初めての猫!家の準備や用意するグッズ、心構えを解説
猫を初めて飼うときは、「家の中をどうすればいいのだろう」「何を用意すればいいの」と悩みますよね。今は情報が多い分、迷ってしまうでしょう。
今回は、猫を飼うときに準備することや用意したいグッズ、心構えについて解説します。準備や心構えは、子猫も大人の猫も基本的には同じですので、猫を飼う前によく確認しておきましょう。
家の中を整える
猫はひも類や小さなものに興味を示します。高いところも大好きなので誤飲やケガをしないように、家の中を「猫仕様」にします。
誤飲の危険があるものは片付ける
ひも類、糸、ヘアゴム、ボタンなど小さなものは誤飲の危険性がありますので、猫が届かない場所にしまってください。大人の猫でも油断できません。
猫は器用なので、ちょっとした扉や引き出しなどは開けてしまいます。頑丈な箱や引き出しに入れましょう。
観葉植物やお花は別の部屋に
観葉植物の種類によっては、猫が齧ると中毒を起こす恐れがあるものがあります。猫が過ごす部屋には飾らないでください。ユリの花は、活けた水を舐めただけでも危険です。お花も飾らないようにしましょう。
電気コード類にはカバーを
電気コード類を噛んで感電などしないようにカバーを付けておきます。
押し入れやクローゼット、洗濯機の扉に注意
猫は狭いところが好きなので押し入れやクローゼット、洗濯機などに入りたがります。飼い主が気付かないまま、閉め切ったり、洗濯機を動かしたりすると大変危険です。
扉は開けたままにしない、洗濯機のふたは必ず閉めるなどをしっかり心がけてください。
お風呂の水は捨てる
夏は涼しく、冬は残り湯があれば温もりがあるためお風呂が好きな猫がいます。
ふたの上で暖を取る姿はかわいいですが、滑って落ちるとおぼれてしまいます。残り湯は捨てるほうが安全です。
外には出さない
猫は外に出さず家の中で飼います。散歩は必要ありません。特に家に来たばかりの猫は、外に出ると戻れなくなる恐れがあるので十分注意してください。
身を隠す場所を作る
猫が入れるような段ボールに敷物を入れていくつか置いておくと、猫は身を隠せるので安心します。狭いところにいたいという欲求も満たせるのでおすすめです。
買っておきたい猫のためのグッズ
事前にペットショップやホームセンター、ネットなどで購入します。リストを作っておくと、買い忘れがありません。
フード
ブリーダーやペットショップで購入した場合、もしくは保護施設から来た場合は、そこで食べていたフードを用意します。野良猫を拾った場合は、猫の年齢に合った総合栄養食を与えましょう。
ドライフードとウエットフードの両方があると便利です。
食器と水入れボウル
どちらも陶器がおすすめです。猫は入れ物にもこだわりがあるので、複数用意しておきます。ひげが容器に当たるのを嫌がるので、猫専用を購入するほうが安心です。
猫用トイレ
猫用トイレは、大きさの十分にあるタイプを複数設置しましょう。最低でも1匹あたり2個は欲しいところ。大きさは猫の体長1.5倍が目安です。
猫砂にもこだわりがあるので、いくつか用意して様子をみてください。ペットシーツもあると、おしっこがこぼれたときなどに安心です。
爪とぎ
猫の爪とぎは本能なので、爪とぎの用意は必須です。段ボールタイプや麻ひもタイプなど、猫の好みに合わせて複数用意するといいでしょう。基本的にほとんどの猫が段ボールタイプを喜びます。
クレート
必ずクレートは用意してください。普段からハウスや落ち着ける場所として使えますし、動物病院の受診の際も便利です。災害時の避難にも役立ち、避難所にもそのまま持ち込める場合もあります。
素材は頑丈なプラスチック製がおすすめです。
キャットタワー
猫は高いところが大好きなので、キャットタワーを設置してあげましょう。しっかりした頑丈なものを選びます。窓の外を見られる場所に置いてあげるといいですね。
サークル
サークルは留守番や来客時に活躍します。猫の落ち着ける場所にもなるでしょう。高さがあり、スペースが三段ほどあるタイプなら上下運動ができます。ベッドやトイレも置いてあげましょう。
猫用ベッド
好きな場所でくつろげるように、ベッドも複数用意してあげましょう。出窓やリビングの隅、サークル内などに置いておきます。
おもちゃ
ひとり遊びができるおもちゃと、飼い主さんと一緒に楽しめるおもちゃを用意しましょう。転がすとフードが出てくるおもちゃは、猫の狩猟本能を刺激するのでおすすめです。誤飲を防ぐためにも、猫じゃらしは飼い主さんと遊んだら片付けてください。
首輪
猫のサイズに合った首輪を選びます。ケガや事故防止のためにも、何かにひっかかったら外れるタイプがおすすめです。
動物病院を受診する
猫を飼うことになったら、必ず動物病院を受診します。
健康診断を受け、ワクチンや避妊・去勢手術のスケジュールを立てましょう。猫の飼い方のアドバイスなどももらうと安心ですね。
猫を飼う=猫の命に責任を持つ
猫を飼うことは、最期の時まで責任を持って猫のお世話をすることになります。猫の平均寿命は室内飼いの場合15~16歳といわれています。つまり少なくとも15年は、毎日こまめに猫のお世話をする覚悟が必要です。
いたずらをされたり、ひっかかれたりなどのトラブルもあるでしょう。思い通りにならないこともあります。旅行にも行きづらくインテリアもおしゃれにはできないかもしれません。
しかし、猫がいる暮らしは、たくさんの喜びとかけがえのない幸せに満ちています。猫の習性をしっかり理解し、猫との暮らしを楽しんでください。
食器や首輪が原因に!犬の金属アレルギーの症状と対策
人間では、アクセサリーなどが原因で金属アレルギーになることがありますが、実は、犬でも金属アレルギーになることがあります。
金属アレルギーは、食器や首輪など、日々の生活で使うものが原因であることが多いため、できるだけ早く気づいてあげることが重要です。
今回の記事では、犬の金属アレルギーについて、症状や治療・予防方法などをご紹介します。
犬も金属アレルギーになる
植物や化学繊維、薬品など、なんらかの原因物質に触れることで発症するアレルギーを「接触アレルギー」といい、その一つが金属アレルギーです。
金属アレルギーの仕組み
金属から溶け出した「金属イオン」は、体内のタンパク質と結合します。
結合した物質(アレルゲン)を体が異常なものだと認識すると、再び同じ金属イオンがタンパク質と結合したときに過剰反応してしまい、皮膚や粘膜を破壊することで痒みや発疹などの症状を引き起こします。
全ての犬が金属アレルギーになるわけではない
犬も金属アレルギーになることはありますが、ネギ類やアルコールなどのように、全ての犬がアレルギー反応を起こすわけではありません。
犬の金属アレルギーの主な原因
人間の場合、アクセサリーや腕時計などで金属アレルギーになることがありますが、犬の場合は、金属製の食器、首輪、ハーネスが原因になることが多いです。
サークル、ケージの金属に反応することもあります。
アレルギーになりやすい金属がある
合金やメッキ加工の製品は、金属アレルギーを引き起こしやすいと言われています。
逆に、純金、銀、チタン、ジルコニウムなど、純度が高く値段も高い金属のほか、医療用器具にも使われるサージカルステンレスは金属アレルギーになりにくいです。
犬の金属アレルギーの症状
痒み
- 金属アレルギーで最も多い症状。
- 首輪が原因なら首に、食器が原因なら口や鼻先などに痒みの症状が出る。
湿疹
- 痒みとともに、皮膚に湿疹が現れる。
- 犬は全身が毛に覆われているので、人間に比べて気づきにくい。
脱毛
- 金属アレルギーが直接脱毛を引き起こすわけではない。
- 痒いところを掻いたり舐めたりすることで、毛が抜け落ちる。
目やに、涙
- 金属が目の周りに接触した場合は、目やにや涙が出る。
- 目元の違和感を感じると、床や足に擦り付けるなどして傷つけてしまい、結膜炎や角膜炎などを引き起こすことがある。
外耳炎
- 耳に金属アレルギーの反応が出た場合は、足で耳を掻いたり、首を振るなどの行動を起こす。
- 掻くことで傷や耳血腫ができることがある。
- 耳に血が溜まってしまうと、注射針で抜く必要がある。
脂漏症(しろうしょう)
- 金属アレルギーの症状が長引くと、皮膚の新陳代謝異常やホルモン分泌異常により「脂漏症」を発症。
- 皮膚のベタつきまたは乾燥、フケの増加などがみられる。
- 脂漏症は遺伝性の場合もあり、後天性でも完治に時間がかかるため、持病として長いこと苦しむ犬も多い。
金属イオンが体内に入った場合
金属が皮膚に接触しておこるアレルギー以外にも、なんらかのきっかけで体内に金属イオンを取り込んでしまうと、接触アレルギーとは異なる次のような症状を起こすことがあります。
- 嘔吐や下痢など、消化器系の症状
- 気管支が腫れることで、空気の通り道が狭まり、呼吸困難や酸欠、痙攣を起こすこともある。
金属アレルギーを発症しやすい犬種
遺伝性の皮膚病になりやすい犬種
遺伝的に皮膚の疾患や、金属以外でもアレルギーを起こしやすい犬種は、比較的金属アレルギーにもなりやすいと言えます。
皮膚疾患を起こしやすい犬種の例
シーズー、パグ、柴犬、ゴールデンレトリバー、ビーグル、ラブラドールレトリバー、コーギー、シェルティ、シュナウザー、マルチーズ
短頭種
マズルの短い短頭種は、食器などの金属に接する顔の部分が広いため、広範囲にアレルギーが出やすいです。
また、もともと呼吸器が弱いので、金属アレルギーによる気管支の腫れなどは特に命取りになります。
短頭種の例
フレンチブルドッグ、パグ、ボストンテリア、シーズー
犬の金属アレルギーの治療・予防
金属アレルギーの症状を発症した場合、皮膚の炎症を抑える飲み薬や塗り薬などで治療します。しかし、金属アレルギーそのものが治ることはないため、薬で症状が落ち着いても、金属に触れればまた発症します。
とにかく金属製のものを使わないこと
金属アレルギーは治らないので、発症・再発を防ぐには、できるだけ金属に触れないようにすることが最も重要です。今は金属アレルギーの症状が出ていなくても、金属に触れ続けることによって発症することがあります。
もちろん、少し触れただけでアレルギー反応を起こすことはほとんどありませんが、食器や首輪など、毎日一定時間触れ続けるものは、プラスチック製や布製のものを使いましょう。
服の上からハーネスをつける
金属製のハーネスを使いたい場合は、服の上からハーネスをつけ、皮膚に直接当たらないようにすれば問題ありません。
合金、メッキ加工はNG
合金やメッキ加工の製品は金属アレルギーを引き起こしやすいため、なるべく使用を避けましょう。
一度金属アレルギーになってしまうと、他の金属にも反応するようになってしまうことがあるため、これまで発症したことがない犬でも注意が必要です。
まとめ
犬が金属アレルギーになることを知らないと、体を痒がっていても原因が分からないため、同じ金属製品を使い続けてしまうかもしれません。
金属アレルギーの対策は、「金属との接触を避けること」が基本なので、顔や首など、普段金属と接する部分に症状が現れた場合には、一度金属製品の使用をやめてみましょう。
金属アレルギーは、悪化すると呼吸器障害を起こすこともあるので、決して侮ることなく、愛犬の健康を守ってあげましょう。
【初心者必見】犬の首輪の選び方や、散歩におすすめのグッズとは?
初めて犬を飼う人にとって、犬との散歩はとても楽しみな時間でしょう。
でも、犬の散歩に何を持っていけばいいのかよく分からない…。
そんなお悩みを解決するため、犬の散歩に必要な首輪の選び方から、トイレグッズや雨具などあると便利なものまで、おすすめのグッズをご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
首輪とハーネス、どっちがいいの?
これは飼い主さんの考えや目的、犬の性格などから選ぶのが良いでしょう。
以下、それぞれの特徴をまとめました。
首輪の特徴
- しつけのしやすさから、トレーナーや店員からは首輪を薦められることが多い
- 引っ張ると苦しいことがわかるので、引っ張り癖が直りやすい
- 装着がしやすい
ハーネスの特徴
- 犬の身体へ負担がかかりにくい
- 逆方向に引っ張られると、スポッと抜けてしまいやすい
- 首のヘルニアがある犬や、呼吸器系が弱い犬はハーネスにする
なお、足腰が弱い犬や筋肉が衰えた老犬には、下半身や全身を支えるタイプのハーネスがおすすめです。
<注意>
首輪かハーネスのいずれかに、必ず「犬鑑札」と「狂犬病予防注射済票」の2つを付けなければなりません。
特にハーネスの場合、取り付けられる金具等がなければ、直接縫い付けるなどの工夫が必要です。
適切な首輪の選び方
首輪を選ぶポイントは、「サイズ」と「素材」の2つです。
サイズの見極め方
まず、首輪のサイズを誤ると、きつすぎて苦しかったり、逆に緩すぎて頭から抜けてしまったりすることがあります。
サイズの調整ができるものを選び、実際に着けながら調整すると良いでしょう。
サイズの測定方法は、次の動画が参考になります。
素材の選び方
犬の首輪の素材には色々なものがありますが、基本的には「ベルト」または「バックル」を選ぶと良いです。
①ベルト
人間のベルトと似ていて、革製が主流。等間隔に穴が空いており、サイズの調整が可能。
耐久性に優れているため、力の強い大型犬にもおすすめだが、水に弱いので雨の日の散歩後は乾燥させる必要がある。
②バックル
素材は布製で、留め具はプラスチックのものが多い。カバンの紐などのように、自由自在にサイズ調節が可能。
柄の種類も豊富なのでおしゃれを楽しめるが、耐久性は革製にやや劣る。
鎖などでできた首輪は、トレーニングに使用する場合がありますが、使い方を誤ると犬の首などを傷つけてしまう恐れがあるため、一般の飼い主さんは使わない方が良いでしょう。
また、夜間に散歩をすることがある場合は、光るタイプの首輪を選ぶと安心です。
トイレグッズ
最近では、犬には家の中でトイレをさせるのがマナーだと考える人も増えています。都市部や住宅地では外でさせないようにしましょう。
そうは言っても外でトイレをしてしまう場合は、飼い主さんが責任を持って後処理をしましょう。
おしっこの場合
犬がおしっこをしたら、必ず水やマナー水で流しましょう。これには、消臭目的の他に、電柱や支柱の腐敗を抑える目的があります。
短期間で電柱や支柱の劣化を招くことはありませんが、おしっこが長年濃縮されることで金属を腐食させてしまうことがあるのです。
うんちの場合
犬が散歩中にうんちをしたら、必ず持ち帰りましょう。
「動物のうんちは放っておけば土に還るのでは?」と思う方もいるでしょう。しかし、犬は、食べ物を通して農薬や添加物などの化学物質を体内に取り込んでいる可能性が高く、それは自然界のものとは異なります。
犬のうんちを放置することで他の人に嫌な思いをさせるだけでなく、それが流れ出ることで生態系に悪影響を及ぼすことにもなるため、必ず持ち帰ってください。
飲み水・おやつ
水飲み用のグッズを活用しよう
犬の散歩は暑い時間帯をなるべく避けるのが鉄則です。
しかし、暑い季節の散歩はどの時間帯でも犬の喉が渇いてしまうため、散歩中にお水を飲ませることが必要です。その際におすすめなのが、ペットボトルなどに取り付けて使えるペット専用の給水器です。
散歩におやつは必要?
散歩中にトレーニングをしたい方は、おやつを持ち歩くと効果的です。
おやつの種類は、愛犬のお気に入りのものでOK。サイズの大きいものは、予め小さく切っておきましょう。
また、トレーニングに夢中になりすぎておやつをあげすぎないように注意が必要です。1日のおやつの量を管理し、必要な分だけ持っていきましょう。
なお、散歩中に犬仲間と遭遇することがあるかもしれませんが、他の犬に勝手におやつをあげてはいけません。
おやつをあげる前に、必ず犬の飼い主さんにおやつを見せ、許可を取るようにしましょう。
犬用の雨具
雨の日に散歩に行く場合や、変わりやすい天気の日に散歩に出かける場合には、犬用の雨具を用意しておくと良いでしょう。
レインコート
レインコートを着せても完全に濡れるのを防ぐことはできませんが、ある程度濡れにくくすることで、乾かす手間や犬が風邪を引くリスクを抑えられます。
すぐに着せられるポンチョタイプのものから、足まで覆って雨をしっかり防げるタイプのものまで様々です。
犬用の傘
最近では、犬用の傘も登場しています。レインコートを嫌がる犬にも使えるので便利ですが、犬や周りの人に傘が当たらないように注意しましょう。
まとめ
今回は、犬の散歩に必要なグッズや、あると便利なグッズをご紹介しました。
毎日使う首輪は、適切なサイズのものを選び、犬の成長に合わせて調整をしていきましょう。
また、外でトイレをする犬はもちろんのこと、トイレをしない犬であっても、ビニール袋やトイレットペーパー、水などを入れた散歩バッグをなるべく持ち歩くようにしましょう。
犬が予期せずお腹を壊したり吐いたりしてしまうこともありますし、散歩バッグを持っていることで周りの人に「散歩のマナーを守っている」ことが伝わりやすくなります。
毎日行く散歩だからこそ、手を抜かず、マナーを守って愛犬と楽しい時間を過ごしてくださいね。
災害大国日本なら必須かも!?犬の鑑札や迷子札、ちゃんとつけてる?
犬の鑑札、ちゃんとつけていますか?
室内飼いだったり、愛犬が嫌がったりして、散歩のときしかつけていないという飼い主さんは意外と多いのではないでしょうか。
しかし、「万が一のとき」が必ず散歩のときだけとは限らないですよね。
今回は鑑札の装着がなぜ大事なのか、ご紹介していきたいと思います。
法律で義務づけられている
犬を飼い始めたら、飼い主としてやることはたくさんあります。
その中でも、飼い主であれば必ず果たさなければならない義務として、法律で定められていることがあります。
(1) 現在居住している市区町村に飼い犬の登録をすること
(2) 飼い犬に年1回の狂犬病予防注射を受けさせること
(3) 犬の鑑札と注射済票を飼い犬に装着すること
(参考:厚生労働省HP)
(3)の部分が、今回の記事で紹介したい大事な箇所ですが、(1)(2)についても説明しておきたいと思います。
鑑札とは?(生涯1回)
先ほどの項目の(1)は「畜犬登録」と呼ばれますが、これを済ませると「鑑札(かんさつ)」を交付してもらえます。鑑札には、市区町村名と交付年度、登録番号が記載されています。
鑑札のデザインは、以前まで全国で統一したものが使用されていましたが、現在は規定を超えない範囲で市区町村が独自にデザインして良いことになっています。
外形のデザインは、シンプルな円形などの他、骨や犬のイラスト風の可愛いらしいものも多く出ています。素材は、錆びにくく丈夫なステンレス、アルミニウムなどが多く用いられているようです。
注射済票とは?(毎年1回)
(2)にあるように、飼い主は飼い犬に毎年一回の狂犬病予防注射を受けさせることが義務付けられています。動物病院や集合注射で予防注射を済ませ、「注射済証明書」をもらうと、それと引き換えに「注射済票」というものが交付されます。
注射済票には、市区町村名と交付年度、注射済票番号が記載されます。
こちらも鑑札と同じく、デザインは市区町村によって様々なバリエーションがあり、素材にはステンレスやアルミニウムが多く用いられているようです。
余談ですが、小型犬の飼育が増えてきたことから、鑑札や注射済票も小型化してきている傾向があります。
なぜ装着する必要があるのか
鑑札も、注射済票も、大事な番号が書かれた犬にとっての身分証明書のようなものです。人間に置き換えると、運転免許証やパスポートのようなものです。失くしてはいけない大切なものですよね。
わざわざ愛犬に装着しなくてはいけないのには、ちゃんとした理由があるのです。
愛犬が迷子になってしまったら?
「鑑札」や「注射済票」がなければ、その犬が保健所や愛護センターなどで保護されたとしても、誰の飼い犬なのか判断できません。
これらをきちんと身につけていれば、鑑札に記載された登録番号などを元に、保護した施設から飼い主へ直接連絡をとることができるのです。
また、室内で飼っている犬でも、災害時などは何が起こるかわかりません。鑑札や迷子札など何もついてない状態で迷子になった場合、飼い主の元へ戻る可能性はぐっと下がってしまいます。
こういったことから、「いつでも犬に身につけさせること」はやはり重要になってくるのです。
装着時に犬が嫌がるときは
鑑札や注射済票は、ぶら下げることができるようになっていますが、犬によっては嫌がることがあります。
また、鑑札をむき出しでぶら下げるのは、すぐ取れてしまわないか不安だなぁという方もいらっしゃると思います。
鑑札は丈夫な素材で作られてはいますが、すり減ってきて番号が読み取れなくなってくることも考えられますよね。
そんなときは、首輪に取り付けられる鑑札ホルダーがおすすめです。
神奈川県動物保護センターHP – 手作りの鑑札・迷子札ホルダーを作ろう!で紹介されているように、100均に売っている材料を買って、自分で手作りすることもできます。
迷子札もつければもっと安心
鑑札の装着は義務ですが、迷子札は義務ではありません。しかし、迷子札もつけるなら、飼い主への連絡がよりスムーズになるかもしれません。
鑑札であれば登録番号を問い合わせて、確認してから…となりますが、迷子札に繋がりやすい連絡先を載せておけばもっと早く飼い主へ連絡が行く可能性は高くなります。電話番号であれば、保護した方が見てすぐに飼い主に連絡ができるからです。
最近では、個人情報保護のためにQRコードで読み取るシステムを利用した迷子札なども出ているようです。
迷子札にご興味のある方は、こちらの記事も合わせてぜひご参照ください。
最後に
よくしつけているわんちゃんでも、やはり「万が一」というのは予測できないものです。
つけておけばよかった…と後悔することのないように、これを機にいつでも鑑札を身につけさせるように心がけてみませんか?
犬の畜犬登録や、狂犬病予防接種についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご参照ください。
【厳選】愛犬にぴったり!おしゃれで個性的な首輪10選
「愛犬にぴったりのおしゃれな首輪が欲しい」と悩んでいる方にぴったりな特集です。
おしゃれで可愛い首輪や、機能性に優れているもの、使ったらテンションが上がる、そんな毎日使いたくなる首輪を厳選いたしました。
愛犬にぴったりの首輪がみつかると思います!
1.可愛い色とデザインの首輪
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こちらの首輪は、可愛いデザインが印象に残る首輪です。職人さんが選んだ、良質な日本産の本革が美しいですね。
ややマットかつ、派手すぎない色合いが素敵です。トリコロールがおしゃれに映えるデザインです。
また、こちらの首輪に迷子札をつけてもらうこともでき(同時購入で、迷子札つき首輪を製作可)、おしゃれを兼ね備えた迷子札と首輪を購入することもできます。
2.NYから!グラデーションのおしゃれ首輪
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個性的でスタイリッシュなデザインが一際目立つこちらのロープ&レザー首輪(カラー)。使い込むほどに味が出るこちらの首輪は、ニューヨークのブルックリンで、職人さんが1つ1つ手作りで作っています。
トレンドでのオンブル(陰影)染めがされた、マリン・ロープのその美しさに驚くはずです。他にはないグラデーションの首輪は、愛犬にぴったりです。
他にも様々なデザインがあるので、じっくり探してみることをオススメします!
3.キラキラゴージャスな首輪
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豪華で可愛い首輪といえば、こちらの首輪がオススメです。
美しいストーンの装飾がついており、高級感を演出しています。また、上品な蛇柄調のレザーがさらにおしゃれさを増しています。
黒・白・ピンクという3色展開から、愛犬にぴったりのお色が選べるのも嬉しいですね。
ナチュラルな使い心地とエナメル加工が自然な風合いで光沢美しい首輪やリード、蝶ネクタイです。
4.クロコダイル柄のおしゃれ首輪
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こちらの首輪は、牛革にクロコダイルの型押しがされている、おしゃれなデザインとなっています。個性的で珍しいデザインですよね。
金具にもこだわっており、ホワイトゴールド金具を使用した、上品で高級感溢れるデザインとなっています。
レビュー評価もとても高い一品です。
5.日本犬にぴったりな和柄首輪
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こちらの首輪は、日本犬にぴったりな唐草模様の首輪です。
柴犬を飼っていらっしゃる飼い主さんからの購入も多いようで、「やっぱり柴犬には和柄が似合う!」との声が集まっています。
なかなかない和柄の首輪にチャレンジしてみれはいかがでしょうか。
6.リボン+鈴でとっても可愛い首輪
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大きくて可愛いリボンと鈴に、高級感溢れる金具が特徴的なこちらの首輪。
ブルー/ブラック/レッド/パープル/イエロー/ライトピンク/ローズという7色の中から好きな色を選ぶことができます。
多様な色展開なので、愛犬のぴったりのデザインを選びことができますね。しっかりとした作りで、色違いでリピートされている飼い主さんもいらっしゃるようです。
7.蝶ネクタイのような可愛い首輪!
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こちらの首輪は、蝶ネクタイのようなとっても可愛いデザインとなっています。
アクセントとなる可愛い蝶ネクタイは取り外しも可能で、嬉しい2WAY仕様となっています。首輪もデザインが素敵で、毎日使いにとっても良いです。
また、軽量化つ安全性が◎な作りとなっており、色も多色展開されたなかから選ぶことができます。
8.大人な落ち着いた首輪
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こちらの首輪は、優しさを追求したデザインと素材となっています。
優しさを表現しようとしたところ、大人なナチュラルレザーになったそうで、その落ち着いた温かみがオススメです。
とっても高級感のある、上品な首輪となっており、大人な仕上がりとなっています。
9.日本の職人技×アメリカの素材の首輪
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カジュアルでおしゃれ、そして軽くて丈夫な首輪なら、こちらの首輪がオススメです。
わんちゃんの頭から簡単にはめられて、愛犬の首の大きさに合わせてグッと止まって固定されるこちらの首輪。
アメリカの政府が認定した工場で作られた、本場アメリカ製のパラシュートコードのみを使用してあります。アメリカの素材と日本の伝統技がコラボした、こだわったアイテムとなっています。
レビューも高評価がとても多く、人気商品であるということが分かります。
10.夜道も素敵に明るく!輝く首輪
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夜道も安全にお散歩できる、光る首輪のご紹介です。こちらの首輪は、綺麗な色で発光してくれ、我が子の安全を守ってくれます。
特に黒い毛色をしているわんちゃんは、夜道で見えにくくなってしまうのでオススメです。
生活防水機能がついており、雨の日でも大丈夫という優れものです。電池式ではなく充電式なので、経済的に装備することができます。
最後に
愛犬につける首輪は、おしゃれなアイテムを選びたいですよね。
今回様々な角度から、おしゃれで可愛い首輪を10個厳選いたしました。お気に入りのアイテムをつけて、楽しく散歩に出かけちゃいましょう!
猫に首輪が必要か判断しよう!注意するコトと知られざる危険って?
首輪って必要なのかな?
室内・屋外で飼う猫ちゃんに首輪は当たり前だと思いますか?それとも必要ないと思いますか?
首輪はつけてもつけなくても、どちらも一長一短があり、正解はありません。
しかし、「周りがそうしているから」という理由で”首輪をつけるかつけないか”決めるのは良いとは言えません。
それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのかを知って、首輪の必要性を考えてみましょう。
猫に首輪を”つけたら”?
まず、猫ちゃんに首輪をつけた場合のメリットデメリットを考えてみましょう。
首輪をつけるメリット
- 迷子になった時や災害時に探しやすい。
- 飼われている猫なのだとわかる。
- 鈴ありの首輪なら、どこにいるのかすぐにわかる。
近所の人や保健所の人から見ても、誰の猫ちゃんなのかすぐにわかることが最大のメリットです。
飼い猫だと気づかれずに保健所へ連れて行かれてしまうケースは少なくないのです。
首輪をつけるデメリット
- 首の違和感に猫が嫌がる。
- 事故の危険が高まる。(窒息事故等)
- 長年つけると皮膚炎になることがある。
- 毛が薄くなることがある。
- 猫は首輪の鈴の大きい音がストレスに。(鈴なしなら問題なし)
ここで特に強調したいのは、事故の危険です。
木等の細いものに首輪が引っかかって、首がしまってしまうことがあるのです。
最悪の場合、死に至ってしまうこともありますから、強い力が加わると外れるタイプ(セーフティバックル付)にした方が良いでしょう。
上の商品は、セーフティバックル付きで、必要に応じて鈴も取り外し可能です。
猫に首輪を”つけなかったら”?
猫ちゃんに首輪をつけなかった場合は、上記の首輪をつけた場合のメリットがデメリットになり、デメリットがメリットになります。
室内飼いの猫にはいらないのでは?
実は、首輪は室内・屋外に関わらず、検討されていることがほとんどです。
なぜなら、室内で飼っていても、脱走したり、災害時には外へ逃げるからです。
室内での暮らししか経験のない猫ちゃんは土地勘もありませんから、迷子になってしまうことが多いです。
迷子になってしまった猫ちゃんが戻ってくる確率は非常に低いです。
マイクロチップという手段も。
マイクロチップというのは、猫の身元に関する情報を機械で読み取ることができるもので、動物病院などで猫ちゃんの体に埋め込むことができます。
体内に埋め込むので、首輪をつけなくても、身元がわかるようになります。
しかし、猫ちゃんによってはアレルギー反応が出てしまったり、専用の装置を持っていない近所の方や保健所では、首輪をつけてない猫と扱いが同じなので、完全ではありません。
首輪をつけるなら書いておきたい情報
- 飼い主の名前
- 猫の名前
- 電話番号
最低限これを書いておくことをオススメします。
戻ってくる確率が高くなりますよ。
大好きな猫を思って。
どの選択肢も、猫ちゃんを思っての決断に変わりはありません。
事故や健康のリスクを考えながら、猫ちゃんと一緒に決めてみてくださいね。
超便利でおしゃれな犬のリード!斜めがけの「ショルダーリード」がおすすめすぎる!
おしゃれで便利なショルダーリード
犬の散歩中や犬とベンチで休憩している時に、「両手が使えないって不便だなぁ」と感じた時はありませんか?
その悩み、「ショルダーリード」という肩掛けのリードが解決してくれるかもしれません!
ショルダーリードとは
ショルダーリードとは、飼い主さんが肩掛けにしてつなぐことのできるリードです。
一時的に両手を離しても肩掛けなので安心ですし、そのままリードとして普段使いも可能です。
ショルダーリードのメリット5つ
⑴手を離しても大丈夫!
散歩で怖いのは、不意にリードを手放してしまって、愛犬が迷子になってしまうこと。
ショルダーリードでは、肩からショルダータイプになってリードがつながれているので、手を離してしまっても大丈夫です。
⑵うんち処理時に両手が使える
うんちを処理するとき、手が両手空いたらどれだけ楽だろうと思ったことはありませんか。手首にかけたり、自分の足にくくりつけたりするなど、工夫している方も多いかもしれません。
しかし、それでも犬に引っ張られてうまくできないですよね。それに、意識は犬のうんち処理にあるので、リードを離してしまわないか不安だと思います。
このショルダーリードは、自由に両手が使えて楽なのはもちろんのこと、その不安感からも解放されます。
⑶散歩中でも写真が撮れる!
犬の散歩では、たくさんのシャッターチャンスがありますよね。
散歩中の愛犬を上からのアングルで撮ることだけではありません。花の匂いを嗅ぐ姿や犬どうしで仲良くしてる姿を、横や近くからも撮ることができます。
また、カメラが趣味のカメラ女子からすると、散歩中に撮りたい風景がたくさんあるはず。
今までは手がふさがっていたのでカメラを起動させることは難しかったと思います。ショルダーリードでしっかりつながっているから、写真を散歩中に撮ることができます。
⑷ショルダーリードはドッグカフェでも大活躍!
ドッグカフェでお茶を楽しむときに、リードをずっと握っているのは大変です。また、リードをどこかに引っ掛けていたとしても、犬の動向が把握できないので不安にもなります。
肩掛けのショルダーリードなら、もし犬が動き出したら体で感じることができます。愛犬の動きを把握しつつ、お茶を楽しむことができるので、とても便利です。
⑸多頭飼いの散歩が楽に!
多頭飼いのおうちでショルダーリードを使う場合、いくつかの便利な使い方があります。
1. ショルダーリードと普通のリードを使って、分散させる。
2. ショルダーリードに、ショートリードを複数つける。
一つの肩掛けのリードにいくつものリードがつなげられれば、リードをたくさん持たなくて済みます。多頭飼いで大変なお散歩がより楽になるはずです
他にも便利なことが!
上記の他にも、
・雨の日に、傘をさして散歩ができる
・赤ちゃんをベビーカーに乗せて、一緒にお散歩ができる
・おやつを簡単にあげられる
などがショルダーリードの利点です。両手が使えるって便利ですね!
さらに楽しいお散歩を!
犬のお散歩が楽しくなれば、もっと犬との生活が楽しくなるはず。
両手が使える便利さに加え、もしものためにも、肩掛けの「ショルダーリード」ぜひ使ってみてくださいね!
犬の首輪どれが良い?首輪を変えるだけで散歩が楽になる
犬と言えば、散歩はつきもの。散歩の必需品と言えば、リードと首輪ですよね?
でも、たくさんの種類があって、どんなものを選べば良いかわからないというのが最初のお悩みだと思います。
それぞれのメリデメをおさらいして、自分のワンちゃんにあった首輪を選んでくださいね!散歩もしやすさも変わってくるかも!?
ポイント
最初に首輪を選ぶ場合、どんなものにすれば良いのか迷いますよね?重要なのは、サイズと素材。
メリデメをご紹介しますので、好みや使用状況に合わせて選びましょう。
サイズ
小さすぎても苦しそうで可哀想だし、大きすぎると抜けてしまうかもしれない。
どのくらいのサイズにしたら良いのか悩むのではないでしょうか?
ずばり、犬と首輪との間にギリギリ指二本が入る程度のサイズが最適です。
首輪をしても窮屈そうでなく、どんなに動いても抜けないくらいの状態になっていれば、もう大丈夫です。
サイズの融通が効かないタイプの首輪にするのであれば、しっかりと毛をかき分けてからサイズを測るように注意してください。
素材
革製のもの、ナイロン製のもの、チェーン製まで、様々な素材があります。
ナイロン製
ナイロン製は手入れもしやすく丈夫、しかもお値段もリーズナブルなため、有力な選択肢の一つでしょう。
最近では、オシャレな色や柄のものも出てきているので、好きなものを選びましょう。
革製
高級感があります。そして、丈夫。
さらに財布等と同様、使い込むことで味が出てくるので、馴染んでくるととてもオシャレ。
しかし、水分に弱いため、濡らさないように気をつけましょう。また、メンテナンスを怠るとカビが生えてしまうので、その点も注意が必要です。
チェーン製
チェーンはトレーニング用に開発されたものが多く、取り扱いが難しいので、一般の飼い主さんにはおすすめしにくいです。
また、毛に絡まりやすく、金属アレルギーなども考えられるため、使う場合は慎重に。
ハーネス
犬ぞり等で利用するため、物を引っ張りやすくすることを目的に開発されました。首ではなく胴周りに装着します。
首輪を苦手とする犬は多いですが、ハーネスを嫌がる犬は少ないでしょう。
元々引っ張りやすくするために開発されたものですので、引っ張っても愛犬の体に負担がかかりにくいメリットがあります。
逆に、引っ張り癖を直したい場合には向きません。
どうしても首輪を受け入れてくれない犬や、身体への負担も少ないため、小型犬や高齢犬にもおすすめです。
首輪
ベルトタイプ
ベルトタイプは、人間が使うベルトと同じような構造の首輪です。
穴にストッパーを入れて使うため、サイズの調整は少しやりにくいでしょう。
特に、幼犬の場合は、どんどん成長してあっという間に大きくなってしまうため、あまり向かないでしょう。
また、革製の場合が多く、カビることがあるためメンテナンスには気を付けてください。
一方で、使うほどに味が出てきて、オシャレに使うことができます。
- 革製が多く、とても丈夫
- 丈夫なので力の強い大型犬に向く
- サイズ調整はしにくい
バックルタイプ
留め具部分がプラスチックになっており、取り外しのしやすい形状になっています。
プラスチック製のため、留め具部分が壊れやすく、犬がかじって壊してしまうことも多々あります。
一方、リーズナブルな場合が多く、また取り外しがしやすいので、首輪を付けるのに慣れていない方でも簡単に扱うことができます。
- 初心者でも扱いやすい
- お値段がリーズナブル
- 壊れやすい
プレミアカラー(マーティンゲール)
後で出てくるチェーンチョークの布版のため、トレーニングにも使え、犬にも優しいという2つの良い面を持ちます。
欧米で人気のタイプで、どんな犬種でもサイズ調整して使えることもメリットです。
ただし、首輪を締めたり緩めたりするのにコツがいるため、慣れないうちは難しいかもしれません。
- トレーニング(しつけ)に有効
- サイズ調整でどの犬種にも使える
- 引っこ抜ける場合がある
ジェントルリーダー
口と首に巻きつけるタイプの首輪です。特に、引っ張り癖を直す効果があるため、トレーニングを目的として使われます。
トレーニング効果は高いと言われていますが、一度付けて嫌な思いをすることで、その後嫌がってしまう犬もいます。
マニュアルを読み、適切に利用することが重要ですが、取り扱いは難しい部類の首輪です。
- 引っ張り癖を直したい場合に使う
- 嫌がる犬が多い
- 取り扱いが難しい
ハーフチョーク
後述するチェーンチョークのように、全てチェーンではなく、チェーン部分とナイロン部分が半分半分になったタイプの首輪です。
トレーニング目的で使うチェーンチョークと、安価で扱いやすいナイロン製の良いところを取ったものです。
ただ、これもトレーニングを目的として使う場合は、初心者には扱いが難しいため、あまりオススメはしません。
- チェーンチョークよりは負担小
- トレーニング目的で使う
- 取り扱いが難しい
チェーンチョーク
チェーンチョークは、警察犬や軍用犬等のトレーニングで広く使われている首輪です。
大型犬や引っ張りが強い犬に使われることが多く、プロの訓練士が強制訓練をする場合に用いる事が一般的です。
取り扱いが難しいこともあり、家庭でのペットの散歩にチェーンチョークを使うことはほとんどないでしょう。
- プロの訓練士が使ったりする
- 一般の方には使うのが難しい
- 犬の首に負担がかかる
スパイクチェーン
その名の通り、スパイクと呼ばれる突起が犬の首に面する側についているチェーンチョークです。
チェーンチョークと同様、犬にショックを与えることが目的の首輪で、あくまでトレーニング用なので、家庭でのペットに使うことはほとんどないでしょう。
- チェーンチョークよりすごいやつ
- 犬にストレスがかかりやすい
- 犬の首に負担がかかる
まとめ
たくさんあってどれを選んだら良いか迷ってしまいますよね?
中には、衝撃的なものもあったと思いますが、ショックを与えない首輪でも、十分にトレーニングすることは可能です。
最後に、独断と偏見ではありますが、筆者が考えるベスト3を発表したいと思います。
- 1位 どんな犬にも使えて、しつけにも有効なプレミアカラー
- 2位 首輪を嫌がる犬にも使いやすいバックルタイプ
- 3位 脱走しにくく、犬にも優しいハーネス
それぞれにメリットとデメリットがありますが、筆者は一番バランスの取れたプレミアカラー(マーティンゲール)がおすすめです。
首輪が緩いと抜けやすかったり、締めたり緩めたりするのに慣れが必要なため、いきなり犬に装着するのではなく、スムーズに付けられるように練習してから付けましょう。
首輪を嫌がる犬は多いので、モタモタしていると、首輪を嫌いになってしまう原因にもなってしまいます。
その他にも幾つか持っておき、状況に応じて使い分けると良いでしょう。