愛犬の足を守ろう!犬用の靴・靴下のすすめ。
いよいよ梅雨の時期が近くなってきましたが、雨の日のお散歩はわんちゃんの足がぐしょぐしょになってしまって、きれいにするのが大変ですよね。また、これからますます暑くなり、熱いアスファルトで肉球にやけどをしてしまうかもしれません。
今回は、そんなわんちゃんの肉球の心配に備えるべく、わんちゃん用の靴や靴下をご紹介します!靴や靴下を履かせることができれば、飼い主さんにもわんちゃんにもメリットが大きいですよ。
なお、これからの季節の散歩で気をつけたいことは、こちらでも紹介していますので、併せてご覧ください。
犬に靴や靴下を履かせるメリット・デメリット
「犬に靴を履かせるって、ちょっと違和感が…。」と思う方もいらっしゃると思います。まずは、犬に靴を履かせるメリットとデメリットを知ることから始めましょう。
メリット
- 肉球が傷つかない
- 足のケガを防げる
- やけど・しもやけ防止
- フローリングなどで足が滑るのを防ぐ
デメリット
- 履くことによるストレス(履くことを嫌がる)
- 爪や肉球で踏んばれないため、足を滑らせる
- 靴の中の蒸れや汚れで雑菌が繁殖したり、炎症がおこる
暑い季節にはなるべく涼しい時間帯にお散歩するのがベストですが、それでもアスファルトの温度は予想以上に熱いものです。また、地震などの災害で、地面に危険なものが散らばっている状態で避難をすることがあるかもしれません。犬用シューズを常備し、日頃から履かせる練習をしてみるてはいかがでしょうか。
犬に靴を履かせることに関しては、さまざまな意見があるとは思います。ただ、デリケートな部分である肉球を保護する役割を持つ靴や靴下ですので、状況に応じて使い分けられるようにしておくのは良いことではないでしょうか。履かせられるように準備しておき、履かない選択をするのは、何の問題もないでしょう。
足のサイズを確認しよう!
足に合わない靴や靴下を履かせてしまうと、脱げてしまったり、足をケガさせてしまう可能性があります。犬用シューズを購入する前に、まずはわんちゃんの足のサイズを測ってみましょう!ただし、正確に計測する必要があります。
測り方
愛犬を立たせて、もっとも足に体重をかけさせた状況で、足の地面についている部分の横幅の一番広いところを測ります。
ほとんどの商品は横幅が重要ですが、縦幅も必要な場合があるので、足のつま先から肉球の外側までの長さも測っておくと良いでしょう。
おすすめ犬用靴3選
さて、わんちゃんの足のサイズがわかったら、いよいよ購入です!おすすめの犬用シューズ3つをご紹介します。わんちゃんにぴったりの靴を見つけちゃいましょう!
ポウズ(PAWZ)ラバードッグブーツ
こちらは風船のようになっている靴で、ゴムになっているので脱げづらいのが特徴です。汚れてもゴム製なのできれいにしやすいです。かさばらないので、災害袋に念のため入れておくのもおすすめです。
Mud Monsters (マッドモンスターズ)
メッシュ素材で作られているのでムレにくく、靴底がゴム素材で足にフィットし、違和感が少なくなるのだとか。わんちゃんへのストレスが軽減できる靴です。
Grip Trex (グリップトレックス)
頑丈で分厚い靴底が特徴の靴で、アウトドアスポーツをしたり、山道や砂浜などを歩かせる時におすすめです。
洗濯機で選択できるのも便利ですね。
おすすめ犬用靴下3選
続いて、おすすめの犬用靴下3つをご紹介します。靴より、靴下のほうが柔らかいため、履かせやすいと言えるでしょう。いきなり靴を履かせるのではなく、靴下から徐々に慣らしていくことをおすすめします。
犬用靴下 Skitter
日本のメーカーが獣医師と共同開発した靴下として有名な Skitter です。足裏にはジグザクの滑り止めがついているため、床がフローリングであっても滑りにくくなっています。獣医師監修と言われると、安心感がありますよね。
犬用靴下 SPORT PAWKS
屋内・屋外ともに使用できる万能な靴下です。つま先上部から足裏にかけての幅広いシリコン加工の滑り止めで、フローリングや階段、畳の上での滑り予防アイテムとしておすすめです。
Loobani 犬用パッド
「靴下ではないじゃないか!」という意見はさておき。こちらの商品は、足の裏に貼り付ける形になっています。そのため、湿気がこもったり、雑菌が発生するかも、といった心配をする必要がありません。接着剤も低アレルギーのものを使用しているので安心です。
靴下にも慣れてくれない場合、全体を覆わないこういった商品から慣らしていくと良いかもしれません。
犬用シューズでわんちゃんを守ろう!
最近では、散歩中に靴を履いているわんちゃんを見かけることも増えてきました。しかし、靴や靴下の向き・不向きは、そのわんちゃんによって全く違います。紹介した商品以外にもたくさんの種類の靴・靴下があるので、わんちゃんにぴったりのものが見つかるまで、辛抱強く、いろいろな種類を試してみてくださいね。
人間の生活環境は、熱くなったアスファルトやゴミなど、わんちゃんの足にとって危険なものであふれています。また、室内飼いが増えたにも関わらず、フローリングの床が増えていることにより、何も対策をしていない場合は、足の関節にも負担をかけるようになっています。
犬用の靴や靴下でわんちゃんの足を危険から守ることができればうれしいですよね。靴や靴下に慣らすのは難しい場合もありますが、わんちゃんにとって敷居の低いものから始め、徐々に慣らしていくことができれば、足にかかる負担も減っていくかもしれません。これを機会に、犬用の靴や靴下にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
犬も大好きな雪!これだけは知っておきたい雪遊びの時の注意点
本格的に寒くなり、雪遊びの季節に入ってきました。
「犬は喜び庭駆け回り」という歌詞まであるように、犬は雪が大好きです。犬が雪の中ではしゃぎながら遊ぶ姿は、犬好きにはたまらないですよね。
しかし、雪遊びには思わぬ危険もあります。今回は、犬と雪遊びをするときの注意点や安全グッズなど、雪遊びをもっと楽しくするための情報をご紹介していきます。
犬と雪遊びするときの注意点
犬も大好きな雪ですが、飼い主さんが気をつけてあげたいことがいくつかあります。
事前に確認して楽しく遊びましょう。
肉球トラブル
雪遊びのトラブルとしてとても多いのが、雪遊び中の肉球の怪我。
雪に隠れた草木や氷の破片などで、知らない間に肉球を切ってしまった、ということもよくあります。
また、長時間寒さにさらされていると、しもやけになってしまいます。あまりのかゆさから患部を舐めたり噛んだりして、症状が悪化してしまう場合もあります。
これらを防ぐために、雪遊びをするときは滑りにくく、防水加工の施してある靴や靴下を履かせてあげましょう。
犬の靴下
さまざまなものが販売されていますが、靴下を履かせるのにも慣れが必要です。いきなり履かせても、違和感から嫌がる場合もありますので、事前に少しずつ履かせるようにして慣らしておいてあげましょう。
犬の靴
靴下よりも靴の方が丈夫で、足のサポートにも効果的ですが、靴下を嫌がる犬に対して履かせることはかなり難しいと言えます。靴下に慣れた上級者向けのアイテムと言えます。
厄介な雪玉
雪遊びで一番厄介なのが通称”雪玉”と呼ばれる雪の塊です。
犬の毛に雪が付くと、周りの蒸気や雪の水分が固まり、また雪が付いては固まります。これを繰り返すことで、雪が毛にびっしりと付いてしまう現象です。
顔周りやお腹、足に大量の雪玉ができ、遊んでいるうちに重くなって動けなくなってしまうこともあります。
そのままにしておくと、濡れたままの状態となり、犬の体が冷えすぎてしまう危険性もあります。
特に、以下の犬種は毛質の関係で雪玉ができやすいので、気をつけましょう。
-
・プードル
・コッカースパニエル
・シュナウザー
雪玉を防止するためには、防水・はっ水素材のある洋服を着せてあげましょう。防寒対策にもなるので洋服を着せることは大切です。
また、雪遊び前に毛玉防止スプレーをすると、かなり雪玉防止効果があると言われています。
毛玉防止スプレーは、毛がべちゃっとなるのを防いでくれるので、雪玉になりにくくてオススメです。
雪玉ができてしまったら
もし雪玉ができてしまった場合には、無理に取ろうとしないでください。犬の被毛が抜けてしまったり、皮膚を痛めてしまう可能性があるからです。
暖かい室内で、お湯を使ってゆっくりと一つずつ溶かしてあげましょう。
タオルやシートの上で行うと、床が水浸しにならずに済みます。
寒さや雪が苦手な犬もいます
アンダーコートがないシングルコートの犬種は、寒さに強くありません。
また、小型犬種や超小型犬種は体が小さいため、大型犬種に比べてて体温調整が苦手です。そのため、寒さに弱い子が多いと言われています。
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・チワワ
・トイプードル、タイニープードル
・パピヨン
・マルチーズ
・シーズー
・ヨークシャーテリア など
個体差もありますが、雪への興味よりも寒さのほうが勝ってしまい、すぐ家に帰りたがる子もよくいるようです。
また、子犬や老犬は体温の調整がうまくできないことも多いです。
子犬の場合には、抱っこをして雪に慣れさせるなどをして様子を見ましょう。老犬は体調に配慮してあげましょう。
雪遊び後のケアが大切!
洋服を着せてあげたとしても、犬の体は冷えてますし、濡れている部分もあります。濡れているとしもやけの原因にもなるので、タオルで拭いて、ドライヤーでしっかりと乾かしてあげることが大切です。
肉球が直接雪についてしまった場合は、肉球のクリームなどで保湿してあげると良いでしょう。
特に、ワセリンが効果的なことは、こちらでも紹介していますので、一緒に見てみてください。
最後に
犬が喜んで雪のなかを歩く姿は本当に可愛いものですが、肉球トラブルや、雪玉など注意すべき点はたくさんあります。
愛犬のためにも、いきなり雪の中に出すのではなく、様子や体調を見ながらその子にあった対策をすることが大切です。
しっかりとケアもしてあげて、愛犬と楽しい冬を過ごしてくださいね。