「ペットを飼いたいけど、マンションの規則で飼えない」「動物は好きだけど、アレルギーがある」「ペットを飼うにはお金と時間の余裕がない」など、ペットを飼いたくても色々な理由で飼うことが叶わないという方、結構多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、「ペット型ロボット」。本物の犬や猫とは違うものの、ペット型ロボットには、ロボットだからこそ得られるメリットもたくさんあります。
今回は、そんな個性豊かなおすすめのペット型ロボットを4つご紹介します。
この記事の目次
ペット型ロボットのメリット
「ペット型ロボット」と一口に言っても、その特徴はロボットによって異なります。しかし、共通して言えるメリットがいくつかあります。
①食費や医療費がかからない
ペット型ロボットの食事は電気のみなので、本物の犬や猫に比べて食費となる電気代はかなり低く抑えられます。
また、本物の動物であると、突然の病気や怪我のほか、定期的な予防接種など、医療費もばかになりませんが、ロボットであれば医療費の心配は一切ありません。
②無駄吠えや怪我の心配がない
本物の犬や猫は、しつけがうまくいかなかったり、何かトラブルがあったりすると、吠える、噛む、引っ掻くなどの行動を起こすことがあります。子犬や子猫の場合は、夜泣きが激しいこともあるでしょう。
しかし、ペット型ロボットであれば、無駄に吠えたり、人に怪我をさせたりする心配がありません。
③トイレや散歩のお世話がかからない
当たり前ですが、本物の動物は生き物ですから、おしっこやうんちもしますし、運動も十分にさせてあげないと健康を害してしまいます。
一方ペット型ロボットは、トイレの掃除をしたり、毎日散歩に連れて行ったりする必要がないので、「お世話がちゃんとできるか心配」という方も安心して飼うことができます。
④アレルギーやペット禁止の規則があっても飼える
いくら動物が好きでも、動物アレルギーがあったり、住んでいるマンションやアパートにペット禁止の規則があれば、ペットを飼うのは難しいですよね。しかし、ロボットであればアレルギーになる心配はありませんし、本物の動物ではないので「ペット禁止」の規則に引っかかることもありません。
ペット型ロボット①育て方で性格が変わる!学習機能がついた「aibo」
SONYが開発した犬型ロボット「aibo」は、常にクラウドと連携しているため、日々の学習によって性格やふるまいが変化するのが特徴。
飼い主がどう育てるかによって、やんちゃになったり、甘えん坊になったりと、ロボットでありながら成長の仕方がそれぞれ異なるのが魅力です。
スイッチを入れればひたすら前に進むというわけではなく、自分で障害物を避け、自分の意思で行動する上、人の顔も認識できるため一緒にいることの多い家族には特に懐いてくれるといいます。
メーカー:SONY
価格:aibo本体198,000円(税抜き)+aiboベーシックプラン90,000円(税抜き)
公式HP:https://aibo.sony.jp/feature/feature3.html
ペット型ロボット②うるうるした生命感溢れる瞳が特徴「LOVOT」
犬にも猫にも似ていませんが、そのかわいさは侮れません。LOVOTの最大の特徴は、生命感溢れる「目」。
公式HPによると、LOVOTの目はディスプレイになっていて、そこに6層もの映像が投影されることで、視線の動きや瞬きの速度、瞳孔のひらきなどの細部にこだわり、まるで生きているかのように表現できるといいます。
その組み合わせはなんと10億通り以上。ロボットといえど、唯一無二の特別感が味わえます。そんなLOVOTにウルウルとした瞳で見つめられれば、思わずあなたも「守ってあげたい」と感じてしまうはず。
メーカー:GROOVE X
価格:本体+ネスト月々 21,663円〜(37ヶ月以降は月々12,980円〜)
公式HP:https://lovot.life/pricing/
ペット型ロボット③顔がないのに癒される!究極のしっぽ「Qoobo」
Qooboは、撫でるとしっぽで応えてくれる「クッション型セラピーロボット」。他のロボットと異なり、目や鼻など、動物の「顔」にあたる部分を省き、手触りとしっぽだけを追求したシンプルさが特徴です。
一見ただのクッションにも見えますが、撫で方を変えればしっぽの動きも変わり、まるで本物の動物とコミュニケーションをとっているかのような癒しを感じられます。
実際、Qooboのセラピー効果を調べた実験では、「緊張・不安」「抑うつ・落ち込み」「疲労感・無気力感」などのストレスの指標が、Qooboを持ったときに軽減されるという結果が得られました(公式HPより)。
普段の生活でちょっとした癒しを与えてくれるQooboは、介護や医療の現場での活躍も期待されています。
メーカー:ユカイ工学
価格:12000円(税抜)
公式HP:https://qoobo.info/index/
ペット型ロボット④見た目がリアルな白猫「夢ねこプレミアム」
「夢ねこプレミアム」は、リアルな白猫型のロボットです。ほっぺや頭、背中、お腹にセンサーがついており、撫でると気持ち良さそうにゴロゴロと鳴いて応えてくれます。
ずっと撫で続けたり、ブラッシングをしてあげると、気持ちよくて眠ってしまうことも。さらに、しっぽの根元を掴むと不機嫌な声を出すこともあるといいます。
aiboのように学習機能はありませんが、見た目のリアルさと、シンプルでかわいい反応を兼ね備えており、値段もお手頃なのが魅力です。
メーカー:セガトイズ
価格:オープン価格(12000〜18000円程度)
公式HP:https://www.segatoys.co.jp/yume/
まとめ
今回は、本物のペットを飼いたくても飼えないという方のために、おすすめのペット型ロボットを4つご紹介しました。
ロボットと言っても、学習機能を備えたものや、飼い主が撫でたり呼んだりすると反応するものなど、コミュニケーションをとっていくうちに愛着が湧いてきそうです。
ペット型ロボットには、お金のことやお世話の手間など、本物のペットにはないメリットもたくさんあるので、「ペットが飼えない…」と諦めていた方もぜひ、この機会にペット型ロボットの購入を検討してみてはいかがでしょうか。