猫が「ごめん寝」をしていたら、生活を見直した方がいいかも?
猫が「ごめん寝」をしていたら、私たちこそ「ごめんね」をしなくちゃいけないかもしれません。
みなさんは猫の可愛い寝姿、「ごめん寝」「すまん寝」を知っていますか?その寝姿が可愛いと話題でしたが、実は猫からの「眩しい」のサインかもしれないのです。
「ごめん寝」とは
知らない方もいると思うので、「ごめん寝」とはどういったものなのかをまずご紹介いたします。「すまん寝」と言われることもあるようですが、ペットが顔を両足に埋めて寝ている姿のことを言います。
猫の「ごめん寝」が可愛いとブームになっていましたが、犬の「ごめん寝」もあるようでこちらもたくさんの写真が挙げられています。
理由は「光」?!
この「ごめん寝」、とても可愛くてずっと見ていられますよね。でも、なんでこんな寝方をするのでしょうか?
実は「照明が眩しすぎて覆っている」ということが考えられるんです。この寝方が好きという猫や犬もいるでしょう。しかし、もしペットがこの寝方をしていたら、一度生活を点検してみるのも良いかもしれません
目が良すぎる
猫はとても視力が良く、動きを識別する能力が高いです。それによって蛍光灯などを見たときにチカチカして見えると考えられています。
「光のチラつきと、目がいいのとはどう関係しているの?」と思うかもしれませんね。実はこの能力が高いと、一般には光っぱなしに見えるものでも、ものすごい速さで点滅している光の間の暗さも認識できてしまうと考えられているのです。
人間より猫の方がこの能力が高いとされているので、私たちにとってはチラつきが感じられない蛍光灯などの光でも、猫にとってみたらチカチカして見えるというわけなんですね。
生活の中で点検すること
では、猫がこのような寝方をしていたら何に気をつければ良いのでしょうか。
ここでは、点検すべき生活の項目をいくつかあげました。主に、その眩しさ(チラつき)をチェックするためのものになっています。
- 夜の時間帯にも眩しい環境になっていませんか?
- 照明が眩しすぎたり、強すぎたりしませんか?
- チラつきやすい照明を使っていませんか?(蛍光灯はチラつきが多く、LEDや白熱灯の方が少ないです)
- 隠れられるような暗い場所はありますか?(ダンボールなどで家を作ってあげると、好んで隠れる子もいるようです)
生活を見直すバロメーターかも。
私たちは、猫の目でこの世界をみることができません。しかしだからと言って、全く猫の気持ちを無視して生活したくはないですよね。一緒に住んでいるのですから、猫も人も快適に過ごせることが一番良いはずです。
「ごめん寝」をしていたら、「眩しかったのかな?」と生活を見直してみてはいかがでしょうか。ただ、その寝方が気に入ってるだけの可能性もあるので、必ずしも「困った」のサインではないかもしれないということもご承知くださいね。