近年、一番人気をキープしているのがトイプードル。なぜトイプードルはそれほどまでに人気なのか、その魅力に迫りましょう。性格や、その可愛い見た目について、詳しく見ていきましょう。
この記事の目次
種類は公式4種+非公式2種類
日本でよく見かけるプードルはトイ・プードルですが、実は4種類(JKC公認)+2種類(JKC非公認)がいるのはご存知でしょうか。全てのプードルの先祖に当たるスタンダードから始まり、ミディアム、ミニチュア、トイと様々なサイズの子がいます。最近では、さらに小さいタイニーとティーカップが出てきています。(こちらはJKCと呼ばれるジャパンケンネルクラブでは公認されていません。)
毛色は、11種類!
プードルの毛色はたくさんのバリエーションがあります。基本的には単色が好まれますが、パーティーカラーという2色以上が混ざった毛色もあります。(JKCでは単色だけが公認です)
レッド、ブラック、ホワイト、ブルー、グレー、ブラウン、カフェオレ、アプリコット、クリーム、シルバー、シルバーベージュの11種類です。
体格は3種類!
プードルの体格は大きく3つに分けられます。
ドワーフタイプ
今最も人気なのが、こちらのドワーフタイプ。簡単にいうと、胴長短足のタイプの子です。このタイプの子には、人気のテディベアカットがよく似合うんです。テディベアらしさがよく出て、可愛らしさを増幅させてくれる体型です。
ハイオンタイプ
スリムですらっとした印象のハイオンタイプ。ドッグショーでよく見かけるのは、ハイオンタイプの子ですね。
スクウェアタイプ
トイプードルの理想体型とされているスクウェアタイプ。ドワーフとハイオンの中間に位置します。
歴史
プードルは泳ぐことが得意なため、古くから水中回収犬や鳥獣猟犬として活躍してきました。プードルはその多様なカットで有名ですが、当初は水中での抵抗を少なくするためにカットをしていました。フランスで人気を集めていたことから、一般ではフランス原産ということになっています(フランスの国犬として、「french poodle」と呼ばれていたり)。しかしプードルの起源は不明なことも多くはっきりしていないのが実情です。なぜなら、古くから世界のいたるところでプードルの存在が確認されているからです。
フランスの中でも特に貴婦人の間で流行し、プードルのサイズはどんどん小型化、そしてカットも洗練されていきました。
愛玩犬として愛されているプードルですが、現在でもその知能の高さもあってたくさんの場面で活躍をしています。トリュフの探索犬、サーカスの一員、アニマルセラピー、警察犬など今でも使役犬としてその能力を発揮しています。
プードルの魅力
プードル人気の秘訣は、もちろんそのかわいい見た目もありますが、何と言ってもその飼いやすさにあるのではないでしょうか。
- しつけやすい
- 賢い
- あまり吠えない
- 抜け毛が少ない(毛の伸びるスピードは早いので、トリミングは必須)
- 匂いも気にならない
- 遺伝的な病気も少なく、日本の気候への適応度高い
また、それだけでなく、
- カラーが豊富
- カットが楽しめる
と、楽しみ要素が多いことも魅力ですね。
性格
明るく、聡明で、運動が大好きな活発な子が多いです。賢いだけに、しつけがきちんとできないとずる賢くなってしまうのでそこは注意が必要です。
飼い方
聡明かつ体力もある子なので、頭を使うゲームや運動をするのが良いでしょう。散歩も毎日行くようにし、ストレスが溜まらないようにします。また、毛は抜けにくいですが、伸びるスピードは早いので、できれば毎日のブラッシング+月1のトリミングをしてあげましょう。
価格の相場
トイプードルは、その多様な毛色などから、価格に幅があります。人気毛色だと値段が上がる傾向にあります。相場としては、20~30万円でお迎えができるようです。また、小さい子の方が、値段も上がる傾向のようです。
人気者:トイプードル
今一番人気のトイプードルの特徴やその魅力について迫りました。飼いやすく、そしてかわいいプードルは、最初のパートナーにぴったりでしょう。トリミングは大変ではありますが、その分たくさん楽しむことができます!ぜひ、トイプードルとの素敵な生活を楽しんでくださいね。