デグーにはおもちゃが必要と聞いて、「本当に必要なの?」「どんなおもちゃがいいの?」と疑問に思う飼い主さんもいるかもしれません。
今回は、デグーにおもちゃが必要な理由とおすすめのおもちゃを紹介します。おもちゃ選びの注意点も解説するので、デグーと楽しく暮らすためにもぜひ参考にしてくださいね。
この記事の目次
デグーにおもちゃが必要な理由

実はデグーは賢い動物であり、おもちゃで遊ばせることはとても重要です。歯のためにもかじるおもちゃは欠かせません。
ここからは、デグーにおもちゃが必要な理由について、詳しく見ていきましょう。
デグーの退屈を解消するため
退屈によるストレスを減らすために、おもちゃが必要です。野生のデグーは、起きている時間はエサ探しに費やしているので、退屈することはありません。
しかし、ペットのデグーは自分でエサを探す必要もないため、時間を持て余してしまいます。デグーは人間の子どもに換算すれば2〜3歳程度の知能があるといわれており、「やることがない」状態は苦痛で、ストレスにもなります。
いろいろなおもちゃを与えることで、退屈を防ぎ、ストレスの解消にもつながります。
デグーのかじりたい欲求をおもちゃで満たす
デグーはかじることが大好きです。かじりたい欲求をおもちゃで満たしてあげる必要があります。
また、デグーの歯は一生伸び続ける「常生歯」です。野生下では、固い植物の根などを食べるので適度に歯が削れますが、ペットとして飼われているとどうしてもやわらかい食事が増えてしまいます。おもちゃがないと、ケージなど不適切なものをかじり、歯を傷める恐れもあります。
だからこそ「かじるおもちゃ」を与えることで、ストレス解消になるだけでなく、伸び続ける歯も削れるのです。
デグーの運動不足を防ぐ
活発なデグーの運動不足を防ぐためにも、おもちゃは必要です。肥満の予防にも役立つでしょう。野生のデグーはエサを探して1日中走り回っています。ペットとしてケージの中で過ごしていると、どうしても運動不足になりやすいのです。
運動不足を防ぐおもちゃとしては、ケージ内に設置できるアスレチックのような小動物用のはしごや階段、ハンモックなどがおすすめです。階段の途中にフードを置くなど、ちょっとした工夫をして楽しみを増やすと、デグーも張り切るでしょう。
定期的にレイアウトを変えると、デグーも飽きません。
飼い主さんとのコミュニケーションにもなる
おもちゃで遊ぶ時間は、飼い主さんとのコミュニケーションにも役立ちます。上手にできた時は声をかけたり、手のひらに乗せて遊ばせたりすることで、デグーとの絆も深まるでしょう。
フードを探すフォージングのおもちゃは、難易度が高いものもあります。飼い主さんが、見本を示して教えてあげるのも触れ合いにつながります。
デグーにおすすめのおもちゃ

ここからはデグーにおすすめのおもちゃを紹介します。シチュエーションごとにピックアップしているので参考にしてください。複数買って好みを探るのもおすすめですよ。
デグーの退屈を防ぐおもちゃ
デグーの退屈予防に用意したいおもちゃです。フード探しの欲求も満たしてくれるのが、前足で転がすとフードが出てくるボールタイプのおもちゃです。
単にフードボウルに入れておくよりも、ずっと楽しく食べてくれます。
組み合わせながらいろいろな迷路を作って遊べるトンネルおもちゃです。ひのきでできているので高級感もありますね。
デグーがかじるおもちゃ
かじるおもちゃは豊富に用意しておきたいものです。まずはシンプルな木の棒を常に入れておいて、いつでもかじれるようにしておきます。
こういった木の棒や枝タイプは種類も多いので、ストックしておくのもおすすめです。
ときどきぶら下がるタイプのかじり木を置いて、気分を変えてあげるのもよいでしょう。
枝と牧草で作られたおもちゃなら、「味変」を楽しみながらかじれそうですね。
デグーの運動不足を解消するおもちゃ
階段を登ったり、ステージに移動したりと活発なデグーが楽しんで体を動かせるおもちゃです。木製なのでかじっても安心。複数のタイプがあるので、デグーの性格にあったものを選ぶといいでしょう。
こちらも登ったり休憩したりとアスレチックのように、高さの違うステップが設置できます。ケージに取り付けるタイプなので、安全性も高いといえます。ときどきレイアウトを変えるのも楽しいですね。
ゆらゆら揺れるハンモックをケージにつけるのもおすすめです。ハンモックにアクセスできるようにステップやはしごを設置してあげましょう。
デグーに教えながら一緒に遊べるおもちゃ
ちょっとハイレベルなおもちゃは、飼い主さんが見本を示しながら一緒に遊ぶのもおすすめです。特にフード探しのおもちゃは、本能も刺激されて夢中になるでしょう。
ふたを開けたり、ずらしたりすることで隠してあるフードを見つけられます。頭のいいデグーならすぐにマスターしそうですね。木製なのでかじっても安心です。
こちらは、ややむずかしいエサ探し(フォージング)おもちゃです。透明な引き出しを引っ張ると、フードを食べられます。
フードを入れるところや引っ張りだすところを見せて教えてあげましょう。おやつやごほうびだけでなく、ふだんのフードを入れておくのもおすすめです。
こちらは、さらに難易度の高いエサ探しのおもちゃです。最初は飼い主さんが声をかけながら教えてあげましょう。レベルアップしていくデグーを観察する楽しみもあります。
さらにレベルアップ「入れ子構造」のおもちゃ
デグーが「入れ子構造」で遊べるか、試してみましょう。入れ子とは、「小さな箱を大きな箱に入れる」構造のことです。
一見簡単そうに見えますが、理解できるのは人間やチンパンジー、カラスなど限られた動物だといわれています。デグーも「入れ子構造」を理解できる動物として研究されたことがあります。
プラスチックの軽いお皿などを用意するだけでOKです。ただし、入れ子構造はどのデグーも理解できるとは限らず、「できたらすごい」程度でとらえましょう。
無理強いしないように注意してください。また、お皿をかじらないように見守ることも大切です。
デグーのおもちゃ遊びのポイント

デグーが楽しく安全に遊ぶためのポイントを解説します。頭の良いデグーを飽きさせない工夫も大切です。
かじってもよい木製おもちゃを選ぶ
基本的におもちゃは、デグーがかじっても安全な木製を選びます。さらに「小動物用」として販売されているものから選ぶと安心です。
すぐにボロボロになるので、多めにストックを用意してあげましょう。
プラスチックの場合は見守りながら
転がすとフードが出てくるタイプなどプラスチック製のおもちゃで遊ぶ際は、飼い主さんが見守りましょう。なかなかフードが出なくて、かじろうとすることもあります。
プラスチックのおもちゃでかじる癖が出てきた時は、そのおもちゃで遊ばせるのをストップしてください。
おもちゃはローテーションで
いつも同じおもちゃでは飽きてしまうこともあります。かじり木などは常に置いておきますが、他のタイプのおもちゃはローテーションを組んで遊ばせるとデグーが飽きません。
ケージ内のレイアウトも定期的に替えると、新鮮な気持ちで遊べます。
すぐに遊ばなくても諦めない
デグーがおもちゃで遊ばなくてもすぐに諦めないようにしましょう。せっかくデグーに用意したのに、全然遊んでくれない場合もあるはずです。
しかし、時間が経つと興味を持って突然遊びだすこともあります。特にフード探しのフォージングおもちゃは遊び方がわからない時もあるので、見せて教えてあげるといいでしょう。
デグーのおもちゃ遊びのまとめ

デグーを飼育する際は、おもちゃを与えることが大切です。デグーは頭の良い動物であり、退屈はストレスにつながります。
また、デグーはかじるのが大好きです。かじるおもちゃを与えることで、ストレス解消になるだけでなく伸び続ける歯も適切に削れます。
フード探し(フォージング)ができる知育おもちゃや、かじれるおもちゃ、ケージ内で運動できるようなはしごやトンネルなどがおすすめです。
知育おもちゃは、飼い主さんが見本を見せてあげることでコミュニケーションにもなりますよ。入れ子構造はかなりハイレベルなので、無理にさせないようにしてください。
基本的にはかじっても安全な木製おもちゃを選びます。複数のおもちゃを用意してローテーションを組むとデグーも飽きません。かじるおもちゃはすぐにボロボロになるので、ストックを用意しておくこともおすすめです。
デグーが楽しく暮らせるように、いろいろなおもちゃを試してみてくださいね。














































