【クイズ】セキセイインコの雑学に挑戦！可愛く賢い小鳥のヒミツ

セキセイインコは、オウム目インコ科に属する小鳥で、原産国はオーストラリアです。野生のセキセイインコは、内陸の乾燥した草原や低木地帯で大きな群れを作って暮らしています。

ペットとして最も人気の高い小型のインコで、カラーバリエーションが豊富な点も魅力です。比較的丈夫で飼いやすいことから、ペットとして高い人気があります。

セキセイインコの漢字表記「背黄青鸚哥」は、日本へ最初に輸入された個体の背中が黄色と青色だったことに由来します。

ペットとして世界中に広まったのは、1840年にイギリスの鳥類学者ジョン・グールドがオーストラリアから本国へ持ち帰ったことがきっかけです。

日本では明治時代に輸入されましたが、当初は高価だったため、一般に普及したのは昭和以降です。

多くの動物は自発的にリズミカルな運動を行うことはできますが、オウムの仲間やゾウを除き、外部のリズムに合わせて動く能力は持っていません。しかし、セキセイインコはリズムに合わせてタッピング（机などを叩く動作）できることが、研究によりわかっています。

セキセイインコは高い知能を持ち喋ることもできますが、くちびるのような構造はないため、音を発する仕組みは人間とは異なります。

明るく、好奇心旺盛で人懐っこい性格が特徴です。ヒナの頃からコミュニケーションを取ることで、手や肩に乗るほど懐くようになります。

カラーバリエーションが豊富な鳥ですが、赤やピンクの羽色をつくる色素を持たないため、赤やピンクの羽色の個体は存在しません。