッズ,おもちゃ,キャットタワー,誤飲,誤食,クレート,サークル,首輪,フード 事前にペットショップやホームセンター、ネットなどで購入します。リストを作っておくと、買い忘れがありません。

フード

ブリーダーやペットショップで購入した場合、もしくは保護施設から来た場合は、そこで食べていたフードを用意します。野良猫を拾った場合は、猫の年齢に合った総合栄養食を与えましょう。 ドライフードとウエットフードの両方があると便利です。

食器と水入れボウル

どちらも陶器がおすすめです。猫は入れ物にもこだわりがあるので、複数用意しておきます。ひげが容器に当たるのを嫌がるので、猫専用を購入するほうが安心です。

猫用トイレ

猫用トイレは、大きさの十分にあるタイプを複数設置しましょう。最低でも1匹あたり2個は欲しいところ。大きさは猫の体長1.5倍が目安です。 猫砂にもこだわりがあるので、いくつか用意して様子をみてください。ペットシーツもあると、おしっこがこぼれたときなどに安心です。

爪とぎ

猫の爪とぎは本能なので、爪とぎの用意は必須です。段ボールタイプや麻ひもタイプなど、猫の好みに合わせて複数用意するといいでしょう。基本的にほとんどの猫が段ボールタイプを喜びます
猫が爪とぎをする理由とは?爪とぎグッズ選びのコツや置き場所を解説

クレート

必ずクレートは用意してください。普段からハウスや落ち着ける場所として使えますし、動物病院の受診の際も便利です。災害時の避難にも役立ち、避難所にもそのまま持ち込める場合もあります。 素材は頑丈なプラスチック製がおすすめです。

キャットタワー

猫は高いところが大好きなので、キャットタワーを設置してあげましょう。しっかりした頑丈なものを選びます。窓の外を見られる場所に置いてあげるといいですね。

サークル

サークルは留守番や来客時に活躍します。猫の落ち着ける場所にもなるでしょう。高さがあり、スペースが三段ほどあるタイプなら上下運動ができます。ベッドやトイレも置いてあげましょう。
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猫用ベッド

好きな場所でくつろげるように、ベッドも複数用意してあげましょう。出窓やリビングの隅、サークル内などに置いておきます。

おもちゃ

ひとり遊びができるおもちゃと、飼い主さんと一緒に楽しめるおもちゃを用意しましょう。転がすとフードが出てくるおもちゃは、猫の狩猟本能を刺激するのでおすすめです。誤飲を防ぐためにも、猫じゃらしは飼い主さんと遊んだら片付けてください。

首輪

猫のサイズに合った首輪を選びます。ケガや事故防止のためにも、何かにひっかかったら外れるタイプがおすすめです。

動物病院を受診する

猫,初めて,グッズ,おもちゃ,キャットタワー,誤飲,誤食,クレート,サークル,首輪,フード 猫を飼うことになったら、必ず動物病院を受診します。 健康診断を受け、ワクチンや避妊・去勢手術のスケジュールを立てましょう。猫の飼い方のアドバイスなどももらうと安心ですね。

猫を飼う=猫の命に責任を持つ

猫,初めて,グッズ,おもちゃ,キャットタワー,誤飲,誤食,クレート,サークル,首輪,フード 猫を飼うことは、最期の時まで責任を持って猫のお世話をすることになります。猫の平均寿命は室内飼いの場合15~16歳といわれています。つまり少なくとも15年は、毎日こまめに猫のお世話をする覚悟が必要です。 いたずらをされたり、ひっかかれたりなどのトラブルもあるでしょう。思い通りにならないこともあります。旅行にも行きづらくインテリアもおしゃれにはできないかもしれません。 しかし、猫がいる暮らしは、たくさんの喜びとかけがえのない幸せに満ちています。猫の習性をしっかり理解し、猫との暮らしを楽しんでください。

猫の誤飲を予防しよう!日常生活に潜む食べ物以外の危険と対策

猫は、遊んでいるうちにひもやビニールを飲み込んでしまうことがあります。飲み込むとお腹の中で絡まったり、腸閉塞を起こしたりする恐れもあり大変危険です。 場合によっては開腹手術などで取り出すケースもあります。大切な猫を守るためにも、飼い主さんはしっかり対策をしましょう。 この記事では、食品や植物以外の猫の誤飲について解説します。

猫が誤飲しやすいもの(食品以外)

猫,誤飲,誤食,ストレス,ウールサッキング 猫の舌はザラザラしているため、単になめているだけであっても口の中に入ってしまいやすいです。 猫が普段過ごしているスペースには、飲み込んでしまう恐れがあるものはたくさんあります。どんなものが危ないのかをしっかり把握し、部屋に放置しないように気をつけましょう。

1. ひも類

毛糸やリボン、猫のおもちゃについているひもなどです。「ひも」ならすべて誤飲の恐れがあります。じゃれているうちにそのまま飲み込んでしまうケースが多いようです。 毛糸にじゃれている猫の写真やイラストはほのぼのしていますが、危険な遊びをしていると考えたほうがいいでしょう。

2. ヘアゴム

ヘアゴムを咥えて遊んでいるうちに飲み込んでしまいます。 嘔吐が続く猫を診察したら、胃から大量のヘアゴムが出てきた例もあるため、テーブルなどに放置すると危険です。

3. 縫い針

縫い針に通っている糸に興味を示して、針ごと飲み込むケースもあります。

4. 布製品

クッションやお気に入りの毛布をなめているうちに、出ていた糸くずを飲み込んでしまいます。

5. ビニール製品

ビニール袋で遊んでいるうちに、破れたビニールのかけらを飲み込んでしまいます。薄手のビニールは破けやすいので注意しましょう。

6. スポンジ類

スポンジにかみついて遊びながら、ボロボロになったスポンジ片を食べてしまいます。

7. 猫のおもちゃや飾り

ネズミなどの小さなおもちゃは、飲み込みやすく危険です。また、おもちゃについた羽やリボンなどをかじりとって飲み込む場合もあります。 粗雑な作りのおもちゃには要注意です。

8. クリップや安全ピン、画びょうなど小さな文具

床に落としたまま気づきにくいクリップや安全ピンは、猫の恰好のおもちゃです。遊んでいる際に飲み込んでしまう恐れがあり危険です。壁に刺した画びょうを、前足で取り外してしまう猫もいます。特に画びょうは使わない方が安心です。

9. ティッシュペーパー

ティッシュケースからティッシュを出して遊んでいるうちに飲み込んでしまいます。

10. その他

他にも、人間の子どものおもちゃや、ピアスなどアクセサリー類、ボタンなども誤飲の原因になります。

誤飲したらどんな症状が出るの?

猫,誤飲,誤食,ストレス,ウールサッキング そのまま便に出てくる場合もあります。しかし、ひもの一方の先端が、消化管のどこかに引っかかると大変です。ひもが引っかかっているのに、胃腸は消化活動をするので蛇腹のようにくしゃくしゃになってしまいます。すると血液が行き届かなくなり壊死を起こすなど、命にかかわる状況になる可能性があります。 他にも、腸閉塞や嘔吐、食欲不振などもみられます。元気がなくなったり、苦しそうな様子を見せたりする場合もあるようです。状況によっては開腹手術で取り除きます。

誤飲したら飼い主さんはどうすればいい?

猫,誤飲,誤食,ストレス,ウールサッキング すぐ動物病院に連絡して、獣医師の指示に従いましょう。ウンチが出るまで待ってみるなどの自己判断は危険です。 また、肛門からひもが出ている場合は引っ張り出さないでください。引っ張ると腸が縮むなどして大変危険です。同様に、口からひもが見えている場合も引っ張り出さないようにしましょう。 確信がなく「もしかしたら何か飲み込んだかも?」という場合でも、一度受診することをおすすめします。

対策は「片付ける」

猫,誤飲,誤食,ストレス,ウールサッキング 猫に誤飲させないために、飼い主さんにできることは「誤飲しそうなものから猫を遠ざける」です。

小さいものは引き出しやケースに

ボタンやヘアゴムなど小さなものは猫が開けられない引き出しや、しっかり蓋のついたケースに片付けましょう。棚の上に置くだけでは、猫は上って取ってしまいます。

引き戸や扉にはロックを

市販のロックをつけておけば、器用な猫も扉を開けられません。
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裁縫や編み物は猫のいないところで

猫とは別の部屋で裁縫や編み物をします。ワンルームなどの場合は、猫をケージにいれましょう。だたし、ケージは猫を閉じ込める場所ではありません。とっておきのおやつを与えるなど「猫にとって嬉しい場所」にしてあげましょう。

ほつれた布製品は修繕するか処分

敷物やクッションカバーなど、ほつれが出たらハサミでカットしておきます。修復できないものは、処分したほうが安心です。

猫じゃらしは飼い主さんと遊ぶ

猫じゃらしなど、ひも状のおもちゃは飼い主さんと遊び、猫だけでは遊ばせないようにしましょう。遊び終わったら、猫が取れない場所に片付けてください。

退屈にさせない

猫の退屈を解消すると、糸で遊ぶなどの誤飲に繋がりやすい行動を予防できます。キャットタワーを設置したり、外が見えるくつろぎスペースを作ったりしてあげましょう。段ボールなどで隠れる場所を作るのもおすすめです。 飼い主さんと一緒に遊ぶことも、ストレス解消とコミュニケーションにも欠かせません。

布をなめる癖がある猫は受診

ストレスなどが原因で布をなめ続ける「ウールサッキング」をする猫もいます。一度ウールサッキングをしてしまうと、改善には時間がかかり再発する可能性が高いとされています。 このような行動を見かけたら、なるべく早く行動学にくわしい獣医師に相談しましょう。

まとめ

猫,誤飲,誤食,ストレス,ウールサッキング 猫は遊んだり興味を示したりしているうちに、ひもやビニールなどを誤飲する恐れがあります。場合によっては腸閉塞を起こすこともあり、大変危険です。 もし飲み込んでしまった場合は、様子を見るのではなく動物病院を直ちに受診してください。自己判断をせず獣医師の指示に従いましょう。 飼い主さんは、猫が誤飲しないための対策も必要です。部屋をきちんと片付け、扉は開けられないようにするなど、猫を誤飲の危険から守ってあげましょう。