先日、ドッグイベント「第8回アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」に行ってきました。
出展ブースやイベントがメインのドッグイベントが多い中、「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」は犬と一緒に様々なアウトドアのアクティビティを楽しめるのが特徴です。
今回は、そんな「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」の現地レポートと、ドッグイベントに参加するメリットなどをご紹介していきます。
この記事の目次
アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳とは
今年で8回目となる「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」。毎年9月の第3土曜日、日曜日に行われています。
- イベント最新情報
- 開催概要|【八ヶ岳】アウトドアドッグフェスタ2023
会場は標高1000mを超える自然豊かな長野県の富士見高原リゾート。「愛犬とのそとあそびを思う存分に楽しむ」がコンセプトのイベントです。
イベントを満喫できるコンテンツが盛りだくさん
アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳ではさまざまなイベントや体験会が楽しめます。
アウトドア系
- キャンプの達人がレクチャーしてくれる「デイキャンプ(日帰りキャンプ)」
- 手ぶらで参加出来る「キャンプ宿泊」
- ガイドが八ヶ岳の動植物を教えてくれる「ネイチャーハイク」
- パワースポットの”不動清水”を目指して歩く「トレッキング」
- インストラクターのレクチャーが受けられる「カヤック」
- 安定感のあるゴムボートで水上移動出来る「パックラフト」
- 愛犬の名前入り搭乗証明書がもらえる「熱気球」
- 愛犬と森の木陰でのんびり「ハンモック」
「そとあそび」がコンセプトのイベントだけあって、アウトドア系のイベントはかなり充実しています。
スポーツ系
- 愛犬と森の中を走って競う「トレイルランニング」
- 課題曲に合わせて犬と踊る「ドッグダンス」
- 初心者にも出来る技を教えてもらえる「ドッグダンス体験会」
- ディスクドッグの第一歩に挑戦「ディスク・チャレンジ」
愛犬と一緒に出来るスポーツもたくさん。失敗してしまうのもご愛嬌です。
イベント系
- 犬と一緒に水鉄砲で水遊び「ウォーターガン」
- 本物のシカの角でクラフト体験「キーホルダー作り」
- いかに早くKONGにおやつを詰められるか「KONG早詰め大会」
- 愛犬と迷路を脱出「わんわんラビリンス・チャレンジ」
多種多様なイベントがありました。参加するのもオススメですが、飼い主の所に行かなければいけないのに、ハイテンションで走り回ってしまう犬がいたり、飼い主と一緒に走らなければいけないのに、スタッフのお姉さんの所にしっぽを振っていってしまう犬がいたりと、見ているだけでも十分に楽しめます。
フォト系
- プロが可愛くオシャレに写真を撮ってくれる「ペトグラファーによる愛犬撮影会」
- 犬の写真を可愛く撮るコツをプロが教える「お花畑で愛犬とフォトレッスン」
- 犬が宙に浮いた写真が撮れる「宙犬(そらいぬ)撮影体験」
- 可愛い写真が撮れる小物がいっぱい「フォトブース」
普段よりレベルの高い写真が撮れて、SNSにアップしたり、思い出作りをしたりするのにいいですね。
他にも楽しいイベントやブースがたくさん
ご紹介しきれなかったイベントもまだまだあり、選ぶのが大変なほど盛りだくさんでした。
もちろん、犬のフードやおやつ、グッズの出展ブースも多数あり、人間用の屋台も充実していました。
イベントの喧騒に疲れたら山頂へ
イベント会場にずっといると、大きな音や人の多さに少し疲れを感じることがあります。そこで、自動運転のカートで200mほど山を登り、絶景の山頂へ向かいました。このカートはペットも乗ることが出来ます。
山頂の1周約20分のハイキングコースは犬も人も少なく、ホッと一息つくのに最適なスポットです。
ドッグイベントは犬の社会化に最適
ドッグイベントは愛犬を連れてイベントで楽しめるのはもちろんですが、
- 人混み
- 多くの犬
- 大きな音楽
- マイクで喋る司会者の声
など、普段見慣れない、聞き慣れない状況に馴らすことで、犬の社会化やメンタルキャパシティを強化させる効果が期待できます。特に今回の「アウトドアドッグフェスタin八ヶ岳」では、カヤックや熱気球など、貴重な体験をすることが出来ます。
慣れない状況・体験は犬にとっては初めはちょっと怖いかもしれません。しかし、ちょっと怖い体験に馴れていくうちに、「初めは怖かったけど大丈夫だった!」と犬に自信をつけてあげることが出来ます。自信がある犬(メンタルキャパシティが大きい犬)は、怖い物や状況の対象が少なくなるため、問題行動が起きづらく、犬自身ものびのびと暮らしていくことが出来ます。
臆病な犬の場合に気をつけたいこと
元々臆病な性格の犬の場合は、いろいろな刺激に少しずつ馴れていくように心がけて下さい。
イベントの会場で怖がってしまう場合は、会場内のなるべく静かな場所に馴れることからはじめ、犬の様子を見ながら少しずつ賑やかな場所へ移動することをおすすめします。小型犬の場合は抱っこしながら馴れさせ、落ち着いてきたら歩かせる方が良いかもしれません。
また、飼い主の許可を取らずに犬同士を挨拶させてしまう飼い主もいます。普段は犬に慣れている子の場合でも、刺激の多い場所でナーバスになっている可能性もありますので、犬同士のケンカが起こらないように、特に気を配ってあげることが重要です。
最後に
ドッグイベントに参加する時によく感じるのは、こういったイベントに来られているのは犬に対する意識が非常に高い方が多いということです。もちろん例外はありますが、しつけが出来ている犬、マナーの良い飼い主が多いように思いました。
そして、飼い主の皆さんがご自身の犬を、とても愛されていることが良く伝わってきます。そんな幸せな犬たちが、もっと増えていくことを願いながら、会場を後にしました。
- 改訂履歴
- 2023/03/13 イベントの情報を追加
- 2022/10/23 初版公開