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野良猫を見つけても飼えない時の対処法と保護後のポイントをご紹介

2021.05.08
野良猫を見つけても飼えない時の対処法と保護後のポイントをご紹介

「野良猫を保護したいけど、うちでは飼えない…」野良猫を見つけて保護したくても、家庭の事情で飼えないという方は少なくありません。そんな時、野良猫を放っておく以外に私たちにできることはないのでしょうか?

結論から言うと、野良猫を自分で飼えなくても、里親を探したり、動物保護団体に保護してもらったりと、いくらでも野良猫を守る方法はあります。

今回は、野良猫を保護しても飼育できない場合の対処法や里親の探し方、野良猫を一時保護する時のポイントをご紹介します。

この記事の目次

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野良猫を保護したらどうすればいいの?

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野良猫を保護したら、まずは動物病院へ連れて行きましょう。自宅で飼えないのであれば、その後、野良猫の里親を探す必要があります。

1.動物病院へ連れて行く

一見、元気そうであっても、栄養状態が悪かったり、何らかの病気を患っている可能性があります。そのため、まずは野良猫の健康状態を獣医師に見てもらいましょう。

実際に、筆者が保護した野良猫は、元気そうに見えても「結膜炎」、「瓜実条虫症」、「軽い栄養失調」などの問題を抱えていました。

なお、動物病院へ行く前に「保護した野良猫を連れていく」と一言伝えるとスムーズに受け入れてくれます。

2.里親になってくれる人を探す

次に、里親や動物愛護団体など、野良猫を保護・飼育してくれる人を探します。

ご近所や親戚で探す方法もありますが、里親サイトを利用するなど里親の探し方は他にもたくさんあります。

保護した野良猫が素敵な飼い主さんを見つけられるように、色々な里親を探す方法を知っておくと良いでしょう。

野良猫の里親を探す方法

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野良猫の里親を探す代表的な方法を3つご紹介します。

1.SNSで呼びかける

1つ目は「SNSで里親を探す方法」です。

TwitterやInstagram、Facebookで「#里親募集中」のようなハッシュタグを利用して、里親を探します。

ハッシュタグを使うことで、里親になりたい人が募集を見つけやすくなります。SNSで里親を探している方は非常多いので、実際に里親を募集している投稿のハッシュタグや内容を参考にしましょう。

Twitter:#里親募集中
Instagram:#里親募集中
Facebook:#里親募集中

2.民間の保護団体に連絡する

2つ目は「民間の保護団体に連絡する方法」です。

野良猫を見つけても飼育できない場合、保護団体に連絡すると野良猫を保護してもらうことができます。

例えば、動物愛護市民団体JCDの「ネコちゃんの終身お預かりシステム」では、様々な理由で行き場を失ってしまった猫を保護しており、あなたの代わりに新しい家族を探してもらえます。

動物愛護市民団体JCD「ネコちゃんの終身お預かりシステムについて」
https://jcdl.jp/syushin_cat.html

野良猫を保護したくても一時的にでも家に置くことが難しい方は、事前に民間の団体に相談してみてもいいでしょう。

3.里親募集サイトに登録する

3つ目は「里親募集サイトに登録する方法」です。

里親サイトでは、里親を探している人と里親になりたい人がサイトを通して直接連絡を取ることができます。野良猫を一時保護できる方は、猫のためにも、安心して任せられる人を自分で直接探してみるといいでしょう。

ペットのおうち
https://www.pet-home.jp/cats/

保健所に預けるのは最終手段

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野良猫を保護したらまず「保健所に連れて行こう」と考える方も少なくないでしょう。

しかし、保健所では必ずしも引き取り手が見つかる訳ではなく、殺処分されてしまう可能性があるため、保健所に預けるのは最終手段にしてください。

環境省によると、1年間で53,342匹もの猫が保護されており、そのうち次の飼い主さんへ譲渡されたのは25,636匹です。つまり、残りの27,108匹は殺処分されていることになります。

環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況」
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/statistics/dog-cat.html

野良猫を一時保護するポイント

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次に、里親が決まるまでの間、野良猫を一時保護する際に気をつけることをご紹介します。

迷い猫かどうか確認する

野良猫に首輪がついていなくても、誰かに飼われている迷い猫の可能性があります。

特に人馴れしている野良猫は飼い主さんがいるかもしれません。飼い主さんが猫を探していないかどうか、SNSや掲示板を使って確認しておきましょう。

最低限必要なものを準備する

野良猫を保護する前に、以下の最低限必要な飼育道具を揃えましょう。

  • キャットフード
  • 水入れ、餌置き(紙皿や食器で代用可能)
  • 猫砂とトイレ

高く見積もっても5,000円程度で準備できます。
ちなみに、「猫砂とトイレ」は、猫用トイレを買わなくてもダンボールにペットシートを敷いて猫砂を入れることで代用できます。

近所に野良猫を保護したことを伝える

野良猫を室内に入れると夜鳴きする可能性があるので、近所迷惑になってしまうかもしれません。実際に、筆者が野良猫を保護した時は1〜2週間真夜中に大声で鳴いていました。

ご近所トラブルを防ぐためにも野良猫を保護したことを話しておきましょう。また、その際に里親募集について話しておくのもいいですね。里親の候補を紹介してもらうことができるかもしれません。

まとめ

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今回は、野良猫を保護しても飼育できない場合の対処法をご紹介しました。SNSや保護団体、里親募集サイトなど、自宅で飼えなくてもできることはたくさんあります。

安易に保健所に連れて行くのではなく、保護した野良猫が幸せになれるように、しっかり面倒を見てくれる団体や里親を探してあげてください。

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