【2024年】保護猫を譲り受けるには?東京のおすすめ保護猫カフェ

東京にはたくさんの保護猫カフェがあることをご存知ですか?保護猫カフェでは、飼育崩壊など何らかの事情で飼われなくなった猫たちが一時的に保護されています。

一般的な猫カフェとは異なり、保護猫カフェは、保護猫たちと触れ合えるだけではなく、もし「一緒に暮らしたい」と思える子がいたら家族として迎え入れることも可能です。

今回は、保護猫カフェのシステムと、東京にあるおすすめの保護猫カフェをご紹介します。

保護猫カフェの仕組み

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保護猫カフェには、一般的な猫カフェと同じように保護猫と触れ合えるだけのカフェと、保護猫を一時的に預かり、譲渡を目的にしているカフェの2種類があります。お家に迎え入れる猫を探したい場合は、譲渡可能な保護猫カフェを探しましょう。

なお、保護猫カフェに気に入った猫がいたからといって、その日にすぐにお迎えできるわけではありません。店舗によっては、書類が必要だったり、トライアル期間を設けていたりするところもありますので、焦らずゆっくりと家族になる猫を探しましょう。

保護猫カフェの譲渡の条件と費用

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保護猫カフェの譲渡条件や費用は、店舗ごとに異なっており、実際に店舗に行かないと教えてもらえない場合も多いですが、譲渡費用はだいたい30,000〜50,000円と見積もっておくといいでしょう。

保護猫カフェの譲渡条件例

保護猫カフェの譲渡条件にはどのようなものがあるのでしょうか。譲渡型の保護猫カフェ「Miagolare」の譲渡条件を例にご紹介します。

  • 家族として終生責任をもって大切に可愛がってくださる方
  • 完全室内飼いにしてくださる方(ケージ飼い・紐飼いはお断りします)
  • 猫ちゃんを飼育可能な住宅環境であること(身分証の提示が必要)
  • ご家族全員の同意が得られていること
  • 60歳未満の方であること
  • 未成年のみの世帯でないこと
  • 猫ちゃんの体調不良時やワクチン接種(年1回)にきちんと病院へ連れて行くこと

    (引用元:譲渡型の保護猫カフェ「Miagolare」)

譲渡条件を見てわかるように、保護猫カフェから譲り受ける条件はそれほど厳しくありません。
しかし、里親になるには譲り受け希望者の性格や猫との相性も大切です。猫を大切に育てられるかを判断するために、条件に加えて事前にスタッフとの面談が行われる場合もあるようです。

保護猫カフェの譲渡費用

譲渡費用には、これまでにかかった飼育管理費、ワクチンの接種、ノミ・ダニ駆除、寄生虫除去、不妊手術費などが含まれます。

金額はお店によってそれぞれ異なりますので、気になる猫がいたら、まずは保護猫カフェのスタッフに聞いてみてください。

東京の保護猫カフェおすすめ5選

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それでは、東京にあるおすすめの保護猫カフェを5ヶ所ご紹介します。
利用料や保護猫の譲渡の有無などの情報もまとめていますので、保護猫カフェ選びの参考にしてくださいね。

なお、衛生面と猫の健康管理のため、保護猫カフェを訪れる際はマスクの着用と、靴下を履くのを忘れないようにしてください。

マスクは感染症やアレルギー対策に、靴下は靴底に付着したウイルスなどの侵入を防ぐため猫カフェでは基本的に靴を脱ぐところが多く、人獣共通感染症である白癬菌(水虫)の感染予防を目的としています。

また、香水も猫にとって良くない成分が含まれていることがあるため避けましょう。

1.【五反田】Meooow!

五反田駅から徒歩約18分のところにある保護猫カフェ「Meooow!(ミャーオ)」。

ボランティアで運営されていて、16匹もの可愛い保護猫たちが新しい家族を待っています(2024年4月現在)。
保護猫は写真と自己紹介つきでサイトからチェックできます。
Meooow!「在籍猫のご紹介」

土日祝日は予約制なので、事前にサイトから予約しましょう。また靴下かストッキングを忘れた場合は一足200円で購入する必要があります。

料金:1時間1,000円(1ドリンク付き)、15分延長ごとに+200円
営業時間:13:00~20:00(水曜定休)
住所:〒142-0063 東京都品川区荏原1-12-6
保護猫の譲渡:◯
HP:https://meooow-cat.com/

2.【御茶ノ水】ネコリパブリック東京お茶の水店

JR御茶ノ水駅から徒歩約6分にある保護猫カフェ「ネコリパブリック東京お茶の水店」。

32匹の保護猫が里親を待っています(2024年4月現在)。
東京お茶の水店/在籍ねこ

畳が敷いてあり、昭和レトロな雰囲気が漂う空間にとても癒される保護猫カフェです。
また、ネコリパブリックは東京だけでなく、大阪や広島、岐阜などにも店舗を構えています。

予約優先の保護猫カフェなので、予約なしで行くと入れない可能性もあります。ぜひ事前に予約してから行きましょう。また、初めて来店する場合は事前の登録が必要です。
予約はこちら

料金:平日 1時間1,760円・土日祝 1時間1,980円
営業時間:平日12:00〜19:00、土日祝11:00〜18:00(木曜定休)
住所:〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目1-9 CRANEビル4階
保護猫の譲渡:◯
HP:https://www.neco-republic.jp/shop/shop-necorepublic-ochanomizu/

3.【中野】Miagolare

中野駅から徒歩1分のところにある保護猫カフェ「Miagolare(ミャゴラーレ)」。

15匹の保護猫が里親を待っています(2024年4月現在)。
Miagolareのメンバー紹介」から保護猫のプロフィールや写真が見られます。

ドリンクバーがあるので好きな飲み物を飲みながら、まったり猫たちと触れ合うことができます。

1日滞在パック(4,000円)はグルメサイトから予約が可能です。
予約はこちら

それ以外の予約は電話でのみ可能です。

料金: 1時間1,400円(ドリンクバー付き)
営業時間:11:30〜21:30(木曜定休)
住所:〒164-0012 東京都中野区本町4-30-26 第二藤尾ビル3F
保護猫の譲渡:◯
HP:https://www.miagolare.org/

4.【駒沢】保護猫カフェ駒猫

駒沢大学駅から徒歩10分のところにある「保護猫カフェ駒猫」。

駒猫にいる保護猫たちはこちらから写真付きで確認できます。
駒猫であなたをお待ちしているにゃんず

土日祝日は予約が必要ですので、注意しましょう。
ご来店予約カレンダー

料金:1時間1,300円、20分延長ごとに+300円
営業時間:12:00〜20:00(水曜定休)
住所:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢4-12-22 ティファーレ駒沢4F
保護猫の譲渡:◯
HP:https://koma-neko.com/

5.【新宿】BAKENEKO CAFE

西早稲田駅より徒歩3分のところにある、「捨て猫や保護猫が飼い猫に化ける」をコンセプトとした「BAKENEKO CAFE」。

10匹の保護猫が暮らしています(2024年4月現在)。保護猫の写真はサイトからチェックできます。
BAKENEKO CAFE「在籍猫紹介」

外のテラス席では、食事やアルコールの提供もあります。
予約はこちら

料金:30分1,000/1時間1,500円
営業時間:11:00〜20:00(水曜定休)
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保3-13-1-1棟 106
保護猫の譲渡:◯
HP:https://bakeneko-cafe.tokyo/

まとめ

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今回はご紹介した保護猫カフェはほんの一部です。まだまだ東京にはたくさんの保護猫カフェがあります。

「保護猫」と聞くと少しとっつきにくいイメージがあるかもしれません。しかし、保護猫カフェでは、猫と触れ合った上で気に入った猫をお迎えすることができます。これがペットショップにはない保護猫カフェの魅力なのです。

今まで保護猫カフェに行く機会がなかった人も、ぜひ一度足を運んでみてください。素敵な出会いがあなたを待っているかもしれません。

【徹底調査】猫の一生にかかる費用はいくら?予期せぬ出費も紹介

「猫を新たな家族として迎えたい!」と思った時に、やはり気になるのは具体的にどれくらい費用がかかるのかでしょう。そこで、猫を飼う場合に月々や一年にかかる費用、一生涯でかかる費用、また想定外の出費などのデータをまとめてみました。

安心して猫との新生活をスタートさせるために、この記事で猫にかかる費用について確認してみてください。

※かかる費用については地域差や個人差があるため、全てに「~円前後」とつきますが、ここでは省略しています。また、飼い主の猫に対する考え方やライフスタイルによっても、費用は大きく異なりますので、あくまで目安としてお考えください。

猫の一生にかかる平均費用は「149万円」

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2023年のデータによると、猫の一生にかかる平均費用は149万円とされています。

猫の飼育スタイル別、生涯必要経費

犬の場合は体の大きさによって費用が異なりますが、猫の場合は飼育スタイルによって費用が異なってきます。

平均寿命 生涯必要経費
外に出る 14.18歳 ¥1,249,906
外に出ない 16.25歳 ¥1,534,047

(出典:一般社団法人ペットフード協会「令和5年全国犬猫飼育実態調査 – 猫 飼育・給餌実態と支出」

上記の表から明らかなように、外に出ない猫の方が寿命は長く、それによってかかる費用も増えます。

平均寿命で割ると、外に出る猫の場合は年間の費用が92,288円であり、外に出ない猫は年間96,917円となり、こちらも外に出ない猫の方がやや高くなる傾向があります。

月々の費用は「8千円」、1年間で「9万6千円」

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2018年の月々の平均支出が6千円であったのに対し、2023年には8千円に上昇しています。この支出の増加には、物価の上昇や猫に対する飼い主の意識の変化が考えられます。

猫のライフステージ別必要経費

1ヶ月平均 年間平均
0歳(幼年期) ¥11,400 ¥136,800
1~6歳(成年期) ¥7,887 ¥94,644
7歳以上計(高齢期) ¥7,988 ¥95,856
7~9歳 ¥7,692 ¥92,302
10~12歳 ¥6,493 ¥77,912
13~15歳 ¥9,061 ¥108,726
16歳以上 ¥9,000 ¥108,000
平均 ¥8,005 ¥96,055

(出典:一般社団法人ペットフード協会「令和5年全国犬猫飼育実態調査 – 猫 飼育・給餌実態と支出」

統計を見ると、幼年期と高齢期の支出が特に高くなっています。これは、猫を飼い始めた際に必要なグッズを購入する必要があることや、幼年期特有の病気、そしてハイシニア期に差し掛かり多くのケアが必要になることが理由として考えられます。

月々の費用の内訳

内訳 金額
キャットフード ¥2,988
おやつ ¥1,562
医療費 ¥3,400
保険料 ¥1,988
雑貨 ¥1,480
おもちゃ・衣類 ¥941

(出典:一般社団法人ペットフード協会「令和5年全国犬猫飼育実態調査 – 猫 飼育・給餌実態と支出」

どの項目も2018年と比べると緩やかに上昇していますが、特にキャットフードやおやつ、医療費にかける費用の上昇が見られます。

飼い始めた時にかかる費用は「2万円」

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猫を飼い始める際には、2万円程度の費用がかかります(出典:Money Campus「猫の一生にかかるお金はいくら?食費や医療費など生涯の飼育費用を3000人調査」アンケートより)。

この金額には、次のような猫の生活に欠かせない基本グッズが含まれます。

  • 猫トイレ本体
  • 食器
  • 爪切り
  • 猫タワー

初期費用は1万円以内に収めている人が最も多く、3万円以内まで含めると全体の約74%になります。ただし、ペットの見守りカメラや自動給餌器、高機能トイレ、空気清浄機など、高性能な製品を揃えればかなり高額になるでしょう。

譲渡か購入かで大きな差が出る

猫との出会い方によって、初期費用は大きく変わります。先のアンケートによると、保護猫団体や保健所、知人などからの「譲渡」が最も多く39.4%を占め、次いで地域の猫などを「保護」したという回答が36.7%、ペットショップやブリーダーからの「購入」は22%にとどまりました。

猫の購入には平均して185,201円かかり、猫の譲渡時には平均して4,086円が費用としてかかっています。譲渡は72%の回答が0円となっており、保護団体からの譲渡には2~6万円ほどかかる場合が多いようです。

※野良猫を保護した場合にかかる費用は、こちらの記事をご覧ください。

金銭的な負担も覚悟して!野良猫の保護に必要な医療費を徹底解説
https://cheriee.jp/cats/22939/

接種しておきたい「混合ワクチン」

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外に出る・出ないにかかわらず、猫が健康で快適に暮らすためには、ワクチン接種が必要です。

脱走や災害で外に出て感染してしまう可能性がありますし、時にはウイルスなどが外出した飼い主に付着して室内に侵入することもあります。また、ペットホテルを利用する際にも、ほとんどの場合、ワクチンの接種が必要となります。

混合ワクチン接種費用

子猫の場合は、生後6~8週で初回接種を行い、その後は約4週ごとに計2~3回の接種を行います。以降は1~3年に1回のペースで接種を続けていきます。

成猫を譲渡された場合や野良猫を保護した場合は、それぞれ対応が異なります。譲渡元にワクチン接種歴の確認をしたり、動物病院に相談したりしましょう。

  • 3種混合:¥3,000~5,000
  • 5種混合:¥5,000~7,500

※猫のワクチンの詳細については、こちらの記事をご覧ください。

【獣医師監修】正しく理解できてる?猫のワクチンの種類と注意点
https://cheriee.jp/cats/20474/

「不妊手術」も視野に入れる

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猫に不妊手術を受けさせる場合は、手術費、入院費、薬剤費などがかかります。不妊手術は必ずしも受けなければならないものではありませんが、病気予防や望まぬ妊娠を避けるため、また発情期のストレス軽減のために受けることが望ましいとされています。

※猫の不妊手術については、こちらの記事をご覧ください。

【獣医師監修】猫の避妊・去勢の4つのメリットと注意点
https://cheriee.jp/cats/20549/

費用に関しては、以下の通りです。

去勢手術(オス)

  • ¥5,000~20,000

避妊手術(メス)

  • 卵巣切除:¥10,000~25,000
  • 卵巣子宮切除:¥10,000~30,000

メスの避妊手術には2つの方法があり、それによって料金が異なります。どちらの方法を選ぶかは、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

去勢手術や避妊手術は基本的にペット保険の補償対象外であるため、費用は高額になります。しかし、自治体によっては飼い猫の不妊手術に補助金が出るところもありますので、お住まいの自治体の情報をチェックしてみてください。

意外に多い!予想外の出費

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人間と同様に、猫も一緒に暮らしていると想定外の出費があります。それぞれの状況によって出費が大きく異なるため、具体的な金額を一概に挙げることは難しいですが、飼い主たちの経験から出費を金額別にまとめました。

数千~1万円ほど

  • 障子を破かれて障子紙と糊を購入自分で張り替えた(2千円)
  • 壁をボロボロにするので壁に貼る保護シールを買った(3千円)
  • 電気器具のコードを噛む癖があったためカバーを買った(3千円)
  • 食器棚の皿を割られた(1万円)
  • 布団に吐いたため丸洗いした(1万円)
  • 椅子に吐かれてクリーニングに出した(1万円)

数万円

  • リビングの壁紙をボロボロにされた(3万円)
  • サイドテーブルで爪とぎをされてしまい買い直した(3万円)
  • カーテンをボロボロにされた(5万円)
  • 新車のボンネットに爪で傷をつけられ塗装し直した(5万円)

10万円以上

  • 和室の畳をボロボロにされ修理した(10万円)
  • 脱出防止のためオーダーで玄関に格子扉を設置(10万円)
  • 羽毛布団に複数回吐かれてしまい買い換えた(12万円)
  • 買って1年2ヶ月しか経ってない55インチのテレビを壊された(19万円)
  • 高級グラスを割られた(20万円)
  • 迷子になったので猫探偵に依頼、チラシ印刷なども業者に頼んだ(40万円)

(出典:Money Campus「猫の一生にかかるお金はいくら?食費や医療費など生涯の飼育費用を3000人調査」

まとめ

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猫は犬に比べて費用が少ない傾向がありますが、それでも猫が快適に暮らすためには一定の費用が必要です。生涯にかかる費用を計算してみると、飼うことを諦めようと考える人もいるでしょう。

もちろん、軽はずみな気持ちで飼うことは望ましくありませんが、「お金がかかるから」という理由で諦めてしまうのは、少し寂しいことです。一緒に暮らしていると、「お金がかかるなあ」と感じることもあるかもしれませんが、一緒に過ごす楽しい時間は何ものにも代えがたいものです。

具体的にかかるお金を知ることは、「本当に猫が飼いたいのか」というご自身への問いかけになります。そして、本当に飼いたいと思えたら、ご自身の経済状況とも照らし合わせ、しっかりと準備した上で飼うようにしましょう。

どんな人が保護犬・猫の里親になれるの?譲渡の必要条件を徹底解説!

保護犬や保護猫を迎えたいけれども、保健所に行ったりや譲渡会に参加するのはなんだかハードルが高いと感じている方も多いでしょう。しかし、犬や猫を大切にできる家庭や不自由なく過ごせる環境があれば、実際には引き取りの条件はそれほど厳しくありません。

今回は、保護犬・保護猫の里親になりたいと考えている方のために、「保健所や譲渡会で里親になるための主な条件」「里親になる前に知っておきたい注意点」をご紹介します。

団体によって譲渡条件の厳しさが異なる

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保護犬・保護猫の譲渡条件は、保護している団体によって大きく異なります。

例えば、「留守番は4時間以内」「一人暮らしや同棲カップルはNG」など、団体によって厳しい条件が課されている場合もあります。一方で、条件がほとんど設けられていない場合もあります。

ここでは、「保健所」「里親サイト」「民間の団体」それぞれの譲渡条件を詳しく見ていきましょう。

保健所など、公的な機関からの譲渡条件

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保健所の譲渡条件は比較的緩やかです。各保健所のサイトを見ると、概ね下記のような基本的な飼育条件を満たしていれば保護犬や保護猫を引き取れるようです。

  • 家族の同意
  • 成人している
  • 60歳以下(保健所によっては指定なし)
  • 飼育環境が整っている
  • 不妊・去勢手術の実施
  • 法律や条例を守って飼えること
  • 最後まで責任を持って飼育する
    (各保健所のサイトより)

保健所によっても条件は異なる

しかし、保護犬や保護猫を譲渡できる年齢や独自の制限があるなど、保健所ごとに条件が異なります。例えば、東京都で保護された犬猫の譲渡をしている「東京都動物愛護相談センター」の譲渡条件を見てみましょう。

  • 原則、都内に住んでいる20歳以上60歳以下の方
  • 現在、犬や猫を飼育していない方
  • 家族に動物に対するアレルギーを持っている方がいないこと
  • 飼うことを家族全員が賛成している方
  • 最期まで責任を持って飼い続けることができる方
  • 経済的、時間的に余裕がある方
  • 動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる方
  • 集合住宅・賃貸住宅の場合は、規約等で動物の飼育が許されている方
  • 当センター主催の譲渡事前講習会を受講している方
    (引用元:東京都動物愛護相談センターから譲渡を受けるには | 東京都動物愛護相談センター

東京都動物愛護相談センターでは、年齢制限がありますが、一人暮らしでも譲り受けることができます。また、譲渡事前講習会の受講が必要で、1時間半から2時間の講習を受けに行かなければいけません。

里親サイトの譲渡条件

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里親サイトから保護犬や保護猫を譲り受ける場合、「里親サイトの譲渡条件」と「保護した方の独自の条件」の両方を守る必要があります。

里親サイトの譲渡条件

里親サイトの譲渡条件では、譲渡のトラブルが発生しないように受け取り方法など譲渡に関する基本的なルールがまとめられています。例えば、ペットの里親サイト「ペットのおうち」では、取引のトラブルを防ぐために譲渡や費用などが指定されています。

  • 転売目的での譲受は禁止
  • 受け取り方法は、手渡しのみ
  • 不妊手術(去勢・避妊)に協力を求める
  • 終生愛情と責任を持って育てることを誓約すること
  • 受け取りに際し、誓約書に署名・捺印し、譲渡人・譲受人がそれぞれ1通ずつ保管
  • 掲載情報に対し里親申し込みやお問い合わせを送信する際に、掲載者に一部会員情報(ユーザーID、ニックネーム、お住まいの都道府県)を開示することへの同意が必要
  • 掲載者が一般会員の場合、交通費(実費)を除く一切の費用を支払うのは禁止
    (引用元:応募者用譲渡のルール | ペットのおうち

保護した方の独自の条件

犬や猫を保護し、その里親を探しているユーザーが、独自の採用ルールを設定している場合があります。かなり細かく条件を決めているユーザーもいれば、ほとんど条件がない場合もあります。

例えば、以下のような条件があります。

  • 定期的な近況報告が必要
  • 2匹一緒に迎え入れてほしい
  • 身分証の提示
  • 完全室内飼い
  • 単身者、高齢者は要検討

このように、里親サイトから保護犬や保護猫を引き取る場合は、里親を探しているユーザーによって条件が大きく異なります。

NPO法人など民間団体の譲渡条件

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NPO法人やその他の民間団体では、保健所や里親サイトと比較して、譲渡の条件が厳格な場合もあるようです。例えば、「毎日長時間のお留守がある」「独身」「団体からのアドバイスを聞き入れない」などの条件が満たされない場合、譲渡ができないと定めている団体も存在します。

他にも「トライアル前の自宅調査」「定期報告の義務」「同居人を含めた面談」など、保護犬・保護猫を大切にして欲しいからこそ、条件面が少し厳しくなる傾向があるのかもしれません。

民間団体の譲渡条件の例として、猫の保護団体であるNPO法人「東京キャットガーディアン」の条件を見てみましょう。

  • 原則として、6歳以下の子供がいる家庭への譲渡はしない(例外あり)
  • 18歳以上で経済能力のある方
  • 定期検診や獣医療の必要性を理解し、あたり前に医療を受けさせられる方
  • 終生愛情と責任を持って飼育し、東京キャットガーディアンの許可なしに他人への再譲渡をしない方
  • 伴侶動物としてのみ飼育し、再譲渡・販売・貸出し・展示・動物実験などに利用しない方
  • 飼育について家族の同意が得られている方
  • 飼育できる環境に居住している方
  • 完全室内飼いを守れる方(脱走防止策が必要)
  • 60歳程度の方が里親を希望する場合は、本人が万一飼育継続が出来なくなった場合に猫を引き取って終生飼育できる方の同伴と、その方にも誓約書の用意が必要
    (引用元:猫の里親募集 | NPO法人東京キャットガーディアン

どこから保護犬・保護猫を引き取るにしても、譲渡には必ず何らかの条件がありますので、事前に確認しておくようにしましょう。

譲渡を希望しても断られることも

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お気に入りの子を見つけて譲渡の申し込みをしても、保護した個人や保護団体から断られることもあります。単純に譲渡条件を満たしていない場合や、他にも里親希望者がいて、そちらの方が適していると判断される場合などが考えられます。また、何度申し込んでも断られ続け、保護犬・保護猫を飼いたくても諦めてしまう方もいます。

譲渡条件を満たしているのに断られることが多いと感じる方は、次のような点を見直してみると良いかもしれません。

1.その子が良い理由を伝える

気に入った子がいて引き取りたい場合は、なぜその子がいいのか、その理由をきちんと伝えると熱意が伝わる可能性があります。

例えば、昔飼っていた子と似ていて気に入った場合は、その飼っていた子の写真を見せたり、思い出を語ったりすると良いかもしれません。また、先住の動物がいて、その子と合いそうだと感じた場合は、先住の子の性格やなぜ相性が良さそうだと感じるのかを伝えてみましょう。

2.その子の幸せを第一に考える

お気に入りの子を見つけて引き取りたいと思った時、一旦冷静になって「自分が幸せになるためにこの子と暮らしたい」のか、「この子を幸せにするために自分が飼いたい」のか、どちらなのかを考えてみても良いかもしれません。

前者は自分に焦点が当たっており、やや自己中心的な印象を与えかねません。動物への愛情から悪意なく話していても、保護活動をしている方が受ける印象は大きく違ってきます。

また、その子の幸せを第一に考えていれば、もし断られたとしても、その子がより幸せな環境で暮らせると思えるため、ショックは少ないのではないでしょうか。

3.保護活動へのリスペクトを伝える

ネット上では、保護団体の方とのやり取りに傷ついた経験が語られていることもあります。確かに、中には動物を思いやるあまりに盲目的になり、必要以上に譲渡希望者を警戒する人もいるでしょう。

しかしながら、保護活動へのリスペクトを示すことで、ご自身の動物への深い愛情や保護活動に対する理解を表現し、保護活動をされている方の警戒心を和らげることができるかもしれません。

動物の保護は、時間、労力、金銭など多大な負担がかかり、かわいそうな動物を目にすることも多いため、精神的な疲労も大きい活動です。心から動物を大切に思う人でないと容易にできることではありません。そういった事をあらかじめ心に留めておくことが大切なのではないでしょうか。

条件がない引き取り方はあるの?

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公的な機関や保護猫サイト、民間団体などを通して里親になると、ほとんどの場合、譲渡条件が設定されています。どうしても条件なく引き取りたい場合は、自ら野良猫を保護したり、SNSを活用して里親を募集している方に直接連絡すると、里親になれる可能性があります。

ただし、保健所や保護団体が設定している条件は、ペットを健全に飼育する上で最低限必要な条件である場合がほとんどです。仮に条件なしに引き取れるとしても、飼育環境を適切に整え、各団体が設定しているような条件を満たせない場合は、飼育を考え直す必要もあるでしょう

里親になる前に知っておいて欲しい注意点

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たとえ保護犬や保護猫の譲渡条件を満たせていたとしても、実際に飼い始めてから想定外に大変な思いをすることがあります。ここからは、保護犬や保護猫の里親になる前に最低限知っておくべき注意点についてご紹介します。

1.引き取りには費用がかかる

「譲渡」と言っても、実はお迎えには費用が発生する場合があります。これは、保護時にワクチン代や去勢代などの費用がかかるからです。支払いは任意とされる(寄付の形をとる)保護団体も存在しますが、犬や猫の保護にはそれなりに費用がかかるため、その負担をおすすめします。

保護団体によって金額は変わりますが、だいたい30,000~60,000円程度を見込んでおくと良いでしょう。

2.寝不足になる覚悟が必要

保護犬や保護猫は初めての家で緊張し、夜鳴きをすることがあります。夜鳴きが2~3週間続くこともあり、これにより保護してから寝不足になる飼い主さんも少なくありません。
保護団体等にあらかじめ「夜鳴きをしていたか?」を聞いておくと、夜鳴き対策が立てやすいでしょう。

3.定期報告が必要な場合も

団体によっては、保護犬や保護猫をお迎えした後に、1週間に1回や1年に1回のなどの頻度で、定期的な報告が必要となることがあります。その場合は、頻度や連絡方法などを事前にしっかり確認しておきましょう。

報告が必要なのは、保護犬や保護猫を粗末に扱う人が少なからずいて、譲渡の際にはそれを見抜けないことがあるからです。疑われているようで不快だという意見もありますが、自分のペットのことを真剣に思ってくれている人がいるのは心強いものです。

また、飼育に関する悩みを相談できたり、適切なアドバイスを受けられることもあるため、前向きに考えてみてください。

まとめ

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動物の里親になるための条件は、各団体や譲り受ける相手によって大きく異なります。ただし、条件が緩やかであっても、ペットの健康状態を良好に保ち、最期まで責任を持って飼育できることは、ペットの飼い主として必要な義務です。

なんとなく、「里親は条件が難しいんじゃないかな?」と思っている方も、今の状況でも条件が通る場合もあります。ペットを飼う覚悟ができた方は、まずは近くの保護施設や譲渡会に行って聞いてみると良いでしょう。素敵な出会いがあるかもしれません。

保護した野良猫の里親探し。里親募集のルート4つ

野良猫を保護したのはいいけれど、さまざまな事情を考慮した結果やっぱり飼えない…というとき。

保健所や動物愛護センターへ届ける前に、どうにか里親を見つけてあげたいですよね。そういった施設まで届けてしまうと、その後は引き取る人を見つけるのは難しいのです

自分が飼えないからといっても、諦めないでください。初めての方は不安もあると思いますが、まずは行動してみましょう!

野良猫を保護する前に

屋外の野良猫階段でうずくまる
まず、野良猫を保護する前によく考えてほしいことがあります

例えば、家の付近や、敷地内で野良猫が怪我を負って動けない猫を発見した場合は、悩んでいるうちに悲しい結果になってしまうことがあります。こういった場合は、一時的にでも保護できればそれが良いかもしれません。

しかし、ただ「可愛いから」「飼うつもりはないけど懐いてほしいから」などの理由だけで、野良猫を餌付けしたり気まぐれに家の中に入れたりすることは望ましくありません

いざ野良猫に何かあったとき飼える余裕はあるのか、適切な飼育条件を満たしているのか、最期まで世話をする覚悟があるのか、野良猫と仲良くなる前に今一度確認してみてください

野良猫を保護したら、病院に行った方がいい?どこの機関に連絡するべき?と迷っている方は以下の記事が参考になります。

野良猫を飼いたい!保護したらどうすればいいの?ポイント3つ

里親の条件って?

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早く里親を見つけたいからといって、申し出があった人に無条件で保護した猫を引き渡すのは良くありません。以下の項目は、いくつかの民間保護猫団体で、共通した譲渡の際の必須条件としてあげられている項目です。

個人間でやりとりする場合、ここまで厳密にとり決めるのは難しいかもしれませんが、ぜひ参考にしてみてください。ここで一定のハードルを設けることは、保護した猫が今後幸せに暮らせるようにするために必要なことでもあるのです。

  • 必要以上に繁殖させないため避妊手術を受けさせる
  • 飼育できる環境(ペット可物件)に住んでいる
  • 飼育について同居する家族の同意を得ている
  • 完全室内飼育ができる
  • 18歳(または20歳)以上で経済能力がある
  • 60歳以上の方は相談(万が一飼育できなくなった時に代理で飼ってくれる人がいる場合は可など)
  • 6歳以下の子どもがいる家庭は相談(猫と子どもが触れ合う際、保護者が常時監督可能な場合は可など)
  • 適切な飼育と健康管理が可能である…etc

費用のこと

これらと合わせて、悩ましいのが費用負担のこと手術や病気の治療費用などをどこまでこちらが持つか、里親さんとよく相談して気持ちよく譲渡ができるといいですね。

自分でどこまでの条件なら飲めるのか、明確に線引きしておくと、やりとりの際に悩みすぎることが少なくなるかもしれません。

里親探しのルート4つ

里親を募集するにあたって、何を足がかりにすればいいのか?自分に合ったやり方でストレスなく探せると良いですよね。

以下、おすすめしたい順番で4つ紹介していきます

1.まず知人・友人関係で探す

友人同士で談笑する人たち
突然貼り紙などで募集しても良いと思いますが、まずは身近な友人・知人、身近な人に引き取り手がいないか確認してみると良いと思います。

何かあったときにもお互いに協力しあえるし、保護した野良猫のその後の近況なども共有しやすいからです。また、ある程度信頼関係も築けているところからのスタートですので、引渡し後の諸々の心配も少なくなるでしょう。

とは言っても、知り合いだからと言って条件を甘くしすぎることのないよう注意が必要です。保護した猫にとって、その知人や友人に育ててもらうことが最善の選択かどうかを考えることが最も大事です。

2.里親募集掲示板を利用する

抱っこされてる猫
里親掲示板というのはご存知でしょうか?猫をペットショップでしか買ったことがない人にはあまり馴染みのないものかもしれません。

個人の保護した猫の里親募集を掲載し、保護猫を家族に迎えたいという里親希望の方に繋いでくれる場所です。各掲示板によって利用規約が違ってきますので、掲載依頼前に必ずよく確認してから利用してください。

里親さんとは個人対個人でやりとりすることになるため、掲示板が担うのは、あくまで中継所としての役割までです。

ペットの里親募集情報 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】
http://www.pet-home.jp/all/
犬、猫、里親さがし「いつでも里親募集中」~ペットショップ保健所へ行く前に~
https://www.satoya-boshu.net/
ペットの命|可愛い犬・猫の里親募集&迷子情報サイト
https://satooya.wancat.info/
猫の里親募集|ジモティー
https://jmty.jp/all/pet-cat

3.動物病院、地域のお店に貼り紙

壁一面の貼り紙
ちょっとアナログな方法ですが、貼り紙もおすすめです

まずは動物病院。保護した野良猫を初診に連れていったときなどに、掲載をしてもらえそうか確認しておくとスムーズですね。動物病院は、様々な団体や事業者とのハブの役割も果たしてくれます。お付き合いのある団体さんがいないか聞いてみることも有効かもしれません。

あとは、地域密着型の個人経営のお店などで貼り出してくれているところもあります。もし行きつけのお店があったら、依頼してみてもいいと思います。思わぬところでご縁が繋がるかもしれません

載せる連絡先はマメにチェックできるものがベストですが、不特定多数の目に触れるため、少し注意が必要です。メールアドレスを使うか、電話番号を載せる場合は、050Plusを使って、別に使い捨てができる電話番号を用意したほうが無難かもしれません。

4.SNSで募集する

パソコンの前でスマホを持つ人の手元
最近、よく見かけるようになったSNSでの里親募集

場合によっては多くの人に瞬く間に拡散されるため、そのぶん効果もありそうですね。気をつけたいのは、申し出てくれた人とのやりとり。SNSの場合、気軽に募集ができるため、検討や先方の身分確認が甘く、連絡が途絶えるなどのトラブルには遭うことも考えられます。

もし、SNS経由で申し出があったら、メールアドレスや電話番号等、別の信頼できる連絡手段を教えてもらい、SNSから移行してやりとりするのが良いでしょう。

番外:飼育環境を整えるため一時的に預かってもらう

猫と遊ぶ女性
いずれ飼うつもりではあるが、今は事情があってできないという場合、一時的に期限を決めて預かってもらうのもいいかもしれません。

選択肢としては、知人・友人関係から探す、ペットホテル、保護猫団体、動物病院などがあります。

知人・友人から探したり、お金をかけてペットホテルに預ける、この2つがだいたい確実な方法だと思います。他にも、民間の保護猫団体で、里親と同じように預かり主に繋げて「一時お預かり」をしてもらうシステムを導入しているところもあります。
https://jcdl.jp/ichiji.html

動物病院に預ける場合、「預かり入院」と言って治療目的ではない一時的な入院を受け入れている所がありますが、過去に何度も診察を受けている飼猫でなければ対応してもらえない可能性があります。病院内の治療する動物の数によっても希望に添えないことがあるため、あまり確実とは言えないかもしれません。

個人情報の取り扱い

仕事疲れ男性
やりとりを進めて行くなかで、猫の先行きが心配で、里親さんのご自宅までチェックしたいという方もいらっしゃるかもしれません。

快く承諾してくれる里親さんもいれば、そこまでは難しいという里親さんもいます。同じように、身分証や契約書などで住所を把握されるのを避けたいという方もいらっしゃるかもしれません。ただ、相手がどのような気になりますよね?その場合は、予め募集要項に記載しておくのが良いでしょう。

基本的に個人間でのやりとりになるため、プライバシーの取り扱いには注意が必要です。難しい問題ですが、相互に信頼関係を築くことで成立することでもあるためお互いに納得できる範囲で、情報を開示し合うことができるようにすることが肝要です

里親さんが見つかったら

おねだりする猫
ご縁あって、無事に里親になってくれる方を見つけられたら、後のことは基本的に譲渡先の里親さんを信頼し、まかせましょう

譲渡先でトラブルが起きた時など、教えてあげられることがあれば協力してあげてください。たまに恋しくなったら、最近の写真や近況などをメールで送ってもらってもいいかもしれませんね。保護団体等は、半年間は月1回のレポートを里親に義務付けているところもあります。

里親探しには飼うこととまた別の大変さがありますが、保護した猫を安心して見送ることができるよう、この人なら大丈夫!という里親さんに繋げられると良いですね

また、こちらは保護した犬猫を迎える里親になる視点からの記事ですが、よろしければ併せてご覧ください。

保護団体から犬猫を譲渡してもらうためにすべきこと5つ

保護団体から犬猫を譲渡してもらうためにすべきこと5つ

家族の一員として犬や猫を迎えようと考えた時、皆さんはどのような選択をするでしょうか?ペットショップやブリーダーさんから購入?あるいは、知り合いからの譲渡や、保護犬・猫を受け入れるという選択肢もあります。

今回は、保護団体さんからの譲渡について、飼い主さんが取るべき行動や準備すべきことについてまとめました。

まずは調べよう

Googleで調べる
一口に保護団体と言っても、様々な場合があります。個人単位で行っているケースもあれば、大規模なシェルターで多くのわんちゃんを保護しているケースもあります。

まずは近隣の保護団体について調べてみましょう。保護団体にもよりますが、実際に「この家庭に譲渡しても大丈夫なのかな?」と、家まで訪ねてくる場合もあります。また、譲渡後も、様子を見に来てくれたり、連絡を取ったりすることもあります。

遠方の場合は、保護団体の方に負担をかけてしまうこともありますので、少し注意したいところです。

どうやって探す?

ほとんどの団体がホームページを持っています。まずは、GoogleやYahoo等のインターネットの検索サービスを使って調べてみましょう。例えば、以下のようなキーワードが良いかもしれません。

東京 保護犬 譲渡 団体
東京 譲渡会 NPO

あまりにも遠いと、譲渡が難しい場合があります。同じ都道府県内の団体であれば、地域を理由に断られることは少ないと考えられるため、近隣の団体から探して見ましょう。

都道府県の動物愛護センター

最近では、各自治体の動物愛護センターでも、譲渡に関する情報を積極的に発信しています。中でも東京都と横浜市は積極的で、譲渡会の開催日程等も公開されています。まずは、動物愛護センターのサイトを調べてみるのも良いでしょう。

ただし、動物愛護センターは、譲渡をする場ではなく、一時的に迷い犬や猫を保護する場でもあります。そのことを忘れないようにしましょう。

東京都動物愛護センター
http://wannyan-tokyo.jp/
横浜市動物愛護センター
http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/hokenjo/genre/douai/

保護犬猫の検索サービス

現在、様々なベンチャー企業が、積極的に保護犬猫の譲渡を促進するためのサービスを開発しています。以下のサービスが代表的なものになります。ここを取っ掛かりにして、まずは譲渡を考えている犬や猫が近所の団体や個人が保護していないか探してみるのも手です。

ペットの里親募集情報 :: ペットのおうち【月間利用者150万人!】
http://www.pet-home.jp/all/
保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)
https://omusubi-pet.com/
ペットの命|可愛い犬・猫の里親募集&迷子情報サイト
https://satooya.wancat.info/

実際に会いに行こう

近くの保護団体で気になる場所が見つかったり、譲渡を受けたいという犬猫がいた場合、実際に見に行ってみましょう。

シェルターに会いに行く

たくさんの種類の犬たち
保護団体の場合は、直接メール等で連絡を取り、日時の調整をすれば、シェルターを見に行くことが出来る場合があります。団体によって、規定が異なりますので、必ずホームページで調べてから連絡するようにしましょう。

いきなり行くことは避けるようにしましょう保護団体は、ボランティアの方々だけで運営していることが多く、ギリギリの人数で切り盛りしていることがほとんどです。そのため、連絡のない、突然の訪問は迷惑になってしまいます。

譲渡会に参加

飼い主を見るたくさんの犬たち
直接、団体への訪問が許可されていない場合でも、譲渡会への参加は自由なことが多いです。譲渡会の日程は、各団体のホームページに記載されていることがほとんどです。半月前くらいには掲載されていることがほとんどのため、今月、来月の予定を予め確認することができます。

大規模な譲渡会の場合、動物愛護センターのウェブサイトでも公開されていることが多いので、こちらも併せてチェックすることをオススメします。可能であれば、家族全員で参加した方が良いでしょう。

もし、譲渡を考えている犬猫が決まっている場合は、譲渡会に行く前に、団体へメール等で確認をしておきましょう。譲渡会にどの犬猫を連れて行くかは、その日の犬猫の状態によって決めることがあります。譲渡会に参加しない犬猫もいますので、受け入れを考えていることを事前に伝えておいたほうが、譲渡会当日に会える確率が高まります。もし、インターネット上のサービスを使っている場合は、そちらでやり取りしている方の指示に従います

注意したいこと

注意したいこと
受け入れたい犬・猫を決めてから譲渡会に行く場合には、事前に以下の事を済ませておきましょう。

  • 家族全員で話し合い、合意しておく
  • 日々、長時間の留守番がないように計画する
  • マンション等の場合は、飼えるかどうか確認する
  • 経済的な余裕があることを確認する
  • 何があっても最後まで飼う決心をする

実際に、犬や猫と触れ合い、譲渡を希望した段階から、審査が始まります。生き物であることをよく考え、天変地異や病気など、どんなことがあってもきちんと最後まで飼えるように、ありとあらゆる事に気を配る必要があります。一時的な感情で譲渡を希望することは、保護団体の方にも迷惑をかけてしまいます。そして何より、その犬や猫が、幸せになるはずの譲渡を遅らせることにもなるのです。

また、この頃から保護団体の方と頻繁に連絡を取り合うようになってきます。これ以降、話が進んで行った段階でお断りすることはできないと言っても過言ではありません。

トライアル

cat-looking
ほとんどの場合、2週間から1か月程のトライアル期間が設けられています。譲渡を希望し、保護団体との話し合いや契約が済んだら、実際に一定期間、一緒に住むことになります。この期間に、自分たちの生活に溶け込めるか、犬や猫自身が安心して落ち着いて暮らすことができるか の確認をします。

このトライアル期間は、犬や猫たちに、私たち飼い主自身も審査されているのです。とは言え、犬好き、猫好きの方なら、愛情持って普通に生活していれば、気にすることはないでしょう。特に、先住犬がいたり、小さな子どもがいる場合は、その子たちとうまくやっていけるかどうかを確認する期間でもあります。

購入ではなく、寄付

貯金箱とお金
トライアルが上手く行けば、晴れて譲渡が決定します。その日から、その愛する犬や猫たちは、あなたの大切な家族の一員となります。寄付金(譲渡金)の額は設定されている場合とされていない場合がありますが、去勢・避妊手術、予防接種、トレーニングにかかる人件費などを含め、だいたい3〜4万円が相場とされています。

特に、ブリーダー崩壊や悪徳業者の現場から救出されたような犬猫の場合は、大きな病気にかかっていたり、怪我、極度に人間を怖がっていたりすることがあります。保護団体から犬猫を引き取るのは「タダ」だと思っている方も多いかもしれませんが、譲渡ができるようになるまでには、相当な時間と労力、そしてお金がかかっており、それらは全て寄付で賄われています。元気な犬猫を引き取れるのは、先に寄付をした方々のおかげでもあり、今後保護される犬猫のためにも寄付金は重要な役割を果たすことをふまえて、寄付金の支払いに理解を求めてもらえるよう、多くの団体が呼びかけています。

個人的な意見にはなりますが、少し多めの金額を寄付してあげると良いと思います。病気や年齢の問題もあり、譲渡の段階まで進めない犬や猫達も数多くいます。少しだけ多くの寄付をすることで、その子達の生活費に充てることができます。

迷惑をかけないために

我が家に来た犬
もしかしたら、ペットショップに行き、一目惚れで犬や猫を飼う方が簡単かもしれません。「譲渡」という選択肢は、購入に比べると、少し多くの手間がかかります。何故なら、保護団体の人たちは「この先、もうシェルターに来る必要がない、そんな幸せな生活をずっと送ってほしい」と心の底から思っているからです。

その分、私たち飼い主に、覚悟が求められます。でも、本来、動物を飼うということはそういうことではないでしょうか

よく考え、検討した末であれば、保護団体の側も間口を広げて、待ってくれています。もし、犬や猫を飼おうと真剣に考えている方がいるなら、譲渡を選択肢の一つに加えてみてください。幼犬や幼猫ばかりではないかもしれませんが、愛情深く育てることで、より幸せな生活が待っていると思います。

自分に合う猫を飼いたい!保護猫カフェという選択をしてみませんか?

皆さんは、どんな猫ちゃんが好きですか?構ってちゃんと遊びたい人もいれば、大人しく寝てるのを遠目から見たい人もいますよね。ペットショップにいって眺めているだけでは、猫ちゃんの本当の性格はわかりにくいもの。「実際に長く触れ合ってみて、フィーリングが合う合わないで選びたい!」というわがままを叶えられる場所が、実はあるんですよ。

「保護猫カフェ」という選択

猫と飲むスタバ
保護猫カフェとは、保健所や愛護センターなどから引き取られた猫と人とが触れ合う機会を提供しているカフェです。しかし、人と触れ合うことを目的とした一般的な猫カフェとは異なり、保護猫カフェは捨て猫の保護と新たな飼い主を探すことを目的に運営されています。

猫を飼いたいと思ったときに、保護猫カフェで引き取ることの良さは、もちろん「命を救えること」。ですが、さらにもう1つの大きな強みがあると考えます。それは「自分にぴったりの子と出会える場」だということ。

猫を飼うときに、保護猫カフェが良い理由

1、自然体である

保護猫を譲り受けたい!と思ったときに、譲渡会に行くとたくさんの猫ちゃんたちに合うことができます。しかし、実はスタッフさんの中には「もっと自然な姿を見て欲しい」と思っている人も多いのです。なぜなら、猫は環境の変化などに敏感なため、譲渡会という慣れていない環境では本来の姿を見せることがなかなか難しい子もいるのです。

また、ペットショップでも同様です。小さいケージの中に入っている猫を見ただけでは、その子の性格を見て取ることができません。他の猫との様子や、人とのふれあいの様子は実際に生活して見ないとわからないことも多いのです。飼ってから「こんなはずではなかった…」というミスマッチが起きてしまう可能性も0ではありません。

一方「保護猫カフェ」では、猫が生活している中に人間が入って行くことになります。その子本来の姿を、日常生活の中で見ることができるのです。

2、実際に触れ合える

猫と男性

保護猫カフェでは、猫カフェとして当たり前のことではありますが、実際に触れ合うことができます。同じ時を過ごしてみないことには、「一緒に暮らしたらどうか」ということもイメージしにくいと思います。フレンドリーな猫ちゃんを飼いたいけれど、実際に飼って見るまでわからないしなぁ…という方もいるかと思います。実際に同じ空間で過ごして見て、どういう猫なのか、ということを肌で感じてから譲り受けに踏み切れるというのも大きいのではないでしょうか。

猫を飼う時の、選択肢のひとつに

おねだりをする猫

最近では保護猫カフェの活動が広がりつつあり、インターネットで検索すると多くの保護猫カフェが出てきます。もちろんお客さんとして行って、純粋に楽しむのもよし、行くことが支援にもなるのでそれもよし。ですが、本当の保護猫たちの幸せは、どこかの家庭でずっと愛してもらうことなはずです。

保護された猫ちゃんは警戒心が強いのではないか…と心配する人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。もちろん、個性があるので、人と触れ合うことが好きな子もいれば、苦手な子もいます。しかしそれは、ペットショップで飼おうとしても同じはず。ぜひ自分の目で確かめて見てください。元気いっぱいな猫ちゃんたちに会えるはずです。そして、自分にぴったりのパートナーをじっくり探して見てください。