犬を多頭飼いしていると、毎日の水の管理は意外と手間がかかるものです。特に夏場は、水が切れていないか、水の鮮度は大丈夫かなど、気になることが少なくありません。
そこで今回は、「Xiaomi スマートペット給水器 2」を試してみたので、その使い勝手をレビューします。購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
この記事の目次
Xiaomi スマートペット給水器 2とは
Xiaomi(シャオミ)は、スマートフォンやIoTデバイスなど、幅広い製品を手がけている総合家電メーカーです。高品質なものを手頃な価格で提供しており、多くのユーザーに支持されています。
「Xiaomi スマートペット給水器 2」は、ペットがいつでも新鮮な水を飲めるよう、自動で給水とろ過を行うスマート給水器です。アプリと連携することで、水切れの通知やフィルター交換時期の管理も可能です。
Xiaomi スマートペット給水器 2の基本仕様
Xiaomi スマートペット給水器 2の主な仕様は次の通りです。
- 製品名:Xiaomi スマートペット給水器 2
- 製品容量:3L
- Wi-Fi接続:IEEE 802.11b/g/n 2.4GHz
- 対応アプリOS:Android 8.0以降 / iOS 12.0以降
- 動作温度範囲:5°C~40°C
- 防水等級:IPX7(※電源ポートは防水プラグで密閉必須)
- サイズ:190 × 230 × 180 mm
Xiaomi スマートペット給水器 2の初期設定・設置方法
同梱されている取扱説明書を見ながら設定していきます。設定自体は簡単で、特に問題なくできました。
1.設置
取扱説明書には、初めて使うときは本体を完全に充電してから使用するようにと記載されているので、まずは本体を充電します。次に、すべての部品とフィルターを水洗いして設置しました。
2.アプリをインストール
取扱説明書に載っているQRコードから、「Xiaomi Home」アプリをインストールします。
3.Wi-Fi接続
給水器とアプリを連携させるため、Wi-Fiに接続します。
4.ペットの情報を登録
ペットの情報をアプリに登録します。我が家には中型犬と大型犬がいるので、2頭分の情報を登録しました。
Xiaomi スマートペット給水器 2の良いところ
実際に使ってみて、まず魅力的だと感じたのは、シンプルでスタイリッシュなデザインです。また、モーター音がとても静かで、寝室に置いても気になりませんでした。
我が家には大型犬もいるので、サイズが小さいのではと心配していましたが、まったく問題ありませんでした。少し高さを調整してあげると、大型犬でも無理なく使えました。
そのほか、特に良かったと感じた機能をご紹介します。
水をきれいに保てる
給水器を導入しようと思う理由のひとつは、「愛犬にいつもきれいな水を飲ませてあげたい」という気持ちではないでしょうか。特に、水が少しでも汚れていると飲まないタイプの子を飼っている方は、その思いがさらに強いかもしれません。
Xiaomi スマートペット給水器 2は、4層構造のフィルターで水をろ過し、細菌の繁殖を抑えます。そのため、いつでも新鮮な水をペットに与えられるのが魅力です。
我が家ではこれまで、朝晩の食事のときと日中の1〜2回、1日に合計3〜4回水を交換していましたが、給水器を導入してからその手間がぐっと減り、とても助かっています。
3Lの大容量
多頭飼いの家庭で特に気になるのは、水切れではないでしょうか。特に夏場やお散歩の後などは、気づかないうちに水がなくなってしまうこともあります。
ペット用の給水器は容量が2Lほどの製品が多い中、Xiaomi スマートペット給水器 2は3Lの大容量。日常使いはもちろん、外出時も安心だと感じました。
3種の給水モードが選べる
給水モードは「感知モード」「断続モード」「連続モード」から選べます。「連続モード」以外はコードレスで使えるため、置き場所の自由度が高く、停電時も安心なのが嬉しいポイントです。
まずは「感知モード」を試してみました。感知モードでは、赤外線センサーがペットの動きを感知すると、10秒間新鮮な水を出してくれます。センサーはしっかり反応し、犬が近づくときちんと水を出してくれるので、エコでとても便利な機能だと感心しました。
ただ、人がよく通る場所ではそのたびに反応してしまうことや、水が自動で出てくるのにビビりな犬が驚いてしまったため、「断続モード」に変更しました。
断続モードは、15分ごとや30分ごとなど、アプリで設定した間隔で10秒間水を流してくれる機能です。我が家にはこれが一番合っているようです。
水切れやフィルターの交換時期がわかりやすい
万が一水が切れた場合は、本体が点滅し、スマホにも通知が届くので、すぐに気づけるのが便利です。さらに、アプリを見ればフィルターの交換まであと何日かがわかるのも助かります。
バッテリーの持ちが良い
コードレスで使えるのは便利ですが、充電がこまめに必要だと面倒だなと思っていました。ところが、Xiaomi スマートペット給水器 2はメーカーの公式サイトによるとバッテリーの持続時間が最大100日とのこと。
これくらいの頻度なら負担に感じませんし、バッテリー残量もアプリで確認できるので安心です。
お手入れが簡単
本体や水タンク、フィルターケースなどは簡単に分解できるので、日常的なお手入れも苦になりません。週に1〜2回の水洗いで十分きれいに保てました。
Xiaomi スマートペット給水器 2の気になった点
我が家に合っていて気に入って使っているXiaomi スマートペット給水器 2ですが、次のような点が少し気になりました。
定期的なフィルター交換
循環式のペット用給水器なので、フィルター交換は必須です。交換自体は難しい作業ではなく手間もほとんどかかりませんが、月に1回交換するフィルター代1,480円(2025年7月時点、公式サイトより)が気になるという方もいるかもしれません。
水切れの通知が早め?
スマホに水切れの通知が届いたので水を交換しようとしましたが、実際には500mlほど水が残っていて、少しもったいない気がしました。給水器の構造上、仕方のない部分かもしれません。
とはいえ、特に夏場は水が減っていなくても交換するので、この程度は許容範囲だと感じています。
Xiaomi スマートペット給水器 2は多頭飼い家庭にぴったり!
犬を多頭飼いしていると飲み水が汚れやすくなるため、こまめに水を交換する必要があります。その点、給水器を導入するメリットは大きいと感じました。
中でもXiaomi スマートペット給水器 2は、3Lの大容量なのでペットが多くても安心です。特に夏場や留守番のときには、新鮮な水がたっぷりあることが重要ですね。
さらに、Xiaomi スマートペット給水器 2の本体価格は4,750円(2025年7月時点、公式サイトより)とお手頃です。給水器の導入を迷っている方でも、気軽に試しやすい価格といえるでしょう。
Xiaomi スマートペット給水器 2が気になった方は、ぜひ公式サイトもチェックしてみてください。