外見が似ている犬種の中でも、ルーツがまったく異なるという場合も珍しくありません。今回は犬好きの方々に、ご好評頂いている、外見が似ている犬の見分けクイズの第4弾です。どちらが何という犬種かわかりますか?
それではさっそく、犬を見分けるクイズの第4弾にチャレンジしてみましょう!
プードルとは
古くからヨーロッパでみられ、特にフランスで人気があったため、フランス原産とされているプードル。FCIやJKCといった畜犬団体では「トイ」、「ミニチュア」、「ミディアム」、「スタンダード」の4種類の大きさが認められています。(タイニー・プードルやティーカップ・プードルは認められていません。)被毛の色は単色で、バリエーションが豊富です。
美しい外見だけでなく知能も高く、ブリティッシュコロンビア大学の研究によると多くの犬種の中でボーダーコリーに次ぐ第2位の賢さを持っているとされています。
Bは「ビション・フリーゼ」
カラーバリエーションが豊富なプードルと違って、ビション・フリーゼは純白の毛色のみが認められています。ダブルコートの被毛もプードルと違う点です。「パウダー・パフ」と呼ばれるアフロヘアのような丸いカットが特徴的です。
戦争の影響を受け、第二次世界大戦後に絶滅しかけていましたが、フランスやベルギーのブリーダーたちの尽力により個体数を増やし、現在のような人気の犬種になりました。
ミニチュア・シュナウザーとは
シュナウザーという名前は、ドイツ語で口ひげを表す「シュナウツ」に由来しています。中型犬の「スタンダード・シュナウザー」が小型化された犬種です。ちなみに、大型化された「ジャイアント・シュナウザー」という犬種も存在します。
ダブルコートの被毛で下毛は密集し、上毛は硬く剛毛です。抜け毛は多くありませんが、毛玉予防のブラッシングは必要になります。また、口ひげは汚れやすいため、こまめに拭いて清潔に保つことも重要です。
Aは「ワイアー・フォックス・テリア」
18世紀頃イギリス貴族のキツネ狩りの猟犬としてつくられた、とても古い歴史のある犬種です。ショー・ドッグの場合は、毛色と毛質を維持するため、トリミング・ナイフで被毛を抜く「プラッキング」という、プロのトリマーによるトリミングをすることがあります。
基本的に外見の似ている犬種はルーツが近い傾向にありますが、この「ワイアー・フォックス・テリア」と「ミニチュア・シュナウザー」の祖先は全く別の犬種になります。別々の系統にもかかわらず似たような容姿になった、非常に興味深い犬たちです。
セント・バーナードとは
「アルプスの少女ハイジ」のヨーゼフや映画「ベートーベン」で有名なセント・バーナード。数多くいる犬種の中でも最重量の部類に属する犬です。
17世紀中頃から、雪深いアルプス山中で遭難した旅人を捜索する救助犬として働いていました。大きな体とは裏腹に性格は温和でおっとりしていますが、警戒心の強い一面もあります。
Bは「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」
セント・バーナードと同じくスイス原産の犬種。アルプスの厳しい環境の中で、護衛犬、牛追い犬、荷車を牽引する運搬犬などの仕事をしていました。
スイスでは「ベルナー・ゼネンフント(ベルンの山犬)」と呼ばれ、ベルンの英語読みから「バーニーズ」、山犬から「マウンテン・ドッグ」と名前が付けられました。
性格は温和で従順、飼い主には甘えん坊だと言われています。
それではさっそく、犬を見分けるクイズの第4弾にチャレンジしてみましょう!
Q.1 プードルはどっち?
正解です!
不正解です!
正解は「A」がプードルです。
プードルとは
古くからヨーロッパでみられ、特にフランスで人気があったため、フランス原産とされているプードル。FCIやJKCといった畜犬団体では「トイ」、「ミニチュア」、「ミディアム」、「スタンダード」の4種類の大きさが認められています。(タイニー・プードルやティーカップ・プードルは認められていません。)被毛の色は単色で、バリエーションが豊富です。
美しい外見だけでなく知能も高く、ブリティッシュコロンビア大学の研究によると多くの犬種の中でボーダーコリーに次ぐ第2位の賢さを持っているとされています。
Bは「ビション・フリーゼ」
カラーバリエーションが豊富なプードルと違って、ビション・フリーゼは純白の毛色のみが認められています。ダブルコートの被毛もプードルと違う点です。「パウダー・パフ」と呼ばれるアフロヘアのような丸いカットが特徴的です。
戦争の影響を受け、第二次世界大戦後に絶滅しかけていましたが、フランスやベルギーのブリーダーたちの尽力により個体数を増やし、現在のような人気の犬種になりました。
Q.2 ミニチュア・シュナウザーはどっち?
正解です!
不正解です!
正解は「B」がミニチュア・シュナウザーです。
ミニチュア・シュナウザーとは
シュナウザーという名前は、ドイツ語で口ひげを表す「シュナウツ」に由来しています。中型犬の「スタンダード・シュナウザー」が小型化された犬種です。ちなみに、大型化された「ジャイアント・シュナウザー」という犬種も存在します。
ダブルコートの被毛で下毛は密集し、上毛は硬く剛毛です。抜け毛は多くありませんが、毛玉予防のブラッシングは必要になります。また、口ひげは汚れやすいため、こまめに拭いて清潔に保つことも重要です。
Aは「ワイアー・フォックス・テリア」
18世紀頃イギリス貴族のキツネ狩りの猟犬としてつくられた、とても古い歴史のある犬種です。ショー・ドッグの場合は、毛色と毛質を維持するため、トリミング・ナイフで被毛を抜く「プラッキング」という、プロのトリマーによるトリミングをすることがあります。
基本的に外見の似ている犬種はルーツが近い傾向にありますが、この「ワイアー・フォックス・テリア」と「ミニチュア・シュナウザー」の祖先は全く別の犬種になります。別々の系統にもかかわらず似たような容姿になった、非常に興味深い犬たちです。
Q.3 セント・バーナードはどっち?
正解です!
不正解です!
正解は「A」がセント・バーナードです。
セント・バーナードとは
「アルプスの少女ハイジ」のヨーゼフや映画「ベートーベン」で有名なセント・バーナード。数多くいる犬種の中でも最重量の部類に属する犬です。
17世紀中頃から、雪深いアルプス山中で遭難した旅人を捜索する救助犬として働いていました。大きな体とは裏腹に性格は温和でおっとりしていますが、警戒心の強い一面もあります。
Bは「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」
セント・バーナードと同じくスイス原産の犬種。アルプスの厳しい環境の中で、護衛犬、牛追い犬、荷車を牽引する運搬犬などの仕事をしていました。
スイスでは「ベルナー・ゼネンフント(ベルンの山犬)」と呼ばれ、ベルンの英語読みから「バーニーズ」、山犬から「マウンテン・ドッグ」と名前が付けられました。
性格は温和で従順、飼い主には甘えん坊だと言われています。
問正解/
問中
結果発表
問正解/
問中