迷子の早期解決が可能?次世代ペットトラッカーRing Fetch
皆さんはもしも愛するペットが脱走してしまい、突然どこか遠くへ行ってしまったらどうしますか?家から離れたところに行ってしまった場合、そう簡単に見つけられません。
そんな時、ペットたちの現在地がリアルタイムでわかったら…
インターネット通販サイトのアマゾンは2019年9月、飼い犬の行動を追跡できる「Ring Fetch」を発表しました。
現在でも携帯電話と同じ通信回線やWi-Fi、Bluetoothを用いたペット用の追跡装置はたくさんありますが、Ring Fetchはそれらの装置となにが違うのでしょうか。
今回はシェリー編集部も気になるアマゾンの「Ring Fetch」について詳しく解説していきたいと思います。
ペットの追跡装置に使われている技術
今の時代、さまざまなものが、インターネットと接続されています。みなさんがお持ちのスマートフォンやタブレット端末はもちろん、テレビやデジタルカメラ、スマートスピーカーなどもインターネットと接続されています。
このように、インターネットに接続が可能なさまざまな電子機器のことをIoT(Internet of Things/モノのインターネット)と言います(ここでは、それらのことをIoT機器と呼びます)。
IoT機器をインターネットと接続する上で欠かせない技術が、Wi-FiやBluetooth、GPSといった通信技術です。ペットの追跡装置であるペットトラッカーの場合はBluethoothやGPSが使われていることが多いようです。
ペットの追跡装置に求められる要件
ペットの追跡装置は、首輪にかけたり、洋服に付けたりと様々なタイプがありますが、いずれも軽量であることが求められます。
また、ペットが遠くへ行ってしまったときのことを考えると、ペットが遠くにいても、それを検知できなければなりません。同様に、常に電源コードをつけているわけにもいかないですし、迷子中に電源が切れてしまっては意味がありません。最低でもバッテリーが1日は持つような設計をしなくてはなりません。
このように考えていくと、ペットの追跡装置で選択できる技術はとても少なくなってきます。Wi-Fi、Bluethooth、GPSとで比較してみましょう。
Wi-Fi
Wi-Fiは電波の届く範囲が小さく、その通信距離は一般的にルーターから直線距離で50〜100mと言われています。これは家の外に出てしまうと届かなくなることを表しています。
皆さんもWi-Fiがギリギリ届かなくて、接続が悪くなり、イライラしてしまった経験があるのではないでしょうか。
つまり、ペットの追跡装置にはあまり向かない通信技術であることがわかります。
Bluethooth
先程も申しましたが、Bluethoothはワイヤレスイヤホンやワイヤレスマウス等に広く採用されており、主に手持ちのスマートフォンやパソコンと通信する際に使われます。製品にもよりますが、通信範囲も10〜100mほどが限界とされています。
一方で、電源効率が良く、バッテリーの消費量が少ない特性が周辺機器に向くことから、通信範囲の限界を補うため、スマートフォンと組み合わせてよく使われています。
そのため、例えば、室内のペットの活動量(行動量)を計測するような行動範囲が限られるようなIoT機器の場合は、Bluethoothが使われているケースをよく見かけます。
GPS
GPSはカーナビやスマートフォンの位置計測に用いられている技術です。GPSが使用されている状況下であれば、人工衛星との通信を使い、位置を特定できるため、迷子になってしまったペットを発見することを目的とするペットの追跡装置に向いた技術と言えます。
しかし、スマートフォンでずっとGoogleの地図を開いていたことがある方はおわかりだと思いますが、電源効率が悪く、バッテリーが長持ちしません。
一方で、バッテリーの容量を増やしてしまうと、今度は軽量化ができなくなるジレンマを抱えており、やはりペットの追跡装置には使うには現状では役不足と言えそうです。
アマゾンが開発した新しい通信技術「Amazon Sidewalk」
ここまで見てきたように、Wi-Fi、Bluethooth、GPSとも、一長一短があり、迷子になってしまったペットを追跡する用途に用いる場合には少し物足りない点がありました。
そこで、Amazonが新しく開発したのが、「Amazon Sidewalk」と言う通信技術です。Amazon Sidewalkは、900Hz(ヘルツ)の電波を使うWi-FiやBluetoothとは異なる全く新しい通信方式です。
特徴は、低消費電力で遠くまで通信ができることです。500mは確実に到達し、見通しが良ければ約1.6kmまで届くと言われています。また、通信仕様がシンプルなため、デバイス自体もローコストとなる一方、通信速度は低速です。
消費電力がとにかく低いため、バッテリーが切れる心配はしなくて良いとも言われています。デバイスにもよりますが、『月』単位ではなく、『年』単位でバッテリーが持つとされています。
Sidewalkの最初の対応機器として登場した「Ring Fetch」
Ring Fetchは、Amazon Sidewalkの最初の対応機器として発表されたペットの犬用のトラッカーです。従来のペットの追跡装置であるトラッカーよりも、低コストで、遠くまで追跡ができるというのが大きな特徴です。
ペットが設定されたエリアの外へ出てしまったり、遠くまで行って帰ってこない時などに、現在地を確認して迎えに行けるといった使い方を想定しているそうです。
先ほどご紹介したペットの追跡装置に求められる要件を整理すると、以下の3点だと考えます。
- デバイスが軽量であること
- 通信範囲が広いこと
- 省電力であること(バッテリーが長持ちすること)
こうして考えると、Amazon Sidewalkの最初の対応機器として発表されたのがペット用の追跡装置というのは頷けます。
むすびに
この「Ring Fetch」、残念ながら日本での販売はまだ未定のようです。
しかし、もし日本でも販売されれば、とても実用的なものとなるでしょう。脱走癖のある犬や人間の社会をあまり知らない野犬出身の保護犬などには特に役立つことでしょう。
また、放し飼いはオススメできませんが、猫を飼っている方にとっても、このような追跡装置の存在は気になるところではないでしょうか。
私たちシェリー編集部でも、日本で発売が開始されたら、すぐに購入してレビューすることを考えています。ペットの生活に役立つ新しい技術や製品が次々と発表されるのはなんとも嬉しいことですね。
暮らしを便利に楽しく!愛⽝のためのスマートなクリスマスギフト5選
今年のクリスマス、ペットにあげるプレゼントはもうお決まりですか?
特別なギフトを愛犬にプレゼントして、今年のクリスマスを特別なものにしましょう。
プレゼントを何にするか、まだ決めかねているという方は是非この記事を参考にしてみてください。もう決めてしまったという方も、この記事を見ればきっと心変わりするはずです。
Furbo(ファーボ)
Furbo(ファーボ)は、外出先からお留守番中の愛⽝の様⼦を⾒たり、話しかけたり、おやつをあげて⼀緒に遊ぶことができる商品です。10秒に1台以上売れるドッグカメラとして世界中の愛⽝家に⽀持されています。
外出が多い飼い主さんや、寂しがり屋でなかなか上手にお留守番できない犬の「離れていてもいつでも一緒」を叶えます。
ファーボ公式サイト
https://shopjp.furbo.com/
様子を見る
広角レンズとフルHDで広い部屋の中でもすっかり、綺麗にくっきり見渡せます。愛犬が遠くにいても、4倍までズームできるので大丈夫。さらには自動暗視機能で暗くなってもしっかり確認できます。
通話する
ファーボがあれば、家にいる愛犬とどれだけ離れたところにいても、スマホを通して会話できます。もし、お家で犬が吠えても、スマホに自動で通知が来るので、寂しがっている愛犬に話しかけることも!
一緒に遊ぶ
スマホをスワイプすれば、おやつがポーンと飛び出して愛犬と遊べます。ファーボには愛犬のお気に入りのおやつが100個以上入るので、専用のおやつを買う必要はなく、頻繁に補充する手間もかかりません。
Amazonでのクチコミ
ファーボは、Amazonでも販売されているため、クチコミを調査してみました。
肯定的なレビュー
忙しいドッグオーナーの必須アイテムかと!
仕事柄、繁忙期が読みづらく、急に忙しくなることも多々あり、その度に自宅のワンちゃんのことを心配しながら仕事をしていました?
で、以前からドッグランなどでFurboの話を頻繁に聞いていたので(「マツコの知らない世界」で紹介されるほど人気みたい!)、私も使ってみようと購入しました。
そしたらもう大満足?今ではファーボ無しの生活は考えられません!(なんで私、もっと早く買わなかったんだろう・・・と後悔しているくらいです。)
否定的なレビュー
買う前にまずアプリのダウンロードを!
私のスマホでは、「この端末には対応していません」と出るので、アプリが使えません。アプリが使えないということは、この商品は全く使えません(>。<)楽しみにしていたのでショックです。奨励されているAndroid6以上なので、いけるものと思ってました…
これから買われる方には、アプリをダウンロードしてからの購入をおすすめします。
最近の機器はスマホで操作することを前提に開発されることが多いため、ご自分のスマホが対応しているかどうかを事前に確認しておきましょう。
シェリーではファーボの本音レビューを掲載しています。細かい使い方が気になる方はこちらの記事もご覧ください。
PETKIT ドリンキング・ウォーターファウンテン 2
浄水機能と噴水式の循環で、常に美味しい水を愛犬に与えることができる給水器です。とっても静かに動きながら、愛犬の口に異物やホコリが入るのを防いでくれます。
ドリンキング・ウォーターファウンテン販売ページ
http://p2-wholesale.com/product.php?id=13351
浄水&循環
活性炭・軟水化フィルター・不純物フィルターの3つに分かれたフィルターで水をまろやかに、そして美味しくしてくれます。
噴水式で飲みやすく、さらに循環するので何度も浄化。自然な流水に愛犬も喜ぶはずです。
静音
静音にこだわっている製品のためノーマルモードでも驚くほど静かです。「それでも気になる」という方はスマートモードに設定してください。
内蔵の光センサーで昼夜を自動的に識別し、水が湧き出る頻度を調整してくれるため、さらに静かで節電にもなります。
クチコミ
肯定的なレビュー
うちの子は気に入っています。
仕事で数日留守にする予定があったため購入しました。うちの猫はすごくビビりなので、音が怖くて飲んでくれないかな、と思っていましたが、全く逆でした!最初は嗅いだりしていましたが、湧き出るお水が美味しいのか、よく飲んでいます。今まで同様、ボールにお水を入れておいてあげていますが、こちらではたまにしか飲まなくなりました。デザインもシンプルで気に入っています。
否定的なレビュー
設置場所を検討してからの購入ですね。
私が思ったより、我が家のワンコたちには不評でした。慣れないからかなと思いますが、水分摂取量が明らかに減ったので、とりあえず利用をやめてます。水の交換も面倒でした。
確かに、微妙な振動や音であっても、警戒心の強い臆病な犬や猫には合わない可能性もあります。場合によっては慣れさせる必要があるかもしれません。
Plus Cycle(プラスサイクル)
この投稿をInstagramで見る
⽇本動物⾼度医療センターが開発したツールで、愛⽝に装着したプラスサイクルから、毎⽇の活動量、⾷欲、排泄などのデータをスマホで⼀括管理できます。
体調不良に素早く気づけるばかりか、動物病院に連れて行ったときに正確な情報を獣医師さんに共有できます。
プラスサイクル公式サイト
https://pluscycle.jp/
活動量を測る
3軸加速度センサーで愛犬の走る動きやどこかに登る動きも正確にキャッチ。さらに、気圧センサーでジャンプした回数も記録できます。
小さくてとても軽いので、運動の邪魔にもなりません。
生活を記録する
日々のご機嫌や、食事量、排泄物などをアプリでしっかり記録することで、体調変化や成長にいち早く気づけます。
病気の疑いがあると思って動物病院に行ったときも、獣医師さんに正確な情報を手渡せます。
Twitterでのクチコミ
プラスサイクルは専用サイトからのみ購入できます。
肯定的なレビュー
プラスサイクルでしっかり健康チェックしてます。プラスサイクルをつけてわかったこと。一日中寝ているようで実は夜中に起きて活動しているという事が判明!!
否定的なレビュー
昼間私も留守だと、運動量減る傾向にある気がする(2人ともストーキングが激しいため)
とりあえず、階段のある家で良かったかなとは思う。投薬情報、もう少し入力できるようになるといいな。
いくら細かいところまで観察している飼い主の方であっても、24時間見ているわけにはいきません。プラスサイクルを使うと、意外な発見があるかもしれませんね。
プラスサイクル
https://pluscycle.official.ec/
INUPATHY イヌパシー
イヌパシーは、愛犬のこころを読みとき、5つの色で教えてくれるデバイスです。犬の心が見えるようになれば、愛犬への理解が深まるばかりか、暮らしがもっと楽しくなるでしょう。
さらに、心拍数の変動を解析することで愛犬の健康管理もできるという優れものです。
イヌパシー公式サイト
https://inupathy.com/jp/
心がわかる
「リラックス」「ドキドキ」「ハッピー」「興味」「ストレス」の5種類の感情を、五色に光るLEDライトによって判別することができます。ベルト部分に内蔵された心拍センサーが信号を検出し、リアルタイムで犬の感情をLEDライトで可視化。愛犬の感情がとっても簡単にわかります。
健康がわかる
イヌパシーを装着している間、読み取られる心拍データや感情データは全てクラウドに保存されます。それらはスマホを通して確認可能。毎日のメンタルチェックはもちろん、適切な健康管理にも役立ちます。
Twitterでのクチコミ
イヌパシーもプラスサイクルと同様、専用サイトから購入する仕組みです。
肯定的なレビュー
公園で吠えられて以来、公園が苦手なんだと思っていました。実際はハッピーの表示がたくさん出ていて、私自身の思い込みだったことに気づきました。以前よりもお出かけが増え、毎日楽しいです。
否定的なレビュー
「何これ?外して!」イヌパシーをつけると、嫌みたいでストレスマークの紫になりました。
このレビューは興味深いですね。ある意味では、イヌパシーがきちんと機能していると言えます。どうやって慣れさせてあげるかは、飼い主やトレーナーの腕の見せどころですね。
iFetch アイフェッチ
この投稿をInstagramで見る
アイフェッチは自動でボール遊びをしてくれる便利なマシーンです。ペットが自らボールを加えて上の穴に入れると、下から飛んでいきます。
これがあれば、一人きりのお留守番でも退屈することはありません。飼い主さんが忙しくて構っていられないときも不自由しないでしょう。
アイフェッチ公式サイト
https://goifetch.com/
ひとりで遊べる
アイフェッチは自動でキャッチボールをしてくれます。犬の活動量に体力が追いつかない飼い主さんには、特にオススメです。
コンセントで作動するのに加えて、電池でも動くので、屋外に持っていくこともできます。付属のミニテニスボールは3、6、9メートルの三段階の距離で飛んでいくため、犬が飽きてしまうことはありません。
クチコミ
アイフェッチはAmazonでも販売されているため、気軽に購入することができます。
肯定的なレビュー
愛犬のお気に入りおもちゃとなってます!
かまってちゃんの愛犬のために購入しました。まず商品を箱から出しただけでなぜか大喜び!ボールを飛ばすとまた大喜び!!購入してまだ数日ですがとても気に入ってくれていて、ひとりで遊べるようにもなりその姿をみていると癒されます。
日本語説明書もついているので機械オンチの私でも簡単に使えました。電池でも使用できるので天気の良い日には、広い公園に行って愛犬ちゃんはこれで走り回ってます。
否定的なレビュー
ボール好きな子に投げるのが大変で買いました、が、、、一日で3個のボール全て割れました。噛む力が強い子に使わせるのは危険なようです。
大型犬用だと普通サイズのテニスボールを使っているので、ボールが割れてしまっても専用テニスボールを買わなくてもいいので、その点は楽でしょう。
小型犬用だと、小型化された専用のテニスボールが必要になるため、少し割高な感じがしてしまうかも。
最後に
上記で紹介した商品は、どれも優れたアイデアから生まれた実用的な商品です。どれを買っても暮らしが便利になり、そして愛犬も喜ぶでしょう。
最近開発されるペット用の商品は、どれも犬のことを考えて作られ、他に類を見ない商品が多いです。どの商品も良い点と悪い点がありますが、弱点は今後徐々に改善されることが期待されます。
犬を飼っている人へのプレゼントにも、自身の愛犬へのプレゼントにもぴったりなはずです。愛犬の喜ぶ顔を思い浮かべると、渡すのが待ち遠しくなってしまいますね。
欲しかったをカタチに!クラウドファウンディング発のペット用品3選
クラウドファウンディング(Crowdfunding)は、群衆(Crowd)と資金調達(Funding)を組み合わせて生まれた言葉で、「こんなことやってみたい!」「こんなものが欲しかった!」というアイディアを形にするために、インターネットを介し、アイディアに共感してくれる人から少額ずつ資金を調達する活動のことを言います。
クラウドファウンディングの普及によって、共感してくれる人さえいれば誰でも新しいことが気軽に始められるようになりました。
ペット関係の分野においても、クラウドファウンディングによりアイディアを形にしている人・企業がいます。今回は、最近注目されているクラウドファウンディングから生まれた、ペットとの暮らしを豊かにする商品を3つほどご紹介します。
猫の健康管理をデータで行う「Catlog」
特徴
Catlogは、猫の活動を情報化・可視化し、猫の健康管理を効率的に行うために生まれたグッズです。猫に首輪型のウェアラブルデバイス「Catlog Pendant」を装着すると、猫の運動量、食事回数や睡眠時間など、猫の活動収のデータがクラウド上で分析され、健康管理に役立ちます。また、飼い主は外出中でも専用アプリを通して猫の行動を見守ることができます。
Catlogは大手クラウドファウンディングサイトの「Makuake」にて、目標金額を30万円に設定して資金調達を始めましたが、結果として457万円を超える多額の資金が集まりました。
これだけ多くの資金が集まったということは、猫の健康管理に関心のある飼い主がそれだけ多く、需要が高かったと言えるでしょう。
開発したIoTベンチャーの「RABO」は、利用者の増加と共にデータ化できる行動の幅をさらに広げ、集まったたくさんのデータを世界中の猫のために活用するなど、さらなるサービスの向上を目指しています。
シェリー編集部のコメント
インターネットとスマートフォンが普及したことにより、犬や猫などのペットにIoTデバイスを装着し、活動量を計測する商品がたくさん登場しています。CatlogもそんなIoTデバイスの1つです。今は活動量の計測だけですが、今後さらに機能が追加され、また日々のデータが蓄積されることで、猫の予防医学の発展にも貢献するかもしれません。もし、それらに加えてGPSなどを利用して位置情報がわかるようになれば、近い将来、ペットの迷子を防げる世の中が訪れるかも。
ペットのエサやりを遠隔で「FRESH ELEMENT」
特徴
仕事などが忙しく、どうしても長時間家に帰れないことのある飼い主は、「ペットがお腹を空かせているはず…」と心配になってしまいますよね。フレッシュエレメントは、そんな忙しい飼い主の方が外出先でも遠隔操作でペットに新鮮なごはんをあげられるようにと開発された商品です。
フレッシュエレメントは2018年4月、クラウドファウンディングサイト「machi-ya」にて、ペット関連商社のBEM PARTNERが目標金額を30万円と定めて資金調達を始め、2ヶ月で約83万円もの資金が集まりました。
フレッシュエレメントを使えば、飼い主は専用アプリを通していつでもどこからでもペットにエサをあげることができます。また、事前に1週間のエサやりプランを設定しておくことも可能で、設定した時間に設定した量のエサが提供されます。さらに、独自の技術により、ドライフードを湿気から守り、おいしさや安全性を保つ機能も兼ね備えています。
シェリー編集部のコメント
ペットと一緒にいる時間をなるべく増やしてあげるのがベストではありますが、急な会議や残業などでどうしても帰れないとき、外出先からいつでも新鮮なごはんがあげられるフレッシュエレメントは、忙しい飼い主の強い味方となってくれるでしょう。
自動給餌器といえば、一緒に外に連れ出しにくい猫の飼い主の方にとってはおなじみの商品かもしれません。しかしながら、遠隔操作ができるという点が、他の自動給餌器とは大きく異なる点でしょう。
気になる臭いを自然の力で除去する「Rinenna#3」
特徴
Rinenna#3は、天然成分100%の安心安全な消臭スプレーです。Rinenna#3は、ペットの臭い問題に悩む飼い主のために、ペットに害のない優しい消臭スプレーを開発しようと、2018年8月に大手クラウドファウンディングサイト「Campfire」にて資金調達を開始。目標金額は20万円でしたが、1ヶ月で目標の2倍を超える46万8000円が集まりました。
「優しいスプレー」と聞くと、その分効力が弱いのでは?と思ってしまいますが、Rinenna#3は病原菌である大腸菌や黄色ブドウ球菌などに作用するそうです。日本食品分析センターでの検査では、インフルエンザウイルスA型(H1N1)が99.9%不活性化、また、大阪市立工業研究所(現、大阪産業技術研究所)の検査では、大腸菌O-157が1分後に100%の除去されるとの報告も。
また、悪臭を分解して中和する作用もあり、イヤな臭いをしっかり消し去ります。その秘密は、消臭効果、除菌効果、リラックス効果といった、植物が発する、特別な力をもつ物質「フィトンチッド」にあり、この100%植物由来の天然成分のおかげで、強い除菌・消臭効果を持つ一方で、目や口に入っても安心・安全が実現しました。
シェリー編集部のコメント
今まではペットの臭い対策といえば、脱臭機が第一の選択肢として挙げられていました。しかし、安心して利用できるスプレータイプの消臭スプレーが開発されれば、家中ピンポイントで使用できるなど、利用シーンはさらに広がります。「強い消臭効果のあるスプレーが欲しいけど、ペットの健康に害がありそうで心配…」というお悩みをかかえていたペットの飼い主も、このスプレーなら安心して利用できそうです。
クラウドファウンディングで、「こんなものが欲しかった!」が形になる
いかがでしたか?今回は、クラウドファウンディングで実際に商品化したペット関連商品を3つご紹介しました。
クラウドファウンディングでは、「こんなもの欲しかった!」という共感者が多いほど、集まる資金も多くなります。実際に商品化に踏み切る前に、実際に需要はあるのか?どれだけ需要が多いか?を把握することができるため、比較的低いリスクで始められるのがクラウドファウンディングの強みと言えるでしょう。
ペット関連のクラウドファウンディングに成功している商品は、ペットの健康を考えたものが多いように感じます。これはおそらく、共働きによりペットと過ごす時間が減っていることや、「ペットは家族の一員」と考える人が多くなり、ペットの健康に対する意識が高い飼い主の方が増えてきていることが関係しているのかもしれません。時代に合わせた商品が注目されるようになっています。
今回はクラウドファウンディングに成功した商品をご紹介しましたが、もちろん、現在資金調達中のグッズもたくさんあります。もし「自分もこんな商品が欲しかった!」と共感できるグッズを見つけたら、みなさんも支援してみてはいかがでしょうか。
スマホで管理する最新猫トイレ「toletta(トレッタ)」を利用者目線で徹底レビュー、そこから見えてきたこととは?
ペット業界でもIT化が加速しており、近年はペットに関するガジェットも多く販売されています。
このたびCheriee編集部で、猫のトイレの回数や体重の測定ができる「toletta(トレッタ)」を試した結果をレビューしました。ご購入を考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
toletta(トレッタ)とは
tolettaは株式会社ハチたまが開発した、猫のトイレ情報から健康状態を管理する「スマート猫トイレ」です。猫がトイレに入ると自動的にトイレの回数や体重がアプリ上に記録され、愛猫の健康管理に役立ちます。
今回レポートするtolettaの機能は以下の通りです。
- AI顔認識
- 体重測定
- トイレの回数と滞在時間・経過時間
※現在予約販売中のtoletta2ではさらに機能が追加されています。詳細はこの記事の最後でご紹介します。
toletta(トレッタ)の基本仕様
- 通信機能無線
- LAN(2.4GHz)※Wi-Fiの速度は20Mbps以上必要です。
- 外形寸法
- 筐体部:幅 42.8cm × 奥行 56.1cm × 高さ 30.0cm
- 尿トレイシート部分:幅29cm × 奥行42cm(内側にシートずれ防止壁あり)
- 入り口の高さ:15.4cm
- 重量
- 約 3.3kg
- 電源
- AC 100V
スコップは付属していません。また、ねこ砂や尿シートなどの消耗品は付属していません。
初期設定方法
①アプリをインストール
取扱説明書はトイレ本体には付属しておらず、アプリ内で表示されるため、まずはアプリをインストールしましょう。
②組み立て
①でインストールしたアプリを見ながら組み立てます。部品はあまり多くありませんので、難しいことはありません。
③WiFi接続
ITにあまり慣れていない人は少し戸惑ってしまうかもしれませんが、説明書通りに進め、tolettaをWifiに接続しましょう。丁寧な説明があるので、不慣れな方でも問題なく設定できるでしょう。
④猫の情報登録
あらかじめ猫の写真を撮影しておき、その写真を登録します。複数の猫が写っていたり、鮮明ではない写真では認識できないため、猫の顔がしっかり分かる写真を選びましょう。tolettaは、AIにより猫を識別するため、この写真の登録は非常に重要です。
これで設定は完了です。とても簡単ですね!ねこ砂や尿シートを所定の場所に入れて早速使ってみましょう。
猫がなかなか入ってくれない時は・・・
tolettaは付属のライトが常時点灯している仕様です。初めて使用するときはライトが気になるのか、警戒してなかなかtolettaに入ろうとしてくれません。その際はまずは電源を入れず、単純なトイレとして慣れさせてあげたほうがいいかも。
tolettaの良いところ
顔認識でノーストレス
センサーが顔認識のため、新たに首輪を付けさせるなどもありません。これは猫に余計なストレスを与えないということを意味しています。首輪を付け慣れていない猫も多いと思いますので、この点は特に魅力的と言えるでしょう。
カメラの写りが良い
ライトが常に点灯しているため、夜中でも猫の姿がはっきり写ります。そうです。tolettaは猫が用を足すシーンを写真撮影しているのです。猫が普段なかなか見せないような表情をしていることもあり、アプリで写真を確認するのが楽しみになります。
離れたところでも猫の様子を把握できる
外出中はもちろん、なかなか実家に帰ることができないという方でも、アプリを共有することで遠く離れた実家の猫の様子を確認できます。家族間の会話が増えるきっかけにもなりそうですね。これは、地方から都心に出てきて、猫が飼えないという方にはとても嬉しい点でしょう。
体重がグラフで出力される
アプリ上で体重の変化をグラフで見ることができます。
日、週、月、年単位でグラフ化してくれるので、長期的に使用することで愛猫の体重の変化にも敏感に気付くことができますし、体調不良になったときに体重の情報を獣医さんに見せるのもいいでしょう。獣医師は日常の様子を飼い主の説明でしか理解することができないため、こういうデータに基づく情報があるのは、とても喜ばれることなのです。
消耗品が専用のものでなく経済的
ねこ砂や尿シートなどの消耗品はtoletta専用ではなく、一般的に販売されているものを使用できるので、選択肢が多く経済的にもやさしいです。現在お使いのトイレから変更するというだけで、使い始めることができます。
tolettaの少し気になるところ
ライトが常時点灯
ライトだけ消灯という機能はなく、常時点灯しているのがとても気になりました。これはメリットでもありましたが、デメリットにもなりえます。LEDとはいえ電気代や発熱が気になりますし、ワンルームの家に置いておくとまぶしくて寝られないということもあるかもしれません。
猫を識別するためには必須かもしれませんが、一匹でしか運用しない場合は消灯できる機能があるとうれしいかもしれませんね。
掃除の時にセンサーが反応する
うんちの処理などで人間がトイレをいじった場合もセンサーが反応してしまい、アプリで通知されてしまいます。もちろんアプリから削除可能ですが、毎回手動で削除するのが思いのほか手間かも。。
撮影される写真が中途半端
猫がトイレに入るとカメラが連射し、20枚までアプリで見られるようになっています。しかし、トイレに入り切る前に終わってしまうことが多いのが少し残念。。貴重な愛猫のトイレシーンを写真に収めたいという飼い主さんも多いのではないでしょうか。
注)
編集部の猫が警戒心がとても強いため、トイレに入る前に、トイレの縁に前足をかけてためらっているせいな気もします…
顔認識の精度が最初は低い(多頭飼いの場合)
使い始めの頃はうまく個体を認識してくれず、アプリ内で手動で修正する必要がありました。しかし、さすがにAIを搭載していることもあり、徐々に精度が上がっていくそうなので、最初は面倒でもその都度修正しましょう。AI機能を使いこなすには、情報のインプットが重要です。
あったらうれしい機能
プッシュ通知機能が欲しい
現在のアプリでは、猫がトイレに入ったかどうかはアプリを起動しないと分かりません。しかし、リアルタイムに通知が来ればいつ猫がトイレに入ったか分かり、仕事中などでもスマホの画面を見て、ほんわかした気分で過ごせそうです。
付属スコップと引っ掛けるフックが欲しい
今まで使用していたトイレには付いていたこともあり、一番最初に気になったのがこの点でした。必須というわけではありませんが、これがあることでtolettaの機能性が上がると感じました。
重力センサーのみの販売があるとうれしい
トイレとしてはごく普通のもので、簡単に言ってしまえば、体重計の上に猫トイレを乗せているだけとも言えます。可能であれば、市販のトイレと互換性を持たせて利用者が上モノ(猫トイレの形や色など)を自由に選択できるといいなと思いました。
toletta2に期待!!
そして、ついに2019年8月より、待望のtoletta2の予約販売が開始されました。
tolettaはもう持ってるんだけど…、という方もご安心ください!現在使っている方は「センサープレート」および「尿トレイ」を新しいものと交換することで、無償でtoletta2にバージョンアップが可能です。
toletta2を受け取った際に、今まで使用していたセンタープレートを返送する必要はありますが、0円で最新のものを使えるのはなんともうれしいですね。お届け時期は、toletta1の利用者様の交換を10月から順次実施し、8/8以降に予約購入した方は12月から順次発送というスケジュールとのこと。
toletta2では、以下の機能が追加されます。
- 尿量・尿回数
- 動画撮影
- AI状態判定
- 獣医師相談
- カレンダー・メモ
- フードレコメンド
取得したデータをAIが解析して猫の状態を管理することで、猫の異変にいち早く気づけたり、動画やデータをもとに獣医師に相談もできたりもします。
今までは正直言って、単なる「猫トイレ+体重計+α」でしかありませんでした。しかし、より機能が充実し、AIを活用やデータ管理の活用が可能になるtoletta2は、他に類を見ない最新型IoTトイレになることは間違いないでしょう。今からとても楽しみですね。
最後に
愛猫のトイレの回数や体重の情報がアプリに蓄積されていくことで、愛猫の健康管理ができるのはとても魅力的に感じました。特に、愛猫のストレスにならない顔認識の機能は他社にはなく、猫の飼い主さんにとっては安心できる点でもあります。
いくつか気になった点やあったらいいなと思う機能などもありましたが、tolettaは利用者の意見も積極的に取り入れて改善を重ねています。近いうちに販売されるtoletta2では機能がさらに充実するとのことですので、非常に楽しみになりました。
tolettaの詳細が気になった方はぜひホームページもチェックしてみてください!
https://toletta.jp/
【本音レビュー】話題のペット用カメラ!Furbo(ファーボ)を使ってみた感想
近年、IoT(インターネットオブシングス/モノのインターネット化)が進んでおり、大手からベンチャーに至るまで、数多くの製品が販売されています。
ペット業界でも、ペットの見守り機能を持つカメラである「Furbo(ファーボと読みます)」が登場して、話題となっています。今回は、このFurboを使ってみた感想を正直にレビューさせて頂きました。
Furbo(ファーボ)とは?
Furbo(ファーボ)は、スマホの専用アプリ(iOS/Android対応)を通じて、いつでも、どこにいても、お留守番している愛犬の様子を見たり、話しかけたり、おやつをあげて遊ぶことができるドッグカメラです。
そうなんです!ただの見守りカメラとは違い、愛犬を見守ることに特化したカメラなのです。Amazonでも、ベストセラー商品として紹介されており、そしてレビューの評価もとても良い、ドッグカメラです。
愛犬の可愛らしい姿を撮影して自慢しよう!【Furboドッグカメラ】
Furbo(ファーボ)の新機能
2017年11月17日よりAIが搭載され、リアルタイムでスマホに自動通知する「スマートドッグ通知」が来るようになりました。
- ドッグセルフィー通知
愛犬が『Furbo』に近づいた場合、自動で撮影を行い、プッシュ通知でスマホに撮影された様子が送られてきます。 - ドッグアクティブ通知
愛犬の自宅での活動を感知して、その様子を自動で撮影し、スマホに自動通知します。 - ファミリー通知
犬だけでなく、家族などの人間が視界に入った場合も、自動でスマホに通知します。
また、より高画質で高品質なカメラを搭載(フルHD 1080p 4倍ズーム可能)、ワイドアングルに対応(視野角160°に拡張)、大容量のおやつコンテナを実装するなど、Furboをさらに楽しんでいただけるよう、改善されました。
操作は簡単
ハコはシンプルながら、iPhoneのようなワクワク感を演出してくれるオシャレなものになっています。
操作手順は以下の通りです。
- Furboをコンセントに接続して電源を入れる
- 自分のスマートフォンにアプリをダウンロード
- アプリを起動して、画面に従って操作する
早速、ハコから取り出し、設定を開始してみました。
以下は、アプリを起動した後の画面ですが、WifiのIDとキーを入力すれば、後は自動で設定を行ってくれるため、誰でも簡単に設定できそうです。
なお、Wifiがないと使えないので、自宅に無線LANの環境がない場合は、それを作るところから始める必要があります。利用前提の環境ではありますが、一般の飼い主さんには、この辺がハードル高いかもしれないですね。
留守番の時に便利
実際に使ってみて言えることは、お留守番にとても便利なツールであるということです。なぜなら、外出先であっても、自分の愛犬の姿をいつでも確認できるのですから。
良いか悪いかは置いておいて、結構な頻度で通知が来ることがポイントです。ただ、新機能のAIがきちんと状況を判断してくれており、この精度はかなり高いと思います。そのため、本当に吠えている時は通知が来ますが、単に寝ているだけの時は通知は来ません。そして、起きたらきちんと通知が来て知らせてくれるという優れもの。
「おまえの愛犬はどんだけ吠えるんだ…」と思われてしまいそうですが、吠えた時だけを的確に捉え、通知が来るようになっています。誰かが家に帰ってきても通知が来ます。他にも、犬が寂しがっている時や寝ていて目覚めたときなど、通知のパターンはとても多く、飼い主にとって気になるタイミングで通知されるように実装されています。
ここが、単なる見守りカメラとは違い、犬に特化した見守りカメラであるポイントだと思います。
さらに!以下の画像のように、犬が何か行動を起こした時、自動で写真を撮っておいてくれるのです。まさにドッグアクティビティ機能というその名の通り。この機能があることで、普段は撮ることが難しい行動も写真に残すことができるのです。
正直、最初はそんなに見ないと思っていました。今まで、留守番の時の様子等、見ないで過ごすことが普通でしたから。しかし、実際に使い出してみると気になって仕方がないのです。何せ気になるタイミングでバンバン通知が来ますからね。通知が来たら見る、休み時間に見る、ちょっとした休憩に見る等、意外や意外、結構見ちゃうのです。飼い主のことをよく考えて作られているなと思います。
単なる見守りカメラにはない「犬に特化した通知機能」、私は大満足です。
愛犬の様子を見てみよう
通知をきっかけに、犬の様子を見てみます。通知をタップすると、スマートフォンのアプリが起動し、ここから自宅にセットしてあるFurboのカメラをコントロールすることができます。
カメラには、以下の機能が付いています。
- おやつをあげる(飛び出します)
- 対象をズームする
- 写真を撮る
- 動画を撮る
- 話しかける
実際に様子を覗いてみると、こんな感じです。お恥ずかしながら、家の中が汚いので、そこは見なかったことにしてください…。
うーん。さすがに、夜になるとライトがないので、どこにいるのかわからないですね。
欲を言えば、カメラの角度や向きなどがコントロールできるともっと良いなと思いました。私は外出時は、ゲージに入れて出かけるようにしているため、あまり問題ないのですが、人によっては部屋に放しっぱなしにしていると思います。そんな時、カメラの死角に愛犬がいると、カメラで見ることができないのです。
視野角が広く作られているので、ワンルーム等であれば、置き場所を工夫することで、部屋全体をカメラの中に入れることができると思いますが、少し広めのお家に住んでいる場合は、難しいかもしれません。このあたりは、通常の見守りカメラの方が、角度調整やカメラのコントロール機能が優れているため、そちらに軍配が上がるかもしれません。
おやつをあげてみる
Furboには、おやつをあげる機能も搭載されています。Furbo自体に、ボーロ等のおやつを予め入れておくと、それをあげることができるのです!Furboの主要機能の1つなので、こちらも使ってみました。
以下の写真の真ん中にある「丸いボタン」を上にスワイプすることで、セットしておいたボーロが飛び出る仕組みになっています。例え、外出先にいても、飼い主が「あげたい!」と思ったタイミングでおやつをあげることができるのです。
が、「ポンっと飛び出る」というよりは、「バシャっと噴出する」感じです。サイズが小さなボーロを入れておいたのですが、たぶん10個くらい噴出しました。。確かに我が愛犬は喜んで食べるのですが、10個はあげすぎかな…。大きなサイズのボーロを入れれば良いのかもしれませんが、もうちょっと飛び出る感じで、1つ1つ出てくるとありがたいかもしれません。こんだけ一度にあげてしまうのは、おやつのあげすぎになりますし。
家の中で使うものなので、噴出したボーロが転がって家具の下に入ってしまったり、毛足の長い絨毯の中に潜んでいて踏んでしまい粉々になったり。結構、後片付けが大変だったということもあります。正直、私はおやつ機能はあんまり使わないかも…。
まとめ
本音レビューの内容をまとめると、以下の通りです。
- ◯ 操作性はとても良く、機械オンチの方でも使える
- ◎ 新機能のAI通知機能がとても良くできている
- △ カメラはもう少し頑張って欲しいが、最低限の機能はある
- △ (私は)おやつ機能はあまり使わなかった
- ◯ 留守中の様子を見られることは意外と便利だった
こういう最新の電子危機って、一般の飼い主さんには、操作が難しそうでハードルが高いと思われるかもしれません。でも、Furboはそんなことはなく、とてもシンプルで一般の方でも操作がしやすいように作られていました。
そして、何より通知機能がとても良いです。こちらから能動的に動かなくても、随時、Furboが犬の様子を伝えてくれるのですから。これをきっかけに、飼い主さんが犬の様子を見に行けば良いだけです。そして、この精度が思った以上に良くできており、Furboが犬専用の見守りカメラであり、ただの見守りカメラとは一線を画すカメラであると思うのです。
留守中の愛犬の様子が気になっている方は大勢いると思います。少し留守するだけでも、ワンワン吠えてしまう場合は、分離不安ではないかと心配になったり、私のように犬の社会化不足により、他の犬や人に吠えてしまう場合は、留守中も吠えていてストレスになっていないだろうかと気になったり。特に、家を留守しがちな方は、ペットシッターやドッグトレーナーも使いながら、こういったデバイスも導入して、より愛犬との生活を充実したものにできるかもしれません。
最後に
Furboは、今後、AI機能を益々充実させていくと言われています。カメラが付いていることと、たくさんのユーザーを持っているため、実際の利用状況から得られた犬の行動を分析してデータ解析することにより、体調が悪い時を捉えて通知したり、ペットシッターの代わりを担えるように進化させていきたいと言うことでした。
今後、Furboがさらなる進化を遂げていくであろうことは容易に想像できます。AI機能がとても良く出来ているため、今後の進化に期待したいと思います。