『あなたのスマホが、もし明日壊れたらどうしますか。』こう聞かれたら、ドキッとする方も多いのではないでしょうか。
スマホやデジカメの中には、愛犬や愛猫の写真がたくさん入っている!という飼い主さんも多いと思います。
そのスマホ、明日、突然壊れてしまう可能性もゼロではありません。
いざという時のために、しっかりと写真のデータをずっと残せるように保存(バックアップ)をしておきましょう。
今記事では、パソコンをあまり触らない人でも出来る、簡単なバックアップ方法をご紹介いたします。
この記事の目次
バックアップとは
「データのバックアップをとる」といった言葉を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
そもそも「バックアップ」とはどういう意味なのか確認しておきましょう。
デジタル大辞泉では、
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コンピューターで扱うデータやプログラムの破壊・紛失・盗難に備え、あらかじめ複製をとっておくこと。複製そのものをバックアップと呼ぶこともある。
と書いてあります。つまり、写真などのデータをコピーして、別の場所で保存して残しておくことを言います。
バックアップをこまめにとっておくことで、もしスマホやPCが壊れてしまった場合でも、写真を復元することができます。
簡単な写真の保存方法3種類
ここからは、具体的な写真の保存方法をご紹介いたします。データでの保存だけでなく、それを思い出として形に残す方法も最後にご紹介します。
「パソコンとかよく分からない!」と言う方もいらっしゃると思いますが、なるべく簡単なものをご紹介しておりますので、最後まで見ていただけたらと思います。
写真の喪失は、精神的にもダメージがとても大きいですよね。大切な愛犬、愛猫の写真を長く残して、いつでも見返せるようにするためにも、しっかりと学んでおきましょう!
1.クラウドへ保存
まずはじめに、クラウドに保存するというバックアップの方法をご紹介いたします。
厳密ではありませんが、なるべく分かりやすいように言うと、クラウドとは、「インターネット上で展開されているサービスのこと」です。
バックアップはこまめにとることが大切です。
なぜなら、「バックアップしておくの面倒だな〜」とずっと先延ばしにし、結局バックアップをしないでいたら、突然スマホが壊れてしまって写真が全部消えてしまった…ということが、実際によくあるからです。
自動でバックアップをしてくれるサービスもありますので、そういったものも活用しながら、自分にあったバックアップの方法を選ぶと良いと思います。
最近は、無料でクラウド上に写真を保存できるサービスもあります。用途やご自身の状況に応じて、ご検討いただければと思います。
Google Drive
多くの方が、googleのアカウントを持っていらっしゃるのではないでしょうか。
こちらは、googleアカウントを持っている方でしたら、誰でもお使いいただけます。写真だけでなく、データの保存や管理、共有にも使えます。
無料で15GBまで保存をすることができます。
Microsoft OneDrive
https://onedrive.live.com/about/ja-jp/
こちらはマイクロソフトが運営しているクラウドになります。こちらも、目にしたことがある方が多いのではないでしょうか。
5GBまで無料で保存をすることができます。マイクロソフト製品を使っている方は、使ってみると良いかもしれません。
google フォト
画質に強いこだわりがある訳でもなく、とにかく写真を保存したい!と言う方におすすめなのは、「google フォト」です。
なんと、容量は無制限かつ無料で写真を保存しておくことが出来ます。
こちらは、アップロードの際に全ての写真が1600万画素に圧縮されます。とはいっても、そこまで劣化する訳ではありません。
「どうしてもオリジナルでないと困る」と言う方でなければ、あまり困ることはないと思います。
また、googleフォトの機能として、簡単なムービーを作ることができたり、人工知能を活用して、簡単に写真を検索できたりします。保存だけでなく、他にも様々なことができる点も嬉しいですね。
iCloud
こちらはiPhoneでお馴染みのApple社が運営するクラウドです。iPhoneを使っている方にとっては、馴染み深いのではないでしょうか。
「iPhoneユーザーで、いつもiPhoneで写真を撮る」という方におすすめのバックアップになります。
無料で使用できるのは5GBになりますので、「iPhoneでたくさんペットの写真を撮っていて、全ての写真のバックアップを取りたい」と言う場合には、グレードアップをしても良いかもしれません。
月額130円で50GBまで、月額400円で200GBまで使用可能です。
iCloudの良い点は、自動でバックアップをとってくれる機能があることです。
iPhoneが以下の4つの条件を達成すると、自動でバックアップをとってくれます。
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・iPhoneが充電中、もしくは電源につながっている
・iPhoneがロック中である
・iPhoneがWi-Fiに繋がっている
・iCloudに必要分の空き容量がある
寝る前にこの条件を満たすように整えておけば、毎日、大切なペットの写真のバックアップをとっておくことができます。
「手動でバックアップをとるのは面倒」「忘れがちになってしまいそう」と言う方におすすめです。
Amazon drive プライムフォト
Amazon prime会員の方であれば、年に800円で無制限に使うことが出来ます。また、5GBまでなら無料で使用することが出来ます。
写真の無制限アップロードが出来、かつ非圧縮で、RAWファイルのアップロードも可能なのは、Amazon drive プライムフォトになります。
「Amazonプライム会員だよ」という方で、上記を希望の方は、プライムフォトがおすすめです。
今まで入っていなかった方でも、これを機に入ってみるのもありかもしれません。
有名なプライム便(無料でお急ぎ便や配送日指定が出来る)や、プライムビデオにプライムミュージックなどなど。年額3900円以上の価値はあるかと思います。
2.おもいでばこ
とても簡単に写真を保存しておくことができる「おもいでばこ」は、「クラウドとかよく分からない!パソコンを使いたくない!」という人にとって、とても重宝するものになると思います。
おもいでばこは、パソコンを使わずに、写真を整理・バックアップすることが出来ます。また、テレビを使ってみんなで写真を見ることも出来ます。
3.フォトブックを作る
時代が代わり、今や簡単で安く、本格的なフォトブックを作ることができるようになってきました。
データで残しておくのも良いですが、この機会にフォトブックとして残しておくのも良いと思います。
こちらでさまざなフォトブックを紹介しています。
ペットの大切な写真を、ずっと残しておくために
ペットの写真は、撮っても撮っても足りないぐらい、愛しいものですよね。
不慮の事故によってスマホやパソコンが壊れてしまうと言うことは、ないとは言えません。最近は防水加工されているスマホが多いですが、それでも長時間水没させてしまったり、紛失してしまうと、そのままデータも無くなってしまいます。
しっかりとバックアップをとり、大切な写真を守り抜きましょう!