【犬図鑑】性格が良い?飼いやすい?ポメラニアンについて徹底解説!

2024.04.23
【犬図鑑】性格が良い?飼いやすい?ポメラニアンについて徹底解説!

ぬいぐるみみたいにかわいらしい見た目で人気のポメラニアンですが、一体どんな性格なのでしょうか?

ポメラニアンのことをよく知るために、その性格や飼う上で気をつけるべきことなどを見ていきましょう。読み終えた頃には、今までよりももっとポメラニアンについて詳しくなっているはずです。

この記事の目次

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ポメラニアンとは

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皆さんはポメラニアンと聞くと、どんなイメージを持つでしょうか?

ふわふわでモコモコ、小さくてぬいぐるみみたいな外見、でもなんとなく、「気の強い子が多い」というイメージもあるのではないでしょうか?もしかすると、ポメラニアンに吠えられたことがある人もいるかもしれません。

ポメラニアンの外見や性格は、その歴史が大きく関係しています。詳しく見ていきましょう。

ポメラニアンの歴史

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貴族のお気に入り、ポメラニアン

ドイツとポーランドの国境には「ポメラニア地方」という場所があり、ポメラニアンという名前はここに由来しています(ポメラニアン好きなら、一度は行ってみたいですね)。

ポメラニアンの祖先は、ソリ犬として活躍していたジャーマン・スピッツ系だとされています。牧羊犬や番犬として仕事をしていた祖先の血を引いており、小型に作られていったのがポメラニアンです。

王族から愛され、イギリスのビクトリア女王がとても気に入っていたそうです。そこから知名度がグンと上がり、人気になったといわれています。

ポメラニアンの性格

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気が強く、番犬として活躍

祖先はスピッツ系とお伝えしましたが、ソリ犬や番犬としての素質を受け継いでいるため気が強く、繊細でよく吠えるといった性格が出やすいとされています。物音に反応しやすいので、吠えやすくなってしまうのでしょう。マンションに住んでいる方は特に注意が必要です。

気の強い子もいるため、自分よりも身体が大きい犬にも勇敢に立ち向かっていくような一面があります。他の犬とのコミュニケーションも気をつけてあげましょう。

飼い主には甘えん坊

ポメラニアンによくみられる性格としては、「甘えん坊で主張が強い」というものがあります。飼い主に「遊んで!遊んで!」と甘えてきます。

主張してくれるのがかわいくて、何でも許してしまう飼い主さんもいるでしょう。しかし、犬の主張ばかりを通してしまうとわがままに育ってしまい、手がつけられなくなってしまうため注意しましょう。

小さい身体に大きな好奇心

ポメラニアンは超小型犬に分類されており、その小さなサイズが飼いやすいと人気です。好奇心旺盛で活発な犬のため、元気で楽しい犬を飼いたい人に向いているかもしれません。

また、番犬の素質を持っているため、家のパートナーとしても活躍してくれるでしょう。とても賢いため、飲み込みも早いはず。しっかりとしつけをしましょう。

ポメラニアンの飼い方

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骨が弱いポメラニアン

「ペーパーボーン」と言われるほど、その骨は白くて弱いとされています。ポメラニアンは活発なため、はしゃいでいる時に骨折をしてしまう危険があります。足を引きずるなどしていたらすぐに病院に連れていきましょう。

ブラッシングはこまめに

見ての通り、ふわふわフサフサの毛を持っているためブラッシングは欠かせません。ポメラニアンの毛は、ロングコートの部類に入ります。ロングコートの毛は、毎日のブラッシングがとても重要です。

ブラッシングを怠ってしまうと、毛玉ができてしまったり、抜け毛が取り除かれずに炎症が起こってしまうこともあります。毛のもつれや毛玉の除去にはスリッカーブラシがオススメです。

ポメラニアンがかかりやすい病気

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ポメラニアンを飼う上で、かかりやすい病気を知っておく必要があります。早期発見・早期治療が特に重要です。異常をすぐに察知できるように、以下の3つの病気は頭に入れておいてくださいね。

アロペシアX(エックス)

脱毛や皮膚の黒ずみが見られる病気です。ホルモンの異常が原因のひとつと考えられており、若く去勢していない犬によく発症する傾向があります。ポメラニアンに多発するため「ポメラニアン脱毛症」とも呼ばれており、ポメラニアンの飼い主さんは注意が必要です。

未去勢の犬であれば、去勢を行うことで回復するケースがあります。かゆみはなく、命に関わることもないため、時間をかけて投薬により治療していきます。

気管虚脱

小型犬に多いとされる気管虚脱。ポメラニアンも例外ではありません。気管虚脱とは、気管の形を保つ軟骨が歪んで気管が潰れてしまうことで起こる病気です。咳、異常音、深刻な場合は呼吸困難に陥ることもあります。

症状が軽い場合は、気管拡張薬や咳止めなどを投与して治療します。しかし、投薬では潰れてしまった気管は元に戻らないため、症状が重度の場合は気管の形を修復する外科手術が行われます。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

気管虚脱と同じように、膝蓋骨脱臼も小型犬に多いとされる病気です。脱臼とは、運動の衝撃やふとした動きで骨の関節が本来の位置から外れてしまった状態を指します。

立っている状態で膝がカタカタ震えだす、脚をかばいながら痛がりだすなどが見られる場合は、膝蓋骨脱臼の疑いがあります。すぐに最寄りの病院に連れていきましょう。

内服薬やサプリメント、レーザー治療など比較的軽い対処で済む場合もあれば、骨組織の再建手術、軟部組織の再建手術など、外科手術を必要とするケースもあります。

ポメラニアンのかわいさ

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かつて大手CMに起用されてブームにもなったポメラニアン。飼う際には、性格や飼い方などをしっかり理解した上で決めましょう。

かわいくて甘えん坊の反面、吠えやすかったり気が強い子もいたりするため、しつけをきちんとしていきましょう。ポメラニアンの無邪気にはしゃぐ姿は本当に癒されますよね。この記事が、ポメラニアンのことをより一層理解できる機会になったら幸いです。

改訂履歴
2020/11/18 情報を追加し、内容を修正

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