【クイズ】命に関わることも!不正咬合ってどんな病気?

【クイズ】命に関わることも!不正咬合ってどんな病気?
不正咬合という病気をご存じでしょうか?犬や猫の飼い主さんにはあまり馴染みのない病気かもしれませんが、小動物を飼っている人はぜひ知っておきたい病気です。
今回は、不正咬合に関するクイズを出題します。クイズを解きながら、不正咬合について学んでいきましょう!
Q-1 不正咬合の説明として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「一度治療をすれば不正咬合は起こらない」です。
「不正咬合」とは歯の噛み合わせが悪くなることで、歯が生えている動物であれば人間はもちろん、犬や猫にも起こりますが、うさぎやモルモット、ハムスター、リスなどのげっ歯類で起こった場合には特に注意が必要です。
げっ歯類は、歯が一生伸び続けるという特徴があります。そのため、野菜や牧草を食べることで歯をすり潰し、歯並びを整えていますが、何らかの原因で歯並びのバランスが崩れると、歯が曲がってしまったり伸び過ぎてしまいます。
不正咬合になってしまった場合は歯をカットして治療を行いますが、一度バランスを崩した歯は完治せず、一生の付き合いになってしまうことも少なくありません。また、口の小さなげっ歯類の歯をカットするのは容易ではなく、全身麻酔が必要になることもあります。
Q-2 不正咬合の症状として「誤っている」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「体重が増えてくる」です。
不正咬合を起こすと、伸び過ぎてしまった歯が当たって口の中で炎症を起こしてしまい、痛みからエサを食べられなくなってしまいます。うさぎやモルモットの食欲不振の半分近くは不正咬合が原因と考えられています。また、食事量が減ると同時に体重も落ちていきます
口の中に炎症が起こっていたり歯が伸びていると、口を閉じられずによだれが垂れ、あごのあたりが常に濡れたような状態になります。水を飲んだ時に濡れただけであれば問題ありませんが、そうでなければ要注意です。
下の奥歯が伸びてくると、歯で眼球が圧迫され、目が飛び出てきます。また、目やにや涙が出ることもあります。
Q-3 不正咬合を予防する方法として「適切ではない」のはどれ?
正解です!
不正解です!
正解は「水で柔らかくしたフードを与える」です。
栄養バランスのとれたペレットを与えることは大切ですが、柔らかいペレットばかり与えていると、歯が削られずに伸びてしまいます。不正咬合を予防するには牧草を与えることがとても大切です
構ってもらいたい、ごはんを食べたいなど、何かを要求したいときやストレスが溜まっている時にケージを噛むことがあります。ケージなどの噛みきれないものを噛む癖がつくと歯のバランスが崩れ、不正咬合になりやすくなります。できるだけストレスが溜まらないよう、遊ぶ時間やケージ外で過ごせる時間を増やしましょう。
不正咬合が奥歯で起こった場合は、目視ではなかなか気づけません。気づいたときには既に進行している可能性が高いため、定期的に健康診断を受けて早期発見に努めましょう
問正解/ 問中
今回は下記の記事から問題を作成しました。詳細についてはこちらもご覧ください。
結果発表
問正解/ 問中
友達に教えてあげましょう!

関連記事

こちらの記事も読まれています

小動物」の記事をさがす