たとえ、ペット可の物件であったとしても、「賃貸マンションにおいて、どんな犬なら飼いやすいのか」が気になる点ではないかと思います。
そこまで広くない賃貸で飼う場合、適していると考えられる犬の条件は、以下の6点です。
- 賢く、しつけがしやすい
- ニオイが少ない
- 抜け毛が少ない
- 無駄吠えが少ない
- 温厚な性格である
- 遺伝的な疾患が少なく丈夫である
今回は、これらの条件を加味しながら、アパートやマンションでも比較的飼いやすい、オススメの犬種を3つ紹介していきます!
この記事の目次
1.トイプードル
身体的特徴
独特なカールのかかった柔らかな被毛に覆われているのが特徴的です。体長と体高がほぼ同じで、どちらも24〜28センチ程度です。
性格
トイプードルはとても賢く、学習能力が高い犬種です。性格はとても温厚で愛情深く、他の犬や動物ともうまく関係を築くことができます。
好奇心が強く、初めて見るものや嗅ぐ臭いには敏感に反応します。
飼いやすい理由
学習能力が高いため、しつけがしやすいと言われています。教えられたことは早い段階で理解することができます。
賢いということは逆に人間にとって都合が悪いことでもすぐに学習してしまうとも言えます。無駄吠えをしやすいと言われることもありますが、飼い始めのうちにしっかりとしつけをすることで、防ぐことができます。
また、抜け毛が少なく、臭いもあまりしないので、お部屋を清潔に保ちやすいとも言えます。
しかし、毛が抜けないから手入れが楽だというわけではなく、頻繁にブラッシングをする必要があります。ブラッシングを怠ってしまうと、カールした毛が絡まってフェルト状になってしまいますので、注意が必要です。
温厚な性格であることも、室内犬として飼いやすいと言われる理由の1つでしょう。
2.マルチーズ
身体的特徴
マルチーズはまっすぐで純白の長い被毛が特徴的です。
成犬になっても30cmに満たない小さな体で、ぬいぐるみのように可愛らしい容貌をしています。
性格
マルチーズは従順で温厚、そして明るい性格を持った犬です。
時には大きな犬にも立ち向かっていくような気の強い面や、神経質な面を見せることもあります。
飼い主や家族に対しては温厚で甘えるような可愛らしさを見せますが、他の犬や知らない人にはシャイな振る舞いをすることもあるようです。
飼いやすい理由
換毛期がなく、普段の抜け毛も少ないため、服や床に毛が散らばって汚れるようなことは多くないと思います。
しかし、長くてストレートな毛は絡まりやすく、比較的伸びやすくもあるので、定期的なカットは必要です。トリミングを怠ってしまうと、毛を引きずって歩いてしまい体が汚れてしまいます。ブラッシングも毎日行うようにしましょう。
マルチーズは昔から室内で飼われ続けてきた歴史を持つ小型犬なので、長時間の散歩や激しい運動は必要としません。
毎日20分程度の散歩と室内での遊びで十分と言われています。
3.シーズー
身体的特徴
シーズーは低くてペチャっとした鼻と小さな体、長毛の豊かなダブルコートが特徴的な犬です。
毛の色は個体によって様々で、遺伝によって模様も多くのバリエーションがあります。
性格
シーズーは遊び好きで活発な面と、穏やかで落ち着いた面の両方を持ち、他人や他の動物に対しても友好的に接することができまます。
愛情深い上に思慮深いので、子供の面倒を見たり、家族の雰囲気を察した行動をとこともあります。賢くて理解力もあるので、コミュニケーション能力に長けていると言えるのも特徴です。
飼いやすい理由
シーズーは小型でがっちりとした体格をしているので、十分な運動をしないと太ってしまうことがあります。
しかし、十分な運動といっても小型犬であるので毎日30分程度の散歩で十分です。一人暮らしのOLさんにとっても、嬉しいですよね。
臭いも少なく抜け毛も少ないとされていますが、長毛のダブルコートは汚れが溜まりやすいため、毎日のブラッシングは欠かさずに行うようにしましょう。
最後に
賃貸マンションで犬を飼うときは、吠え声が隣に響いたりしないか、室内が犬にとって狭すぎたりはしないかなど、気になることがたくさんありますよね。
今回紹介した犬種3つに限らず、飼いやすいとされている犬種は他にもいます。
気になっている犬種がいたら、生活環境も考慮してペットショップの店員さんと相談してみるといいでしょう。