猫が段ボールを好きな4つの理由とは?かじってしまう際の対処法も

2024.04.23
猫が段ボールを好きな4つの理由とは?かじってしまう際の対処法も

猫が段ボール箱にすっぽり収まっている姿はとても可愛らしいですよね。段ボールを見ただけでダイブしてしまう猫もいるほどです。

また、段ボールに入るだけではなく、かじってボロボロにしてしまう猫もいるため、誤飲の危険など心配にもなりますよね。

今回は、猫が段ボールが大好きな理由と、かじってしまう際の対策をご紹介します。

この記事の目次

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猫が段ボール箱を好きな理由は?

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多くの猫を夢中にさせる段ボール。どうして猫はそこまで段ボールに入りたがるのでしょうか。その4つの理由を見ていきましょう。

1.狭くて薄暗くて、安心できる

習性として、猫は薄暗く狭い場所を好みます。
野生時代、狩りをするために待ち伏せしたり、外敵に見つからないように身を潜めるために、茂みや木陰などにひっそりと体を隠していました。

人間とともに室内で暮らすようになってからも、安心できる場所として体を密着させることのできる段ボールや紙袋、桶などを好んでいるのだと考えられます。

2.好奇心

好奇心旺盛な猫は、目新しいものや嗅いだことのない匂いに敏感です。
配達されてきたばかりの段ボールや、中に何かが入っていた段ボールはそんな猫たちの恰好の的になります。

匂いを嗅いでみたり、中に入ってみたりして楽しんでいるのかもしれませんね。

3.夏はひんやり、冬は暖かい

段ボールは保温性と通気性に優れており、また耐久性もあるため、キャットハウスに適しています。
夏場は涼しく、冬場は暖かいため、猫もリラックスしてくつろぐことができるのでしょう。

4.爪研ぎ

段ボールは爪研ぎとしても使われるようです。
猫は爪のお手入れ以外にも、ちょっとしたストレスや退屈の解消や気分転換のために爪研ぎをします。

安心する箱の中でリラックスしながら、爪を研ぐのも猫が段ボールを好きなポイントなのかもしれません。

猫が段ボールをかじってしまうのはなぜ?

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猫が段ボールを好む理由はたくさんありますが、中には段ボール箱に入るだけではなく、かじってしまう猫もいます。
ここでは、猫が段ボールをかじってしまう4つの理由をご紹介します。

1.生え変わりで歯がかゆい

子猫の歯は生後3〜6ヶ月で生え変わります。
この時期は歯の周辺がかゆくなり、段ボールやタオル、飼い主さんの手など様々なものを噛んで、かゆみを軽減させようとします。

段ボールは子猫にとって程よい硬さのため、好んで噛むことが多いのかもしれません。

2.ストレス解消

ストレスが原因で段ボールをかじることがあります。

猫は環境の変化や不満がある場合、気持ちを落ち着かせるために何かをかじることがあります。
普段から猫の様子を観察し、ストレスの原因を取り除いてあげましょう。

3.段ボールの匂いや感触が好き

単純に、段ボールの匂いや感触が好きで思わず噛んでしまうという場合も考えられます。
段ボールをお気に入りのおもちゃとして遊んでいるのかもしれません。

さらには、段ボールに材質の似た茶色のクラフト紙を好む猫などもいるようです。

段ボールは誤飲の危険性がある

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猫が段ボールをかじるのは食べる目的ではありません。しかし、ちぎったカケラを誤って食べてしまうととても危険です。

段ボールは猫の体の中では消化されません。誤飲後に、嘔吐やうんちで上手く排出されなかった場合、消化不良で腸閉塞を起こし、開腹手術をしなければいけなくなることもあります。

そのため、段ボールをかじらせないようにする、あるいは、かじっても誤飲しないように工夫をする必要があります。

猫が段ボールをかじるの際の対策

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先述のように、猫が段ボールをかじると誤飲の危険性がありますし、ボロボロになった段ボールを掃除するのも大変ですよね。

猫が段ボールを誤飲するのを防ぐために、次の対策を取りましょう。

1.猫が噛んでも良いおもちゃを与える

段ボールの代わりに猫が噛んでも安全なおもちゃを用意してあげると良いです。
段ボールを取り上げるだけでは、猫のストレス解消や遊びの機会が減ってしまうだけなので、代わりのぬいぐるみなどを与えてあげましょう。


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2.段ボールをテープで補強する・丈夫な段ボールに変える

猫が段ボールを楽しみながら、誤飲も防ぎたい場合は、テープで段ボールの補強を試みてください。

猫が噛んでしまうへりの部分などに、丈夫な布製のガムテープを貼り、簡単にかじり取られることを防ぎましょう。
それでも、柔らかい段ボールは壊れてしまうことがあります。硬くて丈夫な段ボールがある場合は、そちらを猫に与えるようにしましょう。

3.そもそも段ボールを置かない

上記の対策をしてもなお、段ボールをかみちぎってしまう場合は、段ボールを家に置いておかないようにしましょう。
通販などで段ボールが届いた場合は、すぐに折り畳んでしまえば、猫が入ってかじる心配もありません。

まとめ

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段ボールで猫がくつろぐのが好きな理由が分かっていただけたかと思います。猫にとって段ボールは、快適で安心できる場所なのでしょう。

かじってしまう場合、少しであれば問題ありませんが、引きちぎってしまうと誤飲の危険性があります。
猫が段ボールをかじって困っている場合は、別のおもちゃを与えたり、段ボールを補強したりして安全に遊ばせましょう。

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