【クイズ】うさぎの「足ダン」ってどんなときにやるの？その原因は？

うさぎの「足ダン」とは、足で大きな音を踏み鳴らすことで、正式には「スタンピング」といいます。

足ダンをする子もいれば、しない子もいます。「うちの子は足ダンをしないけど大丈夫？」と思うかもしれませんが、特に気にする必要はないでしょう。

うさぎの足ダンは、「ご飯が欲しい」「遊んで欲しい」「ケージから出して欲しい」など、飼い主に何かをして欲しいときに行うことがあります。ただし、その都度うさぎの要求に応えてしまうと、足ダンをすれば飼い主が言うことを聞いてくれると学習してしまうため、注意が必要です。

人が大きな声や音を出したり、食事が気に入らなかったりするときも、うさぎはストレスを感じて足ダンを行います。人間にとって小さな音でも、臆病なうさぎにとってはストレスになります。

意外にも、うれしいときに足ダンをすることもあります。うれしいときは走り回りながらジャンプしたり、鼻を鳴らしたりしてイキイキとしているため、うさぎのことをよく見ている飼い主さんであれば機嫌のいいときと悪いときの見分けは比較的簡単にできるでしょう。

他には、小さな音や他の動物を見かけたときに警戒の意味で足ダンをすることがあります。この場合、警戒している対象がなくなるまで足ダンをするだけでなく、パニックに陥ることもあるので、警戒している様子が見られたらすぐに原因を取り除かなければいけません。

食事は決まったものを決まった時間に与えましょう。繊細なうさぎは、ご飯が突然変わったり、いつもの時間に出てこないとストレスを感じます。

また、空腹が原因で深夜に起こされる場合は、エサの量を増やすのではなく日中に与えるエサを少しだけ減らし、夜寝る前に減らした分を与えると良いでしょう。

臆病なうさぎはちょっとした音でもびっくりしてしまいます。足音や生活音もなるべく小さくするよう心がけましょう。くしゃみやしゃっくりなどもストレスの原因になるため、うさぎのためにもなるべく抑えましょう。

ケージやトイレが汚れている場合はすぐに掃除してあげましょう。疲れているからといって後回しにすると、うさぎはストレスを感じてしまいます。