皆さんはペットに関する資格をご存知ですか。「時間が空いたし、大好きなペットのことをもっと知りたい!」という方にオススメなのが、「資格」。今後ペットに関する活動をする時にも証明になりますし、何より自分のペットとの生活に役立てることができます。どんな資格があるのか、何を取ったらいいのかを一緒に見ていきましょう。
この記事の目次
資格でなにが得られるの?
資格は、その種類や運営している会社によって得られるものが変わってきますが、いくつか共通してメリットをあげることができます。
資格取得のメリットは
- 学んだことの証明になる
- 知識や技術が身につく→ペットとの生活に役立てられる
などがあげられます。また、獣医などの一部の職業については、獣医学科の学校を出て資格を取得することが義務になります。
民間?国家資格?何を取ればいいの?
資格取得に関して、必ずといっていいほど疑問に上がるのがこちら。ペットに関する資格で、国家資格なのは「獣医師」と「愛玩動物看護師」だけです(2024年3月現在)。他の職業は、資格がないと絶対にできないというわけではありません。
何が違うの?
国家資格
国が認定しています。国からの法律に基づいて証明されるため、社会的な評価も高いです。一定の技術・知識の保証が国からされます。難易度も高いですが、いくつかの職業ではこの資格がないと、名乗って仕事をすることができません。
民間資格
民間の企業や学校が認定しています。法律での規制はないので、たくさんの民間資格があります。作ろうと思えば誰でも作ることができます。英語の資格試験で有名なTOEICも民間資格です。社会的な評価があるものから、人々に知られていないものまでたくさんあります。活動に役立てたいということでしたら、あらかじめ下調べをしてから受講をすることをオススメします。
資格は「選ぶ観点」を意識して決める!
ペットにまつわる資格は本当に多種多様です。何を取ればいいのかを決めるときに大事になってくるのは、「選ぶ観点」です。「ペットのことが知りたい!」というだけだと、絞りきることが難しくなってきます。そのため、どういう視点で決めるのかをまず先に考えましょう。
- 国家資格、民間資格で分ける
- 職業別に分ける(獣医、トリマー、シッターetc)
- 学ぶ内容で分ける(トリミング、しつけetc)
- レベル別に分ける(週1、週3)
- 通信講座、通いで分ける
- 一回完結、ワークショップ型のもの
学べること別、資格一覧
ここでは、習得できる知識や技術別に資格を分けてみました。ザッと目を通すことで、「そもそもどんな資格があるのか」を知ることができると思います。
トリミング
- JKC公認トリマー
- ドッグ・グルーミング・スペシャリスト(DGS)
- キャット・グルーミング・スペシャリスト(猫の美容師)
しつけ
- コンパニオン・ドッグ・トレーナー(家庭犬のしつけ訓練士)
- 愛玩動物飼養管理士
- GCT(Good Citizen Test)
- JAHA認定インストラクター
- 公認訓練士
飼い方
- 愛玩動物飼養管理士
- ドッグライフカウンセラー
ブリーダー
- ペット繁殖指導員
- JCSA認定ドッグブリーダー
マッサージ・アロマ
- JADP認定ペットセラピスト
- JPC認定ペットアロマセラピスト
- JPAA認定ペットアロマカウンセラー
- JPAA認定ペットアロマアドバイザー
大人になっての勉強って、楽しい
愛するペットのために何かできないだろうか、という気持ちで勉強するのは本当に楽しいものです。強制ではなく、自分の興味関心に従って勉強するのはワクワクしますよね。忙しい中でも空き時間を有効活用することで取得できる資格もあります。ペットのために、勉強はじめてみませんか。