ハムスターが運動できる環境作りとは?おすすめおもちゃもご紹介

あなたのお家のハムスターは、毎日どのくらい運動をしていますか?
ハムスターは1日の大半をケージの中で過ごしますが、走ったり遊んだりするおもちゃがないと、運動不足から肥満やストレスにつながることがあります。

今回の記事では、ハムスターが運動しやすい環境作りの方法、種類別のおもちゃの特徴、おもちゃ選びのポイントをご紹介します。それぞれのハムスターに合ったおもちゃで、楽しく運動をさせてあげましょう。

ハムスターはたくさん運動が必要

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野生のハムスターは本来、餌を求めて1日に10~20kmほどを動き回ります。そのため、狭いケージの中では運動不足に陥りやすいです。
運動不足になると肥満になったりストレスが溜まったりしてしまい、さらには病気につながることもあります。
また、動き回ることで爪を適切な長さに保つことも出来ます。

ハムスターの健康的で快適な生活のためにも、運動を十分にさせてあげることはとても重要です。

ハムスターが運動できる飼育環境にあるかチェックしよう

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ハムスターが活発に運動をするために、まずは環境を整えてあげる必要があります。

環境に慣れさせる

ハムスターを家族に迎え入れたばかりの頃は、新しい環境に慣れるまであまり活発に動き回りません。警戒心が強い子だと1~2ヶ月ほどかかることも。
慣れるまでは、必要最低限のお世話にとどめ、むやみに触ったりケージを覗いたりすることは控えましょう。

夜は部屋を暗くする

ハムスターは夜行性のため、昼間はほとんど動かず夜から活発になります。
夜になっても部屋が明るいままだと、ハムスターはまだ昼間だと勘違いしてしまい、動き出す時間を逃してしまうことがあります。
夜の時間帯には、ハムスターがいる部屋は暗くしておきましょう。

【ハムスターのおすすめおもちゃ①】回し車

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最もポピュラーで運動不足が効率的に解消できるのは回し車
ケージの壁に固定するタイプと、自立するスタンドタイプがあります。

体の大きさに適したサイズ選ぶことが大切です。小さいと無理な体勢で走ることになってしまいますので、成長に合わせて変えてあげましょう。

また、基本的にハムスターは夜に動き回るため、寝ている時に音が気になることも。その場合は、サイレントホイールのものを選ぶと良いでしょう。

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【ハムスターのおすすめおもちゃ②】トンネル

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狭いところを好む習性のあるハムスター。トンネルやパイプの形をしたおもちゃは好まれやすいです。
サイズや形状などたくさん種類があるため、繋ぎ合わせてカスタマイズしてあげることも出来ます。

また、意外と知られていない習性ですが、ハムスターは穴掘りをして身を隠すことがあります。床材を厚めに敷いてあげることで穴掘りができる環境を作ってあげても良いでしょう。

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【ハムスターのおすすめおもちゃ③】かじり木

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ハムスターの歯はずっと伸び続けますが、ペレットなどの硬めの餌を食べたり、かじり木をかじったりすることで自然と摩耗していきます。
かじり木は、歯を適切な長さに保つだけでなく、ストレス発散にもなりますので、積極的にケージに取り入れてください。

かじり木には、木製タイプ、クッキータイプ、コーンタイプなどがあります。
木製の中にも、りんごの木やももの木などさまざまな素材があります。お家のハムスターが興味を持ってかじってくれるものを探してみてください。

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【ハムスターのおすすめおもちゃ④】ハウス

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遊び場所にも隠れ場所にもなるのがハウスタイプのおもちゃです。アスレチックのように階段や滑り台がついており、デザイン性が高いものが多いです。
木で出来ていてかじることができるものもあります。

ハウスの中に食べかすや糞などの汚れが溜まりやすいため、定期的に掃除をしましょう。また、万が一ハムスターが落下しても怪我をしない程度の高さのものを選びましょう。

ハムスターのおもちゃを選ぶ際のポイント

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ハムスターのためのおもちゃを選ぶ際に、考慮しておきたいポイントを3つご紹介します。

1.素材選び

ハムスターのおもちゃはさまざまな素材から出来ているものがあります。安全に遊べて消臭効果もある天然素材や、壊れにくいプラスチックや石膏など、それぞれに特徴があるので好きなものを選びましょう。
寒い冬場は保温性の高い布素材、暑い時期はひんやりした陶器など、季節に合わせて変えてあげることも出来ます。

2.手作りおもちゃの場合

市販のものではなく手作りする際は、接着剤やインクなどの匂いの強いものや害のある素材を使うことは避けましょう。
ハムスターの手足は非常に小さいため、少しの隙間や凹凸が怪我に繋がりかねません。定期的におもちゃの様子を確認すると良いでしょう。

3.お手入れのしやすさ

トンネルやハウスなどのおもちゃは、中に汚れが溜まりやすくなります。定期的に掃除をする必要があるため、お手入れのしやすいものを選ぶことも大切です。

プラスチックのものは水洗いがしやすいです。また、トンネルのおもちゃなどは、分解できるタイプだと中をしっかり掃除できるためおすすめです。

まとめ

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ハムスターが活発に動いている様子を見ると、微笑ましく嬉しいですよね。ハムスターが自ら運動できるように環境を作ってあげることが大切です。
今回ご紹介したタイプ以外にもさまざまなおもちゃが発売されています。本記事を参考に、あなたのお家のハムスターに適したおもちゃ選びをしてみてはいかがでしょうか?

インコにおもちゃは必須!性格に合わせた5つのおもちゃタイプとは

インコは頭がよく活発なため、おもちゃで遊ぶことが大好きです。
一日中ケージの中にいるとインコは退屈してストレスが溜まってしまいます。そのため、おもちゃを使って一緒に遊んであげることがとても大切なのです。

今回は、インコにとっておもちゃ遊びが必要な理由、おもちゃのタイプ、安全に遊ばせるための注意点をご紹介します。
ぜひ、お家のインコの性格に合ったおもちゃを選んであげてください。

インコにおもちゃが必要な理由

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ストレスの発散

お留守番が長くて遊んでもらえないことが増えると、退屈でストレスが溜まってしまいます。
ストレスが溜まると呼び鳴き(大きな声で飼い主を呼ぶ行動)や毛引き(自分の羽毛を抜いてしまう)などの問題行動を取ってしまうことも。
飼い主さんが遊んであげたり、おもちゃをケージに入れたりすることで、ストレス発散をさせることができます。

知育の発達・運動・クチバシや爪の研磨にも

頭を使う遊びは知能を発達させることができます。
また、遊ぶことで運動になり、クチバシや爪を自然に削り、伸びすぎを防ぐことができます。

インコのおもちゃのタイプ5つご紹介

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インコのおもちゃには様々な種類があります。好みや性格に合ったおもちゃを選んであげましょう。
今回はインコのおもちゃを5つのタイプ別に分けてご紹介します。

1. ブランコ・はしごタイプ

ブランコやハシゴの形をしたおもちゃで、ぶら下がったり動かしたりすることでしっかりとした運動ができます。

【こんなインコにオススメ!】
日常的にケージ内でぴょこぴょこと飛ぶインコなど、活発な子に向いています。

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2. 鈴タイプ

ボールやブランコに音の鳴る鈴がついているタイプのおもちゃです。インコの聴覚を刺激し、気に入ると自分で音を鳴らす姿も見られるかもしれません。

注意点として、詳しくは後述しますが、**鉛や亜鉛、銅が使われた一般の鈴をおもちゃとして使うことはやめましょう。
**鉛・亜鉛・銅は体内に蓄積しやすく中毒を起こす危険性があります。なお、市販のインコ用のおもちゃは、素材に配慮がなされたものが多いですが、念の為、材質を確認すると良いでしょう。

【こんなインコにオススメ!】
音楽が好きなど、音による刺激を好む子に向いています。

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3. かじり木タイプ

かじり木タイプのおもちゃをかじることでストレス発散やクチバシの研磨の効果が期待できます。

素材は、木製・コルク・ロープなどです。噛みちぎった破片を誤飲する可能性があるため、壊れにくいものを選び、誤飲すると危険なプラスチック素材は避けましょう。

【こんなインコにオススメ!】
普段から、ケージや人の手をかじってしまう子におすすめです。

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4. 脳トレタイプ

脳トレタイプのおもちゃは、ボールの中におやつを入れて遊ぶのが主流です。
時間をかけて遊ぶことができるため、留守の時間に与えてあげと退屈や寂しさを感じることが少なくなるでしょう。

飽きないように、簡単すぎず難しすぎないものを選んだり、だんだんレベルをあげてみましょう。

【こんなインコにオススメ!】
頭がよく、好奇心旺盛な子に向いています。


5. 鏡タイプ

鏡に写った自分を仲間と認識し、遊んだり安心感を得たりすることができます。

ただし、鏡に写ったインコの姿が発情を促してしまう場合があります。無駄な発情は負担となり病気の原因にもなるので、そのような時は外しましょう。

【こんなインコにオススメ!】
鏡タイプについては、試してみないと好みが分かりませんが、ひとりぼっちを嫌う社交的なインコに向いているかもしれません。

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インコにおもちゃを与えるときの注意点

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インコにおもちゃを与える際は、以下4つの点に注意してください。

1.鉛・亜鉛・銅中毒に注意

鉛や亜鉛、銅はインコの体内に蓄積しやすく、少量の摂取でも中毒を起こすことがあります。
市販のインコ用のおもちゃは、中毒にならないように配慮されていることがほとんどですが、部屋に放している時は注意してください。

カーテンのおもり硬貨古いケージインテリア用の鳥かご亜鉛メッキのおもちゃの鈴電源コードなどに気をつけましょう。

2.様子を見ながら

新しいおもちゃを与える際は、まずケージの外から見せて、興味を持ったことを確認してからケージ内に入れてあげてください。
インコにとってケージの中は落ち着ける空間でもあります。活発に遊ぶタイプのおもちゃが常に近くにあると、おもちゃと戦ってしまったり、嫌いになってしまいストレスに感じてしまったりすることがあります。

様子を見ながら置く場所や時間帯などを決め、興味を示さず遊ばない場合は取ってあげましょう。

3.発情してしまったら取り除く

おもちゃが要因で発情しやすくなる場合があります。
発情すると、メスでは無精卵ができてしまい、卵巣や卵管の病気や卵づまりを引き起こします。オスでは、求愛によるエサの吐き戻しやお尻を木などに擦り付けて怪我をする恐れがあります。
無駄な発情を繰り返してしまうと大きな負担となるので、その場合はおもちゃを取り除くようにしましょう。

まとめ

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おもちゃで遊ぶことは、インコのためにとっても大切なことです。
ストレスフリーで楽しい日々を送ってもらうために、様々な種類のおもちゃで遊んであげましょう。気に入ったおもちゃで一生懸命遊ぶ姿が見られるはずです。
鉛・亜鉛・銅を避けるなど安全性に配慮しながら、インコの性格に合ったおもちゃを見つけてあげましょう。

【犬図鑑】アニメにも登場!大きくて温和なセント・バーナードの魅力

大きくておっとりした姿のセント・バーナード。日本では日常的に見かける犬種ではありませんが、一部の人からは熱狂的に愛されています。

アニメなどにも登場するため、姿はわかるけど、ちょっと大きいし近づきがたいと感じる人もいるかもしれません。

では、実際にはセント・バーナードはどのような性格で、どのような特徴があるのでしょうか。今回はセント・バーナードという犬種について解説していきます。

セント・バーナードの歴史


セント・バーナードはスイス原産の犬種です。2世紀頃にローマ帝国からやってきた犬が起源であると考えられており、当時は番犬として飼われていました。

17世紀頃になると、イタリアとスペインの国境にあるアルプス山中の修道院で、遭難救助犬として活躍したセント・バーナードの祖先は、20世紀までに2,000人以上の遭難者を救ってきました

その後、近親交配が原因で重い遺伝性疾患にかかる犬が多く、絶滅の危機に瀕してしまったため、19世紀にイギリスのニューファンドランドと交配させて種を存続させ、現在のような姿になりました。

「セント・バーナード」という名は、アルプス山中にあったグラン・サン・ベルナール修道院に由来します。

首から樽をぶら下げている?

首から樽をぶらさげたセント・バーナードの姿を見たことがある方もいるかもしれません。

樽の中にはラムやブランデーなどのアルコール度数の高いお酒が入っており、極寒の山中で遭難した人の体温を上げるためにアルコールを与えていたとされています。

イギリスの有名な動物画家のランドシーアが、セント・バーナードの原種であるアルパイン・マスティフの首に樽をぶら下げた絵を描いたことから、広く知られるようになりした。

ランドシーアが描いた絵画はこちら
『Alpine Mastiffs Reanimating a Distressed Traveler, 1820』(オーストラリア国立美術館)
https://www.nga.gov/collection/art-object-page.220510.html

セント・バーナードの特徴

体の特徴

セント・バーナードの標準的な体高は、オスで70〜90cm、メスで60〜65cmです。体重は少なくとも50kgはあり、個体によっては100kgを超えることもある超大型犬です。
骨格はがっしりしており、筋肉質です。

被毛の特徴

被毛は、短毛のスムースコートと長毛のラフコートの2種類があり、どちらもアルプス山中の寒さにも耐えられるダブルコートです。

多少の色味の違いはありますが、多くのセント・バーナードが白地に赤茶色のまだら模様をしています。

性格

性格は温和でおっとりしていますが、繊細で警戒心の強い一面も見せます。また、飼い主にはとても従順ですが、マイペースで興味のないことは無関心のため、トレーニングに苦労する場合もあります。

基本的には攻撃性はありませんが、体が大きく力も強いため、興奮してしまうと手がつけられなくなってしまうこともあります。飼い主さんがコントロールできるよう、小さい頃からしっかりしつけをしましょう。

アニメや映画に登場するセント・バーナード


セント・バーナードは、そのおっとりした性格や大きくがっしりした体格からか、アニメや映画にもよく登場します。ここでは、アニメや映画に登場するセント・バーナードをご紹介します。

アルプスの少女ハイジのヨーゼフ

ヨーゼフはハイジのおじいさんが飼っている大きなセント・バーナードです。
普段は寝ていることが多いですが、ハイジやおじいさんがピンチになると助けてくれる頼りになる存在です。

ベートーベン

『ベートーベン』は、ペットショップから盗まれたセント・バーナードのベートーベンと家族のドタバタを描いた映画です。
溺れている家族を救ったり、だまされて会社を乗っ取られそうになっている契約を邪魔したりと、賢く勇敢な姿が描かれています。

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魔女の宅急便のジェフ

魔女の宅急便に犬なんて登場したっけ?と思った方もいるでしょう。

セント・バーナードのジェフは、キキがジジにそっくりの猫のぬいぐるみを届けるシーンに登場します。ぬいぐるみの代わりに届けられたジジを子どもから守り、キキの元に帰してくれました。

温和でおっとりし、与えられた役目を果たそうとするセント・バーナードの特徴がよく描かれています。

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セント・バーナードの飼い方のポイント


セント・バーナードを飼う上で気をつけたいことがいくつかあります。

1. 食事の管理で肥満対策

太りやすい体質であるため、食事の管理が重要です。低カロリー、低脂肪のフードなどを採用し、肥満にならないように注意してあげてください。

2. 十分な運動をさせよう

体が大きいため、十分な運動量が必要ですが、激しい運動は好みません。ウォーキングを基本とした散歩を1回1時間、1日2回行いましょう。

過度な運動は関節に負担がかかるため注意が必要です。

3. 暑さ対策は徹底して

セント・バーナードは寒さには強いですが、暑さにはとても弱く、室温の管理が重要です。
日本の夏は暑く湿度が高いため、なるべく室内で飼育するようにしてあげましょう。

夏場の散歩は日中を避け、なるべく涼しい時間帯に行くようにしてください。

4. ブラッシングと口周りのお手入れ

ダブルコートのため、季節の変わり目は特に抜け毛が多いです。ブラッシングはなるべく毎日行うようにしましょう。

また、よだれが多く出るため、口の周りも定期的にお手入れしてあげてください。

まとめ

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セント・バーナードは見た目こそ大きいですが、性格は穏やかで飼い主にはよく懐きます。他の犬や人間の子どもとも仲良くなれるため、性格の面だけを見れば飼いやすい犬種と言えるでしょう。

一方で、十分な運動量が必要で、室内飼育が望ましいことから、時間やお金の余裕がないと飼うのは難しい犬種とも言えます。今は飼えないという方も、ぜひ将来飼いたい犬種のひとつに加えてみてはいかがでしょうか?

子犬が夜鳴きする5つの理由とそれぞれの対策をご紹介!

子犬を新しく家族として迎えたとき、一番初めに直面する問題は、もしかしたら「夜鳴き」かもしれません。犬は理由があれば昼夜問わず鳴きますが、特に夜鳴きが続くと困ってしまいますよね。

しかし、子犬はクンクンと鳴くことで、あなたに何かを必死に伝えているのです。夜鳴きを止めるためにも、なぜ鳴いているのか、一緒に原因を突き止めていきましょう。

今回は、子犬が夜鳴きをする5つの理由とその対策をご紹介します。

子犬の夜鳴きの理由①不安や寂しさ

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子犬の立場から考えると、今までいた環境から急に違う環境に身を置かれたことになります。いつもと違う場所で寝ることに、子犬は寂しさや不安を感じてクンクンと鳴いているのかもしれません。

今までは母犬や兄弟姉妹たちと一緒だったのに、急にケージの中で一人ぼっちでは寂しいと感じるのは当たり前のことですよね。

そのため、決して叱らないようにし、新しい環境に慣れるまで子犬を安心させてあげる工夫をしましょう。

対策1.犬の視界に飼い主が入るようにする

飼い主さんの寝室の扉を開けておいたり、ケージの場所を飼い主さんの姿が見える位置に置いたりしましょう。

ただし、あまりに近くで寝ると逆にストレスを与えたり、成犬になってからも一人で寝ることができなくなる可能性があるため、適度な距離感を見極めることが大切です。

対策2.人間の気配を感じられるようにする

音楽やラジオを小さな音量でつけたままにしたり、微かな明かりをつけたままにしたりすると、人の気配を感じて安心するかもしれません。しかし、逆に音や光をストレスに感じる子もいるため、夜鳴きの様子を見ながら調整しましょう。

子犬の夜鳴きの理由②空腹や暑いなど、生理的な不快感の訴え

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空腹、喉の渇き、暑い、寒い、運動不足やストレスで目が冴えるなど生理的な不快感を訴えている可能性があります。

対策1.生理的な欲求を満たしてあげる

食事やおやつの量は適切か、新鮮な水がいつでも飲めるようになっているか、部屋の温度や湿度は適切かを見直してみましょう。

排泄は寝る前に済ませる、あるいはケージの中にトイレを設置するなどして、我慢をさせないようにします。この時、トイレと寝る場所があまりに近すぎると落ち着かない子もいるため、少し離れた場所に設置すると良いでしょう。

対策2.適度に疲れさせる

夜寝るまでに十分に運動をさせてあげて、適度に疲れさせることも必要です。

子犬のワクチンプログラムが終了していないならば、家の中でのおもちゃ遊びの時間を増やしましょう。飼い主さんとのコミュニケーションにもなり、ストレス解消にも繋がります。

子犬の夜鳴きの理由③落ち着いて寝られない環境的な原因がある

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音や光が気になる、慣れない匂いに戸惑う、寝床が合わないなどの環境的な原因により、子犬が落ち着いて眠れなくなっている可能性があります。

対策1.音や匂いに気をつける

静かで落ち着ける環境を整えるため、電気の点滅物音を抑え、アロマや食べ物などの強い匂いがあるものを近くに置くことは避けましょう。また、ケージに布でカバーをしてあげると、気になるものから遮断されて落ち着くことがあります。

対策2.安心できる環境を整える

犬は自身の体がぴったりと入り、四方を囲まれた場所を好んで寝ます。そのようなベッドやクレートを用意してあげると良いでしょう。前にいた環境で使っていたおもちゃなど、犬自身の匂いがついているものを一緒に置いてあげるとより安心して眠ることができます。

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子犬の夜鳴きの理由④体調が悪い・どこかが痛む

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体調が悪く、どこかが痛むために鳴いているのかもしれません。この場合は、夜だけでなく昼間にも何かしらの症状が出ている可能性が高いです。

対策 獣医師に相談する

体を触ると痛がる様子を見せる、昼間も元気がない、あるいは外傷がみられる場合は、かかりつけの獣医師に相談しましょう。

環境の変化に慣れていない時期は免疫力が低下します。日頃から犬の様子を観察し、変化を見逃さないようにしましょう。

子犬の夜鳴きの理由⑤鳴くと構ってくれることを学習している

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以上4つの原因を取り除いても夜鳴きが治らない場合は、鳴けば飼い主が構ってくれると学習しているのかもしれません。

夜鳴きするたびに様子を見に行っていると、子犬はそれを「構ってくれている」と感じてしまいます。

これが続くと、成犬になった時に要求吠えをする可能性が高くなるため、早めに対策を取ることが必要です。

対策1.夜鳴き中はとにかく無視をする

子犬が鳴いても、近くに行ったり、話しかけたり、撫でたりしないようにしましょう。視線を向けることも、構ってくれていると思う可能性があるため控えてください。

対策2.鳴いていないときに構ってあげる

構ってあげるのは鳴いていない時にします。そうすることで「鳴くより静かにしているといいことがある」と教えることができます。

鳴いている子犬を無視するのは可哀想に感じるかもしれませんが、子犬の頃から、して良いこと・悪いことを教えることで、成犬になってからも飼い主と良い関係を築くことができます。

対策3.日頃から一人で過ごすことに慣れさせる

愛犬が一人で過ごせるように訓練しましょう。
部屋にワンちゃんを一人にして、飼い主さんは少しの間別の部屋に行きます。静かに待つことができたら、おやつをあげるなどして褒めてあげます。

鳴いてしまっても、そこで戻ってしまっては「鳴けば戻ってくれる」と学習させてしまうためNGです。鳴き止むまで待ち、諦めたところで褒めてあげましょう。

まとめ

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子犬の夜鳴きには、必ず理由があります。犬も家族も、夜にしっかり睡眠を取れるように、鳴いている理由を汲み取って対策を考えましょう。

対策には相反することもあるため、きちんと鳴く原因を特定しなければ、逆効果になってしまうこともあります。

また、夜鳴きの対策は、健康への配慮しつけにも繋がります。
子犬の時の対応がその後にも影響するため、夜鳴きに対しては適切に対処してあげてください。

そして、1秒2秒でも1人になれないような子を鳴き止むまで待つことは恐らくできないでしょう。このような子を鳴かなくすることは恐らく一般の方には難しいでしょう。
どうしても夜鳴きが直らない場合は、一人で抱え込まず、ドッグトレーナー等の専門家に相談することをお勧めします。

【獣医師監修】猫飼いさんが猫との生活で気を付けるべき6つのこと

皆さんは猫と一緒に生活する上で、何か気を付けていることはありますか?

食事や運動など、気にかけることはたくさんあります。
今回は猫との生活の中で気を付けてほしいことをまとめました。

「体重管理」「異物・中毒物」「運動」「排泄」「ストレス」「爪切り」の6項目に分けて詳しくご紹介していきます。

より良い猫との生活の参考にして頂ければと思います。

体重管理

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健康の維持のためには、体重管理が一番重要と言っても過言ではありません。
肥満は糖尿病などの様々な内臓疾患の素因となるだけでなく、関節炎の原因にもなります。

そして、一度増えてしまった体重を落とすことは非常に困難です。そのため体重を増やさないこと、適正な体重を維持することが大切です。

食事管理の重要性

体重管理における最重要ポイントは食事です。
普段から栄養バランスの良いフードを食べさせること、塩分脂肪分に配慮することが必要です。

特に塩分は、腎臓ケアの意味でも制限することが望まれます。人間の食べるもの(カツオ節やカマボコなど)は、猫にとっては塩分過多になります。

また、避妊/去勢をした子は体内のエネルギー代謝に変化が生じるため、太りやすくなります。
カロリーを抑えた食事に変更する必要がありますが、栄養不足にならないように避妊/去勢した子用のフードに変更しましょう。

肥満で関節炎になる

人間には体を動かさなくても、楽しめる娯楽があります。

しかし、猫にとって運動すること、動くことはとても大きな楽しみです。
関節が痛むことで、この楽しみを奪うことがあってはなりません。

病気予防の観点はもちろんですが、猫のQOLを保つためにも肥満は予防しましょう。

異物・中毒物に注意

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人間の使うもの・食べ物を飲み込まないように

猫は、基本的に好奇心旺盛です。
人間の動きをよく観察しているため、学習して人間の使う物や食べ物に興味を持ちます。

プラスチックは噛み応えが面白いですし、紐も楽しいオモチャになるでしょう。しかし、プラスチックや紐は喉や胃に刺さったり、腸に詰まったりする危険があります。

また、人間の食べ物を魅力的に感じる猫もいるかもしれません。しかし、人間の食べ物は猫の健康を損ねることがあります。

猫がこれらの異物や中毒物を誤って飲み込まないよう、飼い主側が常に気を付けてあげる必要があります。

高いところも油断禁物!

高い棚の上を置いておけば安心だと思っている方もいると思いますが、猫の運動能力を侮ってはいけません。

高いところへも余裕で登るのが猫です。

食べ物や、猫の遊びそうなものはに猫の手の届かない場所(引き出しの中など)にしまっておきましょう。

運動量の確保

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室内で飼育する場合は、猫に運動の機会を与えましょう。
猫用のオモチャで遊んであげるのも一つの運動です。

猫は横方向の運動だけでなく、ジャンプによる縦方向の運動を好む傾向にあります。
場合によってはキャットタワーなどを利用してみるのもいいかもしれません。

肥満の予防のためにも運動は大事

運動は筋肉量と基礎代謝を増やすため、肥満の予防にも繋がります。
いくら食事に気を使っていても、適度な運動が行えなければ健康な生活とは言えません。

室内でも体が動かせる環境を整えてあげることが非常に大切です。

排泄物から身体の異常を知る

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尿や便などの排泄物には、猫の健康状態を知るための情報が詰まっています。
特に猫は腎臓病のリスクが高い動物ですので、毎日の尿の観察は重要です。

出来ることなら、毎日の尿量、尿色、においの変化はチェックしておきましょう。

尿検査や便検査を利用する

排泄物に異常が見られた際に、その排泄物から原因を精査することが出来ます。

いつもと違うな、と感じた時には動物病院受診の際に排泄物を持参するとスムーズな診療ができます。
その際、排泄物は出来るだけ新しいものを用意してください。

また、猫は連れて来なくても排便の検査のみ受けることも出来ますので、お気軽に申し付けください。

ストレス発散法を確保する

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生きていればストレスが溜まるのは人間も猫も同じです。

猫は人間よりも体が小さい分、大きな音なども人間よりも強い刺激として受け取っているかもしれません。
そしてストレスは病気の原因となったりもします。

動き回れる環境を用意する

猫がうまくストレスを発散できるような環境づくりを心がけましょう。

一例を挙げると、体を動かせるような家具キャットタワーの設置留守中にも一人で遊べるオモチャの工夫などです。
その子の好みもあるので、色々と試してみましょう。

隠れる場所を用意する

可愛い我が子は、常に目の届くところに置いておきたいものです。
しかし、猫側からしたら、常に人の目に晒されているのはストレスかもしれません。

嫌なことがあった時や怖いことが起きている時に、身を隠せる場所を用意してあげると優しいかもしれません。
一人になれるリラックス空間を作ってあげましょう。

爪切りなどの日常的な処置

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爪が伸びていると、布や家具に引っかかって危険です。

また、人や同居動物にケガを負わせる危険性もあります。定期的に爪は切るようにしましょう。

しかし、家での爪切りは嫌がる子もいます。
その場合は猫との関係を悪化させないためにも、無理をせずに動物病院で切るようにしてください。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

これを読んで、少しでも猫との生活が快適になればと思います。
初めて猫を飼う方は、まずはこれらの事柄を気にしてみてください。

他にも、その子に合わせた生活スタイルを提案できると思いますので、動物病院まで気軽にご相談ください。

【クイズ】春は犬のストレスが溜まりやすい!原因や発散方法をご紹介

すっかり春を感じる日が多くなってきました。私たち人間にとって春は、とても晴れやかな気持ちになりますが、愛犬は様々な原因でストレスを感じているかもしれません。

本記事では、犬が春に受けやすいストレスの原因や発散方法についてクイズ形式で解説していきます。

それではさっそく、犬が春に受けやすいストレスクイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 犬が春に受けやすいストレスの原因として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「気温の上昇」です。
気温が高くなること自体はストレスの直接的な原因にはなりません。ただし、寒暖差が大きくなると犬は体調を崩しやすくなります。特に朝晩は冷えるので、あまり気温の変化を感じない環境を整えてあげましょう。

また、人間と同様に犬も花粉症になり、体の不調からストレスを感じます。犬の花粉症は皮膚炎が多く見られるため、気になる場合は動物病院へ連れていきましょう。

犬は環境の変化に敏感です。家族の増減や引越しなどで環境が変わると、新しい環境に慣れるまでの間はストレスを感じやすくなります。飼い主さんは愛犬のケアをしっかりしてあげてください。
Q.2 犬の発情期について「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「避妊した犬はストレスを感じやすい」です。
避妊をしていないメス犬は、1年に2度の発情期があり、春と秋に迎えるのが一般的です。発情期には「食欲がない」「落ち着かない」など目に見える変化のほか、ホルモンバランスが崩れてストレスを感じやすくなってしまいます。しかし、避妊をすることで不安定な時期を迎えることはなく、ストレスを受けにくくなりまます。

なお、オス犬には定期的な発情期はありませんが、メス犬同様に去勢手術によってストレスを減らすことができます。
Q.3 犬のストレスを発散させるのにもっとも不適切な方法はどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ご飯をたくさんあげる」です。
人間のようにストレス発散のために暴食してしまうと、肥満につながりかねません。

犬のストレスを発散させるには、お散歩や知育玩具などのおもちゃを使って遊んであげてください。また、飼い主さんとのコミュニケーションも効果的です。日々のブラッシングやマッサージを通して愛犬とコミュニケーションをとり、ストレスを発散させてあげましょう。

問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
犬がストレスを感じやすいのは春だった?!5つの理由とその対処法。
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【犬クイズ】秋は体調を崩しやすい?飼い主が注意すべきこと

秋は夏から冬への季節の変わり目でもあるため、猛暑からの疲れや朝昼晩の気温差など様々な理由によって犬が体調不良を起こしやすい季節です。

秋をより一層楽しむため、そしてその先の冬を元気に乗り越えるためにも、秋に体調を崩す理由とその対策をクイズ形式で学び、愛犬の体調不良を未然に防ぎましょう。

それではさっそく、犬クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 秋の初めに犬の飼い主が気をつけたいこととして「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「冬に向けて、少し肥満と思うくらいに体重を増加させておく」です。
夏バテの影響がない場合は食べる量が増えます。これは冬の寒さに備える意味もあるのですが、もちろん食べすぎて肥満になってはいけません。

一方で夏バテをそのまま引きずってしまう子は食欲不振に陥りがちです。そんなときは高たんぱくなフードに変えたり、ササミなどのお肉をトッピングするのがオススメです。また、夏場に外出が減り運動不足に陥りがちですが、涼しくなって急に無理な運動をすると関節を痛めてしまう危険性があります。

秋が深まってくると朝晩は冷え込み、一日の寒暖差が大きくなるので、老犬は特に注意しましょう。
Q.2 犬の換毛期とブラッシングについて「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「シングルコートの犬にも換毛期はある」です。
シングルコートの犬には換毛期はなく、一年中少しずつ生え変わっています。換毛期がないからといってブラッシングが必要ないわけではありませんので注意してください。

換毛期は秋と春の年2回あり、抜け毛やフケが多く出ます。毎日こまめにブラッシングをして、抜け毛を取り除き、清潔に保ちましょう。また、ブラッシングは体の血行を良くして新陳代謝を良くしたり、愛犬との絆を深めたりする効果も期待できます。
Q.3 秋によく見る植物のうち、犬が口にしても問題ないのはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「サツマイモ」です。
サツマイモには食物繊維が多く含まれており、腸内環境を整える効果があります。甘みが強く犬も好んで食べますが、カロリーが高いため、与えすぎには注意しましょう。また、生のままでは消化によくありませんので、柔らかくなるまで加熱してからあげてくださいね。

犬がギンナンを摂取すると中毒症状に陥り、大量に食べてしまうと呼吸困難を引き起こします。また、ヒガンバナやシクラメンも秋によく見る草花ですが、犬が食べてしまうと大変危険です。お散歩中などに、犬が誤って食べてしまわないようによく注意しましょう。
問正解/ 問中

今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
秋に犬が体調を崩しやすいのはなぜ?家や外出先で注意するべきこと
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猫にも生活習慣病のリスクがある?意外な原因と対策方法

一緒に暮らしている猫ちゃんには何の病気にかかることもなく、できるだけ長生きして欲しい。これは飼い主さんたちに共通する願いだと思います。 確かに感染症やガンなど、予防するのがなかなか難しい病気もあります。しかし、生活習慣病の類は、飼い主さんのちょっとした工夫やひと手間で予防できます。 生活習慣に関する知識を蓄えて、猫ちゃんの生活も健康なものにしてあげましょう。

猫の生活習慣病

医療の発展により、人間の病気の多くは、予防・治療が可能になりました。しかしながら、病気にかかる人たちが大幅に減っているわけではありません。むしろ、不規則な食生活や運動不足、ストレスなどが原因で発症する生活習慣病は、近年多くの人を悩ませています。 人間と同じように、猫も生活習慣が原因で病気を発症することがあります。特に、加齢とともに発症しやすくなる病気として、膀胱炎などの泌尿器疾患、口内炎や歯周病などの歯・口腔疾患、糖尿病などの内分泌疾患、心筋症などの循環器疾患が挙げられます。

生活習慣病の原因として考えられること

食べる猫 人間の生活習慣病の場合、その主な原因は運動不足と肥満とされることが多いです。これは猫にも同じことが言えます。肥満が運動不足を招き、運動不足がさらなる肥満を招くというような負のスパイラルに陥ることは何としても避けたいですね。

食生活

猫には、好きなものしか食べようとしない子が多くいるようです。ソーセージや焼き魚、缶詰め、チーズなど、人間向けの濃い味付けがされた食べ物を欲しがり、ついついあげてしまうというような飼い主さんも多いのではないでしょうか。 これらの食べ物は猫にとっては塩分過多なうえにカロリーが高すぎます。また、濃い味付けに慣れてしまうと、キャットフードなどの猫用の食事に興味を示さなくなってしまうこともあるため、欲しがる様子を見せてもなるべく与えないようにしましょう。

運動不足

近年、ペットを室内で飼うという飼い主さんが増えてきました。家の中であれば交通事故に遭う心配もなく、よその猫から病気をもらってきてしまうこともありません。しかし、外で動き回るということもなしに、三食昼寝付きの生活をずっと続けていれば、遅かれ早かれ太ってしまいます。 そうならないためには、室内飼いでも十分な運動量を確保してあげる必要があります。キャットタワーなどのカロリー消費の激しいおもちゃを用意してあげたり、一緒に遊ぶ時間を設けてスキンシップをとるようにしましょう。

生活習慣病の危険

ゴロンとお腹を見せてくつろぐ茶トラ猫 肥満は高血圧の原因になり、高血圧は心臓疾患の原因になります。食べ過ぎにより糖尿病になってしまったり、脂肪肝になってしまったりもします。肥満により余計な脂肪がつくと満足にグルーミングできなくなってしまい、皮膚病になるケースというのもあるそうです。 さらに、肥満は高血圧や糖尿病などの病気を引き起こすだけでなく、加齢とともに猫のからだへの負担を大きくします。体重を支えられなくなった関節、靭帯、筋肉などが痛んで動けなくなってしまったり、脂肪が増えることにより肝臓や心臓などの内臓への負担が増えます。 「うちの猫は太っていてもいつも元気に動き回っているから大丈夫だ」と安心してしまう飼い主さんたちもいるかもしれませんが、おうちの猫は気づかないうちに病気のリスクを抱え続けているかもしれません。

生活習慣病かもしれないと思ったら

生活習慣病に限らず、おうちの猫に何か異変が見られたら、なるべく早く、かかりつけの動物病院に行って診察を受けるようにしましょう。 事前に猫の様子のどこがおかしいのか、どのような異変が見られているのか、を細かくチェックしておいてください。獣医師に「どこにどんな異常がありますか」と聞かれたときに、漏らさず正確に伝えられるようにメモを用意しておくといいでしょう。 また、異変が見られた場合は、動画を撮っておくことをおすすめします。動画はスマホで撮影した簡単なもので構いません。 病院へ連れて行っても、その症状を見せてくれるとは限りません。病院へ行くことが慣れていて、リラックスしていれば別かもしれませんが、ほとんどの場合は緊張状態にあるはずです。そんな時、動画を獣医師に見せることで、獣医師もその症状を見ることができるため、その場で的確な診断を下せる可能性が高くなるのです。

最後に

自転車カゴに乗せられる猫 病気や疾患には遺伝的なものが関わっている場合も多く、生活習慣病と呼ばれる病気の全てが予防すれば回避できるものというわけではありません。 しかし、少しでも長く猫と一緒にいたいと考えるなら、健康管理はしっかりしておいたほうがいいでしょう。人間の食べ物が欲しいと甘えられたとき、あげたい気持ちをグッとこらえられるようになるといいですね。それが愛するペットの健康寿命を延ばすことにもつながるのです。