【クイズ】こたつ好きの猫のために！注意点や安全な使用方法を学ぼう

飼い主の足のにおいを好む猫もいるかもしれませんが、猫がこたつを好む最も適切な理由は、狭くて暗い場所を好む習性があるためです。

また、北国出身の長毛種などは比較的寒さに強いとされるものの、猫の祖先はもともと砂漠地帯で暮らしていたため、寒さには弱い傾向があり、これも猫がこたつを好む理由の一つと言えます。

猫がこたつを使う際のリスクとしては、過呼吸ではなく「酸欠」の危険があります。人間は足だけを入れて使うので問題ありませんが、猫が頭まで入って長時間過ごすと、酸素不足に陥る可能性があります。こまめに猫の様子を確認したり、空気を入れ替えるなどの対策が必要です。

また、通電中のコードを猫がかじることで感電するリスクもあります。コードに保護カバーをつけたり、使用前に破損がないかチェックするなどの対策を心がけましょう。

さらに、こたつのような暖かい場所に長時間いると、脱水の恐れもあります。普段から水分を多く摂取できるように工夫し、水分の多いウェットフードを与えるなどの対策も効果的です。

加えて、加熱部分が体に触れ続けることで低温やけどを起こす可能性もあります。これも猫がこたつを使う際に注意すべきリスクです。

猫がやけどをしないよう低温に設定していても、加熱部分が長時間体に触れていると、低温やけどを負う恐れがあります。低温やけどは、猫自身が気づかないうちに進行する可能性が高く、飼い主さんも症状に気が付かないことが少なくありません。

また、低温やけどは皮膚病につながる危険性があり、通常のやけどに比べて治りが遅いことから、特に注意が必要です。

こたつの中で猫の体が加熱部分に当たっていないか確認したり、時々猫をこたつから出したり、こたつの電源を切るなどの対策を取りましょう。