【徹底調査】猫の一生にかかる費用はいくら?予期せぬ出費も紹介

「猫を新たな家族として迎えたい!」と思った時に、やはり気になるのは具体的にどれくらい費用がかかるのかでしょう。そこで、猫を飼う場合に月々や一年にかかる費用、一生涯でかかる費用、また想定外の出費などのデータをまとめてみました。

安心して猫との新生活をスタートさせるために、この記事で猫にかかる費用について確認してみてください。

※かかる費用については地域差や個人差があるため、全てに「~円前後」とつきますが、ここでは省略しています。また、飼い主の猫に対する考え方やライフスタイルによっても、費用は大きく異なりますので、あくまで目安としてお考えください。

猫の一生にかかる平均費用は「149万円」

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2023年のデータによると、猫の一生にかかる平均費用は149万円とされています。

猫の飼育スタイル別、生涯必要経費

犬の場合は体の大きさによって費用が異なりますが、猫の場合は飼育スタイルによって費用が異なってきます。

平均寿命 生涯必要経費
外に出る 14.18歳 ¥1,249,906
外に出ない 16.25歳 ¥1,534,047

(出典:一般社団法人ペットフード協会「令和5年全国犬猫飼育実態調査 – 猫 飼育・給餌実態と支出」

上記の表から明らかなように、外に出ない猫の方が寿命は長く、それによってかかる費用も増えます。

平均寿命で割ると、外に出る猫の場合は年間の費用が92,288円であり、外に出ない猫は年間96,917円となり、こちらも外に出ない猫の方がやや高くなる傾向があります。

月々の費用は「8千円」、1年間で「9万6千円」

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2018年の月々の平均支出が6千円であったのに対し、2023年には8千円に上昇しています。この支出の増加には、物価の上昇や猫に対する飼い主の意識の変化が考えられます。

猫のライフステージ別必要経費

1ヶ月平均 年間平均
0歳(幼年期) ¥11,400 ¥136,800
1~6歳(成年期) ¥7,887 ¥94,644
7歳以上計(高齢期) ¥7,988 ¥95,856
7~9歳 ¥7,692 ¥92,302
10~12歳 ¥6,493 ¥77,912
13~15歳 ¥9,061 ¥108,726
16歳以上 ¥9,000 ¥108,000
平均 ¥8,005 ¥96,055

(出典:一般社団法人ペットフード協会「令和5年全国犬猫飼育実態調査 – 猫 飼育・給餌実態と支出」

統計を見ると、幼年期と高齢期の支出が特に高くなっています。これは、猫を飼い始めた際に必要なグッズを購入する必要があることや、幼年期特有の病気、そしてハイシニア期に差し掛かり多くのケアが必要になることが理由として考えられます。

月々の費用の内訳

内訳 金額
キャットフード ¥2,988
おやつ ¥1,562
医療費 ¥3,400
保険料 ¥1,988
雑貨 ¥1,480
おもちゃ・衣類 ¥941

(出典:一般社団法人ペットフード協会「令和5年全国犬猫飼育実態調査 – 猫 飼育・給餌実態と支出」

どの項目も2018年と比べると緩やかに上昇していますが、特にキャットフードやおやつ、医療費にかける費用の上昇が見られます。

飼い始めた時にかかる費用は「2万円」

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猫を飼い始める際には、2万円程度の費用がかかります(出典:Money Campus「猫の一生にかかるお金はいくら?食費や医療費など生涯の飼育費用を3000人調査」アンケートより)。

この金額には、次のような猫の生活に欠かせない基本グッズが含まれます。

  • 猫トイレ本体
  • 食器
  • 爪切り
  • 猫タワー

初期費用は1万円以内に収めている人が最も多く、3万円以内まで含めると全体の約74%になります。ただし、ペットの見守りカメラや自動給餌器、高機能トイレ、空気清浄機など、高性能な製品を揃えればかなり高額になるでしょう。

譲渡か購入かで大きな差が出る

猫との出会い方によって、初期費用は大きく変わります。先のアンケートによると、保護猫団体や保健所、知人などからの「譲渡」が最も多く39.4%を占め、次いで地域の猫などを「保護」したという回答が36.7%、ペットショップやブリーダーからの「購入」は22%にとどまりました。

猫の購入には平均して185,201円かかり、猫の譲渡時には平均して4,086円が費用としてかかっています。譲渡は72%の回答が0円となっており、保護団体からの譲渡には2~6万円ほどかかる場合が多いようです。

※野良猫を保護した場合にかかる費用は、こちらの記事をご覧ください。

金銭的な負担も覚悟して!野良猫の保護に必要な医療費を徹底解説
https://cheriee.jp/cats/22939/

接種しておきたい「混合ワクチン」

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外に出る・出ないにかかわらず、猫が健康で快適に暮らすためには、ワクチン接種が必要です。

脱走や災害で外に出て感染してしまう可能性がありますし、時にはウイルスなどが外出した飼い主に付着して室内に侵入することもあります。また、ペットホテルを利用する際にも、ほとんどの場合、ワクチンの接種が必要となります。

混合ワクチン接種費用

子猫の場合は、生後6~8週で初回接種を行い、その後は約4週ごとに計2~3回の接種を行います。以降は1~3年に1回のペースで接種を続けていきます。

成猫を譲渡された場合や野良猫を保護した場合は、それぞれ対応が異なります。譲渡元にワクチン接種歴の確認をしたり、動物病院に相談したりしましょう。

  • 3種混合:¥3,000~5,000
  • 5種混合:¥5,000~7,500

※猫のワクチンの詳細については、こちらの記事をご覧ください。

【獣医師監修】正しく理解できてる?猫のワクチンの種類と注意点
https://cheriee.jp/cats/20474/

「不妊手術」も視野に入れる

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猫に不妊手術を受けさせる場合は、手術費、入院費、薬剤費などがかかります。不妊手術は必ずしも受けなければならないものではありませんが、病気予防や望まぬ妊娠を避けるため、また発情期のストレス軽減のために受けることが望ましいとされています。

※猫の不妊手術については、こちらの記事をご覧ください。

【獣医師監修】猫の避妊・去勢の4つのメリットと注意点
https://cheriee.jp/cats/20549/

費用に関しては、以下の通りです。

去勢手術(オス)

  • ¥5,000~20,000

避妊手術(メス)

  • 卵巣切除:¥10,000~25,000
  • 卵巣子宮切除:¥10,000~30,000

メスの避妊手術には2つの方法があり、それによって料金が異なります。どちらの方法を選ぶかは、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

去勢手術や避妊手術は基本的にペット保険の補償対象外であるため、費用は高額になります。しかし、自治体によっては飼い猫の不妊手術に補助金が出るところもありますので、お住まいの自治体の情報をチェックしてみてください。

意外に多い!予想外の出費

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人間と同様に、猫も一緒に暮らしていると想定外の出費があります。それぞれの状況によって出費が大きく異なるため、具体的な金額を一概に挙げることは難しいですが、飼い主たちの経験から出費を金額別にまとめました。

数千~1万円ほど

  • 障子を破かれて障子紙と糊を購入自分で張り替えた(2千円)
  • 壁をボロボロにするので壁に貼る保護シールを買った(3千円)
  • 電気器具のコードを噛む癖があったためカバーを買った(3千円)
  • 食器棚の皿を割られた(1万円)
  • 布団に吐いたため丸洗いした(1万円)
  • 椅子に吐かれてクリーニングに出した(1万円)

数万円

  • リビングの壁紙をボロボロにされた(3万円)
  • サイドテーブルで爪とぎをされてしまい買い直した(3万円)
  • カーテンをボロボロにされた(5万円)
  • 新車のボンネットに爪で傷をつけられ塗装し直した(5万円)

10万円以上

  • 和室の畳をボロボロにされ修理した(10万円)
  • 脱出防止のためオーダーで玄関に格子扉を設置(10万円)
  • 羽毛布団に複数回吐かれてしまい買い換えた(12万円)
  • 買って1年2ヶ月しか経ってない55インチのテレビを壊された(19万円)
  • 高級グラスを割られた(20万円)
  • 迷子になったので猫探偵に依頼、チラシ印刷なども業者に頼んだ(40万円)

(出典:Money Campus「猫の一生にかかるお金はいくら?食費や医療費など生涯の飼育費用を3000人調査」

まとめ

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猫は犬に比べて費用が少ない傾向がありますが、それでも猫が快適に暮らすためには一定の費用が必要です。生涯にかかる費用を計算してみると、飼うことを諦めようと考える人もいるでしょう。

もちろん、軽はずみな気持ちで飼うことは望ましくありませんが、「お金がかかるから」という理由で諦めてしまうのは、少し寂しいことです。一緒に暮らしていると、「お金がかかるなあ」と感じることもあるかもしれませんが、一緒に過ごす楽しい時間は何ものにも代えがたいものです。

具体的にかかるお金を知ることは、「本当に猫が飼いたいのか」というご自身への問いかけになります。そして、本当に飼いたいと思えたら、ご自身の経済状況とも照らし合わせ、しっかりと準備した上で飼うようにしましょう。

犬と猫、飼うならどっちがオススメ?7つの項目でチェックしてみよう

「ペットを飼いたい!」と思ったとき、まず頭に浮かぶのはペットとして人気の高い犬と猫ではないでしょうか。ただし、どちらも魅力的で可愛らしく、選ぶのが難しいと感じる方も多いことでしょう。

そこで今回は、犬と猫それぞれの特性を7つの項目にまとめました。ご自身にぴったりのペットを見つけるための手がかりとなれば幸いです。

①人気なのは?

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まず、犬と猫ではどちらがより人気なのでしょうか。ここからは、一般社団法人ペットフード協会が毎年実施している「全国犬猫飼育実態調査」のデータを元に見ていきましょう。

参考:令和5年 全国犬猫飼育実態調査|一般社団法人ペットフード協会
https://petfood.or.jp/data/chart2023/index.html

令和5年(2023年)の飼育頭数(推計)において、犬は684万頭、一方で猫は906万頭と、猫の方が圧倒的に多く飼われています

ここ11年間を振り返ると、犬の飼育頭数は2013年の871万頭から減少の一途をたどり、2023年には684万頭となりました。

一方で、猫の場合は2013年の840万頭から若干の数字の変動はありますが、基本的には横ばいの状態で、2023年には906万頭となっています。

世帯飼育率は犬の方が多いが…

世帯飼育率を犬と猫で比較すると、犬が9.1%、一方で猫は8.69%と、犬の方がやや上回っています。

しかしながら、犬は2013年の12.85%から年々減少しており、2023年には9.10%となりました。そのため、近い将来、飼育率も猫の方が上回る可能性は十分考えられます

一方で、猫の世帯飼育率は2013年の8.99%から常に8%台を維持しており、2023年には8.69%となっています。

②飼いやすいのは?

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ペットを初めて飼う人や、忙しくてあまりお世話をする時間がない人にとって、「飼いやすさ」は重要です。犬と猫を比較すると、以下のような点から猫の方が飼いやすいとされています。

猫の方が飼いやすい点

  • 散歩に行かなくてよい
  • 犬よりも留守番が得意
  • 鳴き声が小さい
  • 比較的世話が少ない

一方で、犬は散歩、しつけ、トリミングなどの必要な世話が多く、留守番が苦手なため、犬に対してたっぷりと時間を割いてあげる必要があります。

③お金がかからないのは?

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金銭面で飼いやすいのも猫です。こちらも猫が犬よりも飼育頭数が多い理由の一つでしょう。

前述の「全国犬猫飼育実態調査」によると、犬には生涯費用として240万円程度かかるとされています。一方で、猫の場合は149万円程度とされ、費用には100万円ほどの差があります。

また、毎月のペット関連支出費も比較すると、犬が1万4千円程度なのに対して、猫は8千円程度とされています。やはり、犬と猫では飼育費用に大きな差が生まれます。

なぜ犬の方が費用面で負担が大きいのか

猫にはほとんどかからず、犬の飼育のみにかかる支出として、次のようなものが挙げられます。

  • 狂犬病ワクチンの予防接種
  • シャンプー・トリミング
  • しつけ・トレーニング
  • ドッグランや家族旅行などの外出

もちろん、猫を飼うのにもお金はかかりますが、犬を飼うよりも費用が抑えられると言えるでしょう。

詳しい費用の概算などは、こちらの記事をご覧ください。

【徹底調査】犬を飼うにはいくらかかる?月々の費用や予想外の出費も

【徹底調査】猫の一生にかかる費用はいくら?予期せぬ出費も紹介

④一緒におでかけやスポーツができるのは?

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ペットと一緒に旅行やキャンプに出かけたり、一緒にスポーツを楽しみたいと思ったことはありませんか?

そんなアウトドア派の方には犬がオススメです。近年、犬と泊まれる旅館やコテージなどもだいぶ増え、一緒にお出かけがしやすい時代になりました。

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また、犬とはアジリティやフリスビー、ドッグダンスなどのドッグスポーツも楽しめます。上達したら大会に出場することもでき、愛犬と素敵な思い出が作れます。

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⑤懐いてくれるのは?

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飼い主に懐き、より親密な家族になれるのは、太古の昔から人間と共に暮らしてきた犬だと言えるでしょう。前述した通り犬の世話には手がかかりますが、犬とその飼い主は協力や信頼を通じて、固い絆を築くことができます。

一方、猫は人間にべったりというよりも(もちろん、そういった性格の猫もいますが)、一緒に暮らしている同居人のような存在と言っても良いのではないでしょうか。

懐いて欲しい!たくさんお世話したい!という方には犬がオススメと言えるでしょう。

⑥ライフスタイルに合うのは?

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ご自身のライフスタイルによっても、犬と猫のどちらが合うのかが大きく変わります。

賃貸住宅に住む場合

今後賃貸住宅に引っ越す可能性がある場合は、犬の方が向いています。近年、「ペット可」や「ペット相談可」の物件も増えてきましたが、そのほとんどが小型犬を想定しており、猫を飼える賃貸物件は少ないと言われています。

ただし、犬の場合でも鳴き声やにおい、抜け毛などに気をつけ、マナーを守って飼わないとトラブルの種になることもあります。

一人暮らしで飼う場合

一人暮らしで留守がちだったり、ペットに多くの時間を作れない場合は、猫がオススメです。猫は犬ほど留守番が苦にならず、散歩の必要もないため、犬よりはお世話に手間がかかりません。

退屈しないように、部屋にキャットタワーやおもちゃを用意すれば、問題なく飼うことができます。また、近年では自動給餌器や見守りカメラなど、一人暮らしでペットを飼うのに便利な製品が次々と発売されています。

ただし、留守番が苦手な性格の猫もいます。そのような場合には、多頭飼いやペットシッターに依頼するなどの選択も検討しておきましょう。

共働き家庭で飼う場合

共働き家庭の場合は、それぞれの事情により異なります。二人とも同じ時間に出勤するようなご家庭では、比較的留守番に強い猫が向いていると言えますが、どちらかが在宅ワークやパートタイムであったり、勤務時間が異なる場合は犬でも大丈夫です。

犬の世話を家族で分担したり、散歩を一緒に楽しむご夫婦もよく見かけます。

⑦寿命が長いのは?

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できることなら長生きして欲しい。それがペットを飼う人たちの共通の願いです。

前述の「全国犬猫飼育実態調査」によると、犬の平均寿命は14.62歳、猫の平均寿命は15.79歳で、1年ほど猫の方が寿命が長いことが分かりました。

犬種や猫種によって寿命の長さもさまざまなので、このことから一概に「猫の方が長寿である」とは言えません。ですが、どうやら猫のほうが犬よりも少しだけ、長い時間をともにできるようです。

大切な家族がいなくなってしまうのはとても悲しいことですが、健康に気を付けた飼育を心がけて、たくさんの時間を共有できるといいですね。

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まとめ

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費用なども含め、飼いやすいのは猫ですが、一緒に遊んだり仲良しの存在になってくれるのは犬だと言えるでしょう。

どちらが良い・悪いとは一概に言えません。この記事を参考に、皆さんの好みやどんな暮らしがしたいのかを想像しながら検討してみてください。

犬は濃い関係性を持つ家族のような存在に、猫は一緒に暮らしを楽しむ同居人のような存在になってくれるでしょう。

皆さんが、自分に合ったぴったりのペットと出会えますように!

改訂履歴
2024/05/03 情報を追加、最新のデータを元に一部内容を変更
2019/03/13 情報を追加
2018/08/21 初版公開

【徹底調査】犬を飼うにはいくらかかる?月々の費用や予想外の出費も

犬を飼いたいと思っても、具体的な費用がどれくらいかかるのか気になりますね。そこで、犬を飼った場合に月々や一年にかかる費用、一生涯でかかる費用、また想定外の出費などのデータをまとめてみました。

犬を飼う際に心配なのはなんと言っても費用です。そこで、「犬を飼おうかな」と考えている方は、この記事で確認しておくと良いでしょう。

※かかる費用については地域差や個人差があるため、全てに「~円前後」とつきますが、ここでは省略しています。また、飼い主の犬に対する考え方やライフスタイルによっても、費用は大きく異なりますので、あくまで目安としてお考えください。

生涯費用の平均は「244万円」

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2023年のデータによれば、犬の一生にかかる平均費用は244万円とされています。2018年の統計では179万円であり、ここ数年で65万円も上昇しています。

犬のサイズ別、生涯必要経費

平均寿命 生涯必要経費
超小型犬 15.07歳 ¥2,554,012
小型犬 14.29歳 ¥2,382,200
中・大型犬 13.86歳 ¥2,559,186
平均 14.62歳 ¥2,446,068

上記の表の平均寿命からわかる通り、犬は大型犬の方が平均寿命が短く、小型犬の方が長く生きる傾向があります。

超小型犬と大型犬の生涯費用には大きな差は見られませんが、平均寿命で割ってみると、超小型犬の場合年間の費用は169,477円、中・大型犬は年間184,645円となり、大型犬の方が費用が高くなる傾向があります。

月々の費用は「1万4千円」、1年で「17万円」

2018年の月々の平均支出が1万円程度であったのに対し、2023年には1万4千円に急上昇しています。この急激な増加には、物価の上昇や子供の数の減少、そして犬に対する飼い主の意識の変化が考えられます。

犬のライフステージ別必要経費

1ヶ月平均 年間平均
0歳 ¥18,168 ¥218,015
1~6歳 ¥14,435 ¥173,219
7~9歳 ¥13,582 ¥162,988
10~12歳 ¥13,007 ¥156,078
13歳以上 ¥14,720 ¥176,642
平均 ¥14,782 ¥177,388

統計を見てみると、幼年期の支出が特に高くなっています。これは、犬を飼い始めた際に必要なグッズを購入する必要があることや、幼年期特有の病気や誤食などが影響している可能性が考えられます。

月々の費用の内訳

内訳 金額
ドッグフード ¥3,618
おやつ ¥1,748
医療費 ¥4,284
保険料 ¥2,966
トリミングなど ¥4,053
犬の雑貨 ¥1,600
おもちゃ・衣類 ¥1,190

どの項目も2018年と比べると緩やかに上昇していますが、特にドッグフードにかける費用の上昇が見られます。ヒューマングレードの質の高いドッグフードを与えたいという飼い主が増加していることが影響していると考えられます。

※ドッグフードに関しては、こちらの記事をご覧ください。

皆が悩むドッグフード選び、ペット栄養管理士が推奨する選び方って?
https://cheriee.jp/dogs/27061/

飼い始めた時にかかる費用は「3万円」

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犬を飼い始める際には、3万円程度の費用がかかります。なお、この金額には犬自体の販売価格は含まれていません。

初期費用の総額

犬を飼うために必要なグッズ(リード、ケージなど)、医療費、および各種登録費用などの総額は以下の通りです。

費用
小型犬 ¥26,715
中型犬 ¥25,207
大型犬 ¥32,235

医療費、各種登録費用の内訳

内訳 費用
畜犬登録費用 ¥3,000
狂犬病予防注射 ¥3,000~4,000
混合ワクチン ¥3,000~¥25,000
マイクロチップ登録料 ¥300~¥1,000

混合ワクチンの費用は、防げる病気の種類によって異なります。一般的には、2~8種の病気を予防できる混合ワクチンが多く使用されています。

また、子犬の場合は間隔をあけて3回ワクチンを接種するのが一般的ですが、子犬を迎える前にペットショップなどで既に何回か接種されている場合もあり、これらによって費用が大きく変わります。

犬の販売価格

ペットショップから ブリーダーから
小型犬 ¥213,833 ¥195,797
中型犬 ¥200,845 ¥181,000
大型犬 ¥259,772 ¥253,409

犬を迎えたルートとしてはペットショップが最も一般的で、次いでブリーダーからの購入が続きます。犬の大きさ別では、小型犬はペットショップから迎えた比率が62%で最も高い割合を占め、大型犬はペットショップ(39%)とブリーダー(34%)の比率が僅差でした。

その他の迎え入れ方法としては、「友人からの譲渡」や「譲渡会・保健所などでの譲渡」などもあります。

不妊手術も視野に入れる

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犬に不妊手術を受けさせる場合は手術費、入院費、薬剤費などがかかります。不妊手術は必ず受けなければならないものではありませんが、病気予防や望まぬ妊娠を避けるために受ける方が望ましいとされています。

※犬の不妊手術については、こちらの記事をご覧ください。

【獣医師監修】犬の避妊・去勢のメリットとデメリット
https://cheriee.jp/dogs/20437/

費用に関しては以下の通りです。

去勢手術(オス)

  • 小型犬:¥30,000~¥50,000
  • 大型犬:¥50,000~¥70,000

避妊手術(メス)

  • 小型犬:¥40,000~¥60,000
  • 大型犬:¥60,000~¥80,000

去勢手術や避妊手術は基本的にペット保険の補償対象外であるため、費用は高額になります。しかし、自治体によっては飼い犬の不妊手術に補助金が出るところもありますので、お住まいの自治体の情報をチェックしてみてください。

意外に多い!予想外の出費

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人間と同様、犬も一緒に暮らしていると想定外の出費があります。それぞれの事情によって出費が大きく異なるため、一概に具体的な金額を挙げることは難しいですが、以下に飼い主たちの声をまとめました。

いたずらによる家具などの破損

  • ソファ、カーテンなどが破損されて思わぬ出費になる
  • 子犬の頃に家具やじゅうたんなどをことごとくかんでしまったので、ほとんどのものを買い替えた
  • 家の壁紙や家具がボロボロになった
  • 家電のコードがかみちぎられて捨てた
  • リモコンをかみ砕かれた
  • じゅうたんにおしっこをされてクリーニング代がかかった

思いがけないケガや病気

  • 混合ワクチンで副反応が出て、病院に駆け込み費用がかさんだ
  • 誤飲で胃に穴が開いて緊急手術をして入院した
  • 散歩の時に蜂に刺されて休日診療でみてもらった
  • 虫歯が悪化して全身麻酔で抜歯をした

愛犬の健康のために必要になったこと

  • 老犬になってペットシートやオムツ代がかかるようになった
  • 運動できるように庭を整備した
  • 暑さが苦手なので、ひんやりするシートなどの暑さ対策のグッズの購入

まとめ

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犬を飼うには本当にお金がかかります。生涯でかかる費用を計算してみると、飼うのを諦めようと考える人もいるでしょう。もちろん、軽はずみな気持ちで飼って欲しくはありませんが、「お金がかかるから」という理由で簡単に諦めてしまうのは、少し寂しいことです。

一緒に暮らしていると、「お金がかかるなあ」と感じることもあるかもしれませんが、一緒に過ごす楽しい時間は何ものにも代えがたいものです。

具体的にかかるお金を知ることは、「本当に犬が飼いたいのか」というご自身への問いかけになります。「お金はかかる。それでも飼いたい!」と思えた時、人は目の前の愛する者のために力を尽くせるのではないでしょうか。

参考サイト

改訂履歴
2024/04/19 記事の構成を変更、情報を更新
2019/05/18 内容を修正
2017/08/21 初版公開

どんな人が保護犬・猫の里親になれるの?譲渡の必要条件を徹底解説!

保護犬や保護猫を迎えたいけれども、保健所に行ったりや譲渡会に参加するのはなんだかハードルが高いと感じている方も多いでしょう。しかし、犬や猫を大切にできる家庭や不自由なく過ごせる環境があれば、実際には引き取りの条件はそれほど厳しくありません。

今回は、保護犬・保護猫の里親になりたいと考えている方のために、「保健所や譲渡会で里親になるための主な条件」「里親になる前に知っておきたい注意点」をご紹介します。

団体によって譲渡条件の厳しさが異なる

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保護犬・保護猫の譲渡条件は、保護している団体によって大きく異なります。

例えば、「留守番は4時間以内」「一人暮らしや同棲カップルはNG」など、団体によって厳しい条件が課されている場合もあります。一方で、条件がほとんど設けられていない場合もあります。

ここでは、「保健所」「里親サイト」「民間の団体」それぞれの譲渡条件を詳しく見ていきましょう。

保健所など、公的な機関からの譲渡条件

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保健所の譲渡条件は比較的緩やかです。各保健所のサイトを見ると、概ね下記のような基本的な飼育条件を満たしていれば保護犬や保護猫を引き取れるようです。

  • 家族の同意
  • 成人している
  • 60歳以下(保健所によっては指定なし)
  • 飼育環境が整っている
  • 不妊・去勢手術の実施
  • 法律や条例を守って飼えること
  • 最後まで責任を持って飼育する
    (各保健所のサイトより)

保健所によっても条件は異なる

しかし、保護犬や保護猫を譲渡できる年齢や独自の制限があるなど、保健所ごとに条件が異なります。例えば、東京都で保護された犬猫の譲渡をしている「東京都動物愛護相談センター」の譲渡条件を見てみましょう。

  • 原則、都内に住んでいる20歳以上60歳以下の方
  • 現在、犬や猫を飼育していない方
  • 家族に動物に対するアレルギーを持っている方がいないこと
  • 飼うことを家族全員が賛成している方
  • 最期まで責任を持って飼い続けることができる方
  • 経済的、時間的に余裕がある方
  • 動物に不妊去勢手術による繁殖制限措置を確実に実施できる方
  • 集合住宅・賃貸住宅の場合は、規約等で動物の飼育が許されている方
  • 当センター主催の譲渡事前講習会を受講している方
    (引用元:東京都動物愛護相談センターから譲渡を受けるには | 東京都動物愛護相談センター

東京都動物愛護相談センターでは、年齢制限がありますが、一人暮らしでも譲り受けることができます。また、譲渡事前講習会の受講が必要で、1時間半から2時間の講習を受けに行かなければいけません。

里親サイトの譲渡条件

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里親サイトから保護犬や保護猫を譲り受ける場合、「里親サイトの譲渡条件」と「保護した方の独自の条件」の両方を守る必要があります。

里親サイトの譲渡条件

里親サイトの譲渡条件では、譲渡のトラブルが発生しないように受け取り方法など譲渡に関する基本的なルールがまとめられています。例えば、ペットの里親サイト「ペットのおうち」では、取引のトラブルを防ぐために譲渡や費用などが指定されています。

  • 転売目的での譲受は禁止
  • 受け取り方法は、手渡しのみ
  • 不妊手術(去勢・避妊)に協力を求める
  • 終生愛情と責任を持って育てることを誓約すること
  • 受け取りに際し、誓約書に署名・捺印し、譲渡人・譲受人がそれぞれ1通ずつ保管
  • 掲載情報に対し里親申し込みやお問い合わせを送信する際に、掲載者に一部会員情報(ユーザーID、ニックネーム、お住まいの都道府県)を開示することへの同意が必要
  • 掲載者が一般会員の場合、交通費(実費)を除く一切の費用を支払うのは禁止
    (引用元:応募者用譲渡のルール | ペットのおうち

保護した方の独自の条件

犬や猫を保護し、その里親を探しているユーザーが、独自の採用ルールを設定している場合があります。かなり細かく条件を決めているユーザーもいれば、ほとんど条件がない場合もあります。

例えば、以下のような条件があります。

  • 定期的な近況報告が必要
  • 2匹一緒に迎え入れてほしい
  • 身分証の提示
  • 完全室内飼い
  • 単身者、高齢者は要検討

このように、里親サイトから保護犬や保護猫を引き取る場合は、里親を探しているユーザーによって条件が大きく異なります。

NPO法人など民間団体の譲渡条件

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NPO法人やその他の民間団体では、保健所や里親サイトと比較して、譲渡の条件が厳格な場合もあるようです。例えば、「毎日長時間のお留守がある」「独身」「団体からのアドバイスを聞き入れない」などの条件が満たされない場合、譲渡ができないと定めている団体も存在します。

他にも「トライアル前の自宅調査」「定期報告の義務」「同居人を含めた面談」など、保護犬・保護猫を大切にして欲しいからこそ、条件面が少し厳しくなる傾向があるのかもしれません。

民間団体の譲渡条件の例として、猫の保護団体であるNPO法人「東京キャットガーディアン」の条件を見てみましょう。

  • 原則として、6歳以下の子供がいる家庭への譲渡はしない(例外あり)
  • 18歳以上で経済能力のある方
  • 定期検診や獣医療の必要性を理解し、あたり前に医療を受けさせられる方
  • 終生愛情と責任を持って飼育し、東京キャットガーディアンの許可なしに他人への再譲渡をしない方
  • 伴侶動物としてのみ飼育し、再譲渡・販売・貸出し・展示・動物実験などに利用しない方
  • 飼育について家族の同意が得られている方
  • 飼育できる環境に居住している方
  • 完全室内飼いを守れる方(脱走防止策が必要)
  • 60歳程度の方が里親を希望する場合は、本人が万一飼育継続が出来なくなった場合に猫を引き取って終生飼育できる方の同伴と、その方にも誓約書の用意が必要
    (引用元:猫の里親募集 | NPO法人東京キャットガーディアン

どこから保護犬・保護猫を引き取るにしても、譲渡には必ず何らかの条件がありますので、事前に確認しておくようにしましょう。

譲渡を希望しても断られることも

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お気に入りの子を見つけて譲渡の申し込みをしても、保護した個人や保護団体から断られることもあります。単純に譲渡条件を満たしていない場合や、他にも里親希望者がいて、そちらの方が適していると判断される場合などが考えられます。また、何度申し込んでも断られ続け、保護犬・保護猫を飼いたくても諦めてしまう方もいます。

譲渡条件を満たしているのに断られることが多いと感じる方は、次のような点を見直してみると良いかもしれません。

1.その子が良い理由を伝える

気に入った子がいて引き取りたい場合は、なぜその子がいいのか、その理由をきちんと伝えると熱意が伝わる可能性があります。

例えば、昔飼っていた子と似ていて気に入った場合は、その飼っていた子の写真を見せたり、思い出を語ったりすると良いかもしれません。また、先住の動物がいて、その子と合いそうだと感じた場合は、先住の子の性格やなぜ相性が良さそうだと感じるのかを伝えてみましょう。

2.その子の幸せを第一に考える

お気に入りの子を見つけて引き取りたいと思った時、一旦冷静になって「自分が幸せになるためにこの子と暮らしたい」のか、「この子を幸せにするために自分が飼いたい」のか、どちらなのかを考えてみても良いかもしれません。

前者は自分に焦点が当たっており、やや自己中心的な印象を与えかねません。動物への愛情から悪意なく話していても、保護活動をしている方が受ける印象は大きく違ってきます。

また、その子の幸せを第一に考えていれば、もし断られたとしても、その子がより幸せな環境で暮らせると思えるため、ショックは少ないのではないでしょうか。

3.保護活動へのリスペクトを伝える

ネット上では、保護団体の方とのやり取りに傷ついた経験が語られていることもあります。確かに、中には動物を思いやるあまりに盲目的になり、必要以上に譲渡希望者を警戒する人もいるでしょう。

しかしながら、保護活動へのリスペクトを示すことで、ご自身の動物への深い愛情や保護活動に対する理解を表現し、保護活動をされている方の警戒心を和らげることができるかもしれません。

動物の保護は、時間、労力、金銭など多大な負担がかかり、かわいそうな動物を目にすることも多いため、精神的な疲労も大きい活動です。心から動物を大切に思う人でないと容易にできることではありません。そういった事をあらかじめ心に留めておくことが大切なのではないでしょうか。

条件がない引き取り方はあるの?

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公的な機関や保護猫サイト、民間団体などを通して里親になると、ほとんどの場合、譲渡条件が設定されています。どうしても条件なく引き取りたい場合は、自ら野良猫を保護したり、SNSを活用して里親を募集している方に直接連絡すると、里親になれる可能性があります。

ただし、保健所や保護団体が設定している条件は、ペットを健全に飼育する上で最低限必要な条件である場合がほとんどです。仮に条件なしに引き取れるとしても、飼育環境を適切に整え、各団体が設定しているような条件を満たせない場合は、飼育を考え直す必要もあるでしょう

里親になる前に知っておいて欲しい注意点

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たとえ保護犬や保護猫の譲渡条件を満たせていたとしても、実際に飼い始めてから想定外に大変な思いをすることがあります。ここからは、保護犬や保護猫の里親になる前に最低限知っておくべき注意点についてご紹介します。

1.引き取りには費用がかかる

「譲渡」と言っても、実はお迎えには費用が発生する場合があります。これは、保護時にワクチン代や去勢代などの費用がかかるからです。支払いは任意とされる(寄付の形をとる)保護団体も存在しますが、犬や猫の保護にはそれなりに費用がかかるため、その負担をおすすめします。

保護団体によって金額は変わりますが、だいたい30,000~60,000円程度を見込んでおくと良いでしょう。

2.寝不足になる覚悟が必要

保護犬や保護猫は初めての家で緊張し、夜鳴きをすることがあります。夜鳴きが2~3週間続くこともあり、これにより保護してから寝不足になる飼い主さんも少なくありません。
保護団体等にあらかじめ「夜鳴きをしていたか?」を聞いておくと、夜鳴き対策が立てやすいでしょう。

3.定期報告が必要な場合も

団体によっては、保護犬や保護猫をお迎えした後に、1週間に1回や1年に1回のなどの頻度で、定期的な報告が必要となることがあります。その場合は、頻度や連絡方法などを事前にしっかり確認しておきましょう。

報告が必要なのは、保護犬や保護猫を粗末に扱う人が少なからずいて、譲渡の際にはそれを見抜けないことがあるからです。疑われているようで不快だという意見もありますが、自分のペットのことを真剣に思ってくれている人がいるのは心強いものです。

また、飼育に関する悩みを相談できたり、適切なアドバイスを受けられることもあるため、前向きに考えてみてください。

まとめ

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動物の里親になるための条件は、各団体や譲り受ける相手によって大きく異なります。ただし、条件が緩やかであっても、ペットの健康状態を良好に保ち、最期まで責任を持って飼育できることは、ペットの飼い主として必要な義務です。

なんとなく、「里親は条件が難しいんじゃないかな?」と思っている方も、今の状況でも条件が通る場合もあります。ペットを飼う覚悟ができた方は、まずは近くの保護施設や譲渡会に行って聞いてみると良いでしょう。素敵な出会いがあるかもしれません。

【体験談】犬の椎間板ヘルニア。手術をやめて鍼灸治療に切り替えた話

今年の冬、筆者が飼っている10歳のダックスフンドが、椎間板ヘルニアになってしまいました。
初めは「すぐに手術」と言われ、大きな動物病院を紹介してもらったのですが、色々なことを検討する中で、手術をやめて「鍼灸治療」に切り替えました

今回の記事では、発症をしてからの経過や、治療方法を切り替えた経緯、実際に鍼灸治療を行った結果など、筆者の実体験をご紹介します。進行が進んでしまった椎間板ヘルニアの治療は手術だけではないことを、犬の飼い主のみなさんに知っていただければ幸いです。

発症〜椎間板ヘルニアと診断されるまで

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発症日

朝からぐったりし、元気がない。排便の回数が少なく、排便の態勢をとってもなかなか出せないことから、初めは便秘を疑う。
今考えると、この時排便ができなかったのは、後ろ足が痛くて踏ん張ることができなかったためだと考えられる。

発症後1日目

歩いたときに後ろ足がもたつく様子が見られるようになり、だんだんと両足を引きずり出し、夕方には完全に歩けなくなる。椎間板ヘルニアを確信するも、かかりつけの動物病院が休業日だったため、受診は明朝に見送る。

2日目

午前、病院にて椎間板ヘルニア・ステージ3と診断。
進行が早く、進行性脊髄軟化症を発症してしまうと危険なため、早く手術をした方が良いと言われる。2日後に大きな動物病院での手術前検査を予約してもらう。

下半身の麻痺により排尿障害があったので、動物病院でカテーテルを使って出してもらう。足の皮膚をつねっても、全く反応を示さず、すぐにステージ4に進行。排便は自分でできて食欲はあるものの、嘔吐してしまい、ぐったりした様子。

手術をやめ、鍼灸治療に切り替える

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獣医師さんに「すぐに手術した方がいい」と言われたものの、10歳のシニア犬ということもあり、遠くの病院まで慣れない電車で通い、全身麻酔で手術を受けさせることには少し抵抗がありました。

手術前検査を翌日に控える中で色々と調べるうちに、「鍼灸治療」という方法に出会います。たまたま家の近くに、鍼灸治療をやっている動物病院があったので、夕方に急いで行ってみました。

情報量も少なく、手術をやめて治療を切り替えることには非常に迷いがありました。しかし、鍼灸医の先生には「椎間板ヘルニアにかかって、鍼で歩けるようにならなかった犬はいない」と言われたため、その言葉に賭けてみることに。

3日目

鍼灸治療に切り替えることを決意し、翌日の手術前検査はキャンセルした。
早速、夜7時ごろに鍼灸治療をしてもらう。するとなんと、夜中の2時頃、トイレにて自力でおしっこを出せるようになった。

感覚麻痺、排尿障害が徐々に回復

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おしっこが自分で出せないというのは、犬にとってもストレスですし、飼い主としても非常に心配なので、2度の鍼灸治療で排尿障害が早期に回復したことは非常によかったと思います。

4〜5日目

立つことはできないが、この日も座ったままなら少しずつ自分でおしっこを出せる。ただし、量が少ないため、自宅で1日1回カテーテルで排尿。

6日目

何度か足を引きずりながら自分で少し移動してしまう。感覚を取り戻しつつあるのだろうが、「絶対安静」と言われているので、動かないよう常に見張っていることに。

7日目

2度目の鍼灸治療へ。おしっこを大量に出せるようになり、カテーテルは全く必要なくなった。

週1ペースで鍼灸治療を続ける

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その後は約1ヶ月ほど、週に1回のペースで鍼灸治療をしに動物病院に通いました。

少しずつ下半身の感覚を取り戻してきて、歩きたい気持ちになって来るようでしたが、1ヶ月間は「絶対安静」と言われ、なるべくベッドから一歩も出さないようにします。

「バギーに乗せて外に連れて行くくらいは大丈夫かな?」と思いましたが、それもNGでした。とにかく動かさないこと。これが大切です。

犬のストレス解消のために・・・

犬にとっては、感覚が戻ってきているのに歩けない、歩いてはいけないことで、ストレスが溜まってくる。
とは言え、おもちゃで遊んであげることもできないので、おやつを入れたコングを手で持って、体が動かないように注意しながら与えたりした。

リハビリ開始!

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鍼灸治療を始めてから1ヶ月が経つと、獣医師さんからは「そろそろリハビリを始めましょう」と言われました。
絶対安静の期間は本当に動けませんが、リハビリが始まると、本人が歩きたいだけ歩かせて良いことに。

通院の間隔が開き、自宅でお灸も

回復して来ると、週1回だった通院のペースは、2週間、1ヶ月に1回に短縮。
代わりに、自宅で簡単なお灸ができるようレクチャーしてもらう(上画像)。

少しずつお散歩もできるように

お散歩は、アスファルトの上などは抱っこやバギーで通るが、ウッドチップが敷き詰めてある柔らかめの道では、少しずつゆっくりと歩かせて行く。

おやつを使って足を跨がせるリハビリ

しっかりと後ろ足を使って歩く練習をするため、おやつを使って飼い主の足を跨がせるリハビリも開始。完全に後ろ足まで跨ぎきってから、おやつを少しずつ与える。

治療開始から約2ヶ月、走れるように!

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鍼灸治療を開始してから2ヶ月が経つと、若干もたつきながらも、走り回れるまでに回復しました。
感覚麻痺になるまで進行していた椎間板ヘルニアが鍼灸だけでここまで回復するとは、正直信じがたい気持ちでしたが、犬も非常に嬉しそうに動き回っており、散歩も以前と同じようにできるようになったのです。

その後

椎間板ヘルニアを発症をしてから7ヶ月が経ちましたが、その後も月に1度の通院を続けており、再び歩けなくなるようなことは今のところ一度もありません
はしゃぎすぎて足を滑らせてしまった時に、若干足がもたつく様子がみられましたが、通院の間隔を一時的に短くしてもらうと、またすぐにちゃんと歩けるようになりました。

実際に経験して感じた鍼灸治療の特徴

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1. 犬の体への負担が小さい

特に高齢犬や持病のある犬の場合、手術そのものが難しいことも多いため、手術を諦めてしまう飼い主さんも少なくありません
その点、切らずに治療でき、麻酔の必要がない鍼灸治療は、犬の体への負担が小さいのが最大の特徴です。

2. 一度にかかる費用が安い

椎間板ヘルニアの手術をした場合、重症度にもよりますが、検査費用や入院費用も含めて30万円以上かかることも珍しくありません。

一方の鍼灸治療は、こちらも場合によりますが、筆者の犬では、1回目の治療が初診料含めて1万円以内におさまりました。
ただし、手術に比べて鍼灸治療の場合は、一度ですぐに治るわけではありません。走れるようになるまでの約2ヶ月の間に7〜8回程度通院し、飲み薬代や家で使うお灸代なども含め、なんだかんだで10万円程度かかったと思います。

3. 通い続けることで、予防になる

椎間板ヘルニアは、手術をしても再発する可能性があります。
鍼灸治療でももちろん再発の可能性はありますが、月1回程度の通院を続けることで、再発の予防効果があります。

月1回の通院と、漢方薬を飲み続けることにより、確かに出費はかさみますし、時間もとられます。しかし、手術をした場合でもサプリメントを飲み続ける犬は多いですし、再発してまた手術をすることを考えれば、長期的に見ても鍼灸治療のメリットはあると言えるでしょう。

まとめ

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今回は、椎間板ヘルニアの手術をやめて鍼灸治療に切り替え、走れるまでに回復した筆者の犬の実体験をご紹介しました。

もちろん、手術にも鍼灸治療にも、それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらの方が優れているとは言えません

しかし、ペットの鍼灸治療についてはまだあまり認知されておらず、まして下半身が一度麻痺した犬が、鍼灸治療だけで走れるようになるなど、知らなければ思ってもみないことでしょう。

今回の記事を通して、ペットにおける椎間板ヘルニアの治療方法のひとつとして、鍼灸治療があることを知っていただき、治療の選択肢を広げていただければ幸いです。

「犬を飼おう!」と決意したら読んで欲しい【犬と暮らす心構え】

新しい家族の選択として、「犬を迎え入れようか」と考えている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

犬を家族として迎え入れることを決意したみなさんに、今一度「犬と暮らすというのはどういうことなのか」をしっかり知って、飼い主さんにも家族となる犬にも幸せな生活を送って欲しいと思います。ただ、残念なことに、ただかわいいというだけで気軽に飼い始めて後悔してしまう方がいるのも現実です。

そこで、もう犬を飼うと心に決めている方も、まだ迷っている段階だという方も、こちらの記事を参考に、一度犬との生活について考えてみてください。

犬と暮らす前にチェック!

散歩 犬
未来の飼い主のみなさん。こんなこと、覚悟できていますか?

  • お金がたくさんかかる
  • 15年以上の時間をともにする
  • 犬が暮らすスペースが必要
  • お散歩は欠かせない
  • 「引っ越し/旅行」は簡単にはできなくなる
  • 守らなければならないルールがある

上の項目を見て「無理かもしれない…」と思うことが1つでもあったのなら、犬を飼うことについて、もう少し考えてみることをおすすめします。でも、すぐに判断してしまう前に、上の項目について1つずつ詳しく見ていきましょう。

犬と暮らす時間とお金


犬を飼うときにかかる生涯費用は、だいたい180万円ほどであると言われています。
その内訳は、下記の通りです。

  • 飼い始めにかかる費用:6万円程度
  • 毎月かかる費用:1年間にかかる費用12万円×平均寿命15年=180万円程度

「思っていたよりかかるなあ」と思った方も多いのではないでしょうか。こちらは最低でも必要になる金額と考えてください。サプリやトリミング、オモチャやお洋服、挙げればキリがありませんが、もっと多く必要になる犬種もいますし、もっとお金がかかる飼い方もあります。犬を飼うのに必要な費用について、詳しくは以下の記事にてご覧ください。

【徹底調査】犬を飼うにはいくらかかる?月々の費用や予想外の出費も

十分なスペースが必要

大きなお家と広い庭のある風景
犬とともに暮らすということは、家族が一人増えるということです。そして、食事もトイレも寝床も人のものとは全く違います。

犬用のトイレを置く場所が必要ですし、寝床となるケージを置く場所も必要です。今の家に、犬を迎え入れるだけのスペースがあるか、確認してみてください。

お散歩は欠かせない


犬はお散歩が大好きです。しつけの一環やストレスの解消に重要なことなので、毎日欠かさず行くのが望ましいでしょう。

散歩時間のだいたいの目安は、朝夕二回で超小型犬なら10分、小型犬なら20分、中型犬なら30分、大型犬なら60分というところです。犬のお散歩マナーを知っておきたいという方は、以下の記事もご覧ください。

【初心者必見】これだけは抑えておきたい6つの「犬の散歩マナー」

「旅行/引っ越し」はどうする?


ペットと暮らすと、ペット可の場所を選んで遊びに行くことが増えます。旅行や引っ越しも同じです。ペット可の旅館や、ペット可のマンション・アパートでないと暮らすことができません。

旅行に行くのであれば、以下の記事にあるようなさまざまな準備が必要です。

愛犬と一緒に旅行がしたい!いったい何を準備すればいいの?

また、犬を連れて賃貸に引っ越すときには特に注意が必要です。具体的な内容については、こちらの記事を参考にしてください。

犬と一緒に暮らす。賃貸の部屋を選ぶ際に気をつけたいポイント

このように、簡単に引っ越しをしたり、旅行に行ったりするということが難しくなってきます。それでも、そういった大変さも含めて楽しむことができれば、犬を飼うことに向いている、その覚悟ができていると言えます。

飼い主が守らなければならないルール

眼鏡をかけるいぬ
飼い主に必要な最低限のモラルとマナーとして、環境省から「飼い主の方へ – 守ってほしい5か条」というものが提言されています。少しずつでもいいので、飼う前にきちんと覚えておくようにしましょう。

飼い主の方へ 守ってほしい5か条

1.動物の習性等を正しく理解し、最後まで責任をもって飼いましょう

飼い始める前から正しい飼い方などの知識を持ち、飼い始めたら、動物の種類に応じた適切な飼い方をして健康・安全に気を配り、最後まで責任をもって飼いましょう。

2.人に危害を加えたり、近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう

糞尿や毛、羽毛などで近隣の生活環境を悪化させたり、公共の場所を汚さないようにしましょう。また、動物の種類に応じてしつけや訓練をして、人に危害を加えたり、鳴き声などで近隣に迷惑をかけることのないようにしましょう。

3.むやみに繁殖させないようにしましょう

動物にかけられる手間、時間、空間には限りがあります。きちんと管理できる数を超えないようにしましょう。また、生まれる命に責任が持てないのであれば、不妊去勢手術などの繁殖制限措置を行いましょう。

4.動物による感染症の知識を持ちましょう

動物と人の双方に感染する病気(人と動物の共通感染症)について、正しい知識を持ち、自分や他の人への感染を防ぎましょう。

5.盗難や迷子を防ぐため、所有者を明らかにしましょう

飼っている動物が自分のものであることを示す、マイクロチップ、名札、脚環などの標識をつけましょう。

出典:環境省ホームページ「飼い主の方へ 守ってほしい5か条」

最後に


どれも犬を飼っている方から見ると当然のことに思えますが、犬を飼ったことがない方にとっては、少し厳しいと感じる内容かもしれません。しかし、犬を飼う場合には、どれも必要になることです。

確かに、犬と暮らすことで我慢しなければいけないこともたくさんあります。しかし、それ以上に犬が与えてくれる”日常”はかけがえのないものなのです。命を預かる覚悟がしっかりとできたなら、愛情いっぱいに犬を迎え入れてあげましょう。

【ハムスターと一緒に暮らす】3年間でいくらかかるの?

小さくて魅力的なハムスター。「一緒に暮らしたい!」と思う方も少なくないのではないでしょうか。

ハムスターと一緒に暮らす計画を立てる上で、知りたい情報の1つは費用だと思います。

こちらの記事では、ハムスターを飼うと、何にどれくらい費用がかかるのかご紹介します。

ハムスターを3年飼ったら約6万円

会計
ハムスターの平均寿命は、種類によって異なりますが、約2〜3年間と言われています。

もし、平均寿命である3年間、一緒に暮らしたら、約6万円かかると考えられます。

どのようなことにこの費用がかかるのか、詳しく見ていきましょう。

ハムスターを迎えるための費用

ケージ内ハムスター
ハムスターをお家に迎える代表的な方法はこちらです。

  • ペットショップやホームセンター等で購入
  • 里親になる

里親になる場合は、お金がかからない事が多いです。

ペットショップやホームセンター等で購入する場合のお値段は、約1000〜3000円です。種類によっては、1000円未満であったり、3000円を超える場合もあるかもしれませんが、1万円を超える事は滅多にありません。

犬や猫などと比べると安いと感じるかもしれませんが、命を預かることには変わりありません。責任をもって、最後まで育てられるという方は、1度家族になるハムスターと実際に会ってから決断することをおすすめします。

飼う前〜飼い始めにかかる準備の費用は約1万円!

ハムスターベイビー
飼う前〜飼い始めの時には、以下の物を準備すれば、すぐに一緒に暮らす事ができます。

準備するもの 値段
飼育ケージ 約3000〜4000円
巣箱 約500〜1000円
回し車 約1000〜2000円
床材 約300〜1000円
トイレ 約300〜1000円
トイレ砂 約500〜2000円
砂浴び場 約300〜500円
砂浴び砂 約200〜1000円
給水ボトル 約200〜1000円
餌皿 約200〜1000円
ペット用ヒーター(冬) 約1500〜3000円
ごはん 約500〜1000円

(※ここであげている値段は、あくまで目安ですので、物によってはお値段が大きく違う場合もあります。)

大体1万〜1万5千円くらいで、揃える事ができます。一緒に暮らすハムスターに合ったものを選びましょう。

飼育ケージ

ハムスターを飼うためには、まず、飼育ケージが必要です。

1つ1つにこだわりたい方は、シンプルなものがおすすめです。

1つ1つ中に置くものを揃えるのが大変だと感じる方には、回し車や給水ボトル等がセットになっているケージもありますので、そういったものを検討されてみてはいかがでしょうか。

巣箱

ハムスターは、狭い場所が好きで、安心できると言われています。ハムスターが安心できる場所として、巣箱を置いてあげましょう。

回し車

回し車は、運動不足とストレス対策で必要になります。

ハムスターは夜行性なので、音がうるさくないものがおすすめです。また、ハムスターのサイズに合ったものを選んであげましょう。

床材

ハムスターのケージの床には、床材を敷いてあげる必要があります。

床材には、ウッドチップ(広葉樹・針葉樹)や紙、土等の種類があります。お金をかけたくない場合は、新聞紙等、不要な紙を細かく切って代用することもできます。

こまめに取り替える消耗品なので、1度にたくさん買った方がお得な場合もあります。

トイレ

ハムスターはトイレを覚えてくれることもあります。安心して排泄する事ができるトイレを置きましょう。中にはトイレ砂を入れます。

トイレ砂

トイレ砂には様々な種類があります。なんと、消臭機能を持った砂もあります。ハムスターに合ったトイレ砂を用意してあげましょう。

砂浴び場 

ハムスターも砂浴びをします。これは、主に身体を清潔にするためや、ストレス解消のため、爪を研ぐために行います。砂浴び用の砂を入れ、ハムスターが実際に砂浴びをする場所を用意してあげます。

砂浴び砂

砂浴びに必要になりますので、砂浴び用の砂は、トイレの砂とは分けて用意しましょう。

給水ボトル

ハムスターの水分補給のために必要です。ケージについているものが一般的です。

ごはん

主食はペレットで、副食として野菜等をあげます。餌皿に入れて、ケージの中に置いてあげましょう。

餌皿 

ごはんを入れる容器です。

ペレットの他に、野菜等をあげることを考えると、1つではなく2つ以上用意しておくと便利です。乾燥している食べ物とそうでない食べ物は分けましょう。

ペット用ヒーター(冬) 

ハムスターは寒さに弱い生き物なので、室温を調整したり、ペット用のヒーターを活用しましょう。

飼い始めてから毎月かかる費用は約1500円

キンクマ
飼い始めてからは、足りなくなった以下のものを買い足していきます。

  • ごはん 
  • 床材 
  • トイレ砂 
  • 砂浴び砂 
  • 光熱費(気候によって変動が激しいので省略)

ハムスターは体が小さいので、ごはんを食べる量はそこまで多くはありません。2ヶ月に1度買い足すくらいでちょうど良い事が多いです。その事をふまえると、一月あたり、かかっても1500円程度であると考えられます。

また、暑い夏や寒い冬は、ハムスターのためにエアコンなどで温度調節をする必要があります。その光熱費は、暮らしている環境によって異なりますので、今回1か月間の費用の中には含めていません。

予想外の出費の可能性も。

計算する女性
ハムスターも生き物ですから、突然予想外のトラブルが起こることもありえます。

例えば、病気や怪我をしてしまったときには、治療費がかかります。また、ハムスターのような小動物を扱える動物病院は非常に少ないため、近所に診てもらえる病院がないかを事前にチェックしておくと良いでしょう。

予想外の出費も視野に入れて考える事が大切です。

ハムスターとの幸せな毎日のために。

床材からひょっこり
犬や猫と比べると安価だと感じる方も多いようですが、それでもある程度のお金はかかります。

ただ、ハムスターとの生活は、お金には代えがたい素敵な時間です。

ハムスターと飼い主さんの幸せのために、「最後まで責任をもって共に暮らせるか」を、お金のことも視野に入れながら、検討することをおすすめします。

老犬ホームってどうなの?サービス内容や費用、選び方をご紹介!

「老犬ホーム」という場所をご存知でしょうか。簡単に言うならば老人ホームの犬版ですが、「詳しくはよくわからない」と言う方もいるのではないでしょうか。

犬も寿命が長くなり、人間と同じように痴呆などの症状も見られるようになってきました。今記事では、老犬ホームについて解説し、そのサービス内容や費用など、知っておきたい情報をご紹介いたします。

老犬ホームとは


老人ホームの犬版と言える「老犬ホーム」は、様々な事情で愛犬を施設に預けたい場合に、飼い主さんの代わりに面倒を見てくれる施設です。

老犬ケアに詳しいプロの方が、愛犬の毎日のお世話(食事、排泄、散歩、ケア)をしてくれます。

期間やプランは様々で、施設によっては、出張面会や往診などを行ってくれるところもあります。

また、犬だけに限らず、老猫の受け入れを行っているところもあります。

犬の長寿化、需要の高まり


医療技術の進歩やドッグフードの改良などの結果、平均寿命がこの30年で約2倍にも伸びたとも言われています。

このように、近年犬が長生きをするようになった結果、介護が必要な犬も増えたと言うことができます。

老犬ホームのサービスの登場は比較的最近ですが、年々その需要が増えていると言っても過言ではありません。

老犬ホームの利用理由


「飼うと決めたからには最後まで自分で面倒を見る」「やっぱり最期まで一緒にいたい」と思っているけれど、「現状、どうやってもこのまま面倒を見るのは難しい…」と言う方がいることも事実。

では、どんな理由で老犬ホームを利用される方が多いのでしょうか。

  • 自分が高齢で面倒が見れない、最後を看取れるか不安
  • 自分が入院をすることになり、世話が難しい
  • 老犬介護による疲れや限界を迎えている
  • 痴呆による夜泣き等があり、近隣住民からの苦情が来ている
  • 愛犬が寝たきりになり、自分の仕事の都合上、愛犬の介護が難しい

このように、様々な事情により、老犬ホームが利用されています。

愛犬が老化を迎え、そして自分の手に負えそうにないと思った時、一度、老犬ホームに相談をするのも選択肢の1つでしょう。なにか解決の糸口が見つかるかもしれません。

サービス内容とは


長期だけでなく、短期での利用も可能な施設があります。また、デイサービスや訪問介護、介護に関するサポートやレクチャーなど、様々なプランがある施設もあります。

食事や排泄の介助や、ドッグランでの運動など、愛犬がのびのびと自由に生活が出来るように手厚くサポートしてくれます。

但し、これも愛護団体等と同様、悪徳業者も存在しますので、事前に下見をしたり、評判をチェックするなど、よく調べてから利用するようにしたいところです。

費用はいくらぐらい?


施設によって費用は異なって来ます。サービス内容やプランによっても変わりますし、老犬ホームの立地によっても値段が変わってきます。

料金は本当にマチマチで、入居するのに30万円代から入れるところもあれば、100万円以上かかる施設もあるなど、様々です。

なお、東京23区内でアクセスしやすい場所にある施設は、高額になる傾向にあります。

老犬ホームの選び方3つ

1.事前見学

老犬ホームがある場所は郊外から都内と様々ですが、全国的に増えてきています。愛犬の入る老犬ホームを決める際には、複数箇所を事前に見学することをオススメします。

今の時代、ネットで見て決めることもできますが、やはり自分の目で見て決めた方が良いでしょう。

また、そこで働く人たちと話すことで、「ここは安心して愛犬を任せられるのか」などの疑問を払拭することが出来るはずです。

2.愛犬に適しているのか

値段やサービスも施設によって様々ですので、複数の候補からきちんと吟味して選びましょう。

安さだけで決めるのではなく、愛犬に最適なサービス・環境であるのか等、検討しましょう。

自分で面倒が見られない以上、愛犬の幸せを考え、一番楽しく過ごせる施設を選びたいですよね。

3.老犬ホームの立地・場所

老犬ホームは、郊外と都市のどちらにあるのかで値段が変わってきます。

「愛犬と面会をしたい」「頻繁に会いに行きたい」という場合には、アクセスのしやすさが重要になってきます。

自分の家や勤務先の場所、交通の便などを考慮し、先のことまで考えて決めるようにしましょう。

最後に


人間の介護と同様、愛犬の介護も、社会問題になりつつあります。また、「最後まで一緒にいると決めたから」という強い気持ちにより、老犬ホームの利用を考えたことがない人も多くいるそうです。

動物を飼うということは、命を預かるわけですから、最後まで責任を持って飼うべきです。しかしながら、無理に老犬の介護を続けて、自らの体調を崩してしまうような結果は、愛犬も悲しむのではないでしょうか。

家庭ごとに事情は違いますし、できることなら自分で面倒を見てあげたほうが良いとは思います。非常に難しい判断を迫られることになりますが、ケースによっては老犬ホームという選択肢がベストな場合もあるかと思います。

これを機に、ご家庭の問題が解決され、少しでも飼い主さんとわんちゃんにとって、日々の生活が豊かになることを願っています。