初心者にも飼いやすい小型犬!ビションフリーゼを紹介!

2024.04.23
初心者にも飼いやすい小型犬!ビションフリーゼを紹介!

真っ白で柔らかい被毛とかわいらしいまんまるのヘアカット、上品なぬいぐるみのような見た目で大人気のビションフリーゼ。昔は貴族の愛玩犬だったという歴史を持ちます。

ビションフリーゼの魅力はその愛くるしい姿形だけにおさまりません。室内飼いに適したサイズ感や、一人暮らしでも飼いやすい性格などが、最近じわじわと人気になってきている理由と言えるでしょう。

今回の記事では、ビションフリーゼの特徴から飼い方、なりやすい病気などをご紹介します。

この記事の目次

犬猫ペット用品の個人輸入代行「うさパラ」
広告

ビションフリーゼの特徴

ビションフリーゼ,外耳炎,尿路結石,犬,犬図鑑,犬種,飼い方

ビションフリーゼの「ビション」はマルチーズ、「フリーゼ」は巻き毛という意味です。体高よりも体長の方がやや長く、その名の通り純白で巻き毛のダブルコートを持つ小型犬です。

成犬でも体重は3〜6kgほど、体高は24〜29cm程度にしかなりません。その愛らしくふわふわした見た目にもかかわらず、体は思いのほか筋肉質で、抱き上げると想像よりも重く感じるでしょう。

どんな性格なの?

ビションフリーゼ,外耳炎,尿路結石,犬,犬図鑑,犬種,飼い方

元気で陽気な性格で、動物にも人間にもよくなつきます。飼い主だけに限らずその家族に対しても従順で、基本的に聞き分けの悪いような行動はあまりしません。

賢く辛抱強くもあるので人間の子供の相手もできるほか、多頭飼いにも向いています。活発で遊び好きでもあるので、たくさん一緒に遊んであげましょう。

気をつけたい病気

ビションフリーゼ,外耳炎,尿路結石,犬,犬図鑑,犬種,飼い方
ビションフリーゼは、純血種の小型犬にしては、比較的遺伝性の疾患が少ないと言われています。それでもなりやすい病気はいくつか存在しますので、注意するようにしましょう。

外耳炎

垂れ耳であることや耳の中にも毛が生えやすいので、ビションフリーゼの耳の通気性は悪くなりがちです。

しきりに首をかくような動作が見られたり、頻繁に首を振るようだったりしたら、外耳炎にかかっている可能性があります。耳にかゆみを感じているのだけれど、後ろ足では耳まで届かないことから起こる行動かもしれません。

症状が軽ければ、点耳薬一本ほどの処方で治ることが多いため、耳をかゆがっているような行動が見られたら、なるべく早いうちに病院に連れていってあげましょう。

尿路結石

人間の持病としても有名なため、よく知られた病気だと思います。尿路結石とは、尿中のカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが結晶化し、結石となったものをいいます。この結石が尿道に引っかかるため、何度もトイレに行くのに尿の量が少なかったり、トイレをしているときに痛がったりします。他にも、おしっこの臭いが強くなるという特徴もあります。

原因としては、ドッグフードのミネラルバランスが合っていないこと、細菌が尿路に感染していること、飲む水の量が少なすぎたりすることなどが考えられます。

大きな結石は手術で取り出すことが一般的ですが、症状によっては食事療法が行われる場合もあります。様子に異変が見られたら、早いうちに病院に連れて行ってあげましょう。

飼い方について

ビションフリーゼ,外耳炎,尿路結石,犬,犬図鑑,犬種,飼い方

ビションフリーゼは賢く、他の犬種と比べて比較的飼いやすいと言われています。しかし、いくつか気をつけたい点があります。

毛のお手入れ

特徴的なふわふわの巻き毛は、その見た目に反せず毛量が多く、トリミングの頻度は2~3週間ごとに行うのが理想です。純白でふわふわの被毛をきれいに保つためにも、定期的にトリミングに連れて行ってあげるようにしてください。

また、ビションフリーゼの毛はとても細く、さらにカールしています。そのため、絡まりやすいので毛玉にならないように、毎日欠かさずブラッシングしてあげましょう。

耳掃除

ビションフリーゼの耳は被毛に隠れています。さらに、垂れ耳でもあるために通気性が悪く、汚れや耳あかがたまりやすい構造です。

放っておくと外耳炎になってしまうことがあるため、定期的に耳掃除しましょう。湿らせたティッシュで優しくふき取ってあげてください。

また、耳掃除を嫌がることのないように、子犬の頃から耳を触られることに慣れさせましょう。

運動

明るく陽気で活発なビションフリーゼは、その様子の通りかなり体力があります。体つきもがっしりしており筋肉も発達しているため、毎日十分な散歩をしてあげるようにしましょう。しかし、夏場は熱中症になってしまうかもしれないので、日中は避け、涼しい時間帯に連れて行ってあげましょう。

ビションフリーゼに独特な行動として、突然スイッチが入ったようにはしゃぎ回ることがあります。飼い主たちの間では「ビションブリッツ」「ビションスイッチ」などと呼ばれていて、いつもはほえないのに、このときだけは大きくほえるという様子も見られるようです。

病気ではないので心配する必要はありません。理由や原因はわかっていませんが、周囲に危険なものがないかどうか確認しましょう。

最後に

ビションフリーゼ,外耳炎,尿路結石,犬,犬図鑑,犬種,飼い方

陽気で活発、賢く人懐こいという性格のビションフリーゼ。愛好家は徐々に増えてきているようです。多くの人に好かれる特徴をたくさん持っており、さらには初心者にも飼いやすいということがその理由でしょう。

犬を飼うことを考えている方は、ビションフリーゼも検討してみてはいかがでしょうか?

関連記事

こちらの記事も読まれています

いぬ」の記事をさがす