老犬のお散歩、どんなに短時間でも行くべき理由とは。

2024.05.03
老犬のお散歩、どんなに短時間でも行くべき理由とは。

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散歩には、老犬こそ必要な効果がたくさん!

女性犬2
老犬(シニア犬)になってきた愛犬。「あまりお散歩に行きたがらないから、今日もなしでいいか」と思うとき、ありませんか?実は老犬こそ、外に出かけたほうが良いのです。ここでは4つの効果を紹介しています。

1. 悪循環に陥ってしまうから

階段で寝ている犬
犬も歳をとり、老犬になってくると、人間と同様に動くのが前ほど容易ではなくなってくるでしょう。ですが、一度散歩に行かなくなってしまうと、

    昔ほど散歩に行きたがらなくなった。

    飼い主さん「行かなくていいかな」
    散歩に行かなくなる
    体力が衰える

    余計に行きたくなくなる
    さらに衰える

という悪循環をスタートさせてしまうことになります。継続して散歩に行っていたのものをやめてしまうと、体力が衰え、それによって益々行くのが億劫になってしまいます

「今日は行かなくてもいいかな」とやめることは簡単ですが、後先のことを考えて、短時間でも散歩に行くような習慣を持続させましょう。

2. 動かなくなってからの老化スピードは早いから

悲しそうなパグちゃん
「動かなく」なってから「動けなく」なってしまうのはあっという間、というのは皆さんもよくご存知なのではないでしょうか。筋肉を動かさないで数日間経過すると、そこから動かすのはとても大変ですよね。

犬も同様なんです。まだ動けるにもかかわらず、「動くのが大変そう」といって身の回りの世話を全部してしまうとします。すると、本当に動けなくなってしまうのです。

3. 外部の刺激を受けたほうがいいから

男性と犬走る
犬が散歩に行く理由は、運動不足の解消だけではありません。外の空気を吸い、家の中とは違う体験することは大切です。

外を歩くことで、たくさんの刺激を受けることができます。ずっと家の中にいて、感覚器官を動かす機会もなく、刺激のない生活を繰り返していたら、毎日がとても退屈です。そして、何より刺激がないことは、老化のスピードを早める原因になってしまいます。

また、特に嗅覚がとても優れており、様々な臭いを嗅ぐことが犬にとって喜びの時間です。犬の嗅覚は、視覚や聴覚よりも衰えるスピードが遅いと言われています。嗅覚を存分に使って楽しむためにも、外の散歩が必要なのです。

4. 日光による効果が多いから

朝日を見る女性
散歩に行くということは、外の空気を吸い、日の光を浴びるということです。ずっと家の中にこもりっきりのわんちゃんは、日光浴の機会がありません。人間でもそうですが、適度な日光浴は健康に不可欠です。

日光浴によって得られるメリットは、これらのものが挙げられます。

  • 幸せホルモンが出る
  • ビタミンDが作られる
  • 皮膚病予防ができる
  • 体内時計がリセットされる

それぞれのメリットについては、こちらの記事を参照ください。「日光浴をするだけで、なぜそんな効果があるの?」という疑問に答えてくれます。

短時間でもいい。短距離でもいい。

散歩中、飼い主に撫でてもらう犬
「歩くのが困難なわんちゃんを、無理にでも長時間歩かせたほうがいい」という訳ではありません。体調を見つつ、その子のペースでゆっくりお散歩しましょう。少しでもいいので、続けて外に出ることが大切なのです。

老いる、というとマイナスなイメージに捉えられがちですが、これは【愛犬との新しい生活ステージ】です。ゆっくりと流れる時間を、共に楽しむのも良いのではないでしょうか。のんびりと日向を歩いたりするのも、以前とは違った楽しさがあるはずです。

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