【ドッグフード】ドライフードとウェットフードの違いって?
毎日愛犬が食べるフードは、愛犬の体を作る大切なものです。
ドッグフードには、大きく分けてドライフードとウェットフードがあります。しかし、飼い始めたばかりの飼い主さんは、その明確な違いと役割がわからない…ということもあると思います。
そこで今回は「ドライフードとウェットフードの違い」についてご紹介します。
ドライとウェットの違い
ドッグフードは、「製法」や「どれだけ水分が含まれているかによって、ドライフードとウェットフードに分けられています。まずは、それぞれの特徴をご紹介します。
ドライフードの特徴
ドライフードは、含まれる水分が少ないものです。「総合栄養食」と表示されているものは、栄養バランスにも優れており、これと水だけで十分な栄養をとることができると言われています。
ウェットフードと比べると、以下のような特徴があります。
- 硬い
- 開封後も長時間保存することが可能
- 比較的値段が安い
スーパーマーケット等で、大きな袋に入って陳列されているものは、そのほとんどがドライフードです。保存期間が長く、一袋の量も多いので、コスト面でのメリットがあります。
ドライフードを愛犬にあげる時には、必ず水が必要です。人もパサパサした食べ物を食べるときには、水を多めに用意しますよね。わんちゃんにもたくさん用意してあげましょう。
硬いフードなので、食欲のないわんちゃんや、あごの力が弱くなった老犬には、あまり向かないフードです。
ウェットフードの特徴
ウェットフードは、含まれる水分量が多いものです。おかずのようなもの(一般食)が多いので、総合栄養食と組み合わせてあげることが多いです。
そして、ドライフードと比べると、以下のような特徴があります。
- やわらかい
- 嗜好性が高い
- 保存期間は短い
- 値段が高い
水分を多く含んでいるため、食べることで水分補給をすることができます。また、見た目も美味しそうなものが多いです。
しかし、腐りやすいものを加工して、ある程度長持ちするようにしているため、保存料・添加物を多く含むともいわれています。
ウェットフードは、ドライフードが向かない顎の力や食欲が落ちているわんちゃんにも向いています。
ただ、ウェットフードは缶詰などで小分けにされて売られており、毎回購入していると食事の費用が大きくなります。
ドライとウェット、どっちが良いの?
それぞれに特徴があり、どちらがよいとは一概には言えません。わんちゃんの好みや、栄養のバランスなどを考えて食べさせてあげましょう。
ただ、ドライフードよりもウェットフードのほうが、がっついて食べることが多いです。素材の形が残っているウェットフードは、肉類を中心に加工されているので、わんちゃんも喜ぶのです。
しかし、だからといってウェットフードばかりあげることが、健康面上良いとは言えません。ドライフードと比べて、噛む力を鍛えることができませんし、栄養も偏ってしまいます。また、費用の面で飼い主さんの負担になるかもしれません。
ですから、ドライフードとウェットフードをバランスよく食べさせてあげるのがおすすめです。食欲がない等の理由がない限り、基本的にはドライフードをあげて、たまにウェットフードをあげるというのもよいかと思います。
また、ドライフードをベースにし、ウェットフードをよく混ぜて与えてあげると、わんちゃんも喜ぶことが多いようです。ドライフードだけでは食べないような場合にはオススメです。
ドッグフード選びに関しては、以下の記事もぜひご参照ください。
適切なフード量は守る
わんちゃんの食いつきがよいと、ついついたくさんあげてしまう飼い主さんもいますが、これは注意しなければなりません。多くの食事を与えてしまうと、肥満になってしまうことも少なくないのです。
また、プレミアムペットフードなど、カロリーが高く、吸収率の高いフードも出てきています。大抵はパッケージに適切量に関する記載があるので、そちらをよく確認の上、適量を与えると良いでしょう。
以下の記事では、犬のダイエット方法についてまとめています。予防するにあたって役に立つ情報ですので、ぜひご参照ください。
さいごに
愛犬のごはんは、飼い主さんがコントロールするものですから、愛犬の健康は飼い主さん次第です。
食べ物のことにも気を付けて、1つでも多くの思い出をわんちゃんとつくりましょう。
ドッグフードだけではなく、手作り食もオススメです。バランスの良い食事を心がけ、わんちゃんと一緒に健康的な生活を送りたいですね。
また、食事は健康管理の基本です。アレルギーなどを誘発することもありますので、困ったときは一人で抱え込まず、獣医さんに相談をすることをオススメいたします。
お祭りの金魚すくいってどうなの?長生きさせるコツなど
お祭りの金魚すくいの金魚はすぐ死んじゃう?
夏祭りといえば、花火?焼きそば?ヨーヨー?
連想するものはたくさんありますが、金魚すくいをイメージさせる方も多いのではないでしょうか。
筆者も幼い頃、夏祭りに行っては金魚をたくさんすくってきて親によく怒られたものです。
なんだかんだで飼育を手伝ってくれた両親には感謝ですね。
振り返って金魚のことを思い出してみると、すくってきた金魚たちが長生きしたときもあれば。すぐに死んでしまうときもありました。
この記事では、こういった謎を解き明かしながら、どうやったら金魚が長生きするのか、どういった方法が適切なのかをまとめていきます。
安いから悪い金魚?それともいい金魚?
夜祭などで見かける金魚すくいの金魚はどういった金魚たちなのでしょうか。
金魚すくいの金魚たちは、必ずしも安かろう悪かろうという訳ではありません。きちんと飼育をすれば、立派に長生きをする金魚もいます。
ブリーダーさんの選別に漏れてしまってやってきた、本当はとても良い金魚がいる場合もあるという話もあります。
金魚すくいの金魚=すぐ死んでしまう安い魚、とは言い切れないようです。
こういう金魚すくい屋さんを狙おう
店選びのコツ①
金魚すくいのお店の水槽を見ることが1つのポイントになります。
水が綺麗かどうか、濁っていないかをチェックしましょう。白く濁っているところは、その汚さによって金魚がダメージを受けてしまっている可能性が高いです。
店選びのコツ②
また他の見分けるポイントは、泳いでいる金魚の種類が多いか少ないかです。
色々な金魚が泳いでいる金魚すくい屋さんの方が、業界との繋がりがある場合が多く、良い仕入先から仕入れている可能性が高いと言われています。
店選びのコツ③
全体的に金魚が弱っていないか、身体にハリがあるかなどをチェックしてみましょう。
しかし、ここが難しい点でもあり、一般的によく言われているのは「たくさんすくうなら、弱った金魚を狙え」です。
当たり前ではあるのですが、すくいやすいのは弱ったら金魚であり、イキのいい金魚はすくいにくいです。
長生きする健康な金魚を狙うなら、少し大きめのイキのいい金魚ということになります。これは、自分が何を目的にしているかで変わってくるかと思います。
長生きさせるコツ
お祭り編
揺らさない、回さない
お祭りの途中で金魚をゲットした後は、そのまま金魚の入った袋を持ってお祭りを楽しむ人が多いと思います。
金魚を長生きさせるには、ストレスをかけない事が重要と言われています。
そのため、金魚の入った袋をあまり揺らさないという事が大事です。お祭りを楽しんでいると、金魚の袋を揺らして遊びたくなる気持ちや、手に持っている金魚そっちのけでお祭りを楽しんでしまう人もいるかもしれません。
ですが、金魚にとっては、その揺れが多大なストレスになります。例えば、自分の乗っている車が激しくずっと揺れていたら、体調を崩してしまいますよね。
つまり、金魚のことを考えるならば、あまりむやみに揺らさないように気をつけることが必要です。子供だと、振り回してしまいがちなので、注意です。
早く帰宅しよう
また、できれば早く帰宅してあげた方が金魚の健康には良いです。
金魚すくいの水槽の中も、帰宅中も、金魚にとってはストレスの要因となる事柄がたくさんあります。
家に帰宅し、なるべく早く金魚を休ませてあげましょう。
帰宅後編
水が重要
帰宅したら、水槽などに移すと思うのですが、その時に注意するポイントがあります。
それは、「袋に入っている水(金魚すくいから持ってきた水)を、水槽に入れないこと」です。
かといって、新しい水にいきなり入れると、びっくりしてしまって体がついていけないということもあるので、注意です。
一番良いのは「水合わせ」という方法で、元の水と新たな水の水質を徐々に近くしていくことです。
3日間は餌あげNG
また、帰ってから3日間は金魚に餌をあげないようにしましょう。食べることにエネルギーを使ってしまうので、金魚の身体に大きな負担をかけてしまいます。
家に帰ってからしばらくは、そっとして起きましょう。
飼育編
金魚は、飼育環境によって、生きる長さも身体の大きさも変わってきます。
つまりすぐ死んでしまうのであれば、飼育環境があまりよろしくなかったという原因が考えられるということです。
飼育環境の中では特に、「エアレーション」(「ぶくぶく」と呼ばれる)の設置をおすすめします。
金魚との新たな生活を
夏祭りで金魚すくいをするのは、風情があり、楽しいひと時もでもあります。
しかし、その後の金魚との生活を考えると、様々なことに配慮し準備をした方が良いということが分かります。
この夏、金魚との新たな生活をスタートするのも良いかもしれませんね。
長く一緒に暮らせて可愛いと話題!亀のススメ。
ペットショップなどで頻繁に見かける亀。爬虫類ですが、その見た目や動きに癒されるからと、一緒に暮らす方も少なくありません。また、吠えたり、部屋を汚したりといった心配がないので、ご近所の方とのトラブルにもなりにくいと言われています。
こちらの記事では、亀の特徴やオススメの種類をご紹介します。亀との生活を考える一助になれば幸いです!
亀との生活ってどんな生活?
亀との生活とは、どんな生活なのでしょうか?また、どのようなことに注意しながら育てる必要があるのでしょうか?一緒にみていきましょう!
亀が育つ環境は3タイプ
まず、亀の飼育環境をみてみましょう。
亀は世界に300種類いると言われています。様々な地域に適応しながら暮らしており、同じ亀でも姿形が似ていなかったり、育つ環境が全く異なったりします。
亀が暮らす環境は、以下に分けられます。
- 水の中
- 水と陸
- 陸
飼育環境を整えるにあたって、水槽の中に水をためるのか、ためないのか。陸地をどれくらい作るのか・・・等々。亀の種類によってかなり差があります。
より自然の環境に近い飼育環境を整えてあげると亀も暮らしやすいです。
飼う前に、共に暮らす亀のことをしっかり調べておく事は大切です。
中には、飼育環境を整える事が大変であったり、扱いが難しい亀もいます。初めての方は、比較的飼育しやすいと言われている種類の亀がオススメです。
初心者にオススメ「ヘルマンリクガメ」
おすすめポイントは、体が丈夫で、成長しても25センチ程度と大きくなりすぎないというところです。
日本と似た気候で生息しているので、適応力もあります。主食は、小松菜、大根の葉、タンポポの葉などの葉野菜です。また、おとなしい性格で、人懐っこいとも言われているので、初心者の方にもおすすめできる亀ちゃんです。
大きくなった時のことも見越して、幅120センチ程度の大きなケージが必要なので、その大きさのものが家の中に置けるという方におすすめです!
亀は長く一緒に暮らす家族
亀は他のペットと比べて、とても長生きする生き物です。ですから、しっかりとした飼育環境を整えれば、長く一緒にいることができます。
水棲の亀は20〜30年、陸棲の亀は50年〜100年も生きると言われています。共に暮らせる時間が長いことは嬉しいことですよね。
しかし、中には途中で飼育を投げ出してしまう飼い主さんもいます。長く生きるということもあり、年月を経て”体長”が大きくなります。そのため、最初に用意していたケージを大きく買い換える必要が出てくる場合もあります。そういった変化から、飼えないと判断してしまうようです。
種類によりますが、飼い始めでは5センチ程度の子亀も、大きくなれば20センチ程度にもなります。大きくなった後の生活のことも考えておくことが大切です。
温度の変化に気をつける
亀は変温動物ですから、周囲の温度に合わせて体温が変化します。四季によって温度・湿度が大きく変化する日本では、亀の飼育環境の温度に特に気を使わなくてはなりません。
亀の種類によって適切な温度は異なりますが、温度が高すぎても低すぎてもいけません。温度によっても、亀の動きは変わってきます。
健康のための甲羅干し
どんな亀も、丈夫な骨や甲羅を作るために甲羅干しをします。甲羅干しとは、日向ぼっこのようなものです。
亀がしっかり日向ぼっこできるように、太陽が半分当たる位置にケージを置いたり、一緒に外をお散歩したりといった時間が必要になります。
日光を浴びながら首を伸ばしたり、ゆっくり歩く亀の姿に癒される時間であることは間違いありません。
亀は何を食べるの?
亀は種類によって、食べ物が大きく異なります。
大きく分けて、肉食性・草食性・雑食性の亀がいます。間違ったエサを与えないよう気をつけなければなりません。
飼う前から、その亀が好む食べ物は何か”細かく”調べておく必要があります。以下は亀の食べ物の傾向をまとめたものです。
水棲カメ | 陸棲カメ | |
---|---|---|
肉食性 | 植ミミズ、コオロギ、カタツムリ、動物の腐肉、鶏肉 等 | ー |
雑食性 | 水中の水草、小魚、タニシ 等 | 植物や昆虫等。野菜や果物も必要。 |
草食性 | ー | 野草(タンポポ等)や野菜(大根、キャベツ等)が中心。たまに果物(バナナ、りんご等)。 |
動物性たんぱく質(鶏肉や砂肝等)は少量でOK。 |
亀との楽しい生活を。
一緒に暮らせば、亀が可愛らしい姿で私たちを癒してくれるでしょう。
しかし、飼い主さんの都合で捨てられてしまうことも少なくないのが現実です。一緒に生活することを選択するのであれば、「最後まで面倒をみるぞ!」という思いが必要です。
寿命が長い亀だからこそ、飼った後にこんなはずではなかったと後悔しないように、他の動物以上に、飼った後の具体的な生活のイメージを持つことが大切になってきます。
亀ちゃんとの癒しの日々で、皆さんの生活がより豊かなものになることを願っています。
健康と長生きのために!犬の「ダイエット」方法とそのポイント
毎日一緒にいる愛犬の体型変化にすぐ気づくことは、なかなか難しいですよね。気がついたら太っていることもあります。
「可愛いからこのままでいっか!」と思っているアナタ、ちょっと待ってください!肥満は「病気のリスク」が高まります。愛犬と長く共に生活するためには、飼い主さんの管理によるダイエットが必要なのです。
こちらの記事では、愛犬の健康的なダイエット方法とそのポイントをご紹介します。
愛犬が肥満かも?
「愛犬が少し太ったかも?」と感じても、肥満でない場合もあります。犬の場合、少し学ばなければ、具体的な数値で理想の体重を求めることが難しいです。
一般的に愛犬の体型管理で用いられるのは、BCS(ボディコンディションスコア)という指標です。
BCSは視覚と触覚で判断します。BCS3が理想的とされており、BCS4,5がやや肥満、肥満とされています。詳しくは以下の記事に載っていますので、気になる方は確認してみてください。
確認した結果「肥満だな」と思ったら、まずは獣医さんに相談することをオススメします。
体重測定のみで獣医さんにみてもらうことも可能です。太ってしまった事の背景に病気が隠れている事もあるので、自分の判断だけでダイエットを行ってしまうと危険だからです。
犬のダイエットは”少しずつ”!
まず、ダイエットを決意したら、目標を定めます。犬の場合も、少しずつダイエットしていくことが重要です。人間と同じで、短期間で急に体重を落とすダイエットは健康的とは言えません。
ここで、飼い主さんに知っておいていただきたいのが、「人との大きさの違い」です。人の体重は細い方でも40kg、犬は小型犬で3kg程度です。人間と犬における1kgは、全く異なります。
パーセンテージで考え、急に大きく体重を減らすことは絶対に避けなければなりません。獣医さんに適正体重を教えて貰ったら、その数字から今の体重を引いて、まずは減らす分の体重を明確にしましょう。
ダイエット①食の改善
わんちゃんが太ってしまう原因の1つとして挙げられるのが、”食べ物の与えすぎ”です。まずは、食を見直していきましょう。
ドッグフードの量を減らす
獣医さんと相談しながら、ドッグフードの量を調節しましょう。適正体重と同じように、ドッグフードの適切な量も、判断が難しいです。フードの袋の裏側に記載されている適正量も目安なので、愛犬に必ずしも適しているわけではないのです。
わんちゃんが気づかないように、1日に与える量を少しずつ減らしてみましょう。1日に与える量は減らしつつも、食事の回数は増やしてあげると、わんちゃんも喜びます。ここでのポイントは、量よりも回数です!
ダイエット用フードに移行する
ダイエット用のフードを与えることも有効です。パッケージに、用途が記載されているものがほとんどなので、そこから選びましょう。ダイエット用のものは、以下のような工夫がされています。
- 低脂質・低カロリー
- 食物繊維を配合(腹持ちが良く、消化に優しい)
- Lカルニチンの配合(脂肪の燃焼を助ける)
ここでのポイントは、フードを少しずつ変えていくことです。
今まで与えていたものと、ダイエットのフードを混ぜ、少しずつダイエットフードを増やしていきましょう。今まで与えていたものから急に変えてしまうと、わんちゃんがお腹を壊してしまうことがあります。わんちゃんの様子を見ながら移行しましょう。
おやつを見直す
おやつの与えすぎも、肥満の原因となります。おやつも、”1日にあげる量を少しずつ減らすこと”や、”少しずつ低カロリーなおやつに変えること”で、改善できます。
こちらに関しても、量ではなく、回数が重要になってきます。もし、今まで1回に1粒与えていたのであれば、回数は変えずに、1粒を半分にするのは効果的です。
ダイエット②運動の機会を増やす
運動も健康のためには必須です。食の改善で体重が減ってきたら、運動量も増やしていきます。愛犬とコミュニケーションをはかりながら、飼い主さんも楽しく運動しちゃいましょう!
散歩の時間を増やす
毎日のお散歩の時間を少しずつ増やしてみましょう。のんびり・ゆっくりのお散歩を、少しずつ長い時間できるようにしていきます。公園の芝生の上をウロウロしたり、緩やかな坂道をゆっくり上ったりと、工夫してみましょう。
しかし、肥満のわんちゃんに、急に長時間・長距離の散歩をさせるなどの激しい運動は控えましょう。なぜなら、わんちゃんに大きな負担がかかってしまうからです。特に、肥満のわんちゃんは、通常の状態でも足腰に負担がかかっています。そのため、急激な運動は足腰を弱らせてしまいます。まずは、焦らず、少しずつ、無理なく、楽しんで増やしましょう!
ハイドロセラピー
ハイドロセラピー(水中療法)とは、ドッグプール等で、水の力を使ってトレーニングをすることです。
陸上のトレーニングとは違った効果を得ることができ、わんちゃんのダイエットにも適しています。体重が重い状態で運動をすると、怪我を招く恐れがあるような場合に最適です。なんと、競走馬の調教でも、足腰に負担が少ない訓練方法としてプールは活用されているんですよ。
ドッグプールの効果やオススメ施設に興味のある方は、以下の記事をご参照ください。
犬の健康は飼い主さん次第。
わんちゃんの食生活や運動を管理できるのは飼い主さんだけです。
大好きなわんちゃんにせがまれて、ついつい多めにおやつをあげてしまう気持ちも、とてもわかります。しかし、その繰り返しがわんちゃんの健康を脅かしてしまうのも事実。
1日の食事量をこまめにあげる等の、ほんの少しの工夫で、わんちゃんの健康を守ることができます。わんちゃんと飼い主さんが、幸せな時間を長く共有できますように。
知っておきたい!愛犬の「理想の体重・体型」って?
毎日一緒だと、変化には気づきにくい・・・
毎日楽しくワンちゃんとの毎日を過ごしていると、ちょっとした変化にはなかなか気づかないものです。
気づいたら「痩せていた」「太っていた」ということはよくあります。
こちらの記事では、愛犬の理想の体型(体重)についての理解が深まる情報をご紹介します。
うちの子の理想体重・体型が知りたい!
「うちのワンちゃん痩せすぎかな?肥満かな?」と心配になると、具体的な数値で健康チェックをしたくなりますよね。
しかし、ちょっと待ってください!その数値、本当に信頼できるでしょうか?
実は、犬は個体差が大きくあるため、適正体重は算出できないのです。
犬の適正体重は、”理想的な体型の時の体重”を適正体重とします。そこから20%を超える体重の増減を異常とする場合が一般的なのです。
しかし、理想的な体型ってどんな体型かわからない方も多いかと思います。
そんな時は、ボディ・コンディション・スコア(BCS)で確認してみましょう。
ボディ・コンディション・スコア(BCS)って?
出典:「飼い主のためのペットフード・ガイドライン ~犬・猫の健康を守るために~」(環境省)
犬には、体型を5段階に分けて評価する基準があり、これによって、痩せているか太っているか判断することができます。
視覚と触覚で確認していき、BCS3が最も理想的です。
BCS1[痩せ]
- 肋骨、腰椎、骨盤が外から容易に見える。
- 触っても脂肪が分からない。
- 腰のくびれと腹部の吊り上がりが顕著。
BCS2[やや痩せ]
- 肋骨が容易に触る。
- 上から見て腰のくびれは顕著で、腹部の吊り上がりも明瞭。
BCS3[理想的]
- 過剰な脂肪の沈着なしに、肋骨が触れる。
- 上から見て肋骨の後ろに腰のくびれが見られる。
- 横から見て腹部の吊り上がりが見られる。
BCS4[やや肥満]
- 脂肪の沈着はやや多いが、肋骨は触れる。
- 上から見て腰のくびれは見られるが、顕著ではない。
- 腹部の吊り上がりはやや見られる。
BCS5[肥満]
- 厚い脂肪におおわれて肋骨が容易に触れない。
- 腰椎や尾根部にも脂肪が沈着。
- 腰のくびれはないか、ほとんど見られない。
- 腹部の吊り上がりは見られないか、むしろ垂れ下がっている。
チェックが終わったら?
チェックが終わり、もし理想的な体型だとわかったのであれば、体型を写真に撮る・体重を測る等して、理想的な体型の情報を記録しましょう。(成長段階を除く)
そして、定期的に体重測定等をして、当時のデータと比較してみましょう。
こうすることによって、理想的な体型をキープすることが可能です。
体重のチェック方法
体重は、体重計によって測定可能です。
ペット用の体重計で測定できますが、ヒト用の体重計でも可能です。
もし大人しく乗ってくれない場合は、抱っこして体重計にのり、飼い主さんの分の体重を引けばワンちゃんの体重になります。
愛犬の健康のために。
ワンちゃんの健康のために、定期的な体型チェックは重要です。
自分のチェックでは不安だったり、何か気になることがあるのであれば、獣医さんに相談することをオススメします。
【猫用食器の洗い方】どのように猫用食器を清潔に保つ?
猫の食器、どのように洗ってますか?
普段、皆さんは猫ちゃんの食器をどのように洗っているでしょうか?毎日猫ちゃんが使うものですから、細菌も繁殖しやすく、心配な方も多いかと思います。
猫ちゃんが食べた後、食器がヌメヌメしているのも気になりますよね。
猫ちゃんの健康のためにも、どうしたら清潔に保つことができるのでしょうか。
他の飼い主さんはどうしてる?
- 水・お湯洗い
- ヒトの食器用洗剤で洗う
- ペットの食器用洗剤で洗う
飼い主さんの多くは、上の方法で洗っているようです。
しかし、実際は「水だけでは汚れを落とすのが大変」「ちゃんと洗えているのかわからない」「人の食器用洗剤は無害なの?」等々の疑問が絶えないのも事実です。
どの洗い方がいいの?
食器洗いの目的が「汚れを落とすこと・雑菌の繁殖を防ぐこと」なのであれば、”ペット用の食器洗剤を使用する”のがオススメです。
上の商品は、天然成分からできているのもので、猫ちゃんにも安心です。水・お湯洗いだとなかなか落ちにくいヌメヌメも、簡単に落とすことができます。
また、重曹で洗っている方もいます。重曹は口に入れられるものですから、安心ですよね。
ヒトの食器用洗剤で一緒に洗ってはだめ?
”ヒト”の食器用洗剤で洗うことが、絶対に駄目というわけではありませんが、注意しなければならないことがあります。
それは、「十分にすすぐこと」です。
食器に洗剤が残っていて、それをぺろぺろ猫ちゃんが舐めてしまうことによって、体調を崩してしまうこともあるようです。
ヒトの食器用洗剤は、ヒトの健康だけを考えて作られています。そのため、猫ちゃんに安心とは言い切れないのです。
合わせて煮沸消毒も。
頻繁にやる必要はありませんが、普段の食器洗いにプラスして行うと、雑菌の繁殖を抑えることができるようです。
「数日に1度は煮沸消毒してるよ!」という方もいます。
スポンジは分けた方が安心。
ヒトの食器と一緒に猫ちゃんの食器を洗う方もいるかもしれません。しっかり洗い流すことができれば、問題ないかもしれませんが、注意が必要です。
なぜなら、スポンジに人間の食べ物の食べ残しが付着している可能性があるからです。
もし、それが猫ちゃんの体に悪いものであった場合を考えると、スポンジを分けた方が安心といえるでしょう。
できれば毎回洗う。
毎回、何らかの方法で洗うと安心です。
全く洗わないのは不衛生なので避けましょう。水・お湯で毎回洗って、一日の最後には洗剤で洗う・・・というのも良いでしょう。
愛猫の健康のために。
食器の種類によっても、汚れの落ちやすさは変わります。
そういった食器の種類・特徴をまとめた記事はこちらです。ぜひご参照ください。
潔癖になりすぎるのも良くありませんが、全く気にしないと、猫ちゃんの健康を脅かしてしまうこともあります。
猫ちゃんとの幸せな毎日のために、食器も気にかけてあげてくださいね。
【うさぎは”ストレスに弱い”】飼う時気をつけることって?
近頃、人気を集めている”うさぎ”。
実は、とっても繊細で、ストレスに弱い生き物であることをご存知でしょうか?
それ故、人によっては「うさぎは飼うのが大変」と感じている人もいるようです。
うさぎは繊細で”ストレス”に弱い!?
うさぎは元々自然の中で捕食される側の動物のため、臆病でストレスをためやすい動物であると言われています。
ストレスがたまると、体調を崩し、死んでしまう可能性もあります。
そのストレスを、ギリギリまで表に出さない場合もあるので、飼い主さんは常にうさぎの体調を気にかけてあげる必要があるのです。
では、うさぎにストレスを与えないためには、どうすれば良いのでしょうか?
【できること①】 飼育環境を整える
うさぎは、飼育環境が整備されていないとストレスを感じてしまいます。以下のことに特に気をつけましょう。
適切な温度
うさぎは暑さや寒さに弱い動物です。18〜24度くらいの室温を保ってあげましょう。
エアコンの風が直接当たらないか、直射日光が当たらないかも気をつけてくださいね。
水の補充と餌やり
脱水症状を起こさないように、水が減っていないか気にしてあげましょう。また、空腹が続くこともストレスにつながります。
水と餌、両方気にかけてあげてくださいね。
ケージは綺麗に保つ
ケージの中はこまめに綺麗にしてあげましょう。
うさぎは臭いにも敏感です。トイレの掃除もこまめにするのがオススメです。
静かな環境を作ってあげる
うさぎは他の動物から身を守るためにも、聴覚が発達しています。些細な音でもずっと鳴り続けているとそれがストレスになることも。
なるべく静かな環境を作ってあげましょう。
【できること②】 他の動物と急に接触させない。
うさぎは捕食される側の動物ですから、他の動物と急にご対面すると、ストレスを感じてしまいます。
犬などと全く一緒に暮らせないということはないですが、急に一緒にするのはやめた方が良いでしょう。
最初はゲージに入れたまま接触させる等して、どうしても相性が悪いならば、飼育場所は分けましょう。
【できること③】 適度に触れ合う
うさぎは、よく”寂しがりや”と言われますが、その通りで、一人暮らしなどであまりにも構ってあげられないと、それがストレスになってしまう場合があります。
大好きな飼い主さんと遊ぶ時間を1日に30分〜1時間程度設けてあげましょう。
しかし、逆に構い過ぎてしまうと、それがストレスになってしまうこともあります。適度に遊んであげることが大切です。
【できること④】 運動させてあげる
一日一回はゲージから出して運動させてあげると、ストレス発散になります。
うさぎが怪我をしない環境を整えた上でケージから出してあげましょう。
また、うさぎにかじり木は必須です。かじるものをゲージの中に必ず入れましょう。
【できること⑤】 新しいことにはゆっくり慣れさせる
新しく家に迎えたとき等、新しいことをする時は、急にしつこく触ったり、無理やり何かするということがないようにしましょう。
うさぎは、急な環境の変化にストレスを感じやすいのです。
ストレスがあると起こす行動
- 食欲不振
- 後ろ足を地面に叩きつけて音を立てる(スタンピング)
うさぎの体調不良やストレスのピークはわかりにくい場合もあります。
毎日お世話をする中で、上のような行動をとっていないか、よく観察して、気づいてあげましょう。
うさぎの長生きのために。
うさぎの感じるストレスと寿命は大きく関係しています。
自然のうさぎの寿命が3年程度なのに対して、飼育されているうさぎは長くて15年程度生きることを考えても、この差は大きいと言えます。
大好きなうさぎと長く暮らすためにも、”ストレス”をなるべく与えない暮らしを心がけていきましょう!
質問にお答えしました
とてもうるさい音があったり、大きな音が結構毎日続いているのですが、うさぎを大きな音から避けるためには方法がありますか
コメントありがとうございます。
大切なうさぎを音から守り、ストレスを少しでも無くしてあげたいという飼い主さんに、以下の方法をご紹介します。
ケージにバスタオルや毛布をかける
一番すぐに実行できるのがこの方法です。
しかし、夏場にエアコンがかかっていない部屋で行うと、ケージ内の温度が上がってしまうので気をつけましょう。また、かじり癖のある子だとバスタオルや毛布をかじってしまうかもしれませんので注意してください。
ダンボールと防音マットを用いてケージを囲う
ちょうどいいサイズの防音カバーがなければ自分で作っちゃいましょう!
ダンボールをケージより少し大きいサイズに組み立て、そこに防音マットを貼り付けます。
少し手間はかかりますが、大切なうさぎのために手間は惜しまない!という方はぜひ試してください。ただし、完全にダンボールとマットで覆ってしまわないように、空気の通り道は必ず確保してくださいね!
うさぎは環境の変化にも敏感な生き物です。防音に気を取られて、空気がこもってしまったり、暗い時間が増えたりすることでもストレスになりかねないので、最初は様子を見ながら試すようにしてください。
また、もし大きな音がする時に一緒にいられるようであれば、撫でたり、話しかけたりして、うさぎを安心させてあげるといいかもしれません。
参考になりましたか?
また疑問点などありましたらコメントをいただけますと幸いです。
猫のご長寿には秘訣があった!長生きするための7つの習慣
長生きしてほしい
可愛い愛猫に、いつまでも元気でいてほしいですよね。長生きには、ポイントがいくつかあります。
猫は、自分でごはんや生活環境を管理することはできません。私たち、飼い主が猫のことを知って、よりよくして行く必要があります。
【秘訣1】ごはん
キャットフードの質=猫の健康
猫ちゃんに与えるキャットフード、本当に様々な商品が出ていますよね。そして、値段も安いものから高いものまで豊富にあります。
主に食べているのがキャットフードなので、その質が身体の健康に大きく反映してきます。キャットフードを変えるだけで、毛並みが変わったり、排泄物の質が変化したりするのです。
安いものは全部悪い、とは一概に言えませんが、安いものはやはり添加物を使っていることが多いです。キャットフードにこだわることは、かなり猫の健康に関わってくると考えて良いでしょう。
年齢に合ったごはんを
猫は、年齢ごとに食べるべきキャットフードが変わり、食べる回数も変化してきます。例えば、シニア猫になってくると、消費カロリーが減ります。ここで、今までと同じカロリーを摂取していたら、肥満になってしまいます。
必要な栄養素、補うべき部分が変わってくるため、年齢に合わせてごはんを考える必要があります。
酸化に注意!
キャットフードの保存方法によっては、「酸化」をしてしまって、健康に害を及ぼす食べ物へと変化してしまいます。
【秘訣2】水分
水を飲んでもらう
猫は、もともとあまり水を飲まない動物です。そのため、濃いおしっこを作るように腎臓を酷使してしまいがちです。そしてこれらは、結果的に尿石症や腎不全を引き起こします。
水を複数場所用意したり、容器を適切なものに変えるなどして、飲むようにしてあげましょう。
こちらに、さらに多くの対策が書かれています。
多飲は病気のサインかも
猫が水を全く飲まないのは病気を引き起こすかもしれないと書きましたが、実は「最近急に飲むようになった」も危険です。
これは、病気のサインの可能性があります。何もしていないのに、急にたくさん飲むようになった場合、慢性腎不全や糖尿病が考えられます。
早めに、主治医に相談することをオススメします。
【秘訣3】運動
猫も人間と同じように運動が必要です。それは、肥満予防やストレス解消を担っているからです。
猫は、上下運動が必要と言われています。そのため、高いところにジャンプしたり、飛び乗ったりする動きができるようにしてあげましょう。
そういった部屋づくりや、キャットタワーの設置などが効果的です。
また、おもちゃで遊ぶこともオススメです。猫が自分だけで遊ぶものから、飼い主さんと遊ぶものまであります。
コミュニケーションの時間にもなるので、1日の中で時間を作って、猫と遊ぶようにしましょう。
【秘訣4】病院に行く
特にシニア猫(8歳〜)になると、病気になりやすくなります。飼い主さんだけではわからないような、病気が隠れている場合もあります。
シニア猫になったら、半年〜1年に1回は健康診断を受けに、病院に行くことをオススメします。病気の早期発見は、長生きに関わります。
また、信頼できる病院に出会えることも大事なので、若いうちから病院選びをしておく必要もあります。
【秘訣5】ストレスを溜めさせない
引っ越しをできるだけしない
猫は、環境の変化がストレスになります。具体的には、住む場所が変わる引っ越しや、どこかへ外へ連れて行くということです。
このような、精神的ストレスの有無は、長生きできるかに関わります。なるべくストレスを感じさせないようにしてあげましょう。
性格を把握する
猫ちゃんごとに性格があると思いますが、それを理解してあげましょう。例えば、構われるのが嫌な猫ちゃんに、いつもいつもちょっかいを出していれば、それはストレスになるでしょう。
このように、猫の好きなこと・嫌なこと、どんな性格なのかを把握することは大切です。
【秘訣6】部屋環境を整える
香水、アロマ、タバコはNG
猫には、嫌いな臭いがあります。そしてこれらには、健康に害を及ぼすものもあります。
例えば、アロマは人間にとっては安らぎを与えてくれるものですよね。しかし、猫にとっては、健康に悪影響を及ぼします。アロマの成分を肝臓で分解できないため、毒になってしまうのです。
また、タバコの煙も、人間以上に害を受けます。まだまだあるのですが、詳しく知りたい方はこちらを見て見ると良いかと思います。
観葉植物に注意
猫にとって毒になってしまう植物が、実はとても多いです。そのため、お花や観葉植物などには注意しないといけません。
【秘訣7】健康チェックをする
猫の健康をわかって、管理してあげられるのは飼い主さんだけです。猫の健康を、定期的にチェックしてあげるようにしましょう
- 体型
- 排泄物
- おしっこの量、回数
- 食事への食いつき
- 水分の摂取量(少なすぎ、急に増えたは危険)
これらを観察し、異常がある場合にはすぐに病院に行って、獣医さんに相談しましょう。
愛猫に長生きしてもらおう!
猫の健康は、私たち飼い主にかかっていると言っても過言ではないでしょう。気をつけるべきことをしっかりと認識して、猫ちゃんと長く幸せに暮らしましょう!