愛犬と潮干狩りに行こう!注意点5つと持ち物リスト
家族が出かけているとき、いつもはおうちでお留守番をしているわんちゃん。たまには一緒にお出かけをして、さまざまな景色を見せてあげたいですよね。
だんだんと暖かくなってきたこの時期には、ちょうどハイシーズンとなる潮干狩りに行くのはいかがでしょうか?
わんちゃんと潮干狩りを一緒に楽しむために気をつけたい5つのことと、必要な持ち物をご紹介いたします。
気をつけること
潮干狩りは公共の場ですので、トラブルもありますし、危険もあります。事前に把握して、安全な潮干狩りを楽しみましょう。
熱中症
まだ肌寒い季節だとは言っても、長時間太陽の下にいると、人間も犬も身体に熱がこもってしまいます。
犬は汗をかかず、口呼吸で息をすることでしか熱を逃せません。そのため、人間よりも熱中症になりやすいと言われています。こまめに水分補給の時間を設けるようにしましょう。特に、飼い主が潮干狩りに熱中している時は要注意です。
愛犬がぼーっとしていたり、激しい口呼吸が長く続くなどの症状が現れたら、熱中症の危険信号です。すぐに涼しい場所に愛犬を移動させ、うちわや扇風機などで風を送って身体を冷やしながら、早急に病院に連れて行きましょう。
熱中症は死につながる病気です。近くの動物病院の場所・連絡先を事前に把握しておき、一刻も早く病院に連れていくことが大切です。
怪我
潮干狩りですから、砂の下には貝がいます。中には割れている貝殻や尖っているものもあるので注意が必要です。
もし愛犬が傷を負ってしまったら、綺麗に洗って、オキシドールなどの舐めても大丈夫なもので消毒をしましょう。傷口から細菌が入ることもあるので、消毒後は地面を歩かせないようにしてください。
貝殻などの危険なものがわんちゃんの足を怪我させないために、靴を履かせるのも良いでしょう。また、靴を嫌がるわんちゃんには肉球に塗るワックスで肉球を保護してあげるのもおすすめです。
海水を飲ませない
犬はもともと塩分に弱く、大量に塩分をとってしまうと腎臓や心臓に負担がかかってしまいます。
事前に十分に水分をとらせるようにし、潮干狩り中にもこまめに水分を与えるなどして対策をしましょう。
リードにつなぐ
海など広い場所に行くと、リードを放して自由に走り回らせてあげたくなる気持ちはとてもわかります。
しかし、潮干狩りをしている人の中には犬アレルギーを持っていたり、犬が嫌いな人もいます。トラブルを防ぐためにも、公共の場ではリードはつなぐというのがマナーです。
もしうっかりリードを放してしまった時に備えて、リードに連絡先などを記載した迷子札をつけると安心です。
排せつさせない
自分たちがこれから食べる貝におしっこをされて、いい気がする人はいないと思います。
事前にお散歩に行くなどして排せつをさせておくことや、いつも排せつをする時間は避けて海に行くなどの配慮をしましょう。また、できるだけ人がいないところで潮干狩りをするのも良いでしょう。
安心のために、マナーパンツをするのも良いでしょう。
持ち物リスト
わんちゃんと潮干狩りを快適に過ごすために、海に持って行くべきものをまとめました。
飼い主さんご自身の潮干狩りの支度も大変だと思いますが、愛犬のための準備もきちんとしてから向かいましょう!
- リード
- 迷子札
- 飲料水
- 水を飲む用の器
- おやつ
- タオル
- ウェットティッシュ
- 犬用シャンプー
- 消毒液
- 動物病院などの連絡先
- 犬用の洋服
- 靴(ワックス)
- 水(犬の身体を洗う用)
- ビニール袋
ウェットティッシュがあると、わんちゃんのお顔を拭いたり食器を拭いたりと、様々なことに役立ちます。
潮干狩りをするとわんちゃんの身体はかなりドロドロになってしまいます。かっぱなどの撥水性のあるお洋服を着せてあげると、綺麗にする手間が省けて便利です。ただし、お洋服のせいで熱がこもってしまうことも考えられるので、わんちゃんの状態を常に確認し、場合によっては脱がせるようにしましょう。
シャワーがある潮干狩り場も多くあります。現地で汚れた体を洗ってあげるために犬用のシャンプーを持って行きましょう。しかし、混んでいる場合には、落ち着いてわんちゃんを洗うことができないこともあります。その場合に備えて、ペットボトルなどに水を入れて持って行くとなお良いでしょう。
最後に
潮干狩り場では食品を扱っているので、どこの潮干狩り場でもペット同伴OKというわけではありません。行く予定の場所が本当に犬を連れて行ってもいいところなのかは、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
また、公共の場ですので、わんちゃんの管理も徹底して、他の方に嫌な思いをさせないようにしたいですね。トラブルになってしまうと、お互いが嫌な気持ちになってしまい、せっかくの楽しい潮干狩りが台無しになってしまいます。
ルールを守りつつ、わんちゃんとの素敵な思い出をたくさん作ってくださいね!