日頃から感染症対策や清潔を保つために、アルコール消毒を使用する機会は多いのではないでしょうか。また、アルコールは飲料や料理など、日常のさまざまな場面で活用されています。しかし、アルコールが犬や猫などのペットにとって危険な物質であることをご存じですか?
今回は、犬や猫にとってのアルコールの危険性について、クイズ形式でわかりやすく解説します。クイズを通して、ペットのいる家庭でのアルコール使用時の注意点を楽しく学びましょう!
Q-1 犬や猫がアルコールを摂取した際、最悪の場合に起こる可能性があるのは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「中毒症状を起こし死に至る」です。
犬や猫はアルコールを分解する酵素を持っていないため、アルコールを摂取すると中毒症状を引き起こし、最悪の場合、死に至る可能性があります。
さらに、口から摂取するだけでなく、犬や猫がアルコールのにおいを嗅ぐだけでも、中毒症状が現れることがあります。そのため、飼い主さんが手指消毒をした直後や、お酒をたくさん飲んだ直後にペットと触れ合ってしまうと、くしゃみなどの症状が出ることがあります。
Q-2 アルコール中毒が疑われる犬や猫がいた場合、最初に行うべきことは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「ただちに動物病院に連れて行く」です。
もし犬や猫がアルコールを摂取してしまった場合、速やかに動物病院を受診しましょう。その際、「いつ、何を、どのくらい摂取したか」をしっかり把握しておくと、治療がスムーズに進みます。
心配になってすぐに吐かせたくなるかもしれませんが、状況によっては催吐処置が逆に危険な場合もあります。飼い主さんの独断で催吐処置をするのは絶対にやめましょう。
特に、お酒の席で犬や猫がアルコールを摂取する事故は、休日や夜間に起こることが多いため、休日や夜間にすぐに受診できる動物病院を把握しておくことが重要です。
Q-3 犬や猫がアルコールを摂取しないようにするために、注意が必要な日常のシーンとは次のうちどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「パン生地を発酵させるとき」です。
パンやピザを作る際、イースト菌で生地を発酵させますが、この過程でアルコールも同時に発生します。犬や猫がこの発酵生地を食べてしまうと、体内にアルコールが取り込まれてしまうため、犬や猫が食べないように注意しましょう。
また、家でお酒を飲むときやアルコールで手を消毒するとき、ペットのトイレなどを掃除するときも、犬や猫がアルコールを嗅いだり、口にしたりしやすいシチュエーションです。これらの場面でも、犬や猫がアルコールに近づかないように注意しましょう。
問正解/
問中
今回は下記の記事から問題を作成しました。詳細についてはこちらもご覧ください。
結果発表
問正解/
問中