犬と赤ちゃんが一緒に暮らすために、7つの気をつけること。

2024.04.30
犬と赤ちゃんが一緒に暮らすために、7つの気をつけること。

犬と子供を一緒に育てるのは、本当に大丈夫なのだろうかと不安になりますよね。衛生面など、気をつけるべき項目をまとめました。

この記事の目次

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1、犬を隔離しないで

キャバリア
「犬と赤ちゃんは、違う場所で育てないと不安だわ」といって、犬だけをゲージに入れっぱなしにしたり、誰かに預けようとする人がいます。

しかし、犬は隔離されることでストレスを感じてしまいます。また、「自分が嫌な思いをしているのは赤ちゃんのせいだ」と思いかねません。犬を避ける方向ではなく、うまく同居する方向で考えましょう。

2、犬とのスキンシップタイムを作る

おもちゃで遊ぶ犬
犬は赤ちゃんに嫉妬すると言われています。今まで自分だけをお世話してくれた飼い主さんが、突然赤ちゃんの方ばかり構うようになった…。この場合、犬は飼い主さんの気を引こうとして、物を壊してみたり、粗相をしたりする可能性があります。ひどい時には、自分の毛を掻きむしったり、自傷行為に至る場合もあります。

赤ちゃんのお世話で精一杯かもしれませんが、わんちゃんとのコミュニケーションの時間を持ちましょう。そうすることで、犬のストレスは減っていきます。また、飼い主さんにとっても育児での疲れを癒してくれると思いますよ。

3、犬と子供だけにしない

ソファに座る子供2人とキャバリア
赤ちゃんと犬が仲良く抱き合って寝ている写真などよく見ますよね。「犬って赤ちゃんのこと好きなんだなぁ」と思うかもしれませんが、全ての犬が赤ちゃんと最初からうまくやっていけるわけではありません。むしろ、赤ちゃんは犬にとって怖い存在かもしれません。

  • 突然甲高い大声を出す
  • じっと目を見てくる(犬にとって、目を見られることは、敵対視されていると思う)
  • 何をしてくるのか行動が読めない

犬は、何もしなければ突然怒ったりは基本的にしません。ですが、いたずらをされたり、怖い思いをすると犬も怒ります。

犬と赤ちゃんのいる空間には、飼い主さんがいるようにしましょう。どちらかが悪さをしだしたらすぐ止められるように、見ている必要があります。

4、犬の避難場所を作る

寝てるビーグル
犬にも心落ち着ける場所が必要です。何かあった時に、一人になれる場所を作ってあげましょう。ベストはクレート(ハウス)です。クレートの中にいる時は、そっとしておいてあげましょう。

5、おもちゃをはっきりと区別する

散らばるおもちゃ
犬の口内は菌だらけです。赤ちゃんが何にでも興味を持つようになると、犬のおもちゃで遊んだり、口に入れようとします。赤ちゃんからしてみれば、犬のおもちゃと自分のおもちゃの区別がつきません。そのため、飼い主さんがしっかりと管理する必要があります。

  • 赤ちゃんに犬用のおもちゃで遊ばせない
  • 逆も同じ。犬に赤ちゃん用のおもちゃで遊ばせない
  • 管理をしっかりして、見えない場所にしまうなど工夫をする
  • 犬は大きいおもちゃを好まない場合が多いので、赤ちゃん用に大きめのおもちゃを使う

6、犬と赤ちゃんのキスはNG!

先ほども述べた通り、犬は口にたくさんの菌を持っています。そのため、犬にペロペロと舐められることはあまりよろしくありません。特に、赤ちゃんはミルクの匂いがするため、犬にとってものすごく舐めたくなるのだそう。「可愛いからいいじゃない!」と言わず、舐めようとしていたら止めるようにしましょう。

犬から人に移る感染症も、犬に舐められることが感染源になるものもあります。気をつけましょう。

7、衛生面に注意する

お風呂に入る女性
当たり前のことではありますが、掃除をこまめにするなどして衛生的にしましょう。掃除機をかけたり、空気清浄機をつけたりすることです。また、犬の排泄物の処理なども、素早く綺麗に行いましょう。感染症の原因になる可能性があるからです。

また、身近なことですが、散歩から帰って来たら足を拭く、ブラッシングをこまめにするなども大切です。

 一緒に楽しく暮らしましょう!

犬は子育てにたくさんの良い効果をもたらしてくれます。大変なこともあるかと思いますが、十分気をつければ心配ありません。

また近い将来、子供が犬と仲良く遊んでいる姿を見るのは、至福な時間なはず。どうか、わんちゃんを手放したり、除け者にしたりしないで、うまく一緒に住んでいく方法を考えてくださいね。

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