わんちゃんが主役の犬映画を皆さんは観たことはありますか?実は、犬と人間の絆を描いた映画は数多くあり、観れば愛犬の大切さ、愛おしさを再確認できること間違いなしなのです。
感動するだけでなく、コミカルな映画や個性派映画などジャンルも様々。今はAmazonで自宅に居ながらにしてレンタルすることもできるので、これからの寒い時期、暖かいお部屋で愛犬や大切な人と一緒に鑑賞してはいかがでしょうか。
今回は、犬好き映画好きの筆者がオススメするそんな犬映画TOP10をご紹介します。
この記事の目次
第10位 101匹わんちゃん
ダルメシアンのポンゴとパディータの15匹の子犬たちが毛皮好きな悪女クルエラに立ち向かうハラハラ、ドキドキな冒険物語です。ディズニーアニメーションの名作ですが、意外と物語を知らない方も多いのではないでしょうか。
実は、犬たちの目線で見た、犬の生活風景が描かれている映画です。パディータが産んだ子犬たちは15匹でしたが、なぜタイトルは「“101匹”わんちゃん」なのでしょうか。その真相も見所です!
第9位 わんわん物語
血統書付きのアメリカン・コッカー・スパニエルのレディと野良犬のトランプ。身分の違うわんちゃん2匹のラブロマンスを描いた作品です。こちらもディズニーアニメーションです。
人間のように純粋に恋をしている姿が綺麗で可愛らしく、2匹でミートスパゲティを食べるシーンが有名です。既にディズニーが実写版を発表しており、本物のわんちゃん2匹がレディとトランプを演じていると話題にもなりました。日本公開が待ち遠しいですね。
第8位 ペット
マンハッタンに住む小型犬のマックス、新しく家にやってきたデューク、近所のペットたちのドタバタ物語。マックスの飼い主ケイティを想う姿がとても可愛いです。日本語版吹替ではマックス役をバナナマンの設楽統が、デューク役を日村勇紀が務めています。
ペットは犬だけでなく、猫や小鳥、モルモット、ウサギなど様々な動物が登場し、人間が留守の間のペットたちの様子をコミカルに描いています。この映画を観れば、ペットたちが普段考えていることがわかるようになるかもしれませんね。
第7位 ひまわりと子犬の七日間
動物管理所で起きた実話をもとに作られた映画。堺雅人演じる保健所職員の彰司は、命懸けで子犬を守ろうとする柴犬のひまわりと出会い、殺処分までの7日間という短い時間で新しい飼い主を見つけようと奮闘します。
犬と人が信頼を築くプロセスを通して、命の大切さや犬と人との絆がていねいに描かれています。法改正もあり、有名人などが保護活動をしていることもあり、犬の殺処分が社会的関心を集めました。その裏側もわかる内容になっており、犬と関わる全ての方に観ていただきたい映画です。
第6位 ボルト
ディズニーのアニメーション映画。テレビドラマで大活躍の犬ボルトは飼い主のペニーがいなくなったと思い、ドラマのスタジオを飛び出して猫のミトンズとハムスターのライノと一緒にペニーを探す大冒険に出かけます。
この作品は犬の賢いところと、少し抜けてるおバカさんなところの両方がアニメーションでリアルに描かれているのが特徴です。ボルトの成長も見られ、ハートフルで暖かい映画ですね。ボルトとペニー、2人のお互いへの想いの強さに感動します。
第5位 マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと
コラムニストのジョン・グローガンが実体験を描いた「マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと」を映画化したこの作品。”世界一”のおバカ犬マーリーに、一家は毎日ひっちゃかめっちゃか。ですが、犬がお家にいるって本当にこんな感じなのです。
犬を家に迎える楽しさ・温かさ、そして世話をしたり、しつけたりすることの大変さも教えてくれる映画です。犬がいる生活をシミュレーションすることができますので、これからわんちゃんを迎え入れようと考えている方にオススメの映画です。
第4位 犬と私の10の約束
田中麗奈演じる14歳の少女あかりは家の庭に迷い込んだゴールデン・レトリーバーのソックスと“10の約束”をする。あかりとソックスが出会ってから10年間を描いた物語。
犬は関わった人、全ての人の心を癒す大切な存在だと気づかせてくれる感動映画です。“10の約束”これはどの飼い主さんと飼い犬もしなければいけない約束です。
犬を家に迎える上で、とても大切なことを教えてくれます。すでに愛犬と生活をしている飼い主の方はもちろん、これから犬を迎え入れたいと思っている方、全員に絶対観てもらいたい作品です。
第3位 HACHI 約束の犬
みなさんご存知、亡き飼い主を待ち続ける秋田犬ハチを描いた日本の映画「ハチ公物語」をリメイクしたリチャード・ギア主演のアメリカ映画です。なんと、映画でハチ役を演じた秋田犬のわんちゃんは3匹もいるんだそうです。
日本人なら誰もが知っている「ハチ公物語」ですが、誰が観ても無条件で涙が溢れてしまう、そんな映画。犬が飼い主のことをどれだけ思っているかがわかる逸話です。ハチの健気さ、愛らしさに筆者は大号泣してしまいました。
第2位 犬々島
ベルリン国際映画祭で銀熊賞(最優秀監督賞)を受賞、ストーリーも世界観もどこか不思議、様々な犬が登場する個性派アニメーションです。
すべての犬が“犬々島”に追放されてしまった近未来の日本が舞台。12歳の少年アタリの愛犬であり親友のスポッツへの強い想いと絆を描いた感動作です。ビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソンや「RADWIMPS」の野田洋次郎、夏木マリ、オノ・ヨーコなど、声優陣が豪華なことでも有名。
独特の世界観に心を掴まれる方が多いようで、今までで見たことのないタイプの犬映画です。
第1位 僕のワンダフルライフ
ゴールデン・レトリーバーの子犬ベイリーが転生を繰り返し、大好きな飼い主イーサンに再会するまでを描いた物語です。わんちゃんと私たち人間のパートナー関係は、恋人でも、友人でもない、とても特別で不思議な関係ですよね。そんな犬と人との絆を描いたのがこの映画です。
健気に飼い主を想うベイリーの姿がとても美しく尊い映画です。愛犬をいますぐ抱きしめたくなり、涙なしには見られないでしょう。
2019年公開の続編『僕のワンダフル・ジャーニー』は前編よりも、もっともっと泣ける感動作に仕上がっています。現在犬を飼っている全ての飼い主にオススメしたい映画です。筆者は予告編を観ただけ泣いてしまいました。
番外編 スノー・バディーズ 小さな5匹の大冒険
こちら、アニメーションではありませんが、”しゃべる”ゴールデン・レトリーバーの子犬5匹とハスキー犬1匹のユーモラスで心温まる冒険物語です。この映画以外にも『サンタ・バディーズ』や『スペース・バディーズ』など、バディーズ作品は全部で5つあります。
子供向け映画ですが、とにかく可愛いわんちゃんを見て癒されたいという方にオススメです。実写の子犬たちが無邪気に喋りながら冒険する姿に、筆者は口角が上がりっぱなしでした。
最後に
今回は全部で11の作品をご紹介してきましたが、観てみたい映画は見つかりましたか?
たかが映画と侮ることなかれ。1つ1つの物語から、愛犬と暮らす何気ない日々の1日1日がどれほどまでに大切なものであるか感じ取ることができます。そして、犬を飼っている人は愛犬のことがもっと愛おしく、これから犬を飼おうと考えている人には、愛犬との大変だけれども充実した生活の日々がどれだけ素晴らしいかを知る手がかりになります。
これからの寒い時期、暖かいお家で愛犬や大切な人と犬の映画を観て、泣いたり笑ったり、まったりとした休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。一層、愛犬への愛が増し、そして絆が深まることは間違いありません。
- 改訂履歴
- 2020/01/04 最新のデータに更新
- 2019/01/15 初版公開