【クイズ】シニア犬は飲み込む力が衰える?食事環境を見直そう!
今回は、シニア犬の嚥下力についてクイズ形式でご紹介します。
それではさっそく、シニア犬の嚥下力クイズにチャレンジしてみましょう!
Q.1 嚥下能力が低下した犬に見られる様子として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「食欲が増す」です。
嚥下(えんげ)とは、口の中で咀嚼した食べ物をごくんと飲み込むことです。嚥下能力が低下すると以下のような様子が見られることがあります。
- ご飯やお水を飲む際に、むせたり吐き出すような仕草をする
- 口からご飯をこぼす
- よだれを垂らす
- 飲み込む動作を繰り返す
- 食欲が落ち込む
Q.2 シニア犬の適切な食事環境として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ドライフードをそのまま与える」です。
唾液が減り嚥下力が低下したシニア犬は、大きくて硬いドライフードをそのまま与えると、思うように飲み込めないかもしれません。ウェットフードにするか、ドライフードをぬるま湯でふやかして与えましょう。
ふりかけなど細かなパウダー状のものはむせやすいため、避けたほうが無難です。また、シニア犬は喉の渇きを感じにくいため、積極的に水を飲ませてあげましょう。
食べ物を胃にスムーズに送るためにも、食べる時の姿勢は大切です。床の上など低い位置だと、飲み込みづらくなり足腰や首に負担がかかってしまいますし、高すぎてもむせる原因になります。立った状態で胸のあたりの適切な位置に食器を置いてあげましょう。
ふりかけなど細かなパウダー状のものはむせやすいため、避けたほうが無難です。また、シニア犬は喉の渇きを感じにくいため、積極的に水を飲ませてあげましょう。
食べ物を胃にスムーズに送るためにも、食べる時の姿勢は大切です。床の上など低い位置だと、飲み込みづらくなり足腰や首に負担がかかってしまいますし、高すぎてもむせる原因になります。立った状態で胸のあたりの適切な位置に食器を置いてあげましょう。
Q.3 シニア犬の食事で気をつけたい誤嚥(ごえん)性肺炎の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「命に関わることはない」です。
誤嚥性肺炎の主な症状は以下の通りです。
- 呼吸が荒い
- 呼吸音が小さい
- 咳や鼻水が出る
- ゼーゼー、ヒューヒューという異常な呼吸音
- 元気消失
- 食欲低下
- 発熱
問正解/
問中
今回はこちらの記事から問題を作成しました。 詳細が知りたい人はこちらも読んでみてください!
シニア犬は飲み込む力が衰える?食事環境の見直しと誤嚥性肺炎
結果発表
問正解/
問中
シニア犬は飲み込む力が衰える?食事環境の見直しと誤嚥性肺炎
シニア犬は嚥下(えんげ)能力が低下する

- ご飯やお水を飲む際に、むせたり吐き出すような仕草をする
- 口からご飯をこぼす
- よだれを垂らす
- 飲み込む動作を繰り返す
- 食欲が落ち込む
シニア犬がご飯を飲み込みづらくなる理由

1. 食事が合っていない
原因のひとつとして、フードがシニア犬の体の状況に合っていないことが挙げられます。 硬いものや大きいもの、ドライフードなど水分の少ないものは飲み込みづらく、ふりかけなど細かなパウダー状のものはむせやすいです。2. 食事時の体勢が悪い
食べる時の姿勢によって、ご飯が飲み込みづらくなっている可能性があります。 食器を床の高さに置いた場合、前足や首へ負担がかかり飲み込むことが難しくなってしまいます。逆に、高すぎてもむせやすくなってしまいます。3.脳や神経などの病気
認知症や脳・神経の病気によって、口や舌をうまく動かすことができなくなることがあります。 また、口腔内の病気による痛みで、口を開けたり噛んだりできないことも。 その他の病気による体の機能の低下も、食事の飲み込みに影響することもあります。シニア犬の食事環境を見直そう

1.フードの見直し
大きくて硬いフードをそのまま与えることは避け、水分を含んだ柔らかいフードを与える事をおすすめします。 ドライフードをぬるま湯でふやかしてあげても良いですし、それでも食べにくい場合は、とろみのあるレトルトや缶詰のフードを混ぜてあげると良いでしょう。 また、体温に近い温度の食べ物はむせやすい傾向にあるため、温めたフードは少し冷ましてから与えましょう。2. 水分に気をつける
シニア犬は喉の渇きを感じにくいため、積極的に水分を飲ませることも大切です。 口腔内の水分が増えることで、食べ物が喉を通りやすくなり、口の中を清潔に保つ役割も期待できます。犬用のスープやミルクなどを与えても良いでしょう。 食事の水分が多すぎると、かえって食べづらくなることもあるため、愛犬の様子を見ながら水分量を調節しましょう。2.食事時の体勢の見直し
食べ物を胃にスムーズに送るためにも、食べる時の姿勢は大切です。 床の上など低い位置だと、飲み込みづらくなり足腰や首に負担がかかってしまいます。高すぎてもむせる原因になります。 立った状態の胸の位置あたりに食器を置いてあげましょう。 足腰が弱ってしまい立つことが難しいワンちゃんの場合も同様に、フセをした状態の胸の高さに食器を置きます。横になった状態や体がねじれている状態では、食べさせないようにしましょう。誤嚥(ごえん)性肺炎に注意

誤嚥性肺炎の主な症状
- 呼吸が荒い
- 呼吸音が小さい
- 咳や鼻水が出る
- ゼーゼー、ヒューヒューという異常な呼吸音
- 元気消失
- 食欲低下
- 発熱
まとめ
