「大熊猫」は何の動物?読み方が難しい動物の漢字表記10選
突然ですが、みなさんは「大熊猫」と書いて何の動物のことを指すかご存知ですか?
動物の漢字表記の中には、一見すると何の動物のことだかさっぱりわからないものがあります。
しかし、なぞなぞのようなもので、漢字の意味をじっくり考えてみると案外分かるかもしれません。
今回は、そんな難しい動物の漢字表記を10個ご紹介します。みなさんもぜひ、何の動物のことを指しているのか考えてみてくださいね!
蝟
「虫」に「胃」と書いて「蝟」。なんだか胃の寄生虫のような奇妙な漢字ですが、実はこれ、虫の名前ではありません。
正解は、「ハリネズミ」です。
「虫」には小さい動物、「胃」には丸いという意味があります。ハリネズミは、敵に出会うと胃袋のように丸くなって針のボールのような形になることからこの漢字があてられました。また、ハリネズミの針のようにたくさんのものが寄り集まった状態を、「蝟」の字を使って「蝟集(いしゅう)」といいます。
ハリネズミには、「針鼠」という漢字も使われます。
背黄青鸚哥
「鸚哥」という漢字を知らなくても、「背黄青」がヒントになるかもしれません。
背中が黄色かったり、青かったりする動物といえば・・・?
正解は、「セキセイインコ」です。
この名は、日本に最初に来たセキセイインコの背中が黄色と青色をしていたことに由来しています。
ちなみに、同じ「鸚」の字を使った「鸚鵡」は、「オウム」と読みます。
倉鼠
「倉鼠」は中国語から来た漢字です。ほっぺに食べ物をたくさんため込む様子が、物を収納する倉のようであることから、「倉のような鼠」で「倉鼠」という漢字が使われたと言われています。
ほっぺに食べ物をため込むネズミと言えば・・・
そう。正解は、「ハムスター」です。
両手で食べ物を持って、それを高速で頬張るハムスターの様子はとてもかわいらしいですよね。
栗鼠
「倉鼠」と書いて「ハムスター」を指すことが分かりました。では、「栗鼠」は何の動物のことでしょうか?
正解は、「リス」です。
こちらも中国に由来する漢字で、栗やクルミなどの木の実を好んで食べることから「栗鼠」と呼ばれるようになりました。
冬が近くと、冬眠に備えて木の実を搔き集めるリスの様子が浮かびますね。
子守熊
「子守をする熊」と書いて、「子守熊(こもりぐま)」と読むこの漢字。でもこの動物、実は熊ではないんです。
正解は、「コアラ」です。
英語で「koala bare」と表記することから、漢字にも「熊」という字が使われました。コアラはクマ科ではなくコアラ科ですが、最初に見た人がクマだと思ってしまったそうです。
有袋類のコアラの母親は子どもが生まれてからの数か月、お腹にある育児嚢(いくじのう)という袋の中に子供を入れて育てます。その育児の様子から「子守熊」という名前がついたんですね。
袋の中に入れるだけでなく、こんな風におんぶで子守をする様子もかわいいですね。
大熊猫
大きな熊で、猫?
熊なのか猫なのかよくわからない名前なので、ここでヒントを出しましょう。
「子猫熊」または「猫熊」と書いて、レッサーパンダのことを指します。
レッサーパンダよりも大きい動物と言えば・・・?
正解は、「パンダ(ジャイアントパンダ)」です。
もともと中国では、ジャイアントパンダよりレッサーパンダの方が先に見つかり、顔が熊、体が猫にそっくりだったことから、「熊猫」と名付けられました。その後ジャイアントパンダが出現したため、レッサーパンダよりも大きなパンダ、ということで、「大熊猫」と命名されたのです。
ちなみに、分類上は「アライグマ科」「ジャイアントパンダ科」「レッサーパンダ科」など、色々と議論がされてきましたが、近頃は「クマ科」と表記されることが多いようです。
家鴨
「家にいる鴨」と書くこの動物。
現在日本でこの動物を飼っている人は多くないと思いますが、一体何の動物だかわかりますか?
正解は、「アヒル」です。
アヒルは、野生のマガモを家畜化したものです。体が重いのに翼が小さいので、数メートルしか飛ぶことができません。その代わり、水掻きが発達した足を持っていて、水の中を自在に進むことができます。
昔は食用として飼われていたアヒルですが、最近ではペットとしてかわいがる人も増えています。
羊駱駝
「羊」と「駱駝(ラクダ)」を組み合わせてできたこの表記。
羊のようなフワフワの毛をもち、ラクダにも似ている動物と言えば・・・?
正解は、「アルパカ」です。
アルパカは、アンデスの高山地帯で家畜として飼われ、よく伸びる毛は繊維に使われます。羊の毛(ウール)だけでなく、アルパカの毛でできたセーターを見たことがある方もいるでしょう。
アルパカは、砂埃などから目を守るため、ラクダと同じくとても長いまつ毛の持ち主です。
海豹
「海に生きる豹(ヒョウ)」で「海豹」。
なんだかとても強そうな名前ですが、正解は、水族館でもおなじみの「アザラシ」です。
身体の斑点が豹に似ていることからこの漢字があてられました。
同じく水族館で人気者のアシカは「海の驢(ロバ)」で「海驢」と書きます。
アザラシのつぶらな瞳に魅了される方も多いのでは?
海豚
「海の豹」の次は、「海の豚」です。身体がむっちりしていそうな印象ですね。
正解は、「イルカ」です。
海で生活する数少ない哺乳類として知られているイルカですが、昔の中国人はイルカを「豚のような形」だと思ったそうで、この漢字が使われました。
ちなみに、イルカが3〜6歳児ほどの知能を持つ「賢い動物」として有名ですが、豚も3歳児程度の高い知能を持っていると言われています。
早見表で復習しよう!
漢字表記 | カタカナ表記 |
---|---|
蝟 | ハリネズミ |
背黄青鸚哥 | セキセイインコ |
倉鼠 | ハムスター |
栗鼠 | リス |
子守熊 | コアラ |
大猫熊 | パンダ |
家鴨 | アヒル |
羊駱駝 | アルパカ |
海豹 | アザラシ |
海豚 | イルカ |
いくつ分かりましたか?
初見では難しい漢字だったかもしれませんが、答えを聞いて納得するものも多かったのではないでしょうか?
それぞれの動物の生態や特徴がうまく表現されていて、とても興味深いですね。他にも様々な動物に漢字が当てられていますので、ぜひ気になる動物の漢字も調べてみてください!
黒猫を可愛く撮りたい!上手く写真に写す8つのポイントをご紹介。
黒猫ちゃんは、全身が黒い毛で覆われています。そのため、工夫して写真を撮らないとただの黒い塊になってしまいかねません。
せっかくの可愛い猫ちゃんなのに、どこが顔でどこが足なのかよく分からないという写真では、ちょっと悲しくなってしまいますよね…。
中には、「黒猫は写真を撮っても映えないから、飼うのはやめておこうかな」と考える方もいらっしゃるようです。
今回の記事では、写真に撮るのが難しいと言われている黒猫を、上手く写真におさめる方法をご紹介いたします。
黒猫を上手く撮れる環境とは?
全身が真っ黒の黒猫を上手く撮るには、環境が大きな鍵となってきます。黒猫を上手く写すことのできる環境とは、一体どのようなものなのでしょうか。
1.背景は白く
黒猫の色を活かすためには、背景を工夫することが大切です。
黒猫の背景が、なるべく白くなるようにしましょう。具体的には、白い物を設置したり、白い背景の場所を選ぶようにしましょう。
白色は光が反射しやすいので、黒猫の毛並みが分かりやすくなり、はっきり見えやすくなります。
2.明るい環境
黒猫の写真を室内で撮るときは、明るい環境を作るようにしましょう。
暗い部屋で撮ってしまうと、ただの黒い塊のように写ってしまいかねません。
明るいお部屋で、はっきりと猫ちゃんが綺麗に見えるように撮れると良いです。
綺麗に映る黒猫の状態
続いては、写真を撮るときに気をつけたい、黒猫ちゃん自身や周囲の状態についてご紹介していきます。
3.黒猫以外の猫はなるべく映さない
他の種類の猫が写っていると、明暗の差によって、黒猫の方がどうしても目立たなくなってしまいがちです。
また、黒猫がクッキリと映るように設定を調節すると、他の種類の猫にとっては設定が明るすぎる場合があります。
黒猫をメインに写真を撮りたいときは、他の猫はなるべく写さないようにしましょう。
4.起きているときに撮る
寝ているときは目を閉じているため、黒猫を写真で見ると、顔のパーツが分かりにくくなってしまいます。
寝ている状態の猫ちゃんはとっても可愛いのですが、撮るのが難しいと言われています。
写真を撮るのに慣れていないうちは、まずは起きている状態で撮る練習をしましょう。
5.瞳孔が開いているところを撮る
猫の瞳は、光の量で瞳孔が小さくなったり大きくなったりします。
黒猫は特に黒目が大きい状態の方が、より可愛く撮ることが出来ます。
黒猫の背中側から照明を当てるなど工夫をすると、明るい環境下でも黒目の大きい猫ちゃんを撮れます。
6.アップより少し引いて
可愛い猫ちゃんのドアップ写真も良いのですが、体全体を撮ってみるのも素敵です。
黒猫の体全体を入れてシルエットを撮ると、より美しい写真になります。
上手に撮るためのカメラ設定
7.露出補正
明るい写真を撮りたいときは、通常、露出補正をプラスする方が多いと思います。
黒い被写体を写すときは、カメラが勝手に明るく撮ろうとするので露出補正をマイナスに設定すると良いでしょう。
8.手ブレ防止
黒猫を撮ろうとすると、画面が全体的に暗くなってしまいます。
暗いと手ブレをしやすくなってしまうので、シャッタースピードを上げましょう。
絞り(F値)を小さくし、ISO感度を上げることでシャッタースピードをあげることができます。
最後に
黒猫の素晴らしさを多くの人に伝えたいけれど、写真でその素晴らしさを伝えるのは難しいと感じることもありますよね。
今回の記事では黒猫を写真に撮るときのコツをご紹介いたしました。
猫を飼っていない人という人でも、ご近所の猫ちゃんやご友人の猫ちゃんを撮影するときなどにもお役立てくださいね。
ペットを写真に撮るときのコツや加工方法などは、こちらも参考になるかと思います。