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犬との生活で気を付けたい!やりがちな「〇〇しっぱなし」7選

2022.09.10
犬との生活で気を付けたい!やりがちな「〇〇しっぱなし」7選

愛犬と生活する中で、飼い主としては当たり前になっている習慣も、犬にとって実はよくない、または飼い主が困る行動の原因になっていることがあります。

今回はついやってしまいがちな7つの「〇〇しっぱなし」について、〇〇しっぱなしではよくない理由とおすすめの対応をご紹介します。

この記事の目次

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①汚れたトイレシーツを敷きっぱなし

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愛犬が排泄したトイレシーツをそのままにしていないでしょうか。ニオイがあった方が犬はトイレを認識しやすくなり、失敗が少ないと考える方もいらっしゃいます。

しかし、本来犬はきれい好きな生き物です。シーツが汚れたままですとそこに排泄をしたがらず、敢えて違う場所を排泄場所に選び、飼い主からするとトイレの失敗として悩みにつながることもあります。また、汚れたシーツをそのままにしておくのは、衛生的にもよくありません。

おすすめの対応

トイレシーツは1回排泄したら、その都度取り替えることをおすすめします。飼い主が外出中などですぐに替えられない場合は、トイレシーツを多めに敷き、複数箇所で排泄をできるようにしてあげます。そして帰宅したらすぐに新しいものに変えてあげましょう。

②ケージにいれっぱなし

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普段、愛犬はどれくらいフリーで家の中を歩き回れる時間がありますか?
トイレとベッドが置かれ、自由に歩き回れるスペースが少ないケージの中に入れっぱなしにするのはよくありません。

エネルギーの消費がしきれず、運動不足、吠え、噛んでほしくないものを齧るといった飼い主からすると問題行動にもつながります。また、犬の心身の健康によくありません

おすすめの対応

夜間の睡眠時以外は、可能な限りフリーで動けるようにしてあげましょう。または、自由に歩けるスペースを確保できるサークル等を用意してあげましょう。

フリーでもサークルに入っている時でも、人が犬の様子を見られる場合には、ぼおっと過ごすのではなく知育玩具やノーズワークマット等を使い良い刺激を感じられるような環境を作ってあげます。

留守番時にサークルに入れる場合には、留守番前にお散歩やおもちゃ遊び、鼻を使った発散などでエネルギー消費をしっかりできる時間や場を作ってあげましょう。留守番時にフリーの場合も留守番前は同様に発散が大切です。

留守番時の注意

留守番時に知育玩具を与えっぱなしにするのは要注意です。人の目が届かない状況ですので、万一知育玩具を噛み壊して誤飲をした場合、命に関わる可能性もあります。留守中はより長くぐっすり眠れるように事前の十分なエネルギー発散が重要です。

③飲み水を入れっぱなし

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愛犬の飲み水は、一日何回取り替えていますか?朝・夜一回ずつという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

水分補給は人と同様に、犬にとっても非常に大切です。人も朝コップに注いだ水を夜に飲むのは抵抗がありますよね。

おすすめの対応

可能な限り頻繁にお水を替えましょう。犬も新鮮な水でないと飲まないこともあります。愛犬はあまり水を飲まないから替えなくて良いと思っている方も、実は水が新鮮でないために飲んでいないだけかもしれません。

暑い夏には特に飲み水は大切です。愛犬が十分に新鮮な水を飲めるようにしてあげましょう。最近では自動で新鮮な水が飲めるものもあります。留守番中にはこういったものを使っても良いかもしれません。

④ごはんを置きっぱなし

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ごはんをあげて愛犬が完食しなかった場合、そのまま置いたままにしていることも多いと思います。しかし、ごはんを置きっぱなしにしておくと以下のようなデメリットがあります。

  • 愛犬にとってごはんはいつでも食べられる魅力が低いものになる
  • 食べたい時に食べ、常に満腹な状態で胃腸に負担がかかる
  • 高温多湿の時期にはフードが傷みやすい

おすすめの対応

ごはんを毎食完食しない場合、決まった時間内に食べなかったものは破棄しましょう。常に残す場合には、ごはんがそもそもおいしくないなど愛犬にとって魅力的でない可能性もあるため、ごはんを見直すこともおすすめします。

また、普段の運動が足りておらずお腹が空いていないということもあります。ごはんの見直しに加え、日頃からしっかりとエネルギー消費をし、お腹が空くようにしてあげましょう。
知育玩具にフードを入れると、食いつきがよくなることもありますので試してみるのもいいかもしれません。

⑤首輪をつけっぱなし

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脱走時や迷子になってしまった時のために、自宅の中でも常に首輪をつけている方もいると思います。しかし、首輪のつけっぱなしは犬にとってはリスクがあります。

首輪が擦れて皮膚が炎症を起こす、痒みが出る、ひどいと出血も起きるといったことが考えられます。さらに特に小型犬の場合、体重と比較して重い首輪を付けていると首を痛めてしまうこともあります。

また、留守番時など人の目が無いときにどこかに首輪がひっかかってしまい、首が締まった状態になってしまったり、犬自身が引っかかった状態から抜け出そうとして暴れることでケガをする恐れもあります。

おすすめの対応

自宅の中では基本的に首輪を外すことをおすすめします。犬が脱走しないよう、自宅の環境設定をしっかりする方が良いでしょう。

首輪をつける際は、きつすぎずゆるすぎず、成人女性の人差し指が入るか入らないかくらいに調節します。
また、首輪の素材も軽く、着脱がしやすい方が犬への負担も軽くて済みます。お散歩時は犬への負担や抜けにくさを考えるとハーネスの方がおすすめです。


⑥おもちゃを渡しっぱなし

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おもちゃは普段どんな風にあげていますか?遊べない時におもちゃを与える、常に床におもちゃが置いてある状態という方も多いのではないでしょうか。

おもちゃを与えっぱなしにしておくと、以下のデメリットやリスクがあります。

  • 愛犬にとっておもちゃは常に側にある魅力が低いものになる
  • 噛みちぎることによる誤飲の可能性
  • よだれがついたまま放置されると衛生的に良くない

おすすめの対応

おもちゃはできる限り飼い主と犬が一緒に遊ぶ時に出し、飼い主と遊べる楽しくて良いものという印象を与えられるようにしましょう。
また、理想は一回使ったら洗濯または洗浄して清潔に保ちます。よだれなどで汚れやニオイが付いていると犬も嫌がり遊ばなくなることもあります。

構ってあげられないときは、前述の④でも紹介した知育玩具などを与えた方が誤飲のリスクも減りおすすめです。ただし、知育玩具もあげっぱなしではなく、10分~15分で別の知育玩具に交換するなどして、魅力が落ちないよう、また、噛み壊しをしないよう配慮が必要です。

⑦犬同士で遊ばせっぱなし

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犬が大好きな子は、ドッグランやお散歩時に犬を見ると興奮して追いかけまわしたり、相手に乗るといった行動を繰り返すことが多いと思います。
しかし、これを繰り返すことで、他の犬=興奮となり、お散歩時の引っ張りや吠えにも繋がります

おすすめの対応

他の犬がいても落ち着ける練習をしましょう。愛犬にとって他の犬よりも魅力的なおやつやおもちゃをお散歩時などに持っていき、遠くに犬がいるレベルから、飼い主に意識を向け、おすわりやふせができるようにしていきます。そして徐々に犬との距離が近くても、飼い主に意識を向けてふせなどができるように練習していけるといいでしょう。

ただ、外は室内以上に刺激がありトレーニングは難しくなります。犬を見たら興奮するといった行動が癖になる前に、犬の保育園や出張トレーナーに頼んで正しいトレーニング方法を飼い主が知るのも有効です。

まとめ

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今回ご紹介したものの中に、「自分もやっていた!」というものもあったのではないでしょうか。当たり前になっている行動も、愛犬にとっては実はよくないこともあります。

「今まで問題なかったから大丈夫」とそのままにするのではなく、愛犬がより安全で快適な生活ができるよう、ぜひ一度対応を見直してみてください。

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