みなさんは雨の日のお散歩はどうしていますか?いくらかわいい愛犬のためとはいえ、雨の日のお散歩は少し面倒になってしまいますよね。寒かったり肉球がふやけたりと、愛犬もあまり乗り気じゃないかも。
この記事では、雨が降っていても快適にお散歩するための方法とおすすめのグッズをご紹介します。
この記事の目次
実際みんなどうしてるの?
アイペット損害保険株式会社の「雨の日のお散歩に関する調査」によると、雨の日でも行くと答えた人は6割以上だそうです。特に、大型犬や中型犬の場合、「行かない」と答えた人はなんと23%しかいません。
お散歩に行かないとき、犬にどんな行動の変化が見られるかというと、一番多いのは「無駄吠え」だそうです。他にも、違う場所でトイレをしたり、いたずらが増えたり、食欲が無くなったりと、犬にとってお散歩を欠かすことはストレスの原因になるよう。
一方で、「雨の日にお散歩に行かない」と答えた方に理由を聞いたところ、41%が「お散歩後のお手入れが大変だから」、21%が「億劫だから」と答えています。また、「愛犬が嫌がるから」は31%。
少しでも雨の日のお散歩で「お手入れが大変」「億劫」と感じたことのある方は、以下の方法をチェックしましょう。
快適に散歩する方法とは
雨の日の散歩で一番面倒なのが、排泄物の処理と汚れを落とすことです。
排泄物の処理
「お散歩のときに排泄をするようにしつけているから、雨の日でも行かなきゃ…」という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。でも、雨が降っているなか後片付けをするのは少し面倒ですよね。
重要なことはまず、処理グッズが濡れないようにすること。普段から防水バッグのなかに処理グッズを入れておけば、雨の日に濡れてしまって後悔することはありません。
また、ビニール袋で犬のうんちを掴むとどうしても袋が濡れてしまいます。濡れた袋は縛りにくいうえに、バッグのなかのものを汚してしまいます。そんなときは、別に大きめのビニール袋を用意しておき、その中へ入れてしまいましょう。
どろんこにならないように
いつものお散歩で公園や舗装されていない道を通る方は、雨の日はルートを変えるようにしましょう。舗装されていて、車通りの少ない道がベスト。タイヤの水はねを受けずにすみますし、事故も避けられます。
また、いつもよりリードの長さを短くして、近くを歩かせましょう。これは、歩道の端の植木につっこんで行ったり、草地に入ったりすることを防ぐため。水たまりも極力避けてください。水たまりにはたくさんの汚れや病原菌が生育しており、肉球にできた傷に付いてしまうと感染症を引き起こすことがあります。
雨具を用意しよう
犬がびしょ濡れになってしまうと、家に帰ったあとが大変。犬に傘の下を歩いてもらおうとしてもとても難しく、濡れるものだと割り切ってしまうのも一つの手ですが、毎回の労力を考えると雨具を用意するのが得策です。
レインコート
レインコートには大きく分けて「オーバーオール型」と「ポンチョ型」の2つのタイプがあります。
オーバーオール型は頭から脚まで全身をすっぽり覆うことができます。濡れるところが最小限で済みますし、泥汚れも軽減してくれます。ただし、着脱に手間がかかり、全身がゴワゴワしてしまうため、服を嫌がる犬には向いていないかもしれません。
ポンチョ型は四肢を通すことなく、上から被せるだけの簡単な雨具です。飼い主さんにとってもラクですし、犬が感じる違和感も少なくすみます。しかし、オーバーオール型に比べて面積が小さいため、脚やお腹の汚れは防げません。小雨程度ならじゅうぶん役立つでしょうが、大降りの日には不向きでしょう。
リード付きペット傘
レインコートを嫌がるわんちゃんにオススメの雨対策がこちら。リードの途中に傘が付いており、上から雨を防いでくれます。
とても画期的な商品ですが、あくまで上からの雨しか防げません。降りはじめてすぐや、小雨のときなら大丈夫ですが、どしゃ降りだと下から跳ねる雨水が多くあまり効果がないかもしれません。
また、大型犬を飼っている方は、サイズに注意しましょう。小さいと全身をカバーできません。
レインブーツ
脚に汚れや雨水が付着するのを防いでくれるだけでなく、肉球を守ってくれるのがこのレインブーツ。
雨の日にお散歩をしていると肉球がふやけ、傷つきやすくなってしまいます。足元も見えづらく、何か鋭利なものを踏んでしまうかもしれないため、レインブーツを履かせてあげると良いでしょう。
まとめ
雨の日に快適にお散歩する方法をいくつか紹介しましたが、一番肝心なのは飼い主さんと犬のモチベーションです。楽しくお散歩するためには便益だけでなく、犬も飼い主さんもお気に入りのグッズを選ぶことも重要。かわいいグッズを買えば、逆に雨が待ち遠しくなるかもしれません。
お散歩に行かない場合は、ストレスが溜まらないように配慮しましょう。家の中で遊ぶ時間をいつもより多くとるなどして、コミュニケーションをしっかり取ってあげてください。
雨の日も、愛犬と楽しく過ごしましょう!