犬との生活は、私たちにかけがえのない喜びと癒しをもたらします。家づくりを考える際、家族の一員である愛犬の暮らしを考えることで、犬も人もストレスの少ない快適な生活空間を実現できます。
この記事では、愛犬と一緒に暮らす理想の家を作るための重要なポイントについてご紹介します。犬に優しい住宅設計や、犬も人も快適に暮らせる環境を作るためのヒントを学び、愛犬との生活をさらに豊かにしましょう。
この記事の目次
ポイント①熱中症対策
近年の夏は猛烈な暑さが続いており、熱中症対策が欠かせません。熱中症の危険は私たち人間だけでなく、ペットである犬や猫たちも同様で、毎年多くの犬が熱中症で動物病院に運ばれています。
犬は全身が毛で覆われており、体のごく一部でしか汗をかけないため、体の熱を逃がすことが苦手です。犬が体温を下げる方法は舌を出してハアハアと呼吸を繰り返す「パンティング」と呼ばれる行動で、唾液を蒸発させ、気化熱によって体温を下げます。
しかし、パンティングだけでは十分に体温を下げることが難しく、人間と比べて熱中症になりやすいので注意が必要です。
熱中症になりにくい家づくりとは
室内での熱中症対策として、適切な水分補給やエアコンを利用して快適な室温を保つことが重要です。
犬と一緒に暮らす家を建てる際には、室内の空気を外に逃がさない気密性の高さや、外の暑さや寒さの影響を受けにくい高い断熱性を考慮することで、効率的に熱中症対策ができます。
ポイント②犬の鳴き声対策
犬と一緒に暮らす上で、犬の鳴き声対策もしっかりと考えておきたいポイントです。
環境省が定める環境基準では、一般的な昼の住宅街は55dB以下が望ましいとされています。これに対し、犬の鳴き声の大きさは約90dB~100dBもあり、電車のガード下や、救急車のサイレンの音とほぼ同じです。
また、隣人がペットを飼っている人に尋ねたアンケート(2022年、株式会社トナリスク「隣人のペットの迷惑事情を調査」)によると、74.0%が隣人のペットについて迷惑を感じており、その中でも隣人が犬を飼っている人の4割以上が鳴き声による騒音を感じていました。
このような結果から、犬と一緒に暮らすためには、鳴き声対策が非常に重要であると言えるでしょう。
犬の鳴き声が響きにくい家づくりとは
犬と一緒に暮らす家を建てる際には、鳴き声対策の一つとして住宅の気密性、断熱性の高さを重視しましょう。気密性、断熱性が高い住宅は室内の音が外に漏れにくいため、鳴き声の騒音を抑えられます。
また、外の音も室内に入りにくくなるため、物音に反応して吠える犬の無駄吠えを減らす効果も期待できます。
アエラホームで実現する高気密・高断熱の家づくり
愛犬の熱中症や鳴き声が外に漏れるのを防ぐには、高気密・高断熱の家づくりがポイントとなります。
注文住宅のアエラホームは、高気密・高断熱の性能に優れた家を提供する住宅メーカーです。
中でも「外張W断熱住宅」は、アルミ箔面材付遮熱断熱材による外張断熱と高性能グラスウールによる充填断熱の二重構造による高気密・高断熱・高遮熱性能に加え、全熱交換型換気システムにより、外気の影響を受けにくく、年間を通して快適で過ごしやすい空間を生み出します。
これにより温度や湿度の環境が安定するため、人だけでなく熱中症にかかりやすい犬も快適に過ごせる家づくりが可能になります。また、高気密・高断熱・高遮熱住宅は遮音性にも優れているため、愛犬の鳴き声が外に漏れるのを気にする機会も減るでしょう。
さらに、アエラホームの「外張W断熱住宅」には、以下のような嬉しい効果が期待できます。
冷暖房費が安くなる
愛犬のためにエアコンで快適な温度にしてあげたいけれど、冷暖房費が気になるという方も多いのではないでしょうか。特に近年は燃料費の高騰により、家計への負担が増えています。
高気密・高断熱の住宅であれば、外気の影響を受けにくく、快適な室内の温度が外に逃げにくいため、少しの冷暖房で部屋を快適に保てます。その結果、エアコンによる電気の使用量が減り、冷暖房費の節約につながります。省エネにもなるため、費用面だけでなく環境にも優しいといえるでしょう。
結露やカビの防止も
カビは人間の体に悪影響を及ぼすだけでなく、犬の皮膚病や感染症の原因にもなります。愛犬の健康を守るためには、カビ対策やカビの原因となる結露の予防が重要です。
アエラホームの高気密・高断熱・高遮熱住宅であれば、徹底された気密性、断熱性に加えて、全熱交換型24時間換気で、外気と室内の温度差が発生しにくく、結露やカビの防止にも効果的です。
注文住宅ならではの嬉しいオプションも
ライフスタイルに合った理想の家づくりができる注文住宅では、犬と暮らす上で嬉しいオプションを付けることが可能です。アエラホームにも、さまざまなオプションが用意されているので、その一部をご紹介します。
愛犬の足腰に優しい「ペット向け床タイル」
人間にとって快適なフローリングも、犬にとっては足腰に負担がかかり、病気やケガの原因となることがあります。滑りにくい床材を選ぶことで、愛犬の足腰に優しい家づくりを実現できます。
お散歩帰りに嬉しい「ペット用水栓」
お散歩後や庭で遊ばせた後に家に入る際、犬用の足洗い場があるととても便利です。お湯も出る混合水栓なら、足を洗うだけでなく、全身のシャンプーもできるというメリットがあります。
愛犬が落ち着いて過ごせる「ドッグスペース」
犬は元々、地面に巣穴を掘って寝床にしていた動物です。そのため、薄暗くて狭い場所の方が落ち着く習性があります。ただし、家族と完全に分離された状態だと不安を感じてしまうため、家族の気配が感じられる場所に愛犬専用のスペースを作ってあげるのが理想です。
犬と住宅のプロに相談できる
愛犬が快適に暮らせる家づくりを考えていても、どのような間取りや設備が必要なのか悩む方も多いでしょう。実際、住まいづくりや住まい探しをする際には、約70%の愛犬家が専門家によるアドバイスを求めているといわれています(ペットライフスタイル株式会社公式サイトより)。
アエラホームには、犬と住宅の専門家である愛犬家住宅コーディネーターが在籍している店舗もあるので、犬と住まいに関するさまざまな悩みを相談できます。犬と暮らす家づくりにおいて、心強いアドバイザーとなるでしょう。
愛犬家住宅コーディネーターとは
愛犬家住宅コーディネーターは、愛犬の「育て方」と愛犬との「住まい方」の両軸から住まいを考える「愛犬家住宅」の専門家です。
まとめ
犬と暮らす上で、熱中症対策や鳴き声対策は非常に重要です。愛犬がストレスなくリラックスしていれば、飼い主さんも幸せを感じられるでしょう。
アエラホームの高気密・高断熱・高遮熱住宅で、愛犬と快適に暮らせる家づくりを目指してみてはいかがでしょうか。
アエラホーム株式会社
https://aerahome.com/
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