皆さんは外で犬に会った時に、どのように挨拶をしますか?犬を飼っている人も、飼っていない人も、実はマナー違反しているかもしれません。
この記事の目次
犬から好かれる人は初対面が上手
街で出会ったわんちゃんに触れ合う機会があった時に、皆さんは上手に挨拶することができますか?魚の骨を取ることに順序とマナーがあるように、犬と触れ合う時にも気をつけるべき順序とマナーがあるんです。ここから3ステップで見ていきます。
1、飼い主さんに触っても平気か聞く
わんちゃんによって、触られるのが得意な子と苦手な子がいます。性格はもちろんのこと、その子が何を体験してきたかによっても変わってきます。
そして、それを一番熟知しているのは飼い主さんなはずです。飼い主さんとしては、愛犬に興味を持ってくれた人に怪我をさせたくはありません。なので、飼い主さんに一度尋ねてみることがマナーでしょう。
飼い主さん不在のわんちゃんには触れない
また、お店の外で飼い主さんを待っているわんちゃんがいたりもしますよね。その時に、「ひとりぼっちじゃ寂しいでしょう〜」と触りに行く人がいますが、基本的にはご法度です。なぜなら、飼い主不在のわんちゃんは、緊張感が高まっている可能性があるからです。
また、飼い主さんに、どういう子か聞くこともできないため、触られるのが好きな子か、嫌いな子かを確かめることができません。わんちゃんをびっくりさせないためにも、また自分の身の安全のためにも、無理に触ろうとしない方が良いでしょう。
2、手を下から出す
まずかがみましょう。犬と同じ目線になることです。そして、手を下から差し出すようにしましょう。
犬にあまり慣れていない人は、手を上から出し、わんちゃんのおでこから触りがちです。自分より大きい相手の手が、突然上からやってきたら怖いですよね。
特に子供は、手を上から出して頭を撫でがちなので、自分が飼い主側の時も、親の立場の時も、注意しておきましょう。
3、すぐ触らない!手の臭いを嗅いでもらう
これをやっている人を見かけると、犬慣れしてる人だな〜と思います。
すぐ触るのではなく、まず手を差し出して、そのまま犬の反応を見ましょう。ここで、こちらに興味を持ってくれ、好意的な反応をしてもらえたら、初めて触ることができます。犬にとって臭いは相手のことを知るための最強ツールです。飼い主さんから許可をもらっても、当本人の犬から許可をもらわなくてはなりません。
犬の気持ちを考えて挨拶をしよう!
犬と出会った時の反応の仕方で、その人が犬とどれぐらい親しくできる人なのかがわかるような気がしています。犬は基本的に、何もされなければ噛んだり怒ったりしないはずです。とっさに噛むことはほとんどなく、「嫌だよ〜」というサインを出してくれます。
犬との上手な挨拶方法を身について、犬とさらに仲良くなれるようになりましょう!