子猫の時に爪とぎのしつけをしよう!その理由と方法。
部屋がボロボロになる…
猫飼いさんにとって、猫の爪とぎに頭を悩ます日も多いのではないでしょうか。「また爪とぎしてる!もう!」と怒らないために、その理由をわかってあげましょう。
そして爪とぎによって部屋がボロボロにならないように、対策を学んでいきましょう!
猫にとって爪とぎとは。
爪とぎは本能的な行動であり、猫にとってはご飯を食べたり睡眠をとったりするようなものです。そのため、完全にやめさせるというのは難しいです。
なぜ爪とぎをするのか
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⑴ 古くなった外側の層を除去するため
⑵ ストレッチ、リラックスのため
⑶ ストレスをぶつけているため
⑷ 飼い主さんへのアピールのため
⑸ 自分の臭いをつけるため
とたくさんの理由が言われています。猫にとって、爪とぎは必要不可欠な行動ですね。
爪とぎのしつけ
爪とぎは、「ここでしていいよ」という場所でさせるようにするのが基本です。そのため、子猫の時から、爪とぎについてしつけをした方が良いです。
どこでも爪とぎをしていた猫ちゃんが、成猫になって突然「ここでしてね」と言われたと考えてみましょう。今まで自由にやりたい放題だったのに、突然の場所指定…。そしてなかなかやってくれないケースがあります。
子猫の時に、しつけておきましょう!
しつけの手順
1. 爪とぎを設置する
できれば、家に複数箇所設置できると良いです。「爪とぎがしたい!」と思ったとき、その場所に置いていないと、そこでやってもらえない可能性があるからです。
2. 腕を持って、爪とぎの動きをさせてみる
初めて爪とぎをするときは、猫を爪とぎ場所まで連れて行ってみましょう。
猫の前をもち、爪とぎの動きをさせてみましょう。まずは一緒にやってあげることで、やり方を覚えてくれます。そのうちに猫自身でやるようになります。
3. 猫がそこでやったら褒める
猫が正しい場所で上手く爪とぎができたら、褒めたり、ご褒美をあげることです。
この経験を何度も繰り返すうちに、「ここで爪とぎをすれば良いのだな」と認識するようになります。
爪とぎグッズは消耗品
爪とぎはやっていくうちに、どんどん消耗していきます。ボロボロになってきたなと感じたら交換してあげましょう。
決めた場所でやってもらう
「なんでこの壁紙をボロボロにしちゃうの!!」と怒って諦める前に、決まった場所で爪とぎをするようにしつけをしましょう。
ドッグトレーナーの先生がおっしゃっていましたが、しつけというのは猫でも可能だそうです。猫も人間も快適に過ごすために、爪とぎのしつけと理解をしてあげましょうね!