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いぬ飼い方

[犬の多頭飼い]知っておきたい多頭飼いのメリット・デメリット

てるみ
てるみ

「多頭飼い」とは犬などを2頭以上飼うことを指します。SNSなどでもよく見かけ、楽しそうに遊んでいたり、寄り添って寝ている姿に、憧れる方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな犬の多頭飼いのメリット・デメリットと、新たに2頭目を迎えることになった場合の注意点をご紹介します。

多頭飼いのメリット

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犬同士の相性が良く、仲良く過ごせる場合は、多頭飼いをするメリットがあります。飼い主さん視点、愛犬視点からそれぞれみていきましょう。

飼い主さん視点

  • 1頭飼いでは味わえない、かわいさや楽しさがある
  • 先住犬の新たな一面が見られる可能性がある
  • 留守番時の寂しさが少し減る(複数頭が同じ空間で過ごす場合)
  • 犬同士が上手に遊んでくれると、犬同士で発散してくれる
  • 1頭が亡くなってしまった場合でも、気が少し紛れる可能性がある

愛犬視点

  • 人との生活では得られない刺激が得られる
  • 一緒に遊べると退屈な時間が減る
  • 留守番時の寂しさが少し減る(複数頭が同じ空間で過ごす場合)
  • 犬同士の交流が存分にできる
  • 生活の質が向上する

犬同士がお互いを受け入れ、仲良く過ごせるようになると、愛犬にとってのメリットが多いように感じます。

人との生活だけでは得られない刺激や経験があり、犬としての欲求を満たせる可能性が高く、生活の質が向上するでしょう。

多頭飼いのデメリット

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相性の良し悪し関係なく考えられるデメリットを、飼い主さん視点、愛犬視点でみていきます。

飼い主さん視点

  • 犬にかかる費用が増す(フード、トイレシーツ、医療費、リード、ハーネス、トリミング、トレーニング代等)
  • 毛の量が増えて汚れやすくなる
  • 排泄の処理、散歩時間、お手入れ、トレーニングなど愛犬たちにかける時間が増える
  • それぞれの空間が必要となり、部屋のスペースが取られる
  • 散歩を別々で行く必要がある場合は、犬の数だけ時間がかかる
  • 関係性が落ち着くまでは悩みや心配が増える
  • 相性が良くない場合はすべて別々に行う必要があり、精神的、肉体的負担が増す

愛犬視点

  • 飼い主さんが構ってくれる時間が減る
  • 散歩を複数頭一緒に行く場合は、自分の意思通りに歩ける時間が減る
  • 犬が苦手な場合、ストレスになる
  • 片方の犬が攻撃的な場合、ケガをする可能性がある
  • 関係性が落ち着くまではストレスが増す

仮に犬同士が上手に遊べても、飼い主さんとの時間も必ず必要になるため、基本的には犬にかける時間・お金すべてが犬の飼育頭数分、またはそれ以上になり、負担も多くなります。

犬が苦手な愛犬にとっては、精神的な負担が大きくなるでしょう。

多頭飼いをする前に知っておきたい8つの心構えと注意点

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2頭目を迎えると決める前に、知っていただきたい注意点を紹介します。飼い主さんだけでなく、先住犬、後住犬が皆幸せになれる環境をつくれるかを考えてみてください。

①先住犬は犬が得意?苦手?

必ずしも「犬は犬が好き」というわけではありません。愛犬がお散歩時などに他の犬を避ける、逃げる、恐くて吠えるといった様子が見られる場合は、犬が苦手な可能性が高いです。

後住犬がぐいぐい積極的な子の場合はもちろん、落ち着きのある子でも先住犬へ大きなストレスがかかります

本当に2頭目を迎えることが先住犬にとって幸せか、しっかりと検討する必要があります。

②先住犬と後住犬の距離感を保とう

①に関連しますが、犬への恐怖心から自分を守るために、攻撃行動へ出る可能性もあります。

後住犬がパピーの場合には、力が弱く、大けがをしてしまうかもしれません。保護犬の場合には、お互いに攻撃行動へ出て致命傷を負ってしまうかもしれません。

攻撃行動へ出るということは、恐怖心が限界まで達していることが多いです。そうならないために、距離感をしっかり保つことが大切です。

それぞれの空間を作り、まずはお互いの存在に慣れるところからはじめましょう。後住犬にとっては、おうちに慣れる必要もあり、焦らず、ゆっくりと、2頭のペースで距離を縮めていきましょう。

③留守番時はそれぞれの空間で

留守番の時は同じ空間で過ごし、孤独を感じないようにしてあげることも大切です。ただし、慣れていないうちに人の見えないところで一緒に過ごすのは危険です。

攻撃行動によりケガをしてしまっても、留守番中はすぐに病院に連れていけないため、飼い主さんが帰宅した頃にはすでに手遅れになっているかもしれません。

留守番時に一緒に過ごすのは本当に慣れてからにしましょう。人が見ていないところで一緒に過ごす時間は少しずつ様子を見ながら延ばしていくことをオススメします。

④保護犬の場合はより丁寧で長い時間を

保護犬の中には、過去の経験から環境・人・犬・音などに非常に敏感な子もいます。そのため、ペットショップやブリーダーから迎える場合以上に多くの時間と愛情をかけて、少しずつ、ゆっくりと慣れてもらうことが必要です。

先住犬の存在が慣れの助けになることもあります。保護犬の後住犬の様子も見つつ、うまく先住犬に慣れる時間も作ってあげましょう。

⑤先住犬の遊び相手にならない可能性も

「先住犬の相手をする時間があまりないから、2頭目を迎えたい」という方がたまにいらっしゃいますが、その考えは要注意です。

実際、先住犬と後住犬の関係性に悩む飼い主さんも多くいらっしゃるのも事実です。
万一、相性が悪く遊び相手にならなかった場合、これまで以上に愛犬たちにかける時間を増やさななければなりません

どんな状況になっても、しっかりと2頭分のお世話ができるのかよく考えましょう。

⑥「先住犬はできるのに」は禁物

人同様、犬にも性格・個性・得意・不得意があり、それは犬によって異なります。

「先住犬はできたのに後住犬はできない」「先住犬と(ネガティブな意味で)全然違う」といった見方はオススメしません。それぞれの個性を理解し、受容できる心の余裕や対応が必要です。逆に、先住犬にはない魅力が後住犬にもあるはずです。

⑦犬種の相性はあるか?

個体差ももちろんあります。しかし、個人的な見解にはなりますが、同じ犬種同士の方がうまくいくことが多いように感じます。逆に、洋犬と日本犬などは相性が合わないことが多いという話も聞きます。

もし2頭目をお迎えされる場合には、同じ犬種の方が無難かもしれません。

⑧避妊・去勢は大丈夫?

先住犬と異なる性別の子を迎える場合は、望まない妊娠をしないよう、避妊・去勢手術がまだの場合は、手術をするかの検討も必要です

先住犬の年齢や体調を含めて一度獣医師に相談の上、行うのが良いでしょう。

プロの力を借りることも必要

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犬の数が増えると、それと比例して悩みも増えてきます。

一方が吠えるともう一方も吠えるようになる、マーキングの増加、遊びと喧嘩の境目がわからない、介入すべきか否かなど、最初は悩みや不安が絶えません。

もし、悩んでしまった時はドッグトレーナーに相談してみましょう。飼い主さんが悩み続ける間、犬にはストレスがかかり続けている可能性もあります。

一度相談してみることで対応策を教えてもらえるとともに、犬と飼い主さんの負担も減るはずです。

まとめ

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多頭飼いは1頭よりもさらに楽しい時間がある一方、1頭の時以上の大変さもあります。

愛犬の様子やご家族とよく相談し、どんなことがあっても愛犬を最期まで幸せにする覚悟と責任があるかを改めて考えてみてください。

2頭目をお迎えすることになった場合には、2頭に平等に多くの愛情を注ぎ、素敵な多頭飼い生活を送ってください。

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