みなさんは、愛犬や愛猫の腸内環境について考えたことはありますか?人の健康と腸内環境が密接に関わっているのと同様に、犬や猫が健康に生きていくために腸内細菌を整えることがとても重要です。
そこで今回は、最近話題の「KINS WITH」という犬・猫用の乳酸菌サプリを、CHERIEE編集長の愛犬に実際に与えてみました。この機会にペットの「菌活」について一緒に考えていきましょう。
この記事の目次
乳酸菌は何が良いの?
「乳酸菌は体に良い」とはよく耳にしますが、実際にはどのような利点があるかご存知でしょうか?
1. 腸内環境を整える
乳酸菌が腸内に入ることで糖質から乳酸を作り出すと、腸内は酸性になります。すると、酸に弱い性質をもつ悪玉菌の繁殖が抑えられ、腸の働きが活発になります。
悪玉菌が産生した毒素は、便秘や下痢、大腸がんなどの病気の原因になると考えられています。そのため、腸内から悪玉菌が減ることで、腸内環境が整い、便通の改善、健康の維持にもつながるのです。
2. 免疫力を高める
腸内の悪玉菌が減少し、腸内環境が整うことで、免疫力の向上も期待できます。
乳酸菌の中には、免疫細胞を活性化させる働きがあるものも確認されており、生活習慣病をはじめとしたさまざまな病気の予防に役立ちます。
3. コレステロール値を低下させる
乳酸菌には、悪玉コレステロールを低下させる機能もあるといわれています。
悪玉コレステロールが増えすぎると動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の原因となるため、これらの病気を予防する効果があります。
<乳酸菌は生きていなくても問題ない?>
多くの乳酸菌は胃酸や胆汁酸で消化されてしまうため、生きて腸まで届きません。しかし、免疫の強化を刺激するのは乳酸菌の構成成分ですので、生きていなくても効果があると考えられています。
また、死んでいる乳酸菌は、善玉菌のエサになるため腸内環境の改善にも役立ちます。
KINS WITHの特徴
今回、CHERIEE編集部で試したのは、株式会社KINSが販売する「WITH SUPPLEMENTS(定期)」という商品です。
乳酸菌産生物質が含まれたサプリメントと、腸内細菌のケアを楽しく続けられるようなフレーバー5種類が同梱されています。また、LINEを使って相談できるコンシェルジュサービスもあります。
届いたもの
1. ORIGINAL(サプリメント)
「乳酸菌生産物質」が主成分のサプリメント。21種類の乳酸菌やビフィズス菌を発酵してつくりだされた400種類以上の成分をそのままギュッと凝縮したものを粉末にしています。
本来なら腸内で善玉菌が生み出す成分そのものを摂取することができ、すこやかな腸内フローラを維持します。
原材料:乳酸菌生産物質(国内製造)、サイクロデキストリン(一部に大豆を含む)
2. フレーバー
初回は”まぐろ・ささみ・かぼちゃ・バナナ・ヤギミルク”の5種類をすべてお届け。食物繊維やオメガ3脂肪酸、オリゴ糖などを摂取することで菌ケアの後押しします。
食材をそのまま粉末にしただけなので食べやすくヘルシー。香料・着色料・保存料・酸化防止剤などの添加物も使っていません。
原材料:各フレーバーの食材(まぐろ・ささみ・バナナ・かぼちゃ・ヤギミルク)のみを原材料として使用
KINSはもともと人間用のサプリメントでしたが、獣医師監修のもとで犬や猫用に応用しているため、安心してペットに与えることができます。
パッケージもとてもおしゃれで、インテリアとして飾ってもかわいいですし、SNSに載せても素敵ですね。
与えた後の変化
KINS WITHを与えた愛犬の情報
- 【名前】えん
- 【性別】男の子
- 【犬種】トイ・プードル
- 【年齢】2022年2月時点で推定10歳(元保護犬のため、年齢は推定)
与える前の悩み
- 口臭
- 食糞
- 軟便、下痢気味
1回分(約1ヶ月)を試用した後
口臭
口臭はとくに変わりませんでした。
これは腸内環境の問題ではないと思いますので、歯磨きで改善します(現在トレーニング中)。
食糞
こちらも腸内環境の問題ではありませんが、食糞もとくに変わりませんでした。
うんちをしたらビターアップルを吹きかけて食べさせないようにしていますが、気づかないうちにしたうんちは食べてしまっているときがあります。
軟便、下痢気味
少し改善したような気がします。
ドッグフードが合わなかった時は一週間のうち5日くらいは軟便でした。その後、ドッグフードの変更で改善しましたが、一週間のうち2日程度は軟便が見られました。
サプリ摂取後は、軟便の頻度が週に1日程度になり、下痢になる頻度も減ったように感じました。
※ これらはあくまで個人的な感想であり、効果・効能を保証するものではありません。
5種類のフレーバーがうれしい
今回レビューした「KINS WITH BOX」は、初回のみ5種類のすべてのフレーバーが送られてきます。
- まぐろ
- ささみ
- かぼちゃ
- バナナ
- ヤギミルク
与え方
日頃のご飯に「KINS WITH」のサプリメントとフレーバーをふりかけて、混ぜるだけであげられます。
錠剤ですと、食べてくれなかったり口から出してしまうこともありますが、「KINS WITH」のサプリメントやフレーバーは全て粉末ですので、とくに戸惑うことなく食べてくれます。
なお、粉末のまま与えるとそれを吸い込んでむせてしまう場合があるため、今回はいつものドッグフードに少量の水を混ぜて、「KINS WITH」とフレーバーを水に溶かして与えています。
どのフレーバーも香りがとても良く、特に「まぐろ」が気に入ったようで、ドッグフードをとても美味しそうに食べてくれました。
犬用のヨーグルトにバナナやヤギミルクのフレーバーを混ぜ、ペロペロ舐めさせておやつ代わりに与えてもいいかもしれませんね。
2回目以降は1種類
フレーバーは初回に5種類届き、量も十分なため、愛犬も満足してくれるでしょう。しかし、2回目以降は1種類しか届きませんので、最初と同じように贅沢に使いすぎてしまうと足りなくなってしまうかもしれません。
それぞれ好みがあると思いますので、2回目以降は愛犬や愛猫のお気に入りのフレーバーを選んであげてください。
人間も食べられる
食材そのものを粉末にしただけのフレーバーは、とても美味しそうだったので、飼い主も食べてみました。実際に、サラダやスナックのトッピングとして用いてもいいようです。
【まぐろ】
まぐろの香りがすごく感じられます。うちの子のお気に入りはまぐろで、食事に混ぜてあげると犬でも猫でも間違いなく喜んでくれると思います。人間のおつまみのまぐろキューブの香りに似ていますが、食べてみるともちろんしょっぱくなく、まぐろの旨味と香りが感じられました。
【ささみ】
まぐろほど風味は強くありませんが、食べてみるとほのかにささみを感じられます。人間用に塩分を足せば、ポテトにふりかけても美味しいかもしれませんね。
【かぼちゃ】
ほんのりとかぼちゃの風味を感じられ、美味しいです。これに甘みを足せば人間用のケーキができそうだと感じました。
【バナナ】
嗅いでみるとバナナの匂いがあるので、犬も喜んで食べてくれます。犬用のヨーグルトに混ぜると喜ぶかもしれません。
【ヤギミルク】
ミルクの風味とほのかな甘みを感じられるので、人間が食べても美味しいです。赤ちゃんミルクの粉末やミルキーの甘さをなくしたものに近いと感じました。
もちろん、人が食べて美味しいと感じるものが、犬や猫にとって美味しいかはわかりませんが、人も食べられるものを愛犬に与えられるのは安心できますね。
その他のサービスにも注目
腸内フローラ検査
「KINS WITH BOX(定期)ORIGINAL」には、腸内フローラの検査キットが同梱されています。
キットで便を採取して返送することで、愛犬や愛猫の善玉菌や悪玉菌の数、バランスなどがわかり、改善の仕方や食生活をはじめとした日常的なアドバイスをもらえます。
LINEでコンシェルジュに相談ができる
「KINS WITH」の定期コースに申し込むと、LINEを利用したコンシェルジュという機能を利用できます。
これは、健康相談や商品の使い方などの疑問があった際、いくつかの選択肢から質問をタップするとその場で相談・解決できるサービスです。
また、選択肢をタップするだけではなく、自分でメッセージを打って商品に関係ない愛犬や愛猫の食生活や生活習慣についても相談することも可能です。
私も実際に利用してみましたが、わかりやすく丁寧に教えていただけて、とてもうれしくなりました。
応答も即日、遅くとも翌日にはあるようなので、気軽に相談ができますね。
まとめ
今回は一ヶ月という短い期間だったため、目に見える大きな変化は感じられませんでしたが、気になっていた軟便が改善したようにも感じます。
粉末状のサプリメントは与えやすく、食材をそのまま粉末にしただけのフレーバーは、愛犬や愛猫にも喜んでもらえるでしょう。KINS WITHで菌ケアを長く続けられる工夫がそこにありました。
愛犬や愛猫の体調に不安を感じていたり、菌ケアで健康を維持したいと考えているなら、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
会社概要
株式会社KINS
https://yourkins.com/shop/pages/with