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ねこしつけ

【鳴き声がひどい】元野良猫が鳴き止まないときの4つの対処法

「室内飼いを始めてから鳴き声が止まらない…。」元野良猫を飼ってから鳴き声に悩まされている飼い主さんは多いでしょう。

室内で飼い始めたばかりの元野良猫は、不安から鳴いてしまうことがよくあります。筆者自身、元野良猫を飼い始めたときに数週間も猫の鳴き声に悩まされました。

今回は、室内飼いを始めた元野良猫の鳴き声を止める方法と、鳴き声が落ち着くまでの期間を筆者の実体験を元にご紹介します。

室内飼いを始めたばかりの鳴き声は当たり前

元野良猫 室内飼い 鳴く 対策

元野良猫が鳴くのはよくあること

室内で生活を始めたばかりの元野良猫が鳴いてしまうのは仕方がないことです。

「アオーン」「ノウーン」などの鳴き声は、猫のマイナスの感情から来ています。猫はもともと環境の変化に敏感な生き物です。外で生きてきた元野良猫にとって、室内での生活は不安や強いストレスを感じています。

鳴き叫ぶような声だからこそ、「このままで大丈夫かな?」と不安に感じるかもしれませんが、室内の環境に慣れていくと次第に鳴き声は落ち着いていきますので、あまり心配しすぎないようにしましょう

鳴き声が落ち着くまで数週間かかる

室内飼いを始めて、鳴き声が落ち着くまでにかかる期間は数週間以上です。もちろん、猫の性格によって数日で落ち着く場合もあります。

筆者が保護した元野良猫も、飼い始めた時は毎晩窓の外に向かって鳴いてましたが、だんだんと緊張が解け、2〜3週間ほどで鳴き声が落ち着くようになりました。

元野良猫の室内飼いで鳴き声がひどいときの対処法4つ

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元野良猫の鳴き声がひどい時の対処法4つを、実際に筆者が試した方法もふまえてご紹介します。

1.猫を閉じ込めない

元野良猫をケージや部屋に閉じ込めると、かえって鳴き声が悪化することがあります。

猫は縄張り意識が強い生き物なので、家の中を探検して自分のテリトリーを確認したくて鳴く場合があります。筆者が保護した元野良猫の鳴き声がひどい時に、家中のドアを開けて猫を自由に歩けるようにしたら、猫の鳴く頻度が減りました。

夜はケージに入れず、家の中を探検させてあげてみましょう。その際、誤食すると危険なものは、猫が届かない冷蔵庫や棚などにしまってください。

2.猫の鳴き声に反応し過ぎない

猫が鳴いているとつい反応したくなります。しかし、「外に出して!」「1人にしないで!」と鳴いている場合、鳴き声に反応すると「鳴けば要求が通る」と鳴き声が悪化してします。

このように、飼い主さんの様子を伺うために声を出していることも少なくないので、心を鬼にして反応しないようにしましょう。どうしても猫の鳴き声が気になる時は、鳴き始めてから3〜4分経過後に構ってあげてください。

3.避妊・去勢手術を早めにする

保護した元野良猫が避妊や去勢をしていない場合は、早めに手術を受けましょう。

発情期はオスもメスもパートナーを見つけるために大声で鳴きます。しかし、室内飼いでは、パートナーに出会えないため発情した猫はストレスを感じます。

避妊・去勢手術により、猫が発情期に鳴くことを抑えられ、ストレスも軽減できます。

4.猫を安心させてあげる

猫が夜鳴きをするのは、環境の変化による不安やストレスが原因である場合が多いです。そのため、猫が少しでも安心して夜を過ごせるよう、いろいろ試してみましょう。

以下は、筆者自身が実際に試して効果があった方法です。

  1. 寝る前の5分間、「1人でも寝られるよ、大丈夫」「良い子だね」と撫でながらひたすら声をかける
  2. 昼間に十分に遊んであげて、猫が夜にぐっすり眠れるようにする
  3. 外を見られるように窓際に移動させてあげる
  4. 布団に連れていって撫でながら一緒に眠る
  5. 夜の間はご飯を出しっぱなしにする

上記の方法の中でも、1は特に寂しがり屋で甘えん坊な猫を安心させる効果があります。

猫の性格や時期によってうまくいくときもいかないときもあります。筆者が室内飼いしている元野良猫は、最初は効果があった方法も急に効果がなくなったり、効果がなかった方法も急に効果が出たため、根気よく続けましょう。

近所へのフォローは早めに

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アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる場合、猫の鳴き声はご近所トラブルを招きかねません。

鳴き声は、窓など厚さがないところから漏れてしまうため、防音カーテンや吸音材(音を吸ってくれる板)を窓に設置しましょう。

筆者自身は防音カーテンではあまり効果がなかったので、吸音材を購入して窓に置いて防音していました。

また、ご近所さんに野良猫を保護したこと、夜鳴きするかもしれないことを事前に伝えるようにするとトラブルを抑えやすくなります。

まとめ

元野良猫 室内飼い 鳴く 対策
室内飼いを始めた元野良猫が鳴いてしまうのは、環境が変わり不安になっていることが原因です。鳴き声が落ち着くまでにかかる時間は猫によって異なりますが、環境に慣れていくと数週間で落ち着いていくでしょう。

「いつまで続くんだろう…」と不安に思う飼い主さんも多いでしょうが、徐々に鳴く頻度が減りますので安心してください。

もし、時間が経っても鳴き声が落ち着かない場合は、病気などが原因の場合もあるため、かかりつけの動物病院に相談しましょう。

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