大雨・洪水後の犬の散歩に要注意!ヒトにも感染するレプトスピラ症とは

近年、異常気象によって、豪雨による被害が深刻化しています。
大雨による洪水被害や浸水被害も怖いですが、大雨・洪水の後に危険性が高まる、「レプトスピラ症」という感染症をご存知でしょうか。

レプトスピラ症は犬にもヒトにも感染し、最悪の場合、死に至ることもある怖い感染症です。
今回の記事では、そんなレプトスピラ症が大雨・洪水の後に危険性を増す理由や、主な症状、予防方法についてご紹介します。

レプトスピラ症の感染状況

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レプトスピラ症とは、「レプトスピラ菌」という細菌によって感染する感染症です。犬だけでなく、ヒトにも感染する「人獣共通感染症(ズーノーシス)」として知られています。

全世界で感染が確認されていますが、とくに熱帯・亜熱帯地域に多い傾向にあります。

ヒトのレプトスピラ症の感染状況

日本では、1970年代前半までは年間で50人以上がレプトスピラ症によって死亡していましたが、近年は衛生環境の向上によって感染例は減少しています。

しかし、狂犬病のように感染例が全くなくなったわけではなく、2007年~2016年の間の国内感染例が258例と、毎年15~42例ほど報告されています。水辺でのレジャーや農作業、ネズミとの接触での感染が多く、沖縄県での感染例が半分以上を占めています。

参考資料
国立感染症研究所「レプトスピラ症 2007年1月~2016年4月」
https://www.niid.go.jp/niid/ja/leptospirosis-m/leptospirosis-iasrtpc/6518-436t.html

犬のレプトスピラ症の感染状況

日本国内で報告されている犬のレプトスピラ症の発生状況は、平成30年で22頭、令和元年で26頭です。
ただ、診断が下りる前に死亡した例など、実際には報告数よりも感染頭数は多いのではないかと考えられます。

参考資料
農林水産省「監視伝染病発生年報」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/kansi_densen/attach/pdf/kansi_densen-165.pdf

大雨・洪水後は特に注意!

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レプトスピラの感染経路

レプトスピラは、ネズミなどのげっ歯類が保菌していることが多く、尿から細菌が排出されると、土壌や水などの環境を汚染します。
保菌動物や汚染された土壌、水と接触した際に、体内に細菌が侵入することで感染します。

湿気の多い環境を好む細菌

レプトスピラは、湿気の多い環境を好みます。そのため、ネズミなどの尿で汚染された下水、池、水田、河川、泥などには注意が必要です。
また、暖かくて雨量の多い夏から初秋にかけての季節に感染が増える傾向にあります。

特に大雨や洪水の後は水や土壌が汚染されていることが多く、ネズミと接触する機会も増えるため、レプトスピラへの感染の危険性がより高くなります。

都会でも油断はできない!

都会に住んでいる方は、「身近に水田や池はないから自分には関係ない」と思うかもしれません。実際、ヒトの場合は、稲作や畜産業にかかわる人に感染例が多いのは事実です。

しかし、最近では都心でもネズミが増えており、特に水害が起こった後にレプトスピラ症が地域単位で流行する可能性があります。
犬の場合は、都会であっても散歩中に河川や側溝に近づいてしまうことがあるため、飼い主さんが注意してあげなければなりません。

レプトスピラ症の症状

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レプトスピラに感染しても、すべての犬がレプトスピラ症を発症するわけではありません。
しかし、発症すると、特に肝臓や腎臓に症状が現れ、最悪の場合は数時間で死に至ることもある危険な感染症です。

レプトスピラ症の症状を、4つのレベルごとに簡単に見ていきましょう。

レベル1.慢性

多飲多尿、腹水など進行性の肝不全。
症状は緩やかで、長期間にわたり継続する。

レベル2. 亜急性

腎炎による急激な腎不全。進行は比較的緩やか。
急性の肝不全や腎不全、またはその両方が認められる。突然発症して早く進行し、死亡率は高い。

レベル3. 急性

嘔吐、脱水、脱力、呼吸困難、口腔内の粘膜の壊死など。
急性の肝不全や腎不全、またはその両方が認められる。突然発症して早く進行し、死亡率は高い。

レベル4. 甚急性

発熱、震え、脱力、口腔内の粘膜の出血。鼻出血、黒いタール便などが見られることも。
肝不全や腎不全が現れる前に、数時間から数日で死に至る。

レプトスピラ症の予防方法

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ワクチン接種

混合ワクチンであれば、7種以上のものでレプトスピラが含まれています。「5種混合ワクチンしか打ってないけど、犬と一緒にキャンプに出かけたい」などというときには、レプトスピラ症のみ予防できるワクチンを追加接種しましょう。

ただし、レプトスピラには多くの血清型が存在していますが、ワクチンに含まれている血清以外は感染を防ぐことができません

実際、2017年に大阪で犬のレプトスピラ症が集団発生したときには、死亡した9頭の犬のうち、6頭はレプトスピラワクチンを接種していました。

大雨・洪水後の散歩に注意!

大雨や洪水の後は、汚染された土壌や水に接触する危険性が多いので、散歩をする際には、なるべく水や泥が溜まっているところに近づかないようにしましょう。
また、特にレプトスピラ症が発生した地域では、公園やドッグランなどで他の犬と接触することも避けましょう

まとめ

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今回は、レプトスピラ症の感染経路や症状、予防方法をご紹介しました。

レプトスピラ症は、保菌動物の尿で汚染された水や泥を介して感染するため、大雨や洪水の後など、環境が汚染されやすい期間には特に注意が必要です。

ワクチンだけで完全に予防をすることはできないので、特に大雨の後に犬の散歩をする際は、なるべく汚い水や泥のあるところには近寄らせないようにしましょう。

猫が顔を洗うと雨が降るのは本当だった!グルーミングの驚くべき理由

「猫が顔を洗うと雨が降る」という言い伝えを聞いたことはありますか?猫が顔を洗うのはグルーミングの一種で、実は猫が顔を洗うことと雨が降ることの間には因果関係があると科学的に証明されています。

猫のグルーミングをする姿はとてもかわいらしいですが、グルーミングには生命や健康を維持するための大切な役割があります。

今回は、猫がグルーミングを行う理由と、過剰なグルーミングを起こす原因について解説していきます。

猫のグルーミングとは?

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グルーミングとは毛繕いのことで、猫にとって大切なライフワークの一つです。

猫は1日の大半を寝て過ごしており、平均睡眠時間は16〜18時間とされています。

起きている時間の約30%をグルーミングに費やしていると言われている猫は、1日に約2.5時間ほどグルーミングをしています。

なぜ猫はグルーミングを行う?

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そもそも猫のグルーミングは何のために行われているのでしょうか。ここでは、猫がグルーミングを行う理由を4つご紹介します。

1. 健康を維持するため

猫はグルーミングをすることで、毛についた汚れや毛玉を取り除いています。
毛玉や汚れが溜まってしまうと皮膚病の原因となってしまうため、猫はグルーミングによりこれを防いでいるのです。

また、体を舐めることで身体中の血行が良くなったり、唾液の持つ殺菌効果により感染症を予防することができます。

2. 体温調節のため

また、猫はグルーミングをすることで体温を調節しています。

暑い時は体を舐め、毛についた唾液が蒸発する時の気化熱を利用して体温を下げています。
気化熱には16℃程度の冷却効果があると言われており、夏場にグルーミングをしていたらそれは体温を下げるためでしょう。

また、冬場にはグルーミングによって毛の間に空気を含ませ、熱が外に逃げないよう保温しているとされています。

3. 体をきれいにするため

猫のグルーミングには体をきれいにする効果があります。そのため、食後などは特に、顔を洗っている様子を見ることができます。

これは、体をきれいにして、においを消すためでもあります。
狩りをして生活していた頃の名残とも言われており、獲物が逃げないように自身から出るにおいを消そうとしているのです。

4. リラックスするため

猫はストレスを感じた時や不安になった時にグルーミングをし、そのストレスを発散しようとします。

こうした行動は「転位行動」と呼ばれ、猫の場合は爪研ぎやグルーミングなどがこれに該当します。

そのため、もしひっきりなしに顔を洗ったりグルーミングしていたら、ストレスを解消しようとしているのかもしれません。

猫が顔を洗うとは本当に雨が降るのか

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古くから伝わる「猫が顔を洗うと雨が降る」という言葉ですが、果たして猫は本当に雨を予知しているのでしょうか。
実は、猫が顔を洗うことと雨が降ることの間には因果関係があると科学的に示されています。

雨雲が近づき湿度が高くなると、猫のひげに水滴がつき重くなってしまいます。すると猫は、ひげの手入れをしてハリを取り戻すために、頻繁に顔を洗うようになるのです。
また、湿度が高くなると猫の顔にいるノミが活発に動き出すため、猫は痒みを感じて顔を洗うこともあります。

つまり、猫が顔を洗うと雨が降るのではなく、雨が降りそうな天気に猫が顔をよく洗うという方が正しいのかもしれません。

過剰なグルーミングは注意!

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1. 強いストレスを感じている

猫のグルーミングにはストレスの解消を目的とする場合があります。
もし、猫が頻繁にグルーミングをしているようであれば、強いストレスを感じているのかもしれません。

急な環境の変化や騒音など、ストレスの原因が明確な場合はすぐに取り除いてあげましょう。
また、猫が落ち着けるような場所を用意してあげることも重要です。

2. ノミやダニがついている

体にノミやダニがついており、痒く感じているために過剰にグルーミングをしてしまっている可能性があります。

あらかじめ予防薬を投与しておくことで、ノミ、ダニの寄生は予防できます。
また、ブラッシングでも、ある程度除去することができるため、定期的にしてあげましょう。

3. 皮膚病を患っている

皮膚病によって感じる痒みを和らげるためにグルーミングをしている場合もあります。
毛が抜けてしまっていたり、床や壁に体を擦り付けるような仕草を見せていたら、痒みを感じてしまっているサインなので、動物病院を受診しましょう。

グルーミングを無理に辞めさせるとストレスを感じてしまい、むしろ過剰なグルーミングの原因となってしまうため、気をつけましょう。

猫がグルーミングをしなくなったら?

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猫が頻繁にグルーミングをしていたら、病気やトラブルのサインかもしれないことはすでにお伝えした通りです。一方で、猫がグルーミングをしなくなった場合も、病気などの可能性があります。

猫にとってグルーミングは生活に欠かせませんが、何らかの異常が起きている場合、グルーミングをしなくなることがあります。

1. 高齢のため

高齢の猫の場合、グルーミングをするのが億劫になってしまう場合があります。
筋肉の衰弱や痴呆によって、体をグルーミングをする力が出なくなってしまうのです。

2. 口内炎などの疾患のため

口内を怪我していたり口内炎があったりすると、グルーミングをしたくても口に痛みを感じてできないというケースもあります。
よだれや口臭、食事時の異変などが見られたら動物病院を受診しましょう。

毛球症に気をつけよう

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猫はグルーミングの際に、被毛を飲み込んでしまうことがあります。

通常であれば便とともに体の外に排出されますが、量が増えると口から吐き出すことがあります。さらに量が増えて大きな毛玉になると口から吐き出すことができなくなります。その場合、内視鏡を使って摘出したり、開腹手術をしたりする場合もあります。

猫が飲み込む毛の量を少しでも減らすために、定期的にブラッシングをしてあげましょう。換毛期は特に念入りにしてあげてください。

まとめ

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今回は、猫が行うグルーミングについてご紹介しました。
昔からの言い伝え通り、猫が顔を洗うことと降雨には実際に関係があるようですね。

猫のグルーミングの理由は様々ありますが、過剰にグルーミングをしている場合には病気などの可能性も考えられます。また、逆にグルーミングをしなくなってしまうと、汚れや毛玉により皮膚疾患の原因になってしまう場合もあるため、よく観察するようにしてあげてください。

雨の日はなんだか元気がない?気圧・天候がペットに与える影響とは

「雨の日はうちの子、なんだか寝てばっかりで元気がない・・・」と思ったことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか?

低気圧が人間に頭痛や関節痛といった不調をもたらすように、ペットもまた気圧・天候の影響を受けることが分かっています。特に、持病持ちやシニアのペットには、この気圧・天候の変化が大きな負担となってしまうこともありますので、適切に対処してあげたいですよね。

今回は、天気や気圧がペットに与える影響とその対策をご紹介します。

天気・気圧の変化が引き起こすペットの体調不良

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気象の変化が原因の「気象病」

様々なメディアで取り上げられていることもあり、おそらく多くの方が「気象病」という名前を聞いたことがあるでしょう。

「気象病」とは、天気や気圧の変化が原因で、様々な症状が現れたり元々患っていた症状が悪化する疾患です。具体的には、頭痛・古傷が痛むなどの肉体的な症状と、イライラするなどの精神的な症状がみられます。

ペットの「気象病」

気温・湿度・日照などを含む天気や気圧の変化は、ペットにも影響を与えます。

特に、気圧の変化が大きな影響をもたらすと言われており、自律神経のバランスが崩れたり、血管が収縮・拡張したりすることで、様々な身体的影響が起きます。

どのような症状が出るかはペットによって異なり、持病の有無年齢によっても左右されます。

「ペットの気象病」で現れる体調・行動の変化

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天気・気圧の変化の影響を受けやすいペットは、体のだるさ、頭や関節の痛み、その他のストレスから次のような行動を取ることがあります。

  • 寝ている時間が普段より長い
  • 散歩に行きたがらず、じっとしていることが多い
  • 食欲が落ちる

天気・気圧の変化は体に負担がかかるため、ペットは体力を温存しようとして普段より大人しくなる傾向がみられます。

飼い主が取れる対策

いつもと違う様子に心配になるかもしれませんが、持病がなく他に顕著な症状がなければ、様子を見つつペットが落ち着いて休める環境を整えてあげましょう。原因が気象病であれば、半日〜1日で普段通りに戻るはずです。

症状が悪化しないように、普段から適切な食事・運動を心がけて、免疫力を高めておきましょう。また、1日の気温差が大きい日には、室温を一定に保つことも大切です。

病院を受診するタイミング

天候が良くなっても体調が改善する様子がなく、長時間元気がない場合は、別の疾患が隠れている可能性もありますので、かかりつけの動物病院を受診しましょう。

持病があるペットは要注意

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持病があるペットの場合は、天気・気圧の変化によって症状の悪化や急な体調の悪化が起こりやすいです。

特に、関節性の疾患脳腫瘍てんかんなどを持つペットは、気象の変化が大きな症状をもたらすこともあるので、注意が必要です。

変形系関節症、股関節形成不全、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼などの関節系の疾患

変形系関節症、股関節形成不全、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼などの関節系の疾患を持つペットは、低気圧の時、雨の前日、梅雨や台風の時期などに痛みが強くなることがあります。

このような天候の時にペットが痛がっていたら、かかりつけの動物病院に相談してみましょう。

脳腫瘍、てんかん、水頭症、前庭疾患などの持病

脳腫瘍てんかん水頭症前庭疾患などの持病があるペットは、低気圧の時などに発作が出ることがあります。天気予報を確認し、事前に注意をしておくことが大切です。

もし、天候が悪い時に頻繁に発作が見られるようであれば、かかりつけの動物病院に相談をしましょう。事前の対策や対処法を提案してくれるでしょう。

持病と気象病のことで、動物病院に相談する場合

気象が痛みや発作に関与していること示すために、普段から日記のようにメモを取っておくことをおすすめします。

  • 天気、気温
  • 痛みや発作が出た時間帯とその程度
  • 1日の行動・様子

以上の点を毎日記録しておくことで、獣医師も気象と体調の相関関係を把握しやすくなります。

高齢のペットも注意

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ペットも高齢になると免疫力が低下し、体調が変化しやすくなります。若いころは気にならなくても、加齢に伴い天気や気圧などの影響を受けやすくなるので、常に気にかけてあげてください。

病気や怪我が隠れていることも考えられるので、気になる行動・症状が見られたら、動物病院を受診しましょう。

まとめ

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今回は、天気・気圧の変化がペットに与える悪影響をご紹介しました。

少しの体調の変化から、疾患の痛み・発作の悪化まで、気象がペットに与える影響は様々です。ペットの気象病を知ることで、事前に対策を講じ、体調の変化をコントロールしてあげることができるでしょう。

関節系の疾患など、持病を持っているペットは特に気象の影響を受けやすいので注意してください。

季節の変わり目や梅雨や台風の時期には、ペットの体調をより一層気遣ってあげてくださいね。

雨の日でも快適に犬と散歩しよう!秘訣とおすすめグッズについて

みなさんは雨の日のお散歩はどうしていますか?いくらかわいい愛犬のためとはいえ、雨の日のお散歩は少し面倒になってしまいますよね。寒かったり肉球がふやけたりと、愛犬もあまり乗り気じゃないかも。

この記事では、雨が降っていても快適にお散歩するための方法とおすすめのグッズをご紹介します。

実際みんなどうしてるの?

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アイペット損害保険株式会社の「雨の日のお散歩に関する調査」によると、雨の日でも行くと答えた人は6割以上だそうです。特に、大型犬や中型犬の場合、「行かない」と答えた人はなんと23%しかいません。

お散歩に行かないとき、犬にどんな行動の変化が見られるかというと、一番多いのは「無駄吠え」だそうです。他にも、違う場所でトイレをしたり、いたずらが増えたり、食欲が無くなったりと、犬にとってお散歩を欠かすことはストレスの原因になるよう。

一方で、「雨の日にお散歩に行かない」と答えた方に理由を聞いたところ、41%が「お散歩後のお手入れが大変だから」、21%が「億劫だから」と答えています。また、「愛犬が嫌がるから」は31%。

少しでも雨の日のお散歩で「お手入れが大変」「億劫」と感じたことのある方は、以下の方法をチェックしましょう。

快適に散歩する方法とは

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雨の日の散歩で一番面倒なのが、排泄物の処理と汚れを落とすことです。

排泄物の処理

お散歩のときに排泄をするようにしつけているから、雨の日でも行かなきゃ…」という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。でも、雨が降っているなか後片付けをするのは少し面倒ですよね。

重要なことはまず、処理グッズが濡れないようにすること。普段から防水バッグのなかに処理グッズを入れておけば、雨の日に濡れてしまって後悔することはありません

また、ビニール袋で犬のうんちを掴むとどうしても袋が濡れてしまいます。濡れた袋は縛りにくいうえに、バッグのなかのものを汚してしまいます。そんなときは、別に大きめのビニール袋を用意しておき、その中へ入れてしまいましょう。

どろんこにならないように

いつものお散歩で公園や舗装されていない道を通る方は、雨の日はルートを変えるようにしましょう。舗装されていて、車通りの少ない道がベスト。タイヤの水はねを受けずにすみますし、事故も避けられます。

また、いつもよりリードの長さを短くして、近くを歩かせましょう。これは、歩道の端の植木につっこんで行ったり、草地に入ったりすることを防ぐため。水たまりも極力避けてください。水たまりにはたくさんの汚れや病原菌が生育しており、肉球にできた傷に付いてしまうと感染症を引き起こすことがあります。

雨具を用意しよう

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犬がびしょ濡れになってしまうと、家に帰ったあとが大変。犬に傘の下を歩いてもらおうとしてもとても難しく、濡れるものだと割り切ってしまうのも一つの手ですが、毎回の労力を考えると雨具を用意するのが得策です。

レインコート

レインコートには大きく分けて「オーバーオール型」と「ポンチョ型」の2つのタイプがあります。

オーバーオール型は頭から脚まで全身をすっぽり覆うことができます。濡れるところが最小限で済みますし、泥汚れも軽減してくれます。ただし、着脱に手間がかかり、全身がゴワゴワしてしまうため、服を嫌がる犬には向いていないかもしれません

ポンチョ型は四肢を通すことなく、上から被せるだけの簡単な雨具です。飼い主さんにとってもラクですし、犬が感じる違和感も少なくすみます。しかし、オーバーオール型に比べて面積が小さいため、脚やお腹の汚れは防げません。小雨程度ならじゅうぶん役立つでしょうが、大降りの日には不向きでしょう。

リード付きペット傘

レインコートを嫌がるわんちゃんにオススメの雨対策がこちら。リードの途中に傘が付いており、上から雨を防いでくれます。

とても画期的な商品ですが、あくまで上からの雨しか防げません。降りはじめてすぐや、小雨のときなら大丈夫ですが、どしゃ降りだと下から跳ねる雨水が多くあまり効果がないかもしれません。

また、大型犬を飼っている方は、サイズに注意しましょう。小さいと全身をカバーできません。

レインブーツ

脚に汚れや雨水が付着するのを防いでくれるだけでなく、肉球を守ってくれるのがこのレインブーツ。

雨の日にお散歩をしていると肉球がふやけ、傷つきやすくなってしまいます。足元も見えづらく、何か鋭利なものを踏んでしまうかもしれないため、レインブーツを履かせてあげると良いでしょう。

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まとめ

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雨の日に快適にお散歩する方法をいくつか紹介しましたが、一番肝心なのは飼い主さんと犬のモチベーションです。楽しくお散歩するためには便益だけでなく、犬も飼い主さんもお気に入りのグッズを選ぶことも重要。かわいいグッズを買えば、逆に雨が待ち遠しくなるかもしれません。

お散歩に行かない場合は、ストレスが溜まらないように配慮しましょう。家の中で遊ぶ時間をいつもより多くとるなどして、コミュニケーションをしっかり取ってあげてください。

雨の日も、愛犬と楽しく過ごしましょう!

ジメジメした梅雨に備えよう!雨の日特集

関東では、毎年6月の第1週ごろから始まる梅雨。北海道をのぞいて全国が雨雲に覆われます。雨が好きという方はいても、長いこと雨が続く梅雨が好きという方は珍しいのではないでしょうか?きっと、一部のペットを除いては、みんな同じ気持ちでしょう。

この記事では、おうちのペットと一緒にジメジメした梅雨を乗り切るために必要な情報を提供しています。この嫌な時期を少しでも快適に乗り切るため、万全の対策をしましょう。

犬編


雨ニモマケズ風ニモマケズ、いつも欠かさずお散歩に行く飼い主さんに私はなりたい。人間、そんなに意志の強いものじゃありませんよね。

雨に負けない飼い主さんにはもちろんのこと、雨に負けてしまう飼い主さんにも参考になる記事を2つご紹介します。ぜひご覧ください。

雨の日のお散歩

毎日の日課であるお散歩、雨の日でも行くべきなのでしょうか。犬にとっても、飼い主さんにとってもあまり気乗りがしませんよね?こちらの記事では、誰もが悩む、雨の日でもお散歩に行くべきなのかについての考察と、雨の日でもできる家の中での犬のストレス発散方法について紹介しています。

雨の日でも犬のお散歩は行くべき?雨の日の過ごし方とは?

雨の日のお散歩で注意すべきこと

「雨の日でもお散歩に行くよ」という方は案外多く、その割合は6割にものぼるそうです。そんな飼い主さんたちにオススメの記事がこちら。雨の日のお散歩で注意すべきこと、そしてレインコートやポンチョなど雨避けのグッズを紹介しています。

雨の日、犬の散歩で気をつけることとは?【おすすめレインコート】

猫編

猫と水
散歩のために外に行く必要のない猫も、実は雨に影響を受けています。特に、梅雨の時期は、少しだけ気をつけておきたいことがあります。

雨の日に猫が眠そうにしている理由

お外で雨が降っている日に、猫が家の中でグデンと寝そべったまま動かなくなる。これは猫の飼い主さんならわかる「猫あるある」ですよね。

猫を飼い始めてあまり日のたっていない飼い主さんは「もしかしたら体調を崩してしまったのかも」、「何かの病気かもしれない」と心配してしまうかもしれませんが、実はその原因は単に「雨」というだけかもしれません。以下の記事では、猫が雨の日に活動しなくなる理由を紹介しています。

雨の日に猫が眠そうにしている?その理由は複数あった!?

猫のための湿気対策

雨が降っているため湿度が高く、さらに気温も高い梅雨の時期は猫にとって、とてもしんどいものです。

その理由は2つ。1つは「体温調節をうまくできないから」、もう1つは「細菌が繁殖しやすいから」。きちんと対策を行って、猫と一緒に快適な夏を迎えましょう。暑さ対策、湿気対策については以下の記事を参照してください。

猫は湿気に弱い!梅雨と夏季の、湿気・暑さ対策まとめ

最後に

水たまり
一カ月超も続く梅雨は、人間にとってもペットにとってもあまり気持ちのいい時期ではありませんよね。不安定な天候が続き、外に出られないことが多くなるとストレスに繋がります。愛犬や愛猫の体調をよく観察しながら、しっかりと対策をして乗り切りましょう。

また、カビの繁殖を防ぐためにも、エアコンはドライモードに、必要があれば除湿機をかけるようにするのが鉄則です。

雨の日に猫が眠そうにしている?その理由は複数あった!?

雨の日は、学校や会社に行きたくない!家でゴロゴロしていたい!なんてこと、よく考えますよね。

実は猫も同じく雨の日はよく寝ており、あまり活動しません。体調が悪いのかな?と心配になるかもしれませんが、多くの猫が雨の日は寝ていたりおとなしくして過ごします。

そこで今回は、雨の日に猫が眠くなる理由についてご紹介します。

雨の日は餌が取れない

猫の狩り
肉食動物である猫は、かつては狩りをして生活していました。しかし、雨の日は獲物となる小動物はほとんど活動せず、成果が上がりません。

そのため、狩りができない雨の日には、寝ることによりエネルギーを蓄えて晴れた日に備えているのです。

低気圧の影響

寝ている猫
低気圧になると体にかかる気圧が下がり、血管が緩んで膨張します。この膨張した血管が神経を圧迫することにより頭痛や血液循環障害などを引き起こします。

「今日は体がダルいから気圧が低いな」などとピンポイントに当てている人をたまに見かけますが、猫も同様に気圧の変化が直接体調に影響するため、気圧の低い日はなるべく活動せずに寝て過ごします。

なお、低気圧になると脱水症状を起こしやすいので、猫がいつでも水を飲めるよう、常に水を用意してあげるといいでしょう。ストレスもいつも以上にかかりやすいので、穏やかに過ごせる環境を作ってあげてください。

そもそも水が嫌い

猫と水
猫の祖先とされているリビアヤマネコは、昼と夜の気温差が大きい砂漠で生息していました。猫の毛は脂分が少なく、一度ぬれてしまうと乾くまでに時間がかかります。ぬれたまま寒い夜になってしまうと気化熱により体温を奪われ、命に関わることもあるでしょう。

そのため、猫は本能的に水にぬれることを嫌うようになり、「雨の日は寝て過ごそう」となるのです。

眠気ホルモンの影響

寝ている猫たち
ここまで猫が雨の日に「寝る」原因をご紹介しましたが、猫は雨の日に、眠気ホルモンの影響も受けています。

睡眠を促す「メラトニン」というホルモンが関係しています。太陽の光を浴びることでメラトニンの分泌が止まり、猫は活動的になります。しかし、雨の日には太陽の光を浴びることができず、メラトニンが分泌され続けることで、眠気を引き起こしています。

ちなみに、この現象は人間にも当てはまります。寝起きに日光を浴びると目が覚めるといわれるのはメラトニンが関係しているのです。

最後に

寝ている猫たち
雨の日に猫がよく寝ているのにはしっかりとした理由がありました。できれば雨の日は猫に構ったりせず放っておいてあげましょう。しかし、あまりにも体調が悪そうにしている場合は、他の原因が考えられますので、一度獣医さんに見てもらってくださいね。

雨の日は人間も憂鬱になりがちですが猫も同様です。そんな日は猫の体調をよく観察しながら、一緒にのんびり過ごしてみませんか?

雨の日でも犬のお散歩は行くべき?雨の日の過ごし方とは?

犬にとって欠かせない日課となっているお散歩。できれば毎日お散歩に連れていってあげたいものですが、雨が降っているときは犬も人もびっしょりになってしまうのでちょっとためらってしまいますよね。

そんなときは、家の中での過ごし方を工夫してみましょう!

他の飼い主さんは雨の日でもお散歩しているの?

水たまり
雨の中、犬を連れてお散歩している人を見かけることがありますが、いったいどのくらいの人が雨の日にもお散歩に連れていくのでしょうか。

アイペット損害保険株式会社が2017年に実施したアンケートによると、6割の飼い主さんは雨の日でも犬のお散歩にでかけるようです。
~雨の日のお散歩に関する調査~ | 数々のNo.1受賞のペット保険【アイペット損保】

犬はお散歩に行けないとストレスを感じてしまい、無駄ほえが多くなったり、普段と違うところでトイレをしてしまうことがあるそうです。

これらは中型犬や大型犬になるほど割合が高くなる傾向にあります。室内では十分に運動できないことが犬のストレスに直結していると考えられます。

雨の日のお散歩

犬と傘
では、雨の日でもお散歩に行ったほうがいいのでしょうか?結論から言うと、雨の日でもお散歩は可能な限り行ったほうがいいでしょう。

なるべくトイレは外でさせないことがベターですが、お散歩のときにしかしない子もいます。そういった子の場合は、お散歩ができないとトイレができません。そうでなくても、お散歩は犬のストレス発散や運動不足解消には欠かせないものです。

普段は何気なくやっていることでも、犬にとっては重要なことだということを再確認できますね。ただし、普段からあまり外出をしたがらない子は例外です。様子を見て、嫌がっているようであればやめておくようにしましょう。

愛犬の様子をよく観察し、お散歩に行きたがってるようであれば、外が雨でもできるだけ連れて行ってあげましょう。また、あらかじめトイレトレーニングをしておくことで、トイレのためにお散歩に行かなくても済みます。

愛犬のトイレの失敗は3つのポイントを抑えれば克服できる!

室内でのストレス発散方法

ダルメシアンと少女
しかし、雨の日はなるべく家の中で過ごしたいという方も多いでしょう。どうしても行きたくない、というときもあるかと思います。そんなときは室内でストレスが発散できるよう愛犬と一緒に遊んであげましょう!

時間は?

30分から1時間を目安に、10分おきに小休止を挟みながら遊んであげましょう。あまり長く遊んでしまうと犬が興奮して飼い主がコントロールできなくなってしまうかもしれません。

おもちゃで遊ぼう

タオルやロープなどを犬に見せ、食いついたところでひっぱり合いをします。あまり夢中になると犬が興奮してしまったり、歯に負担がかかってしまうことがありますので、やりすぎには注意してくださいね。

他にもボールをちょっと遠くに投げる→取ってくるというような単純な遊びでも、犬にとっては良い運動になり、ストレスも解消されます。所有欲が強い子の場合には、ボールを占有してしまうかもしれないので、その子の性格に合わせた遊びをするようにしましょう。

ノーズワークをしよう

ノーズワークは、犬の鋭い嗅覚を使った遊びです。本格的なものは、警察犬や軍用犬が行うように、匂いのついたものを隠しておいて、それを探し当てるというゲームです。

いきなり本格的なものにチャレンジするのは難しいので、まずは下記のようなおもちゃの中にオヤツを隠し、それを探し当てられたら食べるという簡単なものにアレンジしても良いでしょう。犬の嗅覚をフルに生かすため、犬にとっては頭も体も使う遊びです。

かくれんぼをしよう

「待て」をさせている間に飼い主が隠れ、準備ができたら名前を呼んだり「おいで」と声をかけたりして探してもらいましょう。

大好きな飼い主を見つけられると犬もすごくうれしくなります。もし、うまく見つけてもらえなかったら、少しずつ顔を出すなどして難易度を下げてあげましょう。

呼び戻しのトレーニングにもなるため、この遊びは犬のトレーニングの観点から見ても良いものでしょう。

スキンシップを取ろう

犬は飼い主とスキンシップを取ることが大好きです。なでるのはもちろん、優しく話しかけてあげることでストレスが解消されます。

愛犬とスキンシップを取ることで飼い主も癒やされ、ストレス解消になるので一石二鳥ですね!

最後に

犬
雨の日でもなるべくお散歩には行ったほうがいいですが、さまざまな事情により、雨の日は家の中で過ごしたいという方もいると思います。

また、毎日お散歩に連れて行くようにしていても、突然、何かの急用で行けなくなってしまうこともあるかもしれません。犬は習慣で行動する生き物です。毎日の習慣が崩れることは犬にとっては大きなストレスですので、家の中で遊ぶことにも慣れておくといいかもしれませんね。