ペット業界で働きたい方必見!動物に関わる身近な職業13選
皆さんはペット業界が今急激に成長していることをご存知ですか?特に、健康促進や高齢者介護の分野での商品・サービスの需要が拡大してきています。
そんな成長著しいペット業界ですが、ペットを飼っている方・動物が好きな方であれば、一度は仕事にしてみたいと考えたことがあるのではないでしょうか。
今回は、ペットに関わる職業と目指し方についてご紹介していきます。
資格が必須であるペット系の仕事5選
ペットに関わる仕事の中でも、資格がなければ就けない職業もいくつかあります。
資格を取得するのはとても大変ですが、その分責任のある仕事を任せられます。
1. 獣医師(国家資格)
動物の健康や生命を守る仕事及び、人の健康に関する仕事です。従事する分野は大きく分けて、「伴侶動物分野」「産業動物分野」「公衆衛生分野」「バイオメディカル分野」「野生動物関係分野」の5つに分けられます。
【伴侶動物分野】
ペットの代表格である犬・猫以外にも、鳥やヘビ・トカゲなど様々な種類の動物の診療、しつけや飼い方相談・指導
【産業動物分野】
肉や牛乳を生産する牛・馬・豚・鶏などに対する病気の予防や衛生管理
【公衆衛生分野】
肉や牛乳・魚介類等の食品の安全性を管理・指導、動物と人に共通して感染する感染症の予防と海外からの侵入を防ぐ検疫業務
【バイオメディカル分野】
製薬会社等で医薬品の開発や安全性確認を行う為の動物実験や、遺伝子工学や生命科学に関する研究活動
【野生動物関係分野】
野生動物の管理・保全、動物園や水族館での展示動物の診療や繁殖
このように、動物病院以外でも、私たちの食事・医療品・健康などに密接に関わる仕事をしています。
2. 愛玩動物看護師(国家資格)
獣医師の指示のもと、診療の補助・愛玩動物の世話・看護・しつけや飼い方相談・指導を業務とする仕事です。今まで民間資格として存在した「動物看護師」が国家資格化したもので、これまでできなかった投薬・採血、マイクロチップの装着も獣医師の指示のもとで行えるようになりました。
2019年6月に愛玩動物看護師法が公布され、2023年2月に第1回の資格試験が行われます。出来たばかりの資格であるため、行える業務はまだまだ狭いですが、動物を介した福祉や介護・教育分野での活躍が期待されている業種です。
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従来の動物看護師は、民間の資格を必要としている動物病院も多いですが、資格がなくても従事できる場合もあります。興味があれば求人情報を確認してみましょう。
3. 警察犬訓練士(警察官採用試験・公認訓練士等の資格が必要)
警察犬・災害救助犬・麻薬探知犬などを育成する仕事です。
ドックトレーナーのように基本的なしつけも行いますが、各現場で求められる能力を犬に習得させるための訓練を行います。また、健康管理などの犬の世話も業務に含まれます。
4. 盲導犬訓練士&盲導犬歩行指導員(各協会の資格が必要)
盲導犬訓練士とは、外出時に視覚障害者の補助ができる盲導犬を育成する仕事です。
一方で、盲導犬歩行指導員とは、盲導犬の訓練だけでなく、視覚障害者が盲導犬との歩行を安全に行えるように指導する仕事です。指導後も盲導犬との生活をサポートし、一人のお客様と長い間関わっていくことになります。
5. ハンドラー(公認ハンドラー資格が必要)
ドックショーに出演する犬をトレーニングしたり、出演する犬が美しく見えるようにハンドリングするのが仕事です。犬種ごとの特徴や魅力を理解し、その魅力を最大限に活かすための健康管理なども行います。
資格が必須ではないペット系の仕事8選
意外と思われるかもしれませんが、資格の取得が必須ではないペット系の仕事は少なくありません。
ただし、職種によっては資格を保有していた方が就職に有利だったり、給与が高くなる可能性も高いため、就きたいと思っている仕事に関わる資格はできるだけ取得することをオススメします。
1. トリマー
犬や猫などのトリミング(カット、ブラッシング、シャンプー・リンス、耳掃除、爪切り等)を行うペット専門の美容師です。
トリミングは、ペットの見た目を良くする以外にも、定期的に手入れを行い清潔を保つことで、ペットの健康維持や怪我の防止にもなります。身近なペットの専門家として、飼い主から様々な相談を受けることもある仕事です。
2. ドックトレーナー
犬のしつけや飼い主へのペットの飼育指導などを主に行う仕事です。トイレや「待て」「おすわり」などの基本的なしつけから、噛み癖や吠え癖の矯正、芸を教えるなど、飼い主の要望に合わせて様々なトレーニングを行います。
3. ペットショップスタッフ
ペットショップを訪れるお客様への接客や、店舗で展示販売しているペットの世話・健康管理、ペット関連商品の管理等を行い、販売する仕事です。
ペットの世話以外にも、商品管理・接客の業務が多く行われる仕事のため、「動物が好きだから、動物に関わる仕事がしたい!」という気持ちで就職すると、想像していた仕事と違っていたということもあるかもしれません。
4. ドックカフェ店員、猫カフェ店員
ドックカフェは犬連れで来店されるお客様に対してサービスを行う仕事です。また、猫カフェは猫たちと触れ合いたいお客様が来店される仕事です。
どちらも様々な犬種・猫種と触れ合えるところが魅力の仕事です。
5. ペットホテルスタッフ
ペットの飼い主が、旅行や出張の際に預けるホテルで働く従業員です。主な業務は、食事やトイレの世話の他、散歩や遊び相手などです。
健康管理はもちろん、預かったペットがリラックスして過ごせるよう、様々なサポートを準備・行う必要があります。そのため、飼い主からペットの情報を聞き出す接客スキルや、様々な種類の動物に対する知識が必要です。
6. ブリーダー
血統書付きの犬や猫を繁殖させて、ペットショップや個人に販売する仕事です。健康管理や衛生管理を徹底し、健康な状態での繁殖を成功させるべく活動します。
また、購入後の飼い主からの相談や、飼育指導も重要な仕事です。ブリーダーは個人(独立・開業)で活動しているイメージが強いかもしれませんが、企業がブリーダーを事業として行っている場合もあり、会社に所属して従事することもできます。
7. 飼育スタッフ
保護施設などで犬や猫の飼育管理を行う仕事です。特に保護施設で働く場合は、里親希望の人と保護犬・保護猫を繋ぐ仕事もあります。
資格が必須である仕事ではありませんが、他のペットビジネス系の仕事よりは、ペットの知識や経験が求められます。
8. 動物介護士
高齢で介護が必要であったり、持病があるなど特別なケアが必要なペットをサポートする仕事です。
ペットの平均寿命が延びてきている中で需要が高まってきており、獣医師や愛玩動物看護師のように医療行為は行えないものの、深い知識とスキルが求められます。そのため、民間資格である動物介護士の取得後に活動することが推奨されています。
資格取得を目指せる場所
大学 (獣医師・愛玩動物看護師)
獣医師になるためには、獣医学科のある大学(6年制)を卒業し、農林水産省が行う獣医師国家試験に合格する必要があります。
また、愛玩動物看護師になるためには、大学で指定の科目を履修するか、愛玩動物看護師養成所(必要な科目や実習を設けている専門学校等)で3年以上学ぶ必要があります。
専門学校
国家資格が必要である獣医師・愛玩動物看護師以外のペット系の職種は、資格がなくても就ける仕事が多いです。
しかし、ペット業界の仕事は全くの知識無し・資格無しで就職するのは大変難しい業界です。実際、求人票には各職種の民間資格や、動物系の大学・専門学校卒の学歴を必須とする会社が多くあります。
他業種から就職を目指す場合は専門学校で学ぶことをオススメします。しかし、大学と同様に1年〜2年の修学期間や学費が必要なため、よく検討しましょう。
各職種の協会での修学
盲導犬訓練士や警察犬訓練士などの一部の職種では、各協会が独自に研修を行っている場合があります。もしくは、就職してからその就職先で資格取得を求められる業種もあります。
これらは専門学校などに通う必要がないため、費用や修学期間が大学や専門学校に比べると、比較的安価で取得できる可能性があります。
まとめ
資格がなくても就けるペット業界の仕事はたくさんあります。しかし、業種によっては専門的な知識が必要な場合も多く、働きたい仕事があるならば可能な限り資格を取得しておくと何かと有利なのではないかと思います。
今後も成長が予想されるペット業界は、人気の職業の一つです。資格や身につけた技術は一生物であり、ライフプランに合わせて働きやすいのもペット業界の強みです。しかし、ペットが好きだから、動物が好きだからという理由だけで働くと、思っていたのと違うとミスマッチが生じやすい業界でもあります。
気になっている仕事があったり、将来的にペットや動物に関わることを考えている方は、この機会に一度調べてみてはいかがでしょうか?
【ドッグトレーナー監修】ドッグトレーナーの種類と愛犬に合ったドッグトレーナーの選び方
「愛犬の吠えや咬み付きなどの困った行動に対して、どのようにしつけをすれば良いのか分からない…。」そんな時、ネットで解決策を調べる飼い主は多いでしょう。
しかし、実際の環境や犬の性格はそれぞれ異なるため、ネットの情報だけでは解決が難しいこともありますよね。
となると、実際に信頼できる専門家に直接相談したいと思うこともあると思います。しかし、犬のしつけの専門家とは、実際にどこにいる誰のことなのでしょうか?犬の訓練士?それともドッグトレーナー?これらの専門家にはどのような資格があり、どのような違いがあるのかを皆さんは理解できていますか?
今回は、そのようなお悩みをお持ちの方が適切な人に相談できるよう、犬のしつけを行う資格とその特徴について整理をしています。この記事をヒントに、愛犬に合ったドッグトレーナーを見つけられると良いですね。
国内で最も歴史あるJKC訓練士
国内で家庭犬の訓練士として最も知られている資格が、1949年創立と歴史ある一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)公認の訓練士でしょう。
JKC公認訓練士は、「犬のしつけと訓練、飼い主のモラル向上、犬と愛犬家が楽しめるドッグスポーツの提供、犬を通しての社会貢献」などを掲げており、家庭犬訓練や警察犬訓練、災害救助犬などの育成をしています。
JKCは、ドッグショーや訓練競技会を定期的に開催しており、訓練士資格取得のためには競技会で良い成績を残すことが条件になっています。そのため、競技会で活躍している方がとても多いのが特徴です。
災害救助犬や警察犬の訓練士
嗅覚など犬の優れた能力を活かして特定の目的に特化した仕事をする犬を育成しているのが、災害救助犬や警察犬の訓練士です。資格はJKCの他、いくつかの団体で発行されています。
災害救助犬や警察犬は、災害時などの非日常な環境であってもしっかりと任務を遂行しなければなりません。そういったいった訓練のノウハウを活かして家庭犬のしつけも行っている訓練士は、犬という動物の特徴を熟知して特定の行動を犬に教えることに長けているのが特徴と言えるでしょう。言い換えれば、特別な訓練のノウハウを生かしたトレーニングができるということでもあります。
専門学校や団体の認定ドッグトレーナー
専門学校のドッグトレーナー課や、社会人向けの養成スクールなどでもドッグトレーナーの資格を発行しています。通信教育で資格を取得できるところもあるようで、同じドッグトレーナーという資格でも知識やスキルのレベルにはかなりの差があります。
また、ドッグトレーナーによって得意分野も異なります。例えば、咬むなどの問題行動に豊富な実績があるドッグトレーナー、アジリティなどのドッグスポーツが得意なドッグトレーナー、海外の最新トレーニング方法を用いるドッグトレーナーなどが挙げられます。
こういった得意分野や特徴など、ドッグトレーナーとしてどのような実績・経験があるのかを事前に確認することで、ご自身の愛犬のお悩みに合ったドッグトレーナーを選ぶことができるでしょう。
国際的な倫理観のCPDT-KA
国際的なドッグトレーナー資格の代表格といえば、米国の団体「Certification Council for Professional Dog Trainers(CCPDT)」が発行しているCertified Professional Dog Trainer-Knowledge Assessed(CPDT-KA)です。
日本国内でも筆記試験を実施しており、それに合格すると資格が付与されます。試験内容は動物行動学や犬の生態についてだけでなく、レッスン中の飼い主への接し方など実践的な問題も出題されます。
また、受験するためには、すでにドッグトレーナーとしての経験が300時間以上必要で、さらに動物や人に対する倫理規程に署名することも要求されます。
このCPDT-KA受験条件の倫理規程は、「体罰だけでなく犬が不快に感じるような方法はその他のあらゆる方法を検討した上で最後の手段としてのみ用いる」というドッグトレーナーとしての方針が明記されています。
犬に関する知識はもちろん、ドッグトレーナーとしての経験が豊富で、国際的なレベルでの倫理観も持ち合わせているのがCPDT-KAのドッグトレーナーの特徴です。
犬にストレスをかけないドッグトレーナーを選ぼう
どこまでが「トレーニング」だと思いますか?
最近では、スマホの普及により、簡単に動画が撮影できるようになり、またTwitterやYouTubeなどで、簡単に動画を拡散できるようになりました。その中には、「しつけ」と称し、一見すると体罰ではないか?とも思えるような行為が収められている動画もあります。
そして、多くの場合は、それらは賛否両論を巻き起こすことになります。つまり、それは「犬をぶったり叩いたりする体罰はよくない」と思われる方が多いということを物語っているということです。
それでは、犬のリードを強く引っ張ったり大きな声で叱りつけるのはどうでしょうか?どこまでの強要が「しつけ」であり、どこからが「体罰や虐待」にあたるのでしょうか?
これらを「しつけ」として捉えられる飼い主であれば、その程度は必要な場合もあると考えているということでしょう。しかし、できれば愛犬にはそういった叱り方はして欲しくないという飼い主も多いのではないでしょうか?
世界に広がる犬に優しいトレーニング
近年、動物の福祉(アニマル・ウェルフェア)が世界的に重視されるようになり、体罰などの身体的な刺激だけでなく、大きな声や音で叱ったり威圧的な態度をとるなどの精神的な刺激であっても、犬が不快に思うことは極力避けるべきだ、という考え方が広まっています。
日本でもそうした考えが広がりつつありますが、日本国内で発行されている訓練士・ドッグトレーナーの資格保持者は、実際にどの程度犬が嫌がる方法でトレーニングをするのかは人によってかなり違いがあるのが現状です。
適切なドッグトレーナー選びを
あなたが安心して愛犬のしつけを任せることができる訓練士・ドッグトレーナーを探すためには、資格だけでなく具体的にどの程度犬が嫌がる方法を使ってトレーニングするのかも事前に確認することをお勧めします。トレーニングで嫌な思いをしてしまった犬は、ストレスが溜まったり、怖がりになってしまうことも十分に考えられます。
先程の問いの続きになりますが、どこまでが「しつけ」であり、どこからが「体罰」になるのか、統一的で明確な基準がないのが現状です。そこで、実際に愛犬のトレーニングに関する方針を決めるのは、飼い主の皆さんの役割になってきます。愛犬に合ったドッグトレーナーを選択する上でも、事前に話を良く聞き、自分の考え方と合っているか、トレーニング内容がどのようなものなのかをよく確認することが非常に重要になってくるのではないでしょうか。
大切な犬のためのドッグトレーナー選びに、本記事が少しでもお役に立てば幸いです。
ペットホテルセレクトって何?その価値を一般社団法人全日本動物専門教育協会理事にインタビュー
このたびCheriee編集部は、一般社団法人:全日本動物専門教育協会理事の石渡さんにインタビューをしてきました。全日本動物専門教育協会ではさまざまなライセンスの発行、セミナーやコンテストの実施などを行っており、ペットの飼い主さんに対しても有益な情報を発信しています。
今回は、全日本動物専門教育協会の事業内容と、「ペットの幸せを一緒に考える」というCherieeのコンセプトに共感してくださった石渡さんのペットに対する想いをご紹介したいと思います。
全日本動物専門教育協会の事業内容
全日本動物専門教育協会では、以下の15の項目を柱に事業を行っています。
1.会員との自他共栄
2.カリキュラム策定
3.永久ライセンス発行
4.通信通学講座
5.認定資格発行
6.再教育プログラム
7.講習会の開催
8.全国競技会の開催
9.テキストの執筆発行
10.会報誌発行
11.犬籍登録
12.使役犬育成斡旋
13.貸しセミナールーム
14.ソリューションビジネス
15.施設認証事業
詳細はこちら https://www.zennitido.com/activity/
永久ライセンス発行
全日本動物専門教育協会は日本最大級の動物系の資格を発行している団体で、全部で9種の永久ライセンスを発行しています。更新料の納付や義務研修への参加を怠るとライセンスが無効となるものとは異なり、永久ライセンスは更新の必要がありません。
全日本動物専門教育協会が発行している資格のうち、下記の資格は環境省が認定したものであり、動物を取り扱う事業を行う際に必要となる「動物取扱責任者」への登録が可能です。
- 公認トリマー
- 公認動物看護師
- 公認家庭犬訓練士
- 公認動物介在福祉士
他にも、公認キャットグルーマー、公認ハンドラー、公認動物共生環境コーディネーター、公認ホリスティクアニマルケアセラピーなどのライセンスも発行しています。
ペット同伴OKのセミナールームの貸出
動物が同伴できるセミナールームを積極的に貸出しており、「しつけ教室」や「トリミング教室」など、さまざまな目的で利用可能です。
全日本動物専門教育協会の事務所は銀座に位置し、都会の真ん中でペットとともにセミナーや教室に参加できるのは貴重な場所ですね。
ペットホテルセレクトについて
石渡さんは協会でペットホテルセレクト業務を担当されています。
ペットの飼い主さんは、旅行などで家を空ける際に、ペットホテルなどを利用してペットを預ける機会があると思います。そんなときに、どこのホテルなら安全に安心して預けられるかの客観的な指標が示されていることは、ペットにとっても、飼い主さんにとっても、とても有意義なことですよね。
ペットホテルセレクトは施設面、商品面、接客面、運営面を36項目で審査し、1つ星から3つ星で認証しています。審査内容については以下の通りです。
- 施設評価
- 「預かっている間に逃げたり盗まれたりする心配はないか」「預けている場所が不衛生だったりしないか」といった基本内容から、「床がすべりやすくて足に負担のかかる心配はないか」といった設備状況までを確認します。
- 商品評価
- 預かり契約の内容や体調チェックの仕組みなど、ペットホテルが提供するサービスの基本内容から、滞在中のペットに対する散歩、室内運動、体験型サービスやインターネットを活用した情報公開の仕組みなどを確認します。
- 接客評価
- 「ペットを扱う接客が正しくできているか」やカウンセリングなどの基本内容から、「うちの子を十分理解した上で対応してくれるか」「電話しなくてもスマホやPCから予約や相談ができるか」といったニーズ対応力などを確認します。
- 運営評価
- 獣医師との連携、動物看護系スタッフの常駐などペットの体調管理に関する基本内容から、トレンドに対する感度、新サービスへの取り組み状況や、シニア・病気持ちペットに対する考え方などペットホテル経営の姿勢を確認します。
https://sae-marketing-one.com/pethotelselectより
実際の声を聞くことの大切さ
石渡さんは自分で足を運び、耳で聞くことを大切にしたいとおっしゃっていました。
近年、欧米ではラグジュアリーを売りにしたペットホテルが話題となっており、大きなベッドやテレビが置かれているペットホテルが増えてきました。しかし、犬にとってはペットホテルが豪華でもそれで喜ぶことはなく、人間の価値観を押し付けているだけではないかと違和感を感じていたそうです。
一方で、日本のペットホテルもテレビを置いている施設があり、「犬はテレビを見ないのに何故置いているのか」という疑問をぶつけてみたところ、「自宅に近い環境にするために置いてる」という返答があり、それを聞いた石渡さんは「なるほど」と感心したそうです。
このように、自分で直接声を聞くことで得た新たな出会いや知識を大切にし、そういった情報なども紹介していきたいとのことでした。
ペットの幸せとは何か
また、石渡さんはペットの食事について、このようなお話をしてくださいました。
飼い主さんの中には、愛犬のことを考えた食事を追求した結果、食事は全て手作りにして、ドライフードをあげないという方もいるそうです。
もちろん、その時点では、生きた栄養がたっぷりの美味しい食事を摂れて愛犬は幸せでしょう。しかし、さまざまな事情により飼い主さんが手作り出来なくなったり、飼えなくなったりした場合には、ドライフードだけの食事になるかもしれません。手作りしか食べないのでは心配なので、不測の事態に備えてドライフードにも慣れさせて欲しいとおしゃっていました。
「ペットの幸せとは何か」というのは人によってさまざまな意見があるでしょう。しかし、目先の幸せだけでなく、先を見据え考えて行動することがペットが幸せになれる第一歩なのではないでしょうか。今回、石渡さんのお話を伺い、そのように強く感じました。
全日本動物専門教育協会には石渡さんのようにペットのことを一番に考えた理事さんや飼い主さんが集まっています。気になった方は全日本動物専門教育協会のサイトなどもぜひチェックしてみてください!
- 協会概要
- 名称
- 一般社団法人 全日本動物専門教育協会
- 代表
- 大橋 教正
- 所在地
- 東京都中央区銀座2-10-5銀座オオイビル5F
- 設立
- 2002年9月
- 協会ホームページ
- https://www.zennitido.com/
- SAEペットの資格
- https://www.pet-no-shikaku.com
- フェイスブック
- https://www.facebook.com/zennitido
- ツイッター
- https://twitter.com/zennitido
- インスタグラム
- https://www.instagram.com/sae_zennitido/
ペットオーナー検定とは?手軽に正しい知識を学べる検定をご紹介!
現在ペットを飼っているけれど「なにか起きた時の正しい対処法がわからない・・・」、ペットを飼ってみたいが「知識が不十分な気がして自信がない・・・」と思った事はありませんか?
今回は、そんな方におすすめしたい「ペットオーナー検定」をご紹介します。
ペットオーナー検定の必要性
ペットを飼っていると、様々な疑問が湧いてきます。ペットに関する一つ一つの問題は、人に聞いたりネットで調べたりすれば、大抵のことは解決してしまいます。
しかし、そうやって得られる知識はどれも断片的なものが多く、信頼性を欠くことも少なくありません。
自分の力で、愛犬や愛猫に幸せな生活を送らせてあげるためには、飼い主さんが1度はしっかりと犬や猫について勉強する必要があります。
ペットオーナー検定とは
ペットオーナー検定とは、「公益社団法人 日本愛玩動物協会」が主催する、ペットに関心がある人を対象とした検定のことです。
体のしくみ、飼い方、しつけ方、ペットフード、法律等のペットに関する必要な知識を幅広く学ぶ事ができます。
学習・受験方法
まず、ペットオーナー検定のホームページから申し込みます。
その後、送られてくる「ペットオーナー検定公式テキスト」や「オンライン学習室」を利用して各自で学習します。試験は、一定期間内にインターネット上で受験します。
自分のペースで勉強でき、試験は自宅で好きな日に受けることができるのは嬉しいポイントですよね。また、受験資格は制限されていないので、学生でも社会人でも、親子揃っての受験もできます。
検定内容と出題形式
検定は、「犬コース」、「猫コース」、「犬猫コース」に分けられており、それぞれ公式テキストの範囲内から出題されます。
それぞれの形式は以下のようになっています。
コース | 問題数 | 試験時間 |
---|---|---|
犬コース | 45問 | 40分 |
猫コース | 45問 | 40分 |
犬猫コース | 60問 | 55分 |
また、試験問題は4択マーク式です。
検定料
検定料は以下の通りです。(税抜き表記)
コース | テキスト・検定セット | 検定のみ |
---|---|---|
犬コース | 5000円 | 3000円 |
猫コース | 5000円 | 3000円 |
犬猫コース | 7000円 | 5000円 |
検定公式テキストの内容
検定の試験範囲である、「ペットオーナー検定公式テキスト」は全202ページあります。
「例題」、「解説」、「イラスト」、「図表」がわかりやすくまとめられています。
1ページあたり1〜2分で読める分量なので、犬や猫に馴染みがない方でも、忙しい方でも、普段本を読まない方でも、簡単に、そして楽しく勉強に取り組むことができます。
テキストの目次
テキストの中身は全8章に分かれていて、それぞれの範囲から検定に出題されます。(2019年4月現在)
それぞれの章は以下の通りです。
- 1章 動物の体の仕組み
- 2章 犬や猫の飼い方
- 3章 犬や猫のしつけ方
- 4章 ペットフード
- 5章 病気・ケガや問題行動
- 6章 ペットの法律やトラブル
- 7章 犬や猫を飼うときの心構え
- 8章 人と動物のかかわり
このように、飼い主にとって必要不可欠な内容はもちろん、「病気の対応」や「ペットに関わる法律」などが載っています。
さらにそれだけでなく、テキスト後半には、以下のような、かなり考えさせられるテーマについても触れていて、ペットの幸せについて、より深い理解が得られる内容となっています。
- ペットロスへの向きあい方
- 災害の時の対処を含めた心構えについて
- 日本と欧米の間で異なる動物観や、動物の権利に対する人間の考え方
これだけ多岐にわたる内容がコンパクトにまとめられているテキストはなかなか無いので、検定は受けずにテキストだけ購入してみるというのも良いかもしれません。
テキストの購入はこちらから。
例題
では、ペットオーナー検定ではどのような問題が出題されるのでしょうか?
公式サイトに掲載されている問題をご紹介します。




解答はこちら
イラストが含まれている問題もあり、解きながら楽しくなってしまいますね。
一方で、犬や猫を飼育する際には知っておきたい問題もあり、ペットオーナー検定を受験することで改めてペットとの関わり方を考え直す機会になるのではないでしょうか?
ここまで紹介してきた「ペットオーナー検定」についてより詳しく知りたい方は公式サイトも併せてご覧ください。
他のおすすめ資格
ペットオーナー検定の受験をきっかけにもっと勉強してみたいという方は、「愛玩動物飼養管理士1級・2級」の受験もオススメです。
ペットオーナー検定を主催している、「日本愛玩動物協会」が運営している民間資格です。
ペットオーナー検定の内容をより発展させた資格で、犬猫に関わる仕事の就職にも役立つ人気の資格です。
そういった仕事に興味がある方は、「愛玩動物飼養管理士1級・2級」を取得する前の入り口として、今回紹介したペットオーナー検定を受けてみるのも良いかもしれません。
(公式サイトはこちら。)
まとめ
今回はペットオーナー検定について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
ペットの幸せにつながる知識を手軽に学べるので、ペットオーナー検定はとてもオススメです。
また、全てがインターネットで完結できるため、忙しい現代人でも、空き時間を活用して、楽しく勉強することができると思います。
犬猫を飼おうと思っている方、飼っている多くの方が勉強することで、犬や猫たちとの関係性改善に役立てば、一石二鳥。是非、可愛い愛犬、愛猫のために、飼い主自らが勉強してみませんか?
大切な家族を失った人たちを救う!ペットロスカウンセラーとは?
皆さんの中にも家族を失ったときの深い悲しみと喪失感を経験したことがある方がいらっしゃるかもしれません。ペットを飼う以上、逃れることのできない問題である「死」。その悲しみを共有し、ケアしてくれる職業がペットロスカウンセラーです。
今回の記事では、世間ではまだあまり知られていないペットロスカウンセラーという職業について詳しく紹介していきます!
ペットロスって何?
ペットロス症候群とは
ペットロスは直訳すると「愛玩動物喪失」となる精神疾患で、大切な家族である愛するペットを亡くしてしまったことで感じる大きな喪失感や深い悲しみが原因で起こります。ペットを失えば誰でも悲しみにくれてしまうと思いますが、その程度が重いようならば精神疾患と診断されるのです。
ペットロスに当てはまりませんか?
最近ペットを失った方で、もし以下の条件に当てはまるならば、あなたもペットロスかもしれません。
- 食欲がなく体重が大きく減少した。
- 何をするにも無気力である。
- 自殺願望がある。
- 自傷行為を繰り返す。
もし、一つでも当てはまり、すぐに回復しないようであれば、あなたも以下で紹介するペットロスカウンセラーにかかった方がいいかもしれません。
ペットロスカウンセラーとは
どんなことをするのか
ペットロスカウンセラーとは、ペットが亡くなり、、精神的に病んでしまったり、その悲しみから深く落ち込んでしまった飼い主に適切に対処し、そこから抜け出すためにカウンセリングするお仕事です。飼い主の辛くて苦しい状況を、無理せず話せる範囲でゆっくりと話してもらい、心を健康な状態に戻す手助けをします。
どうすればなれるのか
ペットロスカウンセラーになるためには、ペットロスに関する基礎的な知識はもちろんのこと、相談者に安心感を与えたり、相談に対して適切なアドバイスを送るスキルなどが必要となります。
知識やスキルを持っている証明となる資格があれば、より相談者から信頼してもらえたり、相談者に安心感を与えることができるでしょう。ペットロスカウンセラーになりたいと考えているかたは、是非資格取得も検討してみてください。
必要な知識
ペットロスカウンセラーは、ペットロスに関する基礎知識はもちろんのこと、動物医療ソーシャルワークやカウンセリングに関する知識も習得していなければいけません。また現在老齢ペットを買っている人のために、ペットの死に対する心の準備のお手伝いもできる必要があります。
活躍できる場所
ペットロスカウンセラーは、まだまだ世間的な認知度の低い職業であるため、本業としての給餌を見つけるのは容易ではないことが多いです。しかし、ペットの葬儀会社やペットショップ、動物病院などと契約してフリーとして働いている方は少なくないようです。
現在ペット人口は増加の一途を辿っているので、今後徐々にペットロスカウンセラーに対する需要が高まり、雇用先が増えていくのではないでしょうか。
ペットロスカウンセラーの資格の種類
ペットロスカウンセラーに関する資格は現在5つ存在します。ここでは、それらについて紹介します。
ペットロス・ハートケアカウンセラーTM
メンタルケア学術学会認定の資格です。資格試験を受けるには指定の講座受講が必要となります。
アニマル・ペットロス療法士TM
ペットロス・ハートケアカウンセラーTMの上位資格となります。喪失感と悲しみを乗り越えた飼い主さんが、次のステップに進む手助けをするために必要なことを学びます。
ペットロス検定
ペットの別れに関しての全般的な知識や考えについて問う検定で、どなたでも受けることができます。1〜4級が存在します。
ペットロス・パラ(凖)カウンセラー養成講座
日本ペットロス協会認定の養成講座です。講座を受講し終えると、ペットロス・パラカウンセラー4級証が交付されて、本協会準会員として登録可能です。
ペットロスケアアドバイザー
日本ペット技能検定協会が主催する資格です。ペットロスを正しく理解し、相談者とその周囲への対応を適切に行うことができる者としての証明になります。協会指定のカリキュラム終了後に受験可能です。
避けては通れないこと
ペットという家族との別れは、ペットを飼う限り、避けては通れない道です。ペットの死後、飼い主を悲しみの淵から救う職業は、必ず必要とされるはずです。また、それによって救われる方が多く存在するのも事実です。もし、ペットだけではなく、飼い主さんや飼い主さんのその後についても興味が湧いたなら、ペットロスの勉強を行うだけでなく、資格の取得まで目指してみてはいかがしょうか?
ペットのために簡単に取れる資格!ペットのアロマテラピー!
みなさんはアロマオイルのマッサージやアロマテラピーを受けたことがありますか?最近ではたくさんの種類が存在していて施術してくれる店舗もたくさんあります。
そんな今、話題のアロマセラピーですが、実は犬や猫を癒すためのものがあり、さらには簡単に取れる資格も存在します。お家で飼っている犬や猫の健康や癒しのためにぜひ勉強してみてはいかがでしょうか?
今回はペットセラピーに関するいろんな種類資格について紹介していきます!
ペットアロマの効果!
自然療法であるアロマテラピーは、癒しや病気を予防・治療などペットの身体の健康維持に大きな効果を見せる他にも、ペットのしつけやグルーミングなどのケアにも効果を発揮します。
アロマテラピーが日常生活に取り入れられると、免疫システムが活性化することにより人間や動物が持っている自然治癒力が向上し、病気を予防することができます。
また、アロマテラピーは体全体を癒し、身体機能を再構成してバランスを回復させてくれます!
ペットアロマテラピストとは??
植物から抽出されるアロマオイルを使う施術からは、動物の心身をリラックスさせたり自然治癒力を高めたりという効果が得られます。そんなマッサージを行い、ペットの疲労を癒したり体調回復をもたらしたりするのがペットセラピストです。
この仕事に就くためには特別な国家資格などは必要ありませんが、各民間団体が独自の資格認定試験を設けています。
ペットアロマの資格を習得する人の中にはすでにペットショップやペットサロンのオーナー、またはスタッフという人も多く、自分自身のスキルアップやオプションメニューにということで学ぶ人も少なくありません。
また病気予防や治療といった面でも、アロマの利用価値は高いと言われています。最近、注目され始めた分野ですが、人間と共存するペットをケアするための人材として今後もその需要は高まっていくでしょう。
ペットアロマに関する資格の必要性
自然療法であろうと、施術者は動物の習性や生活習慣、飼育法を知る必要があります。
ペットアロマは自然療法です。ですが、素人が信用性の低いネットからの情報を参考にしたり、なんの知識もなしに購入したアロマオイルでペットに施術することには危険が伴います。
エッセンシャルオイルはきちんとした知識を学んで取り扱うことにより素晴らしい効果が得られますが、100%ピュアな精油であっても、誤用したり希釈を怠ると危険なケースがあることも事実です。安全に使用するためにも禁忌や注意するべきことを知っておくことが大切です。動物の場合、テスティングやパッチテストは必ず行わなくてはなりません。
日本ペットアロマセラピスト協会の講座
日本ペットアロマテラピスト協会の通信講座ではペットアロマカウンセラーとペットアロマアドバイザーの二種類が存在します。どちらも基礎的な犬猫の生態、特性を知り、発達心理としつけの基本を理解したうえで、失敗しない犬の飼育法、しつけ方、マナーと問題行動を理解し、どのような対策をとるべきかを学びます。
この講座では健康管理、主な病気の対処法、動物看護・介護、食餌等々。更に、飼い主と犬の心理的な絆を結ぶためにも必要な知識を吸収することができます。ペットのことを総合的に学び、動物をよく知る飼い主になるとともに、ペットアロマの知識と技術をプロとして 多くの人に普及、指導していく人になれます。
ペットアロマカウンセラー
ペットアロマカウンセラーの検定講座では、アロマテラピーの基礎と実践、愛犬の正しい飼育としつけ、犬猫の身体的特徴と主な疾患の対処法を学びます。
ペットアロマアドバイザー
より専門的なペットアロマアドバイザーの検定講座では、アニマルマッサージ、ペットの発育心理、栄養学を学びます。
どちらの資格もペットアロマについての資格ですが、仕事に生かしたいと考えている方はより詳しく学べるペットアロマアドバイザーの資格取得をお勧めしますよ!
ジアスペットアロマテラピスト協会の講座
こちらは実践的なアロマセラピーのやり方とアロマの詳しい種類、効能について学ぶことのできる協会です。資格は3つに分かれているので紹介して行きます。
ペットアロマアドバイザー
アロマセラピーの基本を理解し、伴侶となる動物との暮らしの中でその知識と経験、能力を活かすために適している資格です。
ペットアロマセラピスト
動物に関する専門的な知識とアロマセラピーに関する知識を習得し、実践するための能力を磨くための資格です。プロとしてアロマセラピーを実践するために適した資格です。
ペットアロマインストラクター
一般の人々が正しく安全な動物のためのアロマセラピーを実践できるように、指導することができる能力を認定する資格です。 ペットアロマの講師として活動するのに適した資格です。
ペットと良好な関係を築く
アロママッサージは飼っているペットとさらに良い関係を築く一つの手段です。
やさしい香りに包まれながら、ゆっくりと愛情のこもったマッサージを受けると、そのまま眠りについてしまう…。そんな飼い犬の姿を見てみたくはありませんか?
もし、興味が芽生えたなら、少し勉強してみてください。ペットに日頃癒やされている方は、逆にペットを癒やすことで、相乗効果が出ること間違いなしです。
ペットについて勉強してみませんか。愛犬、愛猫のために資格取得もあり?
皆さんはペットに関する資格をご存知ですか。「時間が空いたし、大好きなペットのことをもっと知りたい!」という方にオススメなのが、「資格」。今後ペットに関する活動をする時にも証明になりますし、何より自分のペットとの生活に役立てることができます。どんな資格があるのか、何を取ったらいいのかを一緒に見ていきましょう。
資格でなにが得られるの?
資格は、その種類や運営している会社によって得られるものが変わってきますが、いくつか共通してメリットをあげることができます。
資格取得のメリットは
- 学んだことの証明になる
- 知識や技術が身につく→ペットとの生活に役立てられる
などがあげられます。また、獣医などの一部の職業については、獣医学科の学校を出て資格を取得することが義務になります。
民間?国家資格?何を取ればいいの?
資格取得に関して、必ずといっていいほど疑問に上がるのがこちら。ペットに関する資格で、国家資格なのは「獣医」だけです。他の職業は、資格がないと絶対にできないというわけではありません。
何が違うの?
国家資格
国が認定しています。国からの法律に基づいて証明されるため、社会的な評価も高いです。一定の技術・知識の保証が国からされます。難易度も高いですが、いくつかの職業ではこの資格がないと、名乗って仕事をすることができません。
民間資格
民間の企業や学校が認定しています。法律での規制はないので、たくさんの民間資格があります。作ろうと思えば誰でも作ることができます。英語の資格試験で有名なTOEICも民間資格です。社会的な評価があるものから、人々に知られていないものまでたくさんあります。活動に役立てたいということでしたら、あらかじめ下調べをしてから受講をすることをオススメします。
資格は「選ぶ観点」を意識して決める!
ペットにまつわる資格は本当に多種多様です。何を取ればいいのかを決めるときに大事になってくるのは、「選ぶ観点」です。「ペットのことが知りたい!」というだけだと、絞りきることが難しくなってきます。そのため、どういう視点で決めるのかをまず先に考えましょう。
- 国家資格、民間資格で分ける
- 職業別に分ける(獣医、トリマー、シッターetc)
- 学ぶ内容で分ける(トリミング、しつけetc)
- レベル別に分ける(週1、週3)
- 通信講座、通いで分ける
- 一回完結、ワークショップ型のもの
学べること別、資格一覧
ここでは、習得できる知識や技術別に資格を分けてみました。ザッと目を通すことで、「そもそもどんな資格があるのか」を知ることができると思います。
トリミング
- JKC公認トリマー
- ドッグ・グルーミング・スペシャリスト(DGS)
- キャット・グルーミング・スペシャリスト(猫の美容師)
しつけ
- コンパニオン・ドッグ・トレーナー(家庭犬のしつけ訓練士)
- 愛玩動物飼養管理士
- GCT(Good Citizen Test)
- JAHA認定インストラクター
- 公認訓練士
飼い方
- 愛玩動物飼養管理士
- ドッグライフカウンセラー
ブリーダー
- ペット繁殖指導員
- JCSA認定ドッグブリーダー
マッサージ・アロマ
- JADP認定ペットセラピスト
- JPC認定ペットアロマセラピスト
- JPAA認定ペットアロマカウンセラー
- JPAA認定ペットアロマアドバイザー
大人になっての勉強って、楽しい
愛するペットのために何かできないだろうか、という気持ちで勉強するのは本当に楽しいものです。強制さは全くなく、自分の興味関心に従って勉強するのはワクワクしますよね。忙しい中でも空き時間を有効活用することで取得できる資格もあります。ペットのために、勉強はじめてみませんか。