マンションやアパートに住んでいる方は必見!オススメの飼いやすい犬種3選
例え、ペット可の物件であったとしても、「賃貸マンションにおいて、どんな犬なら飼いやすいのか」が気になる点ではないかと思います。
そこまで広くない賃貸で飼う場合、適していると考えられる犬の条件は、以下の6点です。
- 賢く、しつけがしやすい
- ニオイが少ない
- 抜け毛が少ない
- 無駄吠えが少ない
- 温厚な性格である
- 遺伝的な疾患が少なく丈夫である
今回は、これらの条件を加味しながら、アパートやマンションでも比較的飼いやすい、オススメの犬種を3つ紹介していきます!
1.トイプードル
身体的特徴
独特なカールのかかった柔らかな被毛に覆われているのが特徴的です。体長と体高がほぼ同じで、どちらも24〜28センチ程度です。
性格
トイプードルはとても賢く、学習能力が高い犬種です。性格はとても温厚で愛情深く、他の犬や動物ともうまく関係を築くことができます。
好奇心が強く、初めて見るものや嗅ぐ臭いには敏感に反応します。
飼いやすい理由
学習能力が高いため、しつけがしやすいと言われています。教えられたことは早い段階で理解することができます。
賢いということは逆に人間にとって都合が悪いことでもすぐに学習してしまうとも言えます。無駄吠えをしやすいと言われることもありますが、飼い始めのうちにしっかりとしつけをすることで、防ぐことができます。
また、抜け毛が少なく、臭いもあまりしないので、お部屋を清潔に保ちやすいとも言えます。
しかし、毛が抜けないから手入れが楽だというわけではなく、頻繁にブラッシングをする必要があります。ブラッシングを怠ってしまうと、カールした毛が絡まってフェルト状になってしまいますので、注意が必要です。
温厚な性格であることも、室内犬として飼いやすいと言われる理由の1つでしょう。
2.マルチーズ
身体的特徴
マルチーズはまっすぐで純白の長い被毛が特徴的です。
成犬になっても30cmに満たない小さな体で、ぬいぐるみのように可愛らしい容貌をしています。
性格
マルチーズは従順で温厚、そして明るい性格を持った犬です。
時には大きな犬にも立ち向かっていくような気の強い面や、神経質な面を見せることもあります。
飼い主や家族に対しては温厚で甘えるような可愛らしさを見せますが、他の犬や知らない人にはシャイな振る舞いをすることもあるようです。
飼いやすい理由
換毛期がなく、普段の抜け毛も少ないため、服や床に毛が散らばって汚れるようなことは多くないと思います。
しかし、長くてストレートな毛は絡まりやすく、比較的伸びやすくもあるので、定期的なカットは必要です。トリミングを怠ってしまうと、毛を引きずって歩いてしまい体が汚れてしまいます。ブラッシングも毎日行うようにしましょう。
マルチーズは昔から室内で飼われ続けてきた歴史を持つ小型犬なので、長時間の散歩や激しい運動は必要としません。
毎日20分程度の散歩と室内での遊びで十分と言われています。
3.シーズー
身体的特徴
シーズーは低くてペチャっとした鼻と小さな体、長毛の豊かなダブルコートが特徴的な犬です。
毛の色は個体によって様々で、遺伝によって模様も多くのバリエーションがあります。
性格
シーズーは遊び好きで活発な面と、穏やかで落ち着いた面の両方を持ち、他人や他の動物に対しても友好的に接することができまます。
愛情深い上に思慮深いので、子供の面倒を見たり、家族の雰囲気を察した行動をとこともあります。賢くて理解力もあるので、コミュニケーション能力に長けていると言えるのも特徴です。
飼いやすい理由
シーズーは小型でがっちりとした体格をしているので、十分な運動をしないと太ってしまうことがあります。
しかし、十分な運動といっても小型犬であるので毎日30分程度の散歩で十分です。一人暮らしのOLさんにとっても、嬉しいですよね。
臭いも少なく抜け毛も少ないとされていますが、長毛のダブルコートは汚れが溜まりやすいため、毎日のブラッシングは欠かさずに行うようにしましょう。
最後に
賃貸マンションで犬を飼うときは、吠え声が隣に響いたりしないか、室内が犬にとって狭すぎたりはしないかなど、気になることがたくさんありますよね。
今回紹介した犬種3つに限らず、飼いやすいとされている犬種は他にもいます。
気になっている犬種がいたら、生活環境も考慮してペットショップの店員さんと相談してみるといいでしょう。
珍しいけれど実は飼い猫向きな猫おすすめ4種!
今回は、みんなが知らないような猫の種類ではあるけれども、実はとっても飼いやすいという種類をまとめてみました!詳しい情報も載せてあるので、是非、猫選びの参考にしてください!
珍しい猫の魅力とは
みなさんは誰も飼っていないような猫を飼ってみたいと思ったことはありませんか?周りが飼っているような人気の猫を飼ってしまうのは少し安直な気がするかもしれません。特別で、周りの皆が飼っていないような見た目の猫だと、非常に愛着が湧くものだと思います。
でも、人気な猫の種類には、飼いやすさや病気のなりにくさなど、人気になるだけの理由があるので、そっちを飼う方がいいのではないか?とか思ってしまうのではないでしょうか。また、周囲にいないような珍しい猫を飼ってしまったら、飼い方のアドバイスなどの情報も少ないのでは?と、不安になってしまう方も少なくないと思います。
そんな方のために、この記事では、身体的特徴や性格、飼うときのポイントまで紹介しています。もし、気になる子がいたら、ぜひ詳しくチェックしてくださいね!
今回紹介する猫の種類一覧はこちら!
- アメリカンカール
- シャルトリュー
- シンガプーラ
- サイベリアン
クルッと反った耳を持つアメリカンカール
身体的特徴
アメリカンカールは筋肉質で、平均的な体重3~5kg、小型のスリムなセミ・フォーリンです。脚は中くらいの長さで、しっぽは長く、くさび型の頭部にクルミのような形の目、特徴的な耳は、後方外側に巻いています。被毛には長毛と短毛の両方があります。模様や毛色にも大きく個体差があります。
性格
アメリカンカールは大人しく明るい性格です。人懐こく、他のペットとも仲良くすることができます。家族に対する愛情が深く、甘えん坊で成猫になっても子猫のような甘え方をすることから「猫のピーターパン」という愛称があります。
飼うときの注意
アメリカンカールは遊び好きではありますが、人に構われることが好きなタイプで、あまり激しい運動は必要としません。ですが、毎日十分に遊んであげることが必要になってきます。細く柔らかい下毛がほとんどないので、もつれが少ないのも特徴です。ただし、綺麗な毛質を保つためにも毎日ブラッシングしてあげてください。
比較的新しい猫種でありながら比較的遺伝的疾患の少ない種として知られています。
微笑みの猫シャルトリュー
身体的特徴
シャルトリューは、ロシアンブルーやコラットと並んで、その毛色からブルー御三家と呼ばれることもあります。肩幅が広く胸板の厚いがっしりした体格をしていますが、手足や首は短めで、体の割に細い四肢をしています。平均体重は4.5〜6kgのセミコビータイプです。微笑んだように見える口元から微笑みの猫と呼ばれています。
性格
シャルトリューは穏やかで賢く、飼い主に従順で忍耐強い性格です。甘えるのも好きですが、嫉妬深いというほどではなく、さりげなく人のそばに寄り添います。
飼うときの注意
体格が大きく運動量も少なくないため、しっかりしたキャットタワーを用意してあげてください。飼い主に対する独占欲も少ないので、複数等で飼育することも可能です。短毛ですが被毛が密集して厚いです。皮膚疾患の原因にもなりかねないので、夏は涼しい環境を維持しましょう。週に何度かブラッシングをしてあげてください。
比較的頑強な猫として知られていますが、ペルシャ猫の血の影響で、のう胞腎などの疾患が他の猫種より起きやすいとされています。
小さな暴れん坊シンガプーラ
身体的特徴
シンガプーラは現存する純血種の猫としては世界一小さいとされており、標準的な体重が2kg~3kgの小さな猫です。その体格は小さいものの筋肉質で、しっかりした体に先細りの長めのしっぽがあるセミコビータイプです。丸い頭部の両端に付け根の広い耳がついており、くっきりしたアーモンド形の眼を持っています。
性格
シンガプーラは大変な甘えん坊で人間好きな猫です。とても好奇心が強く、飼い主の行動の様々に興味を持って手を出したり体の一部に飛び乗ろうとします。
他の猫やペットに対しては嫉妬することもあり、自分を一番可愛がって欲しいという猫です。
飼うときの注意
高い家具から人間の頭に飛び移ったりするなど、とても活発でやんちゃな猫なので、怪我のないように注意が必要です。非常に賢いため、しつけは比較的容易だそうです。被毛の手入れも定期的なブラッシング程度で十分です。神経が過敏な面もあるので、静かな環境で飼うようにしましょう。
遺伝的疾患が起こりやすく、貧血や心臓の病気に注意する必要があります。
晩熟する猫サイベリアン
身体的特徴
サイベリアンは丸みを帯びた輪郭と耳、大きな目を持ち、背は高くアーチ型で、重量感を備えた筋肉質な体格をしています。ロング&サブスタンシャルタイプの体型で、体重は4〜9kg、オスは時に10キロを超える大型の猫です。
性格
性格は温和で親しみやすく、頭も良く、従順さと賢さに加え忍耐強さをも備え持ちます。社交的ではあるものの、愛玩用の受動的な猫とは遊びたがらないなど、仲間として認めない相手には冷淡な面があります。テリトリー意識も強めです。
飼うときの注意
サイベリアンは大型にも関わらず運動能力が高く、高いところにも喜んで駆け上がります。そのため大きく頑丈なキャットタワーと広い空間を必要とします。愛情深いものの、依存心はほどほどなので留守番もできます。
毛色の白い個体については悪性腫瘍が起きやすい系統があることが確認されているので、小さな“おでき”などにも注意して早めに動物病院を受診しましょう。
いかがでしたか?
今回は珍しい種類の猫の中でも飼いやすいものを選んで紹介しました!これから猫を飼うことを考えている人は、これから迎える猫種選びの参考にしてください。
猫アレルギーだけど飼いたい!アレルギーに優しい猫7選
アレルギーに優しい猫たち
「猫が大好きで飼いたいけれど、アレルギー持ちで飼えない」という方も多いのではないでしょうか。私も実はアレルギー持ちです。ですが、全く飼えないというわけではありません。猫の中にも、「アレルギーに優しい(アレルゲンが比較的少ない)猫」がいるのです!
1. アレルゲンが少ない「サイベリアン」
アレルギーの症状が出にくい猫として有名なサイベリアン。猫アレルギーを持っている人の75%もの人が、症状が出なかったという結果も出ています。
参考:catstar
サイベリアンは長毛種ですが、唾液に含まれる糖タンパク質(Fel D1)の生成量が少ないとされています。
2. 飼いやすい猫としても注目「ロシアンブルー」
抜け毛が少ない猫ちゃんです。飼い主さんへの忠誠心が強く、その様子はまるで犬みたいだと言われます。大人しく、ゆったりとした生活と一緒に楽しみたい方にオススメです。
「初めてでも飼いやすい猫5選」の中でも紹介しています。
3. 好奇心旺盛なヒョウ柄猫「ベンガル」
抜け毛が少ない猫ちゃんです。成長していくと、さらに模様がはっきりとし、毛並みも艶やかに綺麗になって行きます。水遊びが好きという猫には珍しい種類です。
好奇心が旺盛で活発なため、一緒に元気に遊びたいという方にオススメです。
4. 最も美しい猫の異名を持つ「シャム」
抜け毛が少なく、短い毛を持つ猫ちゃんです。とても運動好きで、個性的な子が多いと言われています。飼い主さんへの懐き度も高く、一緒に遊びたい人にオススメです。
運動量が多いため、広いスペースと遊んであげられる時間の確保が必要になります。
5. 優しさと活発さ「オリエンタルショートヘア」
毛が短いため、アレルギー持ちに優しい猫ちゃんです。シャムの体型に、様々なカラーバリエーションを持たせるべく交配をして生まれました。シャム猫と同じように賢さと活発さがあり、加えて優しいところ・甘えたがりなところがあると言われています。
6. 長毛種でも飼える!「バリニーズ」
長毛種ながら、アンダーコートが少ないために、抜け毛が少ない猫ちゃんです。シャムにターキッシュアンゴラの血が混ざり、突然変異として生まれた子を確立させ、今のバリニーズとなりました。基本的にはシャムと共通点が多いので、「シャムの長毛種ver」と考えて良さそうです。
少しわがままで甘えん坊な子多いと言われ、人懐っこいと言われています。
7. 猫界のプードル「デボンレックス」
クルンとした毛が特徴で、抜け毛が少ない猫ちゃんです。プードルのように巻き毛で、肌触りの良さから「スエードのよう」とも言われています。犬アレルギーを持つ人に優しい犬として「プードル」が挙げられますが、巻き毛は抜けにくいため、アレルギー持ちに優しいのです。
好奇心旺盛で、甘えたがりなデボンレックス。猫には珍しいのですが、嬉しいことがあると犬のように尻尾を振ります。感情も豊かで、賢さも兼ね備えている猫ちゃんです。
アレルギーに優しい猫の共通点3つ
これまで7種類の猫ちゃんをみてきましたが、アレルギーに優しい猫の共通点をまとめてみました
- 毛が短い、少ない
- 抜け毛が少ない
- 巻き毛で、抜け落ちにくい
- アレルゲンである糖タンパク質の生成量が少ない
こういった猫は、アレルギー持ちにも比較的飼いやすい猫と言えるでしょう
メス猫の方がアレルギーに優しい?
毛という観点以外でも、「オスかメスか」「去勢手術前か後か」というところでも、アレルギー反応に差が出てきます。
オス猫が多く持つテストストロンというホルモンが、アレルギーと関係があるとされています。そのため、オスよりメスの方がアレルギー症状が出にくいと言われています。
オス猫も、去勢した後の方がアレルゲン生成量が少なくなるという研究結果が出ています。
アレルギー持ちでも諦めたくない。
「猫アレルギーを持っているけど、どうしても飼いたい」という気持ち、すごくよくわかります。記事を飼いている筆者も、アレルギー持ちです。それでもペットが大好きなので、ありとあらゆる方法を調べました。
アレルギーに優しい猫だからと言って、症状が全くでないわけではありません。アレルギーにも軽症なものから重症なものまで幅広くあります。自分の症状を把握し、くれぐれも無理はしないようにしてくださいね。
アレルギーの詳しい対策方法はこちら
他の、猫の種類に関する記事はこちら
犬と猫、飼うならどっちがオススメ?あなたにぴったりなのはどちら
ペットを飼いたい!そう思った時に、犬と猫どちらを飼えばいいのか悩みますよね。どちらもかわいいし、それぞれの良さがあるから選べない…。
そんなあなたのために、犬と猫それぞれのメリット・デメリットを踏まえてまとめました。
自分はどちらの方があっているのかを知るために、飼いやすいのはどちらなのかなど、犬と猫の比較をする5つの項目を用意しました。
人気なのは?
ペットというと犬と猫のどちらを思い浮かべるでしょうか。今まで飼育頭数がトップだったのはずっと犬でした。が、なんと2017年には猫の飼育頭数が犬より多くなり、逆転したのです。
2017年12月に、一般社団法人ペットフード協会が行った全国犬猫飼育実態調査によると、飼育数はほんのわずかな差で猫の方が多いという結果になっています。
全国犬猫飼育実態調査結果(一般社団法人ペットフード協会)
思えば、世間は空前の猫ブーム…。数年前から猫カフェが流行し、雑誌は猫特集であふれています。
上記の調査結果を見ると、同時に飼い主の皆さんが老犬、老猫の介護という問題に突き当たっていることがわかります。これは、アンケート結果の「あったらいいと思う飼育サービス」からうかがい知ることができます。これは、生き物を飼うと必ず生じる問題です。いくらブームだとは言え、どんな問題が生じようとも、命が尽きる最後まで添い遂げる覚悟で飼育を始めて欲しいと願うばかりです。
飼いやすいのは?
ペットを初めて飼う人や、忙しくてあまりお世話をする時間がない人にとって、「飼いやすさ」は重要ですよね。飼いやすいのは圧倒的に猫と言えるでしょう。
-
【猫のメリット】
・散歩に行かなくて良い
・お留守番が、犬よりも得意
・鳴かないor 鳴き声が小さい
・世話が少なくて良い(トリミングなど)
犬はこれと反対で、必要な世話(散歩、しつけ、トリミングなど)が多く、またあまりお留守番に強くないため時間をたっぷり割いてあげる必要があります。手間のかからなく、飼いやすいのは猫です。
お金がかからないのは?
金銭面で飼いやすいは、これも猫です。今猫がブームになっている理由の1つでしょう。
犬は、生涯費用として180万円を超えると計算されています。一方猫は、95万円ほどとされており、半分ほどの費用計算がされています。毎月かかるお金も、犬が1万円に対して、猫は5000円ほど。
やはり、犬を飼うお金の半分で猫を飼うことができます。
なぜこんなに違うのかというと、犬は
-
【なぜ犬の方が費用面で負担が大きいのか】
・毎年の狂犬病注射がある
・シャンプー・トリミング代がかかる
・その他、必要なお世話にお金がかかる(しつけ教室、ドッグランなど)
といった、お金のかかるお世話や医療費がかかってしまうからなんです。
もちろん猫を飼うのにもお金はかかります(ワクチンやノミ・ダニ予防などは、猫も犬もあります)が、犬を飼うよりは費用がかからないと言えるでしょう。
詳しい費用の概算などはこちらを参考にして見てください。
一緒に遊べるのは?
ペットと一緒にキャンプへ行ったり、スポーツを一緒に楽しみたいと思ったことはありませんか?
そんなアウトドア派の方には犬がオススメです。最近は犬と泊まれる旅館やコテージなどもだいぶ増え、一緒にお出かけがしやすい時代になりました。
また、犬とはアジリティなどのドッグスポーツも楽しむことができます。ディスクキャッチなど、休日に外で思いっきり愛犬と遊ぶ、なんてことも楽しいですね。
懐いてくれるのは?
ペットが自分に懐いてくれ、より親密な家族になれるのは犬だと言えるでしょう。世話が大変と言ってきましたが、それが犬の良さです。
犬は太古の昔から、人間とともに暮らしてきました。人と協力し、信頼し、熱い絆を結ぶことができるのが犬を飼う上で良いところです。
一方猫は、人間にべったりと言うよりかは(そういった猫ちゃんもいますが)一緒に暮らしている同居人のような存在と言って良いのではないでしょうか。懐いて欲しい!たくさんお世話したい!という方には犬がオススメと言えるでしょう。
寿命が長いのは?
できることなら長生きして欲しい。それがペットを飼う人たちの共通の願いです。
2018年に一般社団法人ペットフード協会が発表した全国犬猫飼育実績調査によると、犬の平均寿命は14.29歳、猫の平均寿命は15.32歳で、1年ほど猫の方が寿命が長いことが分かりました。
犬種や猫種によって寿命の長さもさまざまなので、このことから一概に「猫の方が長寿である」とは言えません。ですが、どうやら猫のほうが犬よりも少しだけ、長い時間をともにできるようですね。
大切な家族がいなくなってしまうのはとても悲しいことですが、健康に気を付けた飼育を心がけて、たくさんの時間を共有できるといいですね。
自分はどちらがあっているのか
費用なども含め、飼いやすいのは猫だと言えますが、一緒にあそんだり仲良しの存在になってくれるのは犬と言えるでしょう。
どちらが良い・悪いとは一概に言えず、それぞれのライフスタイルや好みから考えましょう。
犬は濃い関係性を持つ家族のような存在に。猫は一緒に暮らしを楽しむ同居人のような存在になってくれるでしょう。
みなさんが、自分にあったぴったりのペットと出会えますように!
「賢い犬=飼いやすい」が間違っている3つの理由。賢い犬ランキングも
皆さんは「飼いやすい犬」というと、どんな犬を思い浮かべますか?「しつけやすい犬、賢い犬が育てやすいのでは…」と考える人も多いのではないでしょうか。犬種によって賢さがある程度分かれていますが、実は賢い犬を飼うのは必ずしも簡単ではない理由を3つお伝えしたいと思います。また、賢い犬とは実際にどんな犬種がいるのかも載せておきますので参考にして見てください。
1、良くも悪くも覚えがいい
子供時代、悪い方向に知恵を働かせた時「本当にずる賢いね…」と言われた経験はありませんか?頭の良い子は、よくも悪くも物覚えが良いものです。それは犬も一緒で、きちんとしつけができていないと、頭がいいゆえにしっかりと記憶してしまいます。例えば、おやつが欲しいと要求したらもらえたので、「頼めば美味しいものが食べられるんだ!」と学習してしまうなどが挙げられます。ダメなものはダメと教えることができないと、人間から見て問題行動ばかり起こす子にもなりえます。
2、人間を見る目がある
賢い犬は、飼い主さんを「自分が従うに値する存在なのか」を把握しています。賢い犬は飼い主に従順、と思われがちですが、それはきちんとトレーニングできた場合にいえることです。犬が「この人に従おう」と思ってくれなければ、いうことを聞いてくれません。犬が飼い主を自分より上と認めなければ、主従関係は逆転してしまいます。つまり、主従関係をきちんと構成できないのであれば「飼いにくい犬」になりかねません。
3、ストレスから問題行動へ
頭がいい犬といえば、ボーダー・コリーやレトリーバー系、ジャーマン・シェパードなどが挙げられるでしょう。こう言った犬たちは、元々人間と一緒に仕事をしてきた犬たちです。人から指示をされて達成し、褒められることを好みます。また、牧羊犬や猟犬として活躍してきた犬たちは、運動が大好きです。このような犬たちにとって、人とのコミュニケーションがなかったり、運動量の不足は大きなストレスとなってしまいます。問題行動の原因はしつけができていないことだ!と思いがちですが、実はストレスが原因であることは少なくありません。
賢い犬種にはどんな犬がいるの?
犬の知能研究の第一人者と言われる、スタンリー・コレン氏の研究結果に基づいたランキングとなっています。参照元はこちらから見ることができます。
1位 ボーダー・コリー
ドッグスポーツの大会などのイメージも強いボーダー・コリー。知能だけでなく、運動能力もトップクラスです。犬と何かをするよりも、人と作業をすることを好むと言われています。指示されたことを行うことを楽しんですることができ、自分で判断して取り組むことができます。
スポーツを一緒に楽しめる犬としても過去に紹介しています。
2位 スタンダード・プードル
意外に思う方もいるかもしれませんが、プードルはとても賢い犬です。もともと猟犬のため、聡明で運動能力も高い犬種です。アジリティなどのドッグスポーツはもちろんのこと、最近は災害救助犬としても注目をされているようです。
3位 ジャーマン・シェパード
警察犬といえばシェパードのイメージがありますよね。聡明なことはもちろん、その優れた嗅覚や洞察力は様々な現場で活かされています。精神面でもとても強く、責任感を持って任務を完了させることができます。
素質を活かせるかどうかは飼い主さん次第
賢い犬種だからと言って、最初から指示に従ってくれるわけではありません。才能があったとしても、それを活かせるかどうかは飼い主さん次第です。犬を飼うときには、希望する特徴(飼いやすい、運動量が少ない、人懐こいなど)があるかと思います。その際には、自分がしっかりと時間をとってしつけを行えるのか、十分な運動をさせてあげられるのかなども考えてくださいね。
もちろん、犬種だけでなく、個々の特性や性格もあるので一概には言い切れないことはご了承ください。
ひとり暮らしにオススメ!お世話がしやすくて癒されるペットとは?
一人暮らしをしていると、何だか寂しい…と感じることはありませんか?でも、一人暮らしでペットを飼うのっていろいろと不安ですよね。
「ペットは飼いたいけれど、犬みたいに毎日散歩させるのは大変。旅行も行きたいから、お留守番もできる子じゃないと飼えないよ〜!」という方も多いと思います。また、一人暮らしの方のほとんどは、アパートやマンションにお住いのはず。そんな中、ペットを飼うときはご近所さんに迷惑がかからないかも気になりますよね。
一人暮らしの方がペットを飼うときに気になるであろう「なつきやすさ・性格」「鳴かない・吠えないか」「臭いがきつくないか」の3点に着目し、お散歩が必要なくお留守番も得意と言われている、うさぎ・デグー・猫の中でも、特に飼いやすい種類をそれぞれピックアップしました。
うさぎ
可愛く、一人暮らしでも飼いやすいペットとしてオススメなのがうさぎです。
「うさぎは寂しいと死んじゃうんじゃないの?」という心配は無用。それは都市伝説です。2日くらいなら、お留守番も我慢できるよう。ですが、うさぎはたくさん水を飲むので留守の間も綺麗な水を十分な量用意できるようにしないとなりません。
ストレスによって食欲不振になってしまい、そこから病気を引き起こすこともあるのでご注意を。初期費用:1~3万円
飼育費用(月々):5000円前後
うさぎに関しては、こちらの記事もご参照ください。
オススメのうさぎの種類
ネザーランド・ドワーフ
ネザーランド・ドワーフは、小さくまるっとした体が特徴的なうさぎです。頭がよく、トイレもすぐに覚えてくれるため、一人暮らしの方には向いていると言えるでしょう。
とても人懐っこく、触ったり、抱っこをしてもあまり嫌がりません。
うさぎは、声帯がないため犬や猫のようには鳴きません。しかし、怒った時は鼻を鳴らして「ウー」と言ったり、足を「ダン」とふみ鳴らすことがあります。
においは、うさぎは草食動物なので、肉食動物に比べてにおいは少ないようです。しかし、おしっこのにおいが強いので注意が必要です。
ダッチ
別名「パンダうさぎ」とも言われるダッチ。その名の通り、白と黒のパンダのような模様が愛らしいです。
太ると病気になりやすくなってしまうので、エサの量や運動には気を使わなくてはなりません。
ダッチは温和、従順で賢く、人懐っこい性格です。ネザーランド・ドワーフ同様、声帯がないため鳴きません。
また、においについても、トイレの場所を覚えさせ、こまめに綺麗にすれば問題ありません。
デグー
まだまだ日本での認知度は低いですが、ヨーロッパではポピュラーなペットです。一人暮らしのペットとしてじわじわ人気上昇中のデグー。べったりとしたコミュニケーションを望む方にオススメ!
デグーはエサの量を十分入れておけば、長めのお留守番もできるようです。
初期費用:1万円前後
飼育費用:5000円前後
デグーは、ネズミの仲間ではありますが、うさぎやリスっぽさもありとても可愛らしいです。また、これから紹介するようにデグーにも複数の種類があり、同じ種類でもそれぞれ顔が違うのでぜひ比べて見てください!
デグーの飼い方をもっと知りたい方は、こちらの記事もご参照ください。
オススメのデグーの種類
デグーは、毛色で種類が分けられます。
アグーチ
アグーチは、デグーの野生種です。野生種は品種改良されていない種類のことです。そのため他色のデグーに比べ体が強く育てやすいようです。
アグーチだけでなく、デグーは共通して賢く、人懐っこいです。
デグーは、ハムスターなどに比べて、鳴き声で感情表現をすることが多くあります。特に、仲間を呼ぼうとしているときや不安があるとき、警戒しているときに比較的大きな声で鳴くようです。
また、フンや、食べ残し、水の飲み残しなどが原因でにおいが強くなることがあります。そのため、においを抑えるには食べ残しが無い量のエサを与えたり、ケージなどを清潔に保つ必要があります。
ブルーパイド
ブルーパイドは、ブルー色でぶち柄のデグーです。「パイド」とは、色ではなく、「ぶち柄」を表しています。
ほとんどの特徴はアグーチと変わりませんが、ブルーパイドの方がおとなしく穏やかな性格です。しかし、体が弱いので、アグーチよりも上級者向けかもしれません。
猫
犬に比べると毎月の飼育費は安いのですが、それでも小動物に比べるとやはりかかってきます。毎月5000円〜10000円ぐらいです。また、避妊手術の際に25000円ほどかかります。
しかし、一人暮らしで寂しさを感じたときはこの可愛さで癒やしてくれるでしょう。ペットとしての存在感はありつつ、比較的飼いやすいかと思います。飼い主さんが家を留守にすることになっても、しっかりと準備をしていけば3日程度なら大丈夫なんだそう。
オススメの猫の種類
ラグドール
おっとりとしていて、優しく、抱っこをしてもいやがらない温和な性格です。
他の猫に比べて成長スピードがゆっくりなので、長い時間を一緒に過ごすことができない飼い主さんでもその成長をよく見守ることができるのではないでしょうか。体は大きくなりますが、騒がしく動き回ることがないのでアパートでも安心して飼うことが出来るでしょう。毛が長いため、においがこもりやすくはありますが、家の中で飼う分には気にならないと思います。
シンガプーラ
シンガプーラは世界一小さな猫の種類であるとされています。短毛種なのでケアがしやすいでしょう。
甘えん坊な性格で、とても人懐っこいです。鳴き声も小さいので、おとなしい猫ですが、神経質なのでストレスがたまらないようにしてあげないといけません。
ひとり暮らしなら押さえておきたい5つのポイント
ペットを選ぶ際に気をつけたいところは
匂い
鳴き声
飼育費
散歩の有無
留守が得意か
の5点です。
一人暮らしをしていると、やはり寂しさを感じることもありますよね。ペットを飼いたいと思っても、今まではそのお世話の大変さから諦めていた方も多いのではないでしょうか。一人暮らしであれば全部ひとりでやらなくてはいけないわけですから、それなりに負担はかかるでしょう。もちろん、どんな動物であれ、飼い主としての責任はしっかり持って飼育しなければなりません。もし一人暮らしの方でも「今回ご紹介したようなペットなら飼育ができそう!」だと思ったら、これを機に諦めずに自分にぴったりのペットを探してみてはいかがですか?
猫初心者さん必見!初めてでも飼いやすい猫5選!
猫の種類ってたくさんあって、いざ飼おうと思ってもどの種類にしたらいいのだろうと悩みますよね。特に猫初心者さんには、種類を決めるのは少し難しいかもしれません。そこで、初心者さんでも飼いやすい猫を5種類+おすすめ1種類をピックアップしました。猫にも「飼う難易度」というものがあるので、初めて飼う人はぜひ参考にしてみてください。
1、活発なアメリカンショートヘアー
人のことが大好きな猫。「アメショ」の名称で親しまれています。活発で好奇心が旺盛のため、一緒に遊びたい人にオススメの猫。頭もよく、しつけもしやすいと言われています。
オススメなところ
・人見知りをしない
・賢く、しつけがしやすい
・無駄鳴きが少ない
・運動が大好き
・懐きやすい
・お手入れも楽
困ったところ
・運動量が多い
・抱っこは嫌いな子が多い
・太りやすい
2、包容力のメインクーン
おおらかな性格で優しい子、メインクーン。身体も大きいですが、伴って心も寛大です。とても賢いとされ、飼いやすい猫ちゃんです。
オススメなところ
・寛大な心の持ち主
・よく懐く
・人見知りしない
・賢く、適応能力が高い
・オスは甘えたがりが多く、メスは独立志向が多い
困ったところ
・体が大きいため、スペースが確保できないとストレスになってしまう
・運動量が多い
・食事量も多い
3、抱っこ大好きラグドール
おとなしくて飼いやすい子です。猫には珍しく、人に抱っこされるのが大好きなため、「もふもふの猫を抱っこしたい!」という夢がある人におすすめです。
オススメなところ
・おおらかな性格
・抱っこされるのが好き(まさにぬいぐるみ)
・攻撃性がほぼない
・誰とでも仲良くできる
・しつけしやすい
困ったところ
・長毛種のため、ブラッシングを頻繁にしなくてはならない
・帰巣本能が強いため、度重なる引越しなどはストレスになる
4、従順なロシアンブルー
おとなしく、ゆっくりとした生活を一緒に楽しみたい方におすすめ。特に、一人暮らしや高齢者の方などにおすすめです。お留守番も得意としています。また、その強い忠誠心はまるで犬のようだと言われています。
オススメなところ
・飼い主さんへの忠誠心が強い
・無駄鳴きが少なく、声も小さい
・おとなしく、静かな性格→マンションでも飼いやすい、一人暮らしにも向いている
・体が健康な子が多い
困ったところ
・神経質のため、飼い主以外には懐きにくい(多くの人が出入りするとストレスを感じる)
・ワイワイした環境は好まない(小さな子供がいる大家族などは苦手)
5、耳が可愛いスコティッシュフォールド
短い耳が可愛いとブームになっていた猫ちゃん。人見知りもしないので、他人が遊びに来ても大丈夫です。また優しい性格であり、初めて飼う人にもおすすめされることもあります。鳴くことも少なく、運動量も少なくてGOOD。甘えたがりなところも可愛いです。
しかし、スコティッシュフォールドは病気をしやすい子が多いです。それを知らずにブームのって飼った人は、飼い始めた後から知ったというケースも。そうならないように、しっかり学んでおきましょう。
オススメなところ
・人見知りしない
・温和な性格
・運動量少ない
・鳴くことも少ない
困ったところ
・寿命が短め(平均より2年ほど短い)
・病気になりやすい
-
スコティッシュフォールドは、遺伝的に病気にかかりやすいと言われています。そのため、定期検診を受けることが望ましいでしょう。また、スコティッシュフォールドは垂れ耳と立ち耳の2種類がいます。病気がちの子である可能性が高いのは垂れ耳の子です。垂れ耳同士の交配で生まれた子は、遺伝的疾患を持つ子が多いと言われています。(禁忌とされていますが、需要が多いため行ってしまう悪徳ブリーダーもいます。)飼い始める前に親を確認するのも手でしょう。
【番外編】健康なミックス
日本では、飼われている猫の8割はミックスだと言われています。ミックスの最大の良さは「丈夫であるところ」。色んな血が混ざっているので、病気に強いのが特徴です。自分自身ペットを飼っていて思うのは、病気になった場合の治療費というのは予想以上に高額であるということ。大事なペットには長生きをして欲しいですよね。
オススメなところ
・体が丈夫
・いろんな毛色の子がいる
自分にぴったりの猫ちゃんと会えますように!
「猫」と言っても様々な種類がいます。上記のように、猫の種類によって主な性格は違いますが、たとえ同じ種類であってもそれぞれに個性があります。もちろん、自分のライフスタイルを考えて、猫の種類を選ぶことも大切です。ですが最後は、「目の前にいるこの子と一緒に過ごすことがイメージできるだろうか?」がヒントになるかもしれません。どうか皆さんが、自分にぴったりの猫ちゃんと出会えますように。