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家族のステイホームでペットも「コロナ疲れ」?4つの対策方法

2021.01.24
家族のステイホームでペットも「コロナ疲れ」?4つの対策方法

新型コロナウイルス感染症の拡大によって、「仕事が在宅ワークになった」「学校に登校できない」など、多くの方が家にいる時間が以前よりも増えたことでしょう。
そんな「ステイホーム」期間、友達に会えなかったり、行きたいところに行けなかったりと、人間も色々なストレスを抱えていますが、実はペットも同じように、ストレスを抱えているかもしれません。

なぜ、人間の「ステイホーム」がペットにストレスを与えてしまうのでしょうか。ペットの飼い主は、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか。

今回は、ステイホーム中のペットとの過ごし方を考えます。

この記事の目次

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ステイホーム中、みんなが家にいるのは嬉しいけど・・・

ステイホーム コロナ ペット ストレス コロナ疲れ

ペットにとって、大好きな家族のみんながずっと家にいてくれるのは、きっととても嬉しいことでしょう。
在宅ワーク中に、ペットが「かまって!」とアピールしてきたこともあるかもしれません。

飼い主とたくさん遊べるのも、たくさんお散歩に行けるのも、ペットにとっては嬉しいはずです。

しかし、その反面、もしかしたらストレスも溜まって、「コロナ疲れ」をしてしまっているかもしれません。

どうしてストレスが溜まるの?

人間のステイホームでペットにストレスが溜まるのは、生活リズムが乱れ、ひとりでゆっくり休める時間が減ってしまうから

ペットは本来、1日の睡眠時間が人間よりもかなり長く、犬で12〜14時間、猫で12〜16時間ほど眠る必要があると言われています。しかし、家族が家にずっといるようになると、ペットは普段ならゆっくり寝ているはずの時間に、起きているかもしれません。

ペットとこんな過ごし方、していませんか?

暇つぶしや気分転換としてペットと遊んだり、運動不足解消のために、犬とたくさんお散歩に出かけたりする方も多いでしょう。

また、ペットと直接触れ合うことはなくても、子供達が家中をはしゃぎまわったり、ストレスが溜まり、つい家族と言い合いをしてしまったりした場合も、ペットはびっくりして、興奮してしまいます。

必要なだけの睡眠、休息が取れず、過度な運動をしたり、興奮したりすることが続くと、ペットには強いストレスがかかります。
実際、ステイホーム期間には「ペットの元気がない」という相談が、動物病院には多く寄せられているようです。

では、ペットのストレスを軽減するにはどのようなことをしたら良いのでしょうか?

その1.ひとりでゆっくりできる場所を作ってあげる

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犬や猫は、狭くて何かに囲われた少し暗いところにいると落ち着くと言われています。
ソファの上が好きなペットも多いかと思いますが、リビングに人がいつもよりたくさんいたり、子供がソファで暴れてしまったりする場合は、普段通り休むことができません。

そのため、キャットタワーを用意したり、キャリーケースをリビングに持ってきて、狭くて囲われていて少し暗い場所を作ってあげると、その中で落ち着きやすくなります。
また、ペットがその中へ入った時は、くれぐれもむやみに話しかけたり、引っ張り出さないようにしてあげてください。周りを叩かれることはもちろん、中を覗かれることもストレスになります。

もちろん、飼い主に抱っこされて眠るのが好きなペットもいますから、その場合は抱っこでも大丈夫ですが、あまりちょっかいを出し過ぎないで、ゆっくり眠らせてあげましょう。

その2.静かな時間を十分に作ってあげる

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動物は音にとても敏感です。

犬や猫は、人間よりも眠りが浅く、ちょっとした音でもすぐに反応して起きてしまいます。
ステイホームの時間が長くなると、特に小さな子供はストレスが溜まるため、家の中を走り回ったり、叫び声をあげたりすることがあるかもしれません。

一日中静かにしていることは難しいですから、「この時間は静かにしてあげようね」と家族で決めて、できるだけみんなでペットが落ち着いて眠れる時間を作ってみましょう。

それが難しければ、少しの時間、別の静かな部屋にペットを連れていき、ゆっくり寝かせてあげましょう。
ペットと一緒に、みんなでお昼寝タイムをとるのも良いですね。

その3.家族の喧嘩はほどほどに

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飼い主が怒ったり、家族が言い争いをしたりしていると、ペットは不安になったり、緊張したり、興奮したりしてしまいます。
コロナ禍で人間もストレスが溜まって、家の中がピリピリしたり、つい家族にあたってしまうこともあるかもしれません。

ペットのためにも、なるべく家族の喧嘩は控えめにして、大きな声や物音を出したり、長いこと不穏な空気にしてしまうことは避けたいものです。

その4.ペットと遊ぶ以外の楽しみも見つけよう!

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ステイホームであっても、ペットが家にいることで心が和んでいるという方は多いのではないでしょうか。ペットにとってもたくさんかまってもらえるのは嬉しいことだと思いますが、やはり遊び過ぎは禁物です。

ペットが休む時間を十分確保してあげるためにも、ペットと遊ぶ以外にも家でできる楽しいことを見つけてみましょう。

映画を観たり、本を読んだり、凝った料理を作ったり、陶芸や手芸、ハーバリウム作りをしてみたり…。
VRゴーグルを買って、ペットの気持ちになってみるのも良いかもしれません。

人間もペットもストレスフリーに

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新型コロナウイルスでステイホームが続き、「コロナ疲れ」しているのは人間だけではありません。

大好きな家族がずっと一緒にいてくれて、たくさん遊んでくれるのはペットにとって嬉しいことではありますが、ひとりでゆっくり休める時間が減ってしまうことは、少なからずストレスになってしまうのです。

ペットのためにも、人間のためにも、静かな時間を作り、喧嘩をほどほどにし、なるべく和やかな空気でこのコロナ禍を乗り切りたいですね。

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