【ギネス世界記録】驚きの記録や特技を持つ猫たち

2024.10.24
【ギネス世界記録】驚きの記録や特技を持つ猫たち

数多くの世界記録で注目されるギネス・ワールド・レコーズ。記録の数はなんと4万件以上にのぼりますが、その中には猫の記録も数多く存在します。

今回は、そんなギネス世界記録から、驚くような記録を持つ猫たちをご紹介していきます。

この記事の目次

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人間でいうと○○○歳「最も長生きした猫」

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ギネス世界記録に登録されている最長寿の猫は「クリームパフ」という名前のメス猫で、なんと38歳まで生きました。猫の平均寿命は15歳前後とされているので、2倍以上のご長寿です。

日本でもまれに20歳まで生きた猫の話を耳にしますが、猫の20歳を人間に換算すると100歳くらいだと言われています。そして、クリームパフの38歳という年齢は、人間にすると約170歳。驚きの記録ですね。

そして、もう一つ驚きなのが、クリームパフの飼い主のジェイク・ペリーさんは「グランパ・レックス・アレン」という名前のスフィンクスという種類の猫も飼っていました。グランパ・レックス・アレンもクリームパフと同時期に飼われていて、なんと34歳まで長生きをしたのだそうです。

さぞかし厳格な食事管理をしていたのではと想像してしまいますが、意外にも猫の体にあまり良いとされない食べ物も与えていたのだとか。残念ながら、2頭の長寿猫と食べ物の因果関係はわかっていませんが、ジェイクさんにしかわからない秘訣があったのかもしれません。

野球のバッド並の長さ「体が長い猫」

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2018年時点で、世界一体が長い猫はイタリアに住むメインクーンの「バリベル」で、長さはなんと120cmもあります。
120cmは野球のバッドより長く、小学1年生の平均的な身長と同じくらいだと考えると、いかにバリベルが大きいかを感じることができますね。

バリベルの大きさがわかる動画がこちら。

バリベルはバギーに乗って散歩することを好んでいますが、通りすがる多くの人がバリベルの巨大さに驚き、写真を取りたがるそうです。

また、バリベルはインスタグラムでも人気者ですが、あまりの大きさから、写真の投稿をすると画像の加工をしているのではと疑われてしまうとのこと。

そんなバリベルですが、大きな体とは裏腹に、とても静かで内向的な性格をしています。好物のマグロやチキンを食べながら、家族に愛されて暮らしているそうです。

歴代の世界記録保持者もメインクーン

バリベルの前にこの記録のタイトルを持っていた「ルド」は、イングランドのヨークシャーに住むメインクーンです。

さらにその前にタイトルを持っていた猫も同じくメインクーンで、アメリカのネバダ州に住む「スチューウィ」。スチューウィはセラピーキャットとして認定され、地元の学校や病院で多くの人と触れ合い、癒やしていました。

猫の芸達者「数多くのトリック(芸)をこなす猫」

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オーストリアに住む8歳の猫の「アレクシス」は1分間に26ものトリックを行い、「猫が1分間のうちにできる芸の最多数」の記録を更新しました。

猫に芸を教えるのはあまり一般的ではありませんが、飼い主のアニカさんは、報酬を得ることで特定の行動が増える「正の強化」という方法や、指で押すと独特のカチッという音がする道具を用いて行う「クリッカートレーニング」などで、アレクシスに様々なトリックを教えたそうです。

アレクシスがトリックを披露している様子がこちら。

飼い主のアニカさんは、アレクシスと暮らす中で、アレクシスが指示に従うのが非常に得意であることに気づいたそうです。

また、人々の猫に対する見方を変えたいと思い、この記録にチャレンジすることにしました。猫は知的な生物であり、ポジティブなトレーニングをすることでトリックや、より多くのことを学び、習得できるということを証明したいのだそうです。

そして、猫のしつけは問題行動を防ぎ、猫と人との豊かな生活を与えてくれると語っています。

波乱万丈でも長生き「存命中の最高齢の猫」

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2022年時点で存命中最高齢の猫は、イギリスに住む26歳の「フロッシー」。人間の年齢に換算すると、およそ120歳に相当します。高齢のため目や耳は不自由ですが、それ以外はとても元気で、食欲旺盛で新しい環境にもすぐ慣れることができるそうです。

健康に長生きしていることから、幸せな環境で暮らしてきたのかと思われがちですが、フロッシーは飼い主のビッキーさんに出会うまで、とても困難な状況で暮らしてきました。

病院の近くに住む野良猫として生まれ、不憫に思った病院の職員に引き取られますが、その方はそれから10年後に亡くなってしまいます。その後、新しい飼い主に恵まれますが、二人目の飼い主もその14年後に亡くなってしまいました。

それから、紆余曲折あり飼い主を失ったフロッシーはすでに高齢になっていたため、飼い主が見つからず、保護猫施設で生涯を終えるところをビッキーさんと出会ったのです。

ビッキーさんは、まさかフロッシーがギネス世界記録保持者になるとは思っていませんでしたが、フロッシーの辿ってきた運命を知って、多くの人がシニア猫を受け入れるきっかけになって欲しいと語っています。

まとめ

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今回は、様々な猫のギネス世界記録をご紹介しました。

最近では、猫で最も多いとされる腎臓病の治療薬が完成間近だと言われており、猫たちが30歳まで生きるのが当たり前の時代がやって来るかもしれません。

猫を飼われている方は、ぜひギネス世界記録を目指して、猫との末永く幸せな日々を過ごしてくださいね。

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